陰でも自由にやりたくて!   作:カサシチ

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 はい、時間かかりました。
 マジで、原作キャラクターの視点書くの難しいです。書こうとしましたけど、やめました。
 
 書こうとするとこれじゃない感が出るんですよね…。

 誰かコツ教えてください!


俺、デルタのこと言えないわ。

 

 シドがアレクシア王女と付き合い始めてからしばらく経った。アレクシア王女ともシド経由でよく話すようになったし、よく剣術の練習もするようになった。だが、なんか俺は嫌われているらしい。

 

 何でだろうね?俺がそんな嫌なんだろうか?それとも剣についての話かな?剣を褒めて嫌になることなんてあるのか?

 

 まぁ、そんなこんなありつつ俺は修行に励みながら毎日を過ごしていた。

 

 

 

 

 「いやー、神力は手に入らないけど、色んな技を習得できたし、この修行も悪くないな。」

 

 俺は今、脳に妖力を使うことで視力や聴力などの五感を極める修行をしていた。

 

 「ただ、この修行もマンネリ化してきたなー。どうしよ。」

 

 マンネリ化っていうのは結構だるい。

 体を鍛えても発想力っていうのは伸びない。

 つまり、もうカードがないのだ。

 

 「次は妖力の使える時間と幅を増やすか。」

 

 そうして俺は全身に妖力を溜める……

 

 「大変だよ!ヴィスワ君!」

 

 「今、妖力の修行で忙しいか「アレクシア王女が攫われたんだよ!?」……え。」

 

 あの王女攫われたのかよ。

    

 

 

 

 

 

 

 俺は今、ユウカに詳しい事情を聞いている。

 

 「んで、シドはアレクシア王女誘拐の容疑で捕まったと。」

 

 「そう、調べによると教団が関わってることで間違いらしい。」

 

 なるほど、ってことは恨みとかじゃないってことね。じゃあ、多分生きてるな。

 

 ……にしても調べが早いな。起きたのって今日のことじゃないのか?んまぁ、今更か。だってゼータとかゼータとかゼータとかいるし。

 

 「そんでもって、七陰はどう動いている?」

 

 「どうやら、かなり多くのシャドウガーデンのメンバーが来ているそうだよ。」

 

 そうか、そうかかなり多くの……んん?

 

 「ん、ちょっと待って、今シャドウガーデンってメンバー何人ぐらい居るの?」

 

 「およそ600名ほどだよ。」

 

 …………………えぇ?600ってあの600だよな?シックスハンドレッドだよな?

 どうしたらそんなに増えるんだよ……。定期報告で人数が増えていることは知ってるけどさ。そんなに増えたの?

 

 

 「まぁ、色々聞きたいことがあるけどそれは後で聞くとしよう。どうせ、七陰の誰かがこっちに来るだろう。」

 

 俺はその後も修行に励み、妖力と魔力の応用によって、欠落した腕や機能不全になった臓器、死亡した人間の回復が出来るようになった。

 

 うん、俺アルファの上位互換みたいになってるね。

 

 

 

 

 

 

 俺は今、シドが捕まった刑務所?的な場所の前にいる。ちなみにアイリス王女から聞いた。

 

 それにしてもあいつ、大丈夫か?まぁ、あいつが死んだり、重症を負うことはないだろうけど。

 

 すると、俺がいる玄関の方にパンイチ黒髪男が投げ込まれた。…と荷物。

 

 「よぉ、シド。居心地はどうだった?」

 

 「……良くはなかったよ。」

 

 倒れた状態のままこちらを見るシドを無視してこいつの荷物を持つ。

 

 「でもモブっぽいことできたんじゃねの?」

 

 「まぁね。いやぁ、拷問されるモブの演技は我ながら良かったよ。」

 

 「そうか、じゃあ行くぞ。」

 

 「なんか冷たくない?」

 

 軽口を叩き合い、シドに肩を貸す。

 

 まぁ、こんなことしなくてもいいんだけど、後ろに明らかに尾行してますって奴もいるし、怪しまれるわけにはいかないしね。

 

 そうして俺とシドは街中を歩く。

 

 隣でパンイチの奴がいるが、正直今までの経験があるので何も思わない。

 なるほど、これが感覚が狂ったってやつなんだな。

 

 「なぁ、シド。お前はお前を拷問した二人を殺したりしないのか?」

 

 「あの二人は仕事しただけだからね。むしろ報酬を受け取るべきだ。」

 

 「お前はやっぱり妙にズレてるな。」

 

 「そうかな?」

 

 二人で雑談をしていると白い服を纏った金髪エルフが対面から来た。

 

 「後で。」

 

