暗黒錬金術師伝説10 暗黒!ライザのアトリエ2 作:dwwyakata@2024
翌日。
朝から、手に入れた素材を用いて調合をしていると、タオとボオスが来る。
ボオスはフィーを見てぎょっとした様子で。
フィーは、ボオスに無警戒に近寄るので、あたしの方がちょっと心配になっていた。
「話には聞いていたが、何だ此奴は」
「フィー!」
「頭に乗るな」
「フィー……」
いきなりボオスの頭の上で寝始めるフィー。
それを見ていると、あたしは苦笑いしてしまう。
「随分と懐かれているね。 子供相手の仕事、意外と向いているんじゃない?」
「まあ、舐められる事はないな」
「ボオスって確か、前に学童の面倒をみる仕事で、次も来て欲しいって言われていなかったっけ」
「おい、タオ」
不快そうにしながらも、ボオスは席に着く。
いずれにしても、ボオスに意外な適正があるようで、あたしも驚いていた。
ただ。これも三年前に、わだかまりが消えたからだろう。
三年前のままボオスが時間を過ごしていたら。
きっと今頃、ろくでもない奴になっていた筈だ。
まあ学童云々について話を聞くつもりはない。
フィーはボオスの頭がお気に入りのようだが。
これは卵が、ずっとブルネン邸にあったから、かも知れなかった。
「では状況報告だね」
「朝に起きる時間が少し早くなっただけで結構しんどいもんだな。 それにしても、あの宝石が卵だった、ねえ」
「宝石としては軽すぎたからね。 僕も可能性は考えていたよ」
「いずれにしても、此奴は危険な魔物じゃないだろうな。 どんな危険な生き物でも、幼い頃は愛くるしいって話だからな」
それはあたしも分かっている。
タオは、幾つかの本を持って来た。
借りてきた本らしい。
タオは相当な好成績を上げている事もある。貴重な学術書を、借りて来ることができるようだ。
「僕が考える一番危険な魔物はドラゴンだと思う」
「それはあたしも賛成」
「そうだな。 俺もそう思う」
「これがドラゴンの幼生体だよ」
図鑑を見せられる。
ドラゴンの幼生体は、今まで殆ど目撃例がないらしいが。
暗黙の了解として知られているが、ワイバーンがそうだ。
まだ小型のワイバーンを調べた所、繁殖地を発見したことが今までに幾度かあり。記録は少ないが、幼生体の目撃例があるそうだ。
一瞥して、これは違うと分かるが。
実は、共通点が幾つかある。
「子供の頃のワイバーンは、羽毛があるのか」
「そうなんだよ。 生物学的には、鱗と羽毛というのはとても似ているものらしいんだ」
「此奴と同じか……でも似ていないな」
「うん。 昨日のうちに骨格を調べて見たんだけれども、フィーの骨格はドラゴンよりもむしろ鳥に似てる。 でも、鳥よりはドラゴンに近い部分もある」
それだけで、警戒度がぐっと上がる。
まずドラゴンの幼生体だった場合、このまま一緒に生きるのは論外だ。
もしも非常に大人しい場合は、或いはあたしのアトリエにつれて行って。森で一緒に暮らす手もあるが。
少なくとも、人を襲うように絶対にならないように、あたしが徹底的に躾ける必要が出てくる。
ドラゴンがどれくらいの速度で育つかは諸説あるのだが。
ワイバーンの時点で、百年は生きているケースがあるらしく。つまりそれは、ドラゴンが成体になるのには、最低でも何百年も掛かるし。
エンシェント級になれば。何千年掛かってもおかしくないと言う事だ。
つまるところ、多分あたしに面倒は見きれない、ということを意味する。
その場合は、何か考えなければならない。
勿論、殺処分も視野に入れないといけないだろう。
懐いているフィーの様子を見ると、そういう判断はしたくはなくなる気持ちも少しはあるが。
あたしも牧畜には知識があるし、経験もある。
チーズを作る為に仔牛の腹を開いた事だってあるし。
