今回、めっちゃ苦戦した。
多分、駄文ってこと。
ユウカを配下に加えて1年近く経って俺は今15歳。
シドも勿論15歳だ。
15歳になったら魔剣士学園に通うことになる。
それは俺とシドも同じでこれからミドガル魔剣士学園に通うことになったのだ。
そんな俺は機関車に揺られてただ一人優雅に目を瞑り、眠いです。
まぁ、そんな事はどうでもいいんだ。
真に大事な事は神力がこの一年でコントロール出来なかったこと。どうすればいいかも分からず手当たり次第で探ってみたけどダメ。ユウカやシドに手伝って貰ったけど結局ダメだった。
さらに、シャドウガーデンの方も七陰達の努力によってかなり大きな組織になった。そんな中で俺、何もしてねぇと。つまりゴミと。そう思ったわけですね。
そこで考えたんす。俺は王国の偉い人と繋がり持ってやろうと。
そこで俺はとりあえず暴れて特待生として魔剣士学園に入学することになりました。
「さて、行きますかねー。」
荷物を持って学校まで歩く。
特待生である為近いところに宿泊することができる。
シドのやつはモブである為とかなんとか言って手加減してたけど。
いやー、これからいよいよスタートって感じだけど、俺が神力を手に取れる日が来るのだろうか?正直不安だ。
「だが、それでもやるしかないよねー。」
俺は今まで転生前も含めて、数多の物を鍛えた。体、技、精神、それに戦う関連以外の物まで。
だが、それでも
「『自由』には届かない……か。」
もう、あんな思いは2度としない。絶対に。
ごめん、もう眠気がヤバいわ。どれくらいヤバいかって言うとまじヤバい。
俺はそのまま眠った。
結構寝心地は良かったと言っておく。
機関車の出す音共に、停車する音。そして
「ふぁ〜〜。」
あくびの音。
「よぉーし!ようやく着いたな。」
俺は機関車から降りて大きな街「ミドガル王国」を眺める。まず目に引くのはデカい建物。そして賑やかな街や人。ミドガル王国は人口百万人を超えている。
それにしても、ここまでとんでもない規模だということはわからなかったなぁ。
そして、俺が通う学園、「ミドガル魔剣士学園」。数多の魔剣士を輩出した名門中の名門らしい。だが、階級社会的な何かは抜けてない世界観なので、名門貴族であれば、モブモードのシドでも入学できてしまうのだ。
まぁ、俺はその通り暴れちらかしたから特待生になった、そんな俺が使う部屋は意外に豪華だった。正直入学したての奴にここまで使わせるか?とも思ってしまったほどだ。
ベットが気持ちよかったです。
昼休憩の時間になった。
俺は今、いつもの眠る場所に行く途中だ。
俺は特待生ではあるが、自由にやらして貰っている。何故かというと俺が暴れすぎて俺に対する評価が上がり、結構こっちの要求を飲んでくれた。
要求っていっても自由にさせてって言っただけだけど。
そう考えていると
「こんにちは、ヴィスワ君。」
「えぇ、こんにちは。」
俺はアイリス王女とばったり出会った。
彼女とは仲良くさせて貰っている。最初のシャドウガーデンの為にっていうこともあったけど、アイリス王女はいい人だなと思ってからは割と積極的に接している。まぁ、友人の一人って所だ。
「貴方はこれからどこに?」
「あぁ、いつものように眠ろうと思いましてね。」
「なるほど。」
アイリス王女はその答えに苦笑する。
「そうだ、ユウカさんが貴方に会いたいと言っていましたよ。」
「え?ユウカってアイリス王女と面識あるんですか?」
「たまたま話をしたことがあるんです。そこで仲良くなって。」
ユウカはシャドウガーデンのメンバーではある。だが、俺の直属の部下ということで俺につきっきりということになっている。その流れでユウカもこの学園に入学したのだ。ちゃんと特待生になるあたり、やる気が違う。
ちなみに、アルファ曰くこの決定の際に七陰の何人かがユウカばかりずるいと言っていたらしいが、そこまでかね?
「じゃ、俺は眠りに行きますわ。」
「えぇ、ただ授業はちゃんと出てくださいよ。」
俺はその言葉に背中と手を挙げて答えた。
やっぱり身振り手振りの方が楽だね、喋るのめんどくさかったし。
「ふぁーー、やっぱりここはちょうどいいスポットだなー。」
俺は今学園のベンチで寝ている。
いつものスポットというぐらい俺は寝ている。まぁ、真面目に授業受けるのもありなんだけど、実力はちゃんと見せてるし、サボる奴って印象付けておけば後々に何かあった時に言い訳がしやすい。
まぁつまりだ、俺は真面目に不真面目してるってことだ。
そんなことを思いながら目をつぶっているとふと、頬になにか触れた。
なんだろうこれ。手であることはわかる、じゃ誰のだ?こんなことするような奴で学園にいる奴だろ?
「ユウカだな?」
「ふふーん、正解!」
俺はゆっくり目を開いてユウカの黄緑色の目を見る。
「どうしてここにいるんだ?」
「うーん、暇だったからかなー?」
暇だったからか、それじゃあ仕方ない。
「そうか、でもそろそろ始まるんじゃないか?授業。」
「ヴィスワ君、それは私に言えないと思うよ?」
「俺は権利があるから。」
「身も蓋もないよ、ヴィスワ君。」
俺は神力が欲しいからね、その修行に邪魔されない様に頑張って権利を取ったんだ、責められる言われはないね。
「私も、ヴィスワ君の為に強くなったから、頼ることがあれば頼ってね?」
おぉ、完全に惚れている時のそれじゃん。
自分で言うのもなんだが俺はユウカに惚れられている……と思う。
まぁ、神力が今の所最優先事項だけど。
「はぁ、なんていうんだろ。今までがずっと忙しかったから、こういうのんびりとした時間をどう使えばいいか分からんのよ。」
俺がそう言うと、ユウカはジト目をこっちに向けて話し始めた。
「それ、完全にワーカーホリック的な感じになってるよ!」
「い、いやそんなこと無いと思うぞ?」
俺はその質問に目を逸らすことしかできなかった。
「ねぇ、ヴィスワ。」
「どうした、シド?」
俺は夕方、唐突にシドに呼び出された。
しかも、俺の寮から割と遠い位置にあるシドの寮まで来いと。
「明日、アレクシア王女に告白することになってさー。」
顔は変わっていないが、シドは絶対喜んでいるだろう。まぁ、モブっぽい行為ができる!とか思ってそうだし。
「がんばれー。」
「そんな棒読みやめてよー。君を今日ここに読んだのは、協力してもらう為なんだからさー。」
「何の協力だよ。まさか、そのクッソくだんないことに付き合えってか?」
俺は反抗の目線をシドに向ける。
「とりあえず、どんな感じの告白にしようかの流れを決めよう!」
「俺の拒否権は?」
「あるわけないじゃーん。」
結局、その日は3時間睡眠になってしまった。
「ぼ、僕と、つつつ、付き合ってくださ↑ぁい!」
俺は今何が面白いのか全くわからないシドのモブ式奥義を見せられている。
シド曰く、ガタガタに緊張して、見事に振られる。それがモブの王道中の王道!……らしい。
しかも、俺の隣にはあいつの友人らしい、ヒョロ・ガリとジャガ・イモが来ている。
シドにヴィスワとして話したら僕のモブ感が薄れるから友人とだけ言っておいて、と言われたから名前は言ってない。
お、どうやら終わったらしいな。なんか、シドが驚いた顔してますね。写真撮りたい。
「ねぇ、おかしくない?」
「おかしいな。」
「おかしいです。」
「美味しいね。」バクバク
俺はシドに昼食を誘われて一緒に食べている。
ちなみに、何個か離れた先の席にユウカが座っている。
それと、何故か俺がいるからなのか、アレクシア王女の婚約者がいるからなのか知らないが目線がここに集まっている。
俺は黙って食ってるけど。
「正直言うが、お前にアレクシア王女と付き合えるだけのスペックはない。」
「シド君でいいなら、僕でも行けたかもしれませんねー。あぁ、僕も告白すればよかったぁ。」
「上手いな、このスープ。」ズズズ
シド達が話し、俺が黙りながら食べていると、俺たちに声がかかった。
「相席しても、いいかしら?」
そう、アレクシア・ミドガルである。
俺はアイリス王女との面会時にアレクシア王女とも面会があるが、なんか俺は嫌われていた。何でだろうね。
そう思っていると、ヒョロとジャガが慌てて、アレクシアに席を譲った。
俺は黙って食ってるけど。(二回目)
すると、シドがアレクシアのおかずを堂々と食い始めた。
「うん、これ美味しいね!」
「これも、中々!」
周りはマジか、とシドを見ている。
一方でアレクシア王女は、と。あれ?ニコッてしてるね。
「ところで貴方、確か次の授業は王都ブシン流だったわよね、一緒に出ましょ?」
ニコニコするアレクシア王女と対照的に顔を引き攣らせてアレクシア王女をみるシド。
なんか、この構図面白いな。
「で、でも僕は九部だから無理じゃないかな?」
「大丈夫よ、私が一部に貴方を推薦しておいたから。」
「あ、ありがとう。」
こうして、シドの抵抗は終わった。
と、完全に除け者にされた俺は黙って飯を食っていた。(三回目)
ちなみに、俺はその授業は出ない。
めんど臭いし。ユウカに任せよ。
それに、俺は俺で調べものがあるし。
「うーん、これでもない。」
俺は学校を抜け出して、神力の感覚を掴む為に様々な魔力などの使い方や組み合わせ方を試した。
これは最近わかったことなんだが、この霊力や妖力や呪力は俺専用の物らしい。何でかはわからないけど。
それは俺にとって行幸でもあった。
だって、神力使った時に他の奴(主にシド)がパクったら終わりじゃん。
わかったことでやる気がもっと上がったから最近はより激しく修行している。
霊力と魔力を剣に込めて腕に妖力を入れて少量の呪力、そして俺の使える属性の中で最も火力の高い、炎を使う。こう言うのもあるし、組み合わせようによって機動力も高めることができるっていうのもある。
俺の能力はやはり汎用性が高いな。
っと、誰か来たね、多分……ユウカかな?
「ヴィスワ君、いつまでやるの?」
「俺が満足するまで?」
「はぁ。」
「俺は真剣にやってるんだぞ?」
「すっぽ抜かした授業の説明をしてるの私だからね?」
そうなんだ。
だから、全然理由とか聞かれねぇんだなぁ。
「ありがとな。」
「………どういたしまして///」
あ、顔が赤くなった。
「少し訓練を手伝ってくれる?」
「わかった!」
俺はその後、ユウカと手合わせを行った。
ユウカは俺が直接、丁寧に修行させたから実は結構強い。
魔力ありならデルタと張り合えるぐらいには強い。
まぁ、フィジカルはまだあまりついていないけど。
改めて言おう、俺は腐ったエンドが嫌いだ。
だから俺は自分でエンドを決めれる圧倒的な力
『自由』を求めた。
つまり、
「なんか、最近寒いね。」
「そうね、シャドウ。」
ギャグ二回入れてすみませんでした。
次回はいよいよ、とある女の子が攫われたりします。