一応頑張りましたので読んでくれると嬉しいです。
次回は林間合宿編です。
終業式が終わり夏休み。退院して林間合宿まで二週間ほどあったのでリハビリがてら特訓しようと思い実家に帰ろうとした。
「一人で特訓してもいいがやっぱり相手が欲しいな……」
俺はとある三人にメールを送った。
明後日から5日間北海道にある実家に帰るんだが、特訓の相手が欲しいから一緒にこないか? 飛行機代は俺が出す。今日中に連絡してくれ
そうメールを送るとすぐにOKの返信がきた。
出発当日
牙狼「おー来たかお前ら」
緑谷「おはよう牙狼くん!」
爆豪「なんでてめえーらもいんだよ!」
轟「飛行機代まで本当にいいのか?」
牙狼「俺が呼んだんだ。大丈夫だ轟。金はよゆーだ」
牙狼が呼び出したのは緑谷、爆豪、轟の三人だった。牙狼の貯金額は生前親父が牙狼のために溜め込んであり4桁万円は口座にある。
牙狼「じゃーいくぞ」
牙狼たちは飛行機に乗って北海道の実家までいった。
牙狼「ただいまー」
牙狼母「皆んないらっしゃい! 牙狼の母でーす」
緑谷「今日からお世話になります! 緑谷……」
母「緑谷君、轟君、爆豪君でしょ! 体育祭観たわよー、皆んなすっごく強かったわ!」
爆豪「嫌味か!」
牙狼「かーちゃん話は後にしてくれ特訓場に行ってくる」
四人は特訓場に移動した。
牙狼「ここがうちの特訓場だ。私有地だから個性を使っても問題ないし派手にぶっ壊してもいい。周りには人も住んでないしな」
三人は広すぎて驚いていた。
牙狼「まだ本調子じゃないが三人でかかって来い。いいリハビリになる」
緑谷「大丈夫なの!?」
爆豪「なめてんのか! 俺一人で十分だ!」
轟「本調子じゃないのに俺たち相手はきついんじゃないか?」
2時間後
牙狼「ふぅー。出力もだいぶ戻ってきたな一旦休憩にしよう」
緑谷、爆豪、轟は完全に疲れきっていた。
緑谷「ハァハァなんで病み上がりでそんなに動けるの」
轟「氷も炎も衝撃波で押し切られちまう……」
爆豪「クソがっ」
牙狼「このあとは皆んな好きに個人特訓をしよう。緑谷、お前は俺が相手をみる」
休憩をして個人特訓に移った。
牙狼「フルカウルだったか? あれはいま何%くらいだ?」
緑谷「今は5%ならつかえるよ」
牙狼「ならそれ以上の力使え」
緑谷「でも力の調節を間違えたら怪我しちゃうんだ」
牙狼「いやむしろ怪我してくれると助かる。俺は治癒ノッキングの特訓をしたいんだ」
緑谷「怖いけど頑張るよ!」
緑谷は許容量を超えていたがフルカウル20%まで引き出すことに成功した。
牙狼「お疲れ緑谷。今治癒すっからな」
俺は緑谷に治癒ノッキングを施す。緑谷の骨折は全て完治した。
緑谷「牙狼くんのおかげで無茶できたから良い練習になったよ! 治癒ノッキングのほうはどお?」
牙狼「問題ない。前よりも断然体力の消耗が少なくなってる。爆豪、轟もう今日は終わりだ!」
今日の特訓は終わり帰路に着いた。
緑谷「牙狼くんさっきは進化ノッキングを使ってないのにすごい威力だったね! 元々も凄いけどさ……」
牙狼「まぁな、進化ノッキングはその時にバフをかけるだけじゃなくて副産物として元々の能力も上昇するんだ」
緑谷「だからか! ほんと凄い個性だね」
轟「俺にもやってみてくれねぇか? 一時的に強くなるだけでも何か掴めるかもしれねぇ」
牙狼「お前ミルコと同じこと言ってるぞ……」
爆豪「俺にもやりやがれ!」
牙狼「安心しろ最終日に試してみる予定だ」
四人は特訓に励んだ。
最終日
牙狼「今日はお前らに進化ノッキングを施して俺と戦ってもらう。何もしなくてもノッキングが解けたら能力は少し上がるが、今以上の力を扱ってる時に何かしら掴めよ」
緑谷「よろしくたのむよ!」
轟「あぁ」
爆豪「当たり前なこと言ってんじゃねぇ!」
俺は40%で三人に施した。
牙狼「ふぅー。三人ってなると身体響くな、お前らの身体がもつかわかんねーけど40%で施した」
三人は苦しそうにするもみなぎる力を実感していた。
牙狼「よし始めるぞ。俺のことは気にしなくていい全力できてくれ」
牙狼のスタートの合図で先に飛び出して来たのは爆豪だった。
爆豪「死ねぇや!!」
BooooooooooM!!!
今までよりも凄まじい爆発で広範囲を吹き飛ばした。俺は衝撃波で相殺しながら後ろ下がった。後ろに下がると先回りしていた轟が氷結で俺の脚を凍らせる。動きを止められた俺はすぐに脱出しようとするが、緑谷が先に殴り飛ばす。
緑谷「スマッッッッシュ!」
ズドォォォォォン!
俺は腕に衝撃波を纏ってガードしたが吹っ飛ばされた。
牙狼