成長が遅い子豚を間引いたことだってある。
卵を貰った時に、鶏が悲しそうにしているのだって見た事がある。
命を扱うというのは。
そういう事だ。
「いずれにしても、フィーは魔力で空を飛んでいるし、食糧も恐らくは魔力そのものが主体だ。 魔力を栄養に変換できるのだと思う」
「魔力が薄い場所だと生きていけないのかも知れないって事か」
「それだけじゃない。 フィーが出身地がどこかは分からないけれど、多分種族が出身地の魔力を必要としてる。 それでこれは仮説なんだけれども、それはクーケン島ではないと見て良いよ」
「どういう事だ」
ボオスの疑問。あたしも同じく不思議に思った。
タオが淡々と説明する。
「なんで卵が孵らなかったと思う」
「そういえば、妙だな」
「多分育成に環境があっていなかったんだよ。 そしてフィーの卵は、最近不意に反応し始めた」
「そういえば。 光ったり動いたりしていたね」
タオは、少し声を落とした。
周囲を伺った様子である。
そういえば、今日はパティは外でこっちを伺っていないな。或いはだけれども、今日は色々忙しくて、監視に出られないのかも知れない。
「クーケン島にいた時点で、フィーの卵は反応していたってことだよ。 そうなってくると、変化がフィーの孵化を促したんだ」
「変化……ここ最近でか」
「いや、フィーの卵は百年以上ずっとそのままだったんだ。 ここ三年で、一番大きな変化は。 僕達みんな知ってる」
「!」
異界。
オーリムか。
そうなってくると。確かにつじつまは合う。
異界との門が開いてしまい。
フィルフサとの死闘が繰り広げられた。
その過程で、オーリムの魔力がこっちの世界にも流れ込んだとすると。確かにタオの話はつじつまが合う。
「それに、もう一つ恐ろしい仮説が立つ」
「おいおい、これ以上かよ」
「聞かせて」
「うん。 フィーの卵は反応こそすれ、クーケン島では孵らなかったでしょ。 でも、ここで孵ったということは……」
そういう、ことか。
この近くに、オーリムに近い場所がある。
それは恐らく、周辺の遺跡群のどれか。
それらに、既に門が開いているかも知れない、ということだ。
最悪の仮説だが。
それを仮説だと握りつぶして見てみぬふりをする訳にもいかない。予想以上に、事態はまずいかも知れない。
「それと、もう一つ。 幽世の羅針盤。 ちょっと調べて見たんだ」
「もうか。 流石に早いな」
「ありがとう。 この本を見て」
分厚い本を開くタオ。
こんなでっかい本を平気で運べるようになったのだ。
本当に背が伸びて、体もしっかりしたんだな。それが分かって、色々と驚かされてしまう。
「メモ帳にあった通り、やはり残留思念を調べる道具のようだね。 数回だけ、王都でも記録にあったようだけれども。 作り方は、二百年前の時点で分からなかったみたいだ」
「そんなに古くからあったんだね」
「もっとも古い記録は、アスラ・アム・バートが王都になる前のものだよ。 つまりこれは多分……古式秘具だと思う」
「!」
ボオスが顔を上げる。
フィーは一瞬だけ眠そうに体を揺らしたが、起きてくることはなかった。
あたしは図面を見せてもらう。
しばらく見て、やっと理解出来た。
前だったら。
三年前だったら、多分幽世の羅針盤を見た瞬間に、どう直せばいいか分かったと思う。そう考えると、やっぱりあたしの頭は、どこかもやが掛かってしまっている。
いずれにしても、自分なりにメモを取る。
ボオスが、そのメモを見て呆れる。
「字が汚ねえ……」
「うっさいわね。 あたしに分かれば良いの。 これはあたししか使わないんだから」
「タオに聞いてるが、納品した発破や薬のマニュアルをタオに書いて貰ったんだろ。 手間が増えるから、字くらい綺麗にかけよ」