 そうしてそのエルフは後ろの尾行二人に悲鳴をあげさせてどっかいった。

 

 まぁ、ぼかしてるけど絶対アルファだね。

 

 「今のどっちにいったのかな?」

 

 「今夜にはわかるんじゃね?」

 

 するとシドはこっちを向いてってくっそニコニコしてんな。

 

 「あっ、そうだ。夜に僕の部屋にきてよ。」

 

 「何やるの?ちょっと怖いんだけど。」

 

 「大丈夫、大丈夫。危険な事はないから。」

 

 そういう事じゃないんだけど。でも、俺に拒否権なんてない。だからこういう面倒くさいことでもいかなけばならないのだ。

 

 

 

 

 

 

 「なぁ、これはここか?」

 

 「うん、そこがいいかなー。」フフフン

 

 シドが何故か持っているコレクションを俺は飾っていた。昼間にシドに言われたことはこれのことだったらしい。

 

 俺を読んだ当事者のシドはウキウキしながら隣で物の配置をしている。

 ものすごい満面の笑みだ。

 

 「シドお前、機嫌よさそうだな。」

 

 「勿論だよ!いやー、この時の為に盗賊狩りや地面に這いつくばって金貨を拾ったんだ!全てはこの陰の実力者コレクションの為に!」

 

 「お前が地面に這いつくばってた時はこっちは頭が痛くなったけどな。」

 

 いや、本当に。一応、シャドウガーデンのボスやってるんだからプライドは守ってほしい。あれを七陰等シャドウガーデンのメンバーみたら本当にどう思うのか。

 

 「まぁまぁ。とりあえず、その絵画そこに立てかけておいて。」

 

 「はいはい。」

 

 こいつ、憎めない奴なんだが、もうちょっと視野を広くしてもいいんじゃないか?

 

 そう思いながら俺はその絵画を立てかけた。

 

 「よぉーし!残りはこのビトン産のグラスに南西部ボルドー産のヴィンテージワインなんと金額90万ゼニー!」

 

 金額主張するなよ……。

 本当に金の実力者になるぞこいつ。

 

 俺はウキウキしているシドを後ろでずっと眺める。

 

 好きな事に全力になる事はいい事だと思う。

 でも、過ぎたるは及ばざるが如しな気がする、ここまで来ると。

 

 「…してこの部屋の灯りになるこのアンティークランプ!」

 

 「最後にこの手紙をSET(セッッッツツ)。」

 

 やけに発音がいいな、こいつ。

 ……今度こいつに英語の発音教えてもらおうかな?

 

 

 

 

 「よぉし!ヴィスワ!君も陰の実力者の相棒として頼むよ。」

 

 「わかった……。」

 

 そう言った俺はシドがシャドウの姿になり、ゆっくりと腰かけた椅子の隣にカッコよく立つ。

 

 なんか、これに関しては悪くないな。意外とのんびりできるというかこうしっかりくる。

 

 「意外と悪くないな、これ。」

 

 俺が口にぽっと出た言葉にシドが反応した。

 

 「お、ヴィスワもなってきてるんじゃない?」

 

 「なんか、屈辱だな。」

 

 「なんでさ。」

 

 そう言って苦笑するシドをチラ見してに俺は目を瞑る。まぁ、こっちの方がカッコいいと思うし。

 

 そうして、しばらく待っているとドアを叩く音が鳴った。

 

 「入れ。」

 

 俺がシャドウの代わりにそう言うと扉越しにベータが声を上げた。

 

 「し、失礼します。……うわぁ。」

 

 部屋に入るとベータは周りをゆっくり眺めて目をキラキラさせた。

 

 「ヴィスワ様、シャドウ様。作戦の準備が整いました。」

 

 「詳しい説明をしてくれ。」

 

 「わかりました。今動員できる全ての人員を王都に集結させました。人数は114人。」

 

 俺はその言葉を聞いて心の中で頷いた。ただ、隣の奴は色々反応したらしい、俺に向かって手を動かしてこっちに来るように伝えてきた。

 

 「すまないベータ少し。」

 

 「は、はい。」

 

 俺はベータにそう言ってシャドウの近くに寄る。

 

 「なんだ、シド?」

 

 「114人ってエキストラでも雇っ『ベータ続きを頼む。』」

 

 思ったよりどうでもいい事だったな。

 

 「わ、わかりました。全体指揮にはガンマ様が、現場指揮はアルファ様、イプシロンが後方支援とし、先鋒のデルタ様を奇襲の合図とし……」

 

 すると、シドがSETしていた手紙をなんか速い動きで開封してベータに見せる。

 

 「これは……!?」

 

