まだ18歳だというのに俺は交通事故によって死んだ。
意識が度絶えようとしているなか俺は呟いた。
「ダメージノッキング......」
何も起こらず彼はこの世から去ってしまった。
ダメージノッキングとはトリコに登場するノッキングマスター次郎が使用する技である。そうこの死んだ主人公はトリコ大ファンなのであった! だからといって死に際に呟くなんてアホらしい。
目が覚めると俺は笑顔溢れる女性に抱えられ、男性は涙を流しながら俺に向かって何か話しかけていた。俺は訳もわからないまま、考えるのをやめ眠りについた。
時はすぎ俺は5歳になった。状況は前世の記憶を引き継いで転生していた。しかも転生した世界があの「僕のヒーローアカデミア」だった。幸いにも俺はうっすらとヒロアカの知識があったので、すんなりとこの世界に馴染むことができた。
さぁ気になる俺の個性はなんと! ノッキングマスター次郎でおなじみのノッキングであった!
この個性が発現した時は俺は、歓喜のあまりに親父にノッキングをかましてしまった。
母親の個性は停止。相手のツボをおして動きを止める。父親の個性は衝撃波。とりあえず衝撃波をぶっ放すイカれた個性。母親の家系の個性は触れることを条件とし対象の動きを止めたり、バフ、細胞の活性化など、ノッキングに近い個性が多かった。
そんな俺は次郎と同じようなことができ、プラス父親の衝撃波の個性まで合わさった。超ハイブリッド個性となった!
こんなチートな個性を持って生まれたのだから俺は、最強になっちまおうと心の中で決めた。となれば目指すは最高峰のヒーロー学校、雄英高校だ。高校入学まで時間はたくさんあるので俺はとりあえず鍛える事にした。
俺は親父とかーちゃんに個性の訓練をしてもらいながら、筋トレも頑張った。親父の訓練は基本殴り合い。かーちゃんには勉強やら、人体のツボやら、先代の個性についてやら色々きいて勉強した。
今日は高校入試当日。俺は15歳になった。身長も伸びてトレーニングを続けてきたおかげで身長185㎝、体重90kgの中学3年生とは思えない身体つきになった。
俺は前世の記憶が残ってるから、他のやつらとは違い幼少期から自立して行動しここまで仕上げだ。他の奴らに負ける気がしねぇ。オールマイトにもだ。少し心配なことがあるとするなら、俺のレベルについてこれる特訓相手がいなかったから今の全力が把握しきれてないことくらいか。まぁ、雄英高校入れば骨のあるやつなんてたくさんいんだろと、俺は鏡の前で髪を整えながら考えていた。
主人公名前 酒井 牙狼 (さかい がろう)
身長185㎝ 体重90kg
個性 ノッキング
トリコにでてくるノッキングマスター次郎のノッキングや衝撃波による攻撃が可能。
本作にはグルメ細胞は出てきません。