「まあまあ。 ライザの説明って独特だから、僕が翻訳して分かりやすくするだけで良いんだから、それでいいよ。 それに、ライザは色々凄い事が出来るでしょ。 何でも全部出来なくても良い筈だよ」
タオがフォローを入れてくれるが。
それを聞いて、ボオスが呆れた目で見る。
多分甘やかすな、とでも言いたいのだろう。
余計なお世話だ。
ともかく、他にも幾つか話をしておく。
「幽世の羅針盤は多分直せると思う。 鉱石についてはちょっと足りないかもしれないけれど、最悪これ使うよ」
「トラベルボトルか」
ボオスにも説明はしてある。
一応今の時点では、環境はクーケン島近くの火山に設定してあるので、それなりの品質の鉱石は採れる。
ただし魔物が出るので、そこは気を付けなければならないが。
「羅針盤はいつくらいに直りそう?」
「そうだね。 明日には」
「そっか。 じゃあ、一度戻るとするか」
「ボオス、そういえば体は治った?」
栄養剤を渡したのは昨日だ。
いきなり治るとは思えないが。
それでも、経過は聞いておいた方が良いだろう。
「肩とか随分楽になった。 流石に効くな。 だが、もう少し味はどうにかしてくれると助かる」
「あくまで対処療法だから、無理をしたら死ぬよ下手すると」
「分かってる。 王都に来て、無理をして死んだ学生は何人もいるらしい。 今月に入ってからも、一人体壊して故郷に戻っていったよ。 幸い田舎出身の人間は幾らでもいて、それが差別にはつながらないのが救いだな。 ただ貴族院のクソ学生どもは、昔の俺の百倍以上かわいげがないが……」
ボオスが其処まで言う程か。
いずれにしても、フィーをボオスの頭から降ろす。
気持ちよさそうに眠っていたフィーは、あたしの手の中で、うとうととしていたが。
粗相をするようなこともない。
しっかりしているな、こんなに小さいのに。
そう思って、少しだけ表情が緩む。
「あんまり入れ込みすぎるなよ。 状況次第では辛くなるからな」
「命を奪うのが当たり前の環境にいるあたしを舐めてる?」
「いや、そうだったな。 確かに俺なんかよりも、ずっとシビアだお前は」
「……」
ボオスは引いたが。
多分あたしの本音を見抜いているタオは、何も言わなかった。
或いは、ボオスの言ったことが、本当だったのかも知れない。
少しずつ、あたしには。
親の気持ちが、分かり始めているのかも知れなかった。
それから、集中して調合をする。
フィーは起きだして、魔石から魔力を吸い取る。かなりの量を吸い取っていて、吸い取られた魔石はただの石になり果てる。
魔力を失った魔石は、次々に釜に放り込んでいく。
要素だけを取りだすなら。
この死んだ魔石でも充分だ。
程なく、エーテルに充分に様々な要素を溶かしたと判断。
設計図は頭に入れている。
幽世の羅針盤を、釜に放り込む。
そして、エーテルの中で、一度分解。
順番に要素を組み合わせて、再構築していく。
此処からだ。
三年前に比べて、どうにも頭が鈍くなっているような気がする。それは恐らくだが、気のせいじゃない。
さっきも、設計図を見て、やっと幽世の羅針盤の全てが理解出来た。
三年前だったらこうはならなかった。
それに、錬金術の手際についても妙だ。
出来るには出来るのだが、それも完璧にやれているわけじゃない。
どうにも色々な事がおかしいのだ。
錬金術は才能の学問。
それは、アンペルさんに言われた事だ。
才能がない人間は、どれだけやっても何の成果も上げられない。
アンペルさんの百年の研鑽を、あたしは一季節で越えた。
そういう話をされた。
それはとても残酷な学問だと思う。
そして今、あたしは。
自分にあった筈の才能が、どうにも鈍くなっているような気がしてならない。
五歳で神童、十五で天才だったか。
その言葉通りに、あたしは二十歳でタダの人になろうとしているのかも知れない。だとすれば、色々と問題だらけだ。