 ベータが反応するとシャドウはゆっくりと椅子から立ち上がり話す。

 

 「デルタには悪いがプレリュードは僕が奏でよう。」

 

 とカッコよく言った。

 

 ただ心配なのはデルタだ。

 デルタの心配って言っても、真に心配なのは街なんだけど。

 

 「シャドウ、俺はデルタの元へ行く。」

 

 こうした方が色々楽になる。

 

 と思っているとシャドウは少し動揺したような感じになった。

 

 「え、……あ、あぁ好きにするといい。」

 

 「では、また会おう。」

 

 俺は風と雷を使い一瞬で部屋を出てそれっぽくした。まぁ、こっちの方が多分あいつは好むだろう。

 

 

 

 

 

 「やぁ、デルタ、とイプシロン。」

 

 俺がデルタとイプシロンを見つけてそこに向かうとデルタは俺に気づいたようで駆け寄ってくる。

 

 「サブボス!久しぶりなのです!」

 

 尻尾をブンブン振って思いっきり抱きついてきた。

 

 「お久しぶりですヴァルタ様ですが、何故ここに?」

 

 一方でよくわからないような顔をするイプシロン。

 

 結構温度差が激しいこと。

 

 「あぁ、デルタが街を破壊し過ぎないように俺が来たんだ。それと先鋒はシャドウ自らが行うという報告をな。」

 

 そう、俺がここにきた理由の大きな一つ、デルタの暴走。こいつは俺が特訓してから戦闘に頭を使うようになった。

 

 そう、"戦闘"に。あくまでも戦闘に。

 

 デルタの攻撃は暴から闘ぐらいには変わったが周りの被害は凄まじくなる。つまり、そういうことなのだ。

 

 「サブボスも一緒に狩りするのです!」

 

 「勿論だ。よっしゃ、行くか!」

 

 まぁ、なんだかんだ言う俺も暴れるのは好きだ。だから人のこと言えない。理性があるかないかの違いはあるけど。

 

 「一番槍はシャドウがやった。二番槍がどっちが先か勝負だ。」

 

 まず、あのでっかい塔から行くか!

 

 俺はあの塔まで雷を使い移動する。そして水を使い塔の外壁人が通れる大きさに切る。

 

 「サブボス速いのですー。」

 

 「あそこからこの時間でここまで来れるお前も十分速いだろ。」

 

 普通にkm単位あるんだよなぁ…。

 

 俺は雷で光の速度と同等の速さで移動できるから関係ないけどね!本当に便利、雷。

 

 「じゃあ、行くか!」

 

 「サブボスと久しぶりの狩り、負けないのです!」

 

 啖呵を切ったデルタが動き出して入ってきた俺たちにビビっていた教団の連中を少なくとも指に入らない人数を殺した。

 

 これは俺も!

 

 「負けてられねぇなぁ!」

 

 楽しいなぁ!やっぱり暴れるのは!ざっと10人ぐらい殺したかなぁ?

 

 「へへへ、もうちょい付き合ってもらうぜ?教団の皆さんよ!」

 

 そうして俺は合計3桁ほど殺した。

 そうして俺とデルタは塔の中でしばらく暴れまくった。

 

 

 

 SIDE:ユウカ

 

 流石に暴れ過ぎじゃないかなぁ?

 

 「ヴィスワ君とデルタ様にの後追いかけて行ったらこれだよ。」

 

 私の目の前には大量の死体。それも酷い量。

 

 「まさか、ヴィスワ君ってあんな気質があったとは思わなかったな。」

 

 まぁ、でもそれでも私はヴィスワ君のそばにいるけどね。

 

 えへへへへ。

 

 「にしても二人ともどこ行ったんだろ?」

 

 すると、爆発音が私の耳に入る。

 

 「もう、この建物いないじゃん。こっちの身にもなって欲しいよー。」

 

 「今度ヴィスワ君にイタズラしてやるー。」

 

 そう言って私は後ろの死体の溜まり場に体を向けてスライムソードを振る。

 

 「な、何故わかった……。」

 

 そう言って私に切られた生き残っていた教団の生き残りは倒れた。

 

 「何故も何もないよ、そんなにわかりやすく殺気放ってたら。」

 

 「こんなことも気づかなかったらヴィスワ君に嫌われちゃうからね。」

 

 もっと強くならないとね。

 私は拳をギュッと握った。

 

 「あっ、でも二人追いかけないといけないじゃん!」

 

 本当に今度イタズラしてやる!

 

 

 

 

 SIDE:ヴィスワ

 

 「ヒヒヒヒァァァァァアアア!!!!」

 

 「ぎゃあああ!!」

 「ぐぁァァア!」

 

 盗賊狩りの時はシドが暴れてたからできなかったけど!今なら存分に暴れる事ができる!

