さて、今回は完全オリジナルです。
オリキャラも一人追加するので悪しからず
アルファ達、七陰がいなくなってからというもの、俺はずっととある実験というか鍛錬というかまぁ、とにかく強くなる為の努力をしていた。
その努力という物、それは……神力のコントロール。
俺は魔力、霊力、妖力、呪力の四つを繋げることで大きな力を持てると確信している。ただ、力の関係でそれが出来ない。
今の所、繋がるのが確認されているのが魔力とそれ以外。
つまり、霊力と妖力、呪力と霊力、妖力は繋げられないのだ。
そこで俺が目をつけたのが神力。
この神力が中心にして他の力を繋げる。
それが俺の理想だ。
神力を使ったことはある、だが使った後に感覚が無くなる。簡単に言えば神力を使った時の感覚でやっても出来なくなる。
それが一番の謎だ。
七陰が居なくなって3ヶ月ほど経ったが何も進んでいない。精々少し剣技の幅が広くなった程度にしかならなかった。
以上が俺の3ヶ月。
七陰達はシャドウガーデンの拡張を成功させつつある。
シドもそれに協力していたらしい。
ちなみに今俺は瞑想をしている。
いや、こう考え事をしている時点で出来てないな。
「はぁ、神力ゥ………神力ゥゥゥウウ!!」
俺は岩に頭を打ちつける。
「クソォ!クソォ!ウォォオオオ!!!」
何が足りないのだろうか?俺には全然分からない。
シドに聞いても「昔の僕みたいだねーー。」とか言って終わる。
「うーん、何が足りないのか。」
俺は血が出てきたおでこを魔力で治して、トボトボとシュライク領内の少し家がポツポツあるくらいの水田を歩く。
すると、
「いやァァァァァアアア!!」
「逃げろォ!!」
「助けてぇぇ!」
俺の目の前から大量の人達が叫びながら何かから逃げるように走っていった。
「な、なになに。」
何が起きているんだ?
俺がそう思いやっと開けた視界を見た。
「こりゃ、なんというか。でかいな。」
俺の目の前にはクソでかい化け物と、
「あれ?君は逃げないんだね?」
何か小さいガキが肩に乗っていた。
にしても小さいな、身長おおよそ145cmぐらいか?
「アンタは何者なんだ?」
「相手に聞くならまず自分からじゃないのかな?」
クスッと笑って見下すそいつ。
一方ででかい化け物の方はピッタリと止まっている。
おそらく、魔力かなんかで操っているのだろう。
「俺はヴィスワ・シュライクだ。ここの領主の息子。」
「へぇー、君がここの領主の息子なんだ!へへっ、僕はとても運がいいなぁ?」
「おい、名前言えよ。」
「あーごめんごめん、僕はマルク・アツヤリだよ。」
マルクは不適な笑みを浮かべてこっちを見る。
するも俺に向かって化け物を動かしてきた。
「危ないな!いきなり。」
俺はそれを難なく躱した。
「へぇー、殺す気はなかったけど、躱すんだ。」
「まぁ、俺はお前より強いからな。」
するとマルクは殺意を出してきた。
「君が僕より強い?戯言も大概にするんだな!」
そうしてマルクは化け物を操って俺に向かって殴る蹴るなどの動きを繰り出してきた。
ここ水田だから足場悪いしそのシンプルな攻撃が正解。だが、俺にはそれは通用しないな。
「はぁ、本当に遅すぎるな。これなら雷や水を使って機動力をあげる必要もないな。」
俺はそれを全て躱した。
「どうした、終わりか?」
「ふふふ、いいよ見せてあげる僕が開発したこの悪魔付きコントロールの奥義を!」
そうして膨大な魔力を使い、化け物がおそらく強化されたのだろうか?腕や足の肉付きが強化され、速度も格段に上げてきた。
まぁ、それは普通の人間を基準にした時の話。
俺は雷と水の能力を使い速度を化け物より上げる。
「クソォ!何で当たらない!クソ!クソォ!この不良品が!早くそいつを殺すんだよ!」
不良品?つまりその化け物は悪魔付き……か。
「そういうことなら手加減は出来ないな!」
俺は雷を炎に変えて剣に炎を纏わせて妖力で自分を強化して、霊力で剣を強化した。
俺がやることは一つ、化け物を動けなくしてマルクを倒し、化け物を治す!それだけだ!
俺は大きくジャンプして、化け物の防御体制を切り伏せて怯んだところを肩に乗っていたマルクを切りつけた。
「ぎゃぁぁあ!!!」
マルクはゴロゴロ転がりまわって苦しんでいる。
まぁ、炎の炎上と肩から胴体まで言っている刀傷、そりゃ痛いだろうね。ザマァ!
「よし、今治してやるからな。」
俺は化け物に近づいて手で触れる。
そうして自分の魔力を使い通常よりも速いスピードで治す、特殊な方法で治す。
するとみるみる化け物は淡い水色髪色の少女に変わっていった。俺はその少女をしっかりキャッチする。
「一体、下ろしておいてと。」
「さてと、後は………お前だけだ。」
俺はゆっくりとマルクに近づいていく。
「ひ、ひぃ!貴様は一体何者なんだぁ!」
怯えた目で震えながらこちらを向くマルク。
よし、ならば俺はやることはひとつだな。
「俺か?俺はさっき言ったヴィスワ・シュライクでもある。だが、裏の顔はシャドウガーデンのNo.2のヴァルタだ。」
「き、貴様が、、、、」
「そうだよ、……死ね。」
俺はそうしてマルクを切り伏せた。
この死体は地の能力で地面に埋めとくか。
そうして、俺はマルクだった物を地面に埋めてさっきの淡い水色の髪の少女を抱えて、家に戻った。
「お坊ちゃま!……ってその少女は?」
「拾った。後、お坊ちゃまはやめてくれ。」
「いえ、お坊ちゃまはいつまで経っても私にとってのお坊ちゃまですので。」
「そ、そうなのね。あ、そうじゃなくて、この子にご飯とお風呂と後服を!」
「畏まりました。」
そうして爺はおそらく準備しに行った。
俺は俺で淡い水色の少女が俺のベットですーすー眠っているのをじっと見ている。これは特にそういうことではないので安心して欲しい。
「ん、んーー。ん?」
「よう、起きたか?」
「あ、貴方は?」
「俺はヴィスワだ。君の悪魔付きは俺が治した、後あのマルクは俺が殺しておいたから安心してくれ。」
俺がそういうと起き上がっていた淡い水色の少女はこっちに抱きつきながら見てーーというか上目遣いみたいになってる。
「そ、その。ありがとうございます。」
「そんな震えなくても大丈夫だぞ。もうお前を害する物は無くなったからな。」
そう言うとその淡い水色の髪の少女は俺に抱きついたまま泣き出した。
やべ、名前聞いてなかった。
まぁ、後でいいか。
俺はその少女の頭を撫でながら体を貸すのだった。
「その、ありがとうございました……///」
その少女の名前はユウカというらしく、悪魔付きになってディアボロス教団で実験、利用されていたらしい。
「大丈夫だ。にしても、案外顔、綺麗じゃん?」
「そ、そんなこと……うぅ。///」
俺はユウカの顔を褒めた。実際、可愛いし。
「話題を変えよう。君はこれからどうする?」
「こ、これから……ですか。」
「ちょっと意地悪だったかな?君には選択肢を与える、この真実を知った上で出来ることは二つだ。僕がNo.2を務めている、対ディアボロス教団の為に作られた組織に入るか、記憶を消して普通の人として生きていくかだ。」
これはちょっと嘘だったりする。
全然、記憶を消さなくても良いんだけど、彼女の力はちゃんと訓練すれば七陰並みになると思うから、本当は手放したくない。だからちょっとの意地悪だ。
「私はその組織に入りたいです。」
「そうか!ありがとう!」
「い、いえ…そんなありがとうなんて……。」
するとドアがコンコンとなった。
「入ってもよろしいですか?」
「いいぞ。」
ドアを開けて入ってきたのは爺だ。
おそらく準備が出来たんだろう。
「お食事の準備が出来ました。どうぞ、そちらの方も。」
爺はユウカの方をに手を開いて言った。
ユウカはちょっとアワアワしてる。かわいいな。
「あ、あの。いいんでしょうか?」
こっちを見てユウカはそう言った。
意識はしていないんだろうが上目遣いなのが、これまた…。
「あぁ、俺が頼んだんだ。勿論、否定はダメだぜ?」
「あ、ありがとうございます!」
「あ、後。敬語、似合ってないからやめくれ。」
「に、似合ってない……。」
あれ、何かショック受けてない!?
「ご、ごめん。」
「い、いや大丈夫で、……いや、大丈夫、だよ。」
ユウカは敬語を外して言ってくれた。
やっぱり、敬語じゃない方が似合うね。
その後、ご飯を食べた。
いやー、ユウカの笑顔はクソ可愛かったな。
やっぱり、ちょっと童顔な女の子の笑顔って可愛いんだな。
あっ、ちなみにユウカは両目とも黄緑だ。
「ふぅー、今日は色々あったなー。」
俺は今自作の露天風呂でゆっくりしている。
元々はそんな物なかったのだが、温泉が好きな俺が地の力を使って屋敷からちょっと離れた所で源泉を作った。
ちなみに露天風呂や温泉の形を作ったのも俺だ。
これに関しては地の力は使えないから、父に頼み込んだ。
そしたら割とすぐに折れてくれてこれがあるという訳だ。
「ふー、やっぱり昼間で晴天、これが露天風呂日和だなー。」
すると、温泉の更衣室の方から音が聞こえた。
俺は耳が良いから、聞こえたりする。
爺かな?などと俺が思っていると。
「あ、あの、一緒に入っても良いかな?」
「え?」
そこには、タオル一枚のみのユウカがいた。
えぇぇぇぇぇぇえええ!!!!!!ろ。
「あのヴィスワ君?」
「あ、あぁ、構わないぞ。」
そして、何故かこっちに寄ってくるユウカ。
「あの、何故にこっちに寄ってくる、の……?」
「それは……その……///」
そしてそのまま、顔面が赤くなったまま温泉に浸かった。
ちなみに途中でユウカはダウンした。
彼女、多分長風呂ダメなタイプだね。
俺は今シドにユウカについて紹介する為にユウカを連れてシドの元に来た。
「おい、シドーー。」
「あれ?ヴィスワじゃん。どしたの?」
「あ、あの。」
「あれ?その子誰?」
「こいつはユウカだ。なんやかんやあったんだ。」
「なるほどね、そういう事か。」
一瞬で紹介を終えた俺はシドに対して言う。
「一つ言っておくぜ、こいつは俺の直属がいいらしいからな。それでも構わないか?」
「いいんじゃない?」
「らしいぞ?ユウカ。」
ユウカを見ると顔を少し赤くして俯いている。
どのくらい嬉しかったのだろうか。
まぁ、いいか………何か忘れてる…気がする…。
あ、神力忘れてた。
ユウカはまぁ、知っての通り確実に好意を持ってます。
ヴィスワの方はユウカはかわいいよねー。ぐらいです。