まあ、この程度のものだったら失敗はしない。
黙々と調整をしている。
フィーはあたしが調合を全力でやっている事に気付いているからか。黙っていて、邪魔は一切しない。
この辺り、出来すぎている子だ。
人間の幼児だったら、自分を優先してギャーギャー騒いでいるだろうに。
「ごめんねフィー。 調合が終わったら、遊んであげるからね」
「フィー!」
嬉しそうに後ろを飛び回るフィー。
さて、気合いを入れて仕上げるか。
要素を組み合わせていき。
やがて、仕上がる。
幽世の羅針盤、修復完了。
釜から引き上げると、エーテルを全てジェムに変換してしまう。あんまり量は多くないが。これで要素をそのままエーテルに再還元し。様々なものを作り出す事が出来るので、やっておくのが損は無い。
ため息をつくと。試運転、
幽世の羅針盤を手にするだけで、ぐっと魔力を吸い上げられるのが分かる。
なるほど、これは結構な重労働だ。
そして、一気に感覚が拡がったのがわかった。
周囲が見えるように思う。
いや、見えるのだ。これは。
錯覚でもなんでもない。
一度、即座に閉じる。
この王都は人間が多すぎる。いや、そもそも王都に人間の残留思念が多すぎると見て良い。
こんなものを使っていたら、頭がパンクする。
一瞬開いただけで、数万の残留思念が入り込みかねなかった。あのちいさな遺跡でも、ちょっと頭に負担が掛かりそうだと思ったのに。
再調整だな。
そう判断して、効果範囲を狭める。
今もあたしは、魔力量については自信がある。
あの蝕みの女王を撃ち倒したときよりも、五割増しくらいには増えている。
だけれども、頭の容量はそれとはあまり関係がない。
これを全力で魔力を使って展開するのは簡単だが、それだと多分あたしの頭がもたず、そのまま倒れてしまうだろう。
それではまずい。
遺跡なんかでぶっ倒れでもしたら、そのまま死に直結する。
そうでなくても、残留思念が満ちている遺跡なんて、どんな危険があるのか分からないのである。
すぐにまたエーテルを絞り出し、調整を開始。
今度はリミッターを掛けるだけなので、それほど難しい調合ではない。
調整をしていると、ドアが叩かれる。
あたしは、ドアの向こうにも聞こえるように、声を張り上げた。
「少し待ってください! 今作業中です!」
そのまま、調合を終える。
釜から引き上げた幽世の羅針盤をチェック。
よし、リミッターが出来た。
効果範囲は三十歩四方ほどに絞った。これを、つけたつまみによって、最大千歩四方くらいまで広げられるが。
いずれにしても、いきなり王都中の残留思念が流れ込むことは、これでもうない。
ドアを開けると、いたのはパティだった。
「どうしたんですかライザさん。 かなり大きな声で、吃驚しました」
「ごめん、かなり集中していて。 それでどうかしたの?」
「ええと……その」
「フィー!」
フィーが大喜びでパティに懐く。
パティは見た所可愛い動物は好きなようで、フィーに纏わり付かれるのを嫌がっていないようだ。
「フィー、やめてください。 くすぐったいです」
「はは、フィー。 その辺にしておいて。 とりあえず上がって。 お茶出すよ」
「ありがとうございます」
茶を淹れるのはあまり上達しなかったが。
代わりに、良いお茶を作る事は出来る。
湯も瞬間沸騰させられる。
あたしの熱魔術については分かっていた筈だが、瞬間湯沸かしの技量を見ていて、パティは相変わらず度肝を抜かれている様子だ。
この新鮮な反応。
とても見ていて楽しい。
「羨ましいです。 ライザさん、なんでも出来て」
「あたしは万能じゃないよ。 字も下手だし、タオほど頭だって良くない。 気遣いだってそんなに出来る訳じゃないし、恋愛とかも興味ないし。 がさつだし」
「そ、それでも、戦闘は強いし魔術は超一流、その錬金術だってとんでもないじゃないですか」
「? どうしたの」
パティがはっとした様子で俯く。
茶を出す。
まあまあの出来だ。
あたしは淹れるのはあまり上手ではないが、茶葉が美味しいので相応のものに仕上げる事が出来る。
王都で茶葉を見たけれど。
多分鮮度に問題があるのだと思う。
はっきりいって、庶民の口に入っているのは、出がらしだ。
「これは……こんないい茶葉、どこで手に入れたんですか?」
「作ったの」
「も、もうなんでもありですね……」
「でもね、あたしにはできない事がたくさんあるんだよ。 前に話したバレンツのお嬢さんと友達になっていなければ、多分仲直り出来なかった友達だっていたし」
なんだか劣等感を刺激されているパティ。
あまり良い傾向ではないと思う。
タオは朴念仁だから、多分パティからぐいぐいいかないとなんともならないだろうし。あたしとしては、余計なことは口には出来ない。
恋愛の経験はないが、一方的に好意を寄せられたことは何回かある。とはいっても、やらせろと顔に書いているような輩が相手で。そもそも楽しくも何ともなかったので、すぐに飽きたが。
恋愛に夢を見るのは本能の一種らしいと聞いた事があるが。
はっきりいって、あたしにはその本能が欠落しているらしい。
そういう意味では、子孫をつくる事が仕事の生物としては、あたしは欠陥品と言う事である。
フィーは可愛いとは思うが。
もしも害を為す存在だと思ったら。
あたしは容赦なく殺すだろう。
そういう意味でも、あたしは色々な意味で欠落しているし。パティのようにまっとうな人間ではないのだ。
「それでどうしたの?」
「い、いえ。 その……タオさんが来ているかなと思って」
「今日はタオもボオスも勉強だって言ってたよ。 今朝は二人とも来てたんだけどね」
「そ、そうですか……」
露骨にガッカリするパティ。
分かりやすい。
調合でも見て行くかと聞こうと思ったが。パティは顔を上げていた。
「いえ、一つ、見ていただきたいものがあって。 タオさんも一緒だと、説明とかしやすかったんですが」
「うん?」
「農業区です。 タオさんに聞いています。 ライザさんは、農業や牧畜にも知識があるとか」
「確かにあるけれど、あたしよりもお父さんの方が農民としては腕が上かな」
ただ、家にも強力な肥料とかは納品している。
あまりにも効きすぎるので、お父さんは一度納品したものを、少しずつ使っていて。それでも存分にクーケンフルーツやら麦やらが育っているくらいだが。
「ええと、この王都での農業区の扱いは聞いていますか」
「王都の最下層民の住処だってね。 馬鹿馬鹿しい話だよ。 食べ物がなければ、誰も生きていけないのに」
「タオさんから聞いたんですね。 その通りです。 お父様も、それを憂慮していて」
なーるほど。
そっちの方も、あたしでどうにか出来ないかという訳か。
とりあえず、時間があるなら案内したい。
そうパティは言う。
問題は安全だが。
パティはそれも、見越していたようだった。
「今の時間は、お父様が鍛えた戦士達が巡回しています。 時間帯によっては与太者が出たりしますが……今は大丈夫な筈です」
「本当にヴォルカーさんも大変だね」
「お父様だけです、大変なのは」
その言葉だけで。パティすらもが、王都の貴族を良く思っていないことがよくわかった。
それと、あたしを信頼してくれていることも。
良かった。
タオ周りの事で、この子があたしを勘違いして嫌っていることはないらしい。いずれ、あたしもしっかり告げておくべきだろう。
タオをどう思っているか分かっているから、応援していると。
本作の次に連載する作品はどれが良いですか?
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