 

 隣でデルタも暴れているし。

 

 「久しぶりに暴れられるんだ、楽しませてくれよ?」

 

 俺は左目の雷を地に、右目を水から天に変えて力を使う。

 

 「宇宙の無重力体験だぁ!」

 

 「なんだ!?これは!」

 「浮いてる!俺浮いてる!」

 

 この力は中々強力だ。だが、火や氷と違い一体一が基本になるような狭い範囲ではなくかなり広く高く深い範囲だ。

 

 だからこそ、今までやらなかったけど、しーらね。

 

 「解除!」

 

 「ぎゃあああ!」

 「落ちてる!俺落ちてる!」

 

 重力を解除する事で一斉に教団のおそらく強いであろう連中が落ちていくっていうか落ちた、結構嫌な音で。

 

 「自分でやったのもなんだけど、中々エグいなこの力。」

 

 「でもこの二つも植物と風のコンビも案外使わないものなんだよなー。」

 

 ちなみに植物は汎用性に長けていて回復もできる。風は素早く移動できるのと広範囲で攻撃できる。

 

 「そう考えると植物強いな。ただ、攻撃性能がなぁ。」

 

 俺は頭をぽりぽり掻きながら進む。

 無重力体験に時間を取られたことでデルタは知らんうちに居なくなっていた。

 

 「一旦やめるか……。」

 

 俺は顔を両手で叩いた。

 

 「次はどこに行こうかな?」

 

 まず一つ、後方に戻る。

 これは微妙だ、正直今後ろに戻っても楽しくない。

 それに、ガンマの相手するのも悪くないけど、疲れる。

   

 二つ、なんか暴れてるデカブツの所に行く。

 これは悪くない、アルファは確か魔力暴走を抑える方法を持ってない。

 俺はそれが可能だから、あの化け物を救いにいく。

 カッコいいし、ありだな……。

 

 よし!そうしよ!

 その後に三つ目のシドの所にスッて現れるやつしよ!

 

 俺はそう決めると左目を雷に戻し、右目を風にした。

 

 「速度極型で猛ダッシュゥゥゥウウ!!!」

 

 ああああああ!!!楽しいぃぃぃ!!

 「ぎゃああぁぁ…………。」

 

 あれ?なんかぶつかった?ま、いっか!

 そうして俺は街中で猛ダッシュした。

 

 魔力的にそろそろかなー?

 

 

 

 あ、いた。

 

 よぉし!ここはカッコいい登場を、って小石?

 

 「あ、(悟)」

 

 街中に爆音が鳴るとともに顔に激痛が走った。

 

 「ァァァァァアアア!!!イッテェェェ!?」

 

 「ヴァルタ………。」

 

 見事な登場!をしようと思ったらたらアルファの目の前でこけるという登場をしてしまった。恥ずかしいし、痛い。

 

 「貴様は……?」

 

 俺を読んだ奴に目を向けると綺麗な赤色の髪をした、俺の友人がそこにいた。

 

 「あーー、まっ、いっか。俺はヴァルタ。」

 

 「ヴァルタ……、貴様達は一体何者なんだ?」

 

 「貴方は知らなくていい。観客は観客らしく、舞台を眺めているだけでいい。」

 

 俺とアルファを睨みつけるアイリス王女。なんか、自分の無力さにムカついてる時の顔してるね、わかるよ俺もそういうとかあったし。

 

 「観客だと……ッ。」

 

 「はいはい。アルファ、本題だ。」

 

 ごめんね、アイリス王女。今度なんか奢るから。

 ま、ヴィスワとしてだけど。

 

 俺は怪物の近くに向かい魔力暴走を抑えるように魔力を込める。

 

 「アルファ、補佐を頼む。」

 

 「わかったわ。」

 

 化け物の動きが悪くなり、苦しみ出す。

 暴れた化け物はアルファが止めている。ナイス!

 

 「もう安心していいぞ。」

 

 そうして、化け物は小さい少女に変わった。

 

 「アルファ、後は頼む。」

 

 その言葉にアルファは頷いて小さい少女を抱き抱えてどっかに飛んでいった。速。

 

 じゃ、俺はシドの所にいき「待て。」?

 

 「何だ?」

 

 「貴様達は何なんだ?あの化け物も治ったし、一体、何なんだ!」

 

 「お前にはお前の役割があるし、俺には俺の役割がある。それだけだ。」

 

 俺はそう言って再びダッシュで去った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「……にしても、シド遠くね?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 





 すみません、意外と長くなって核打てませんでした。
 次、ついに核発射です。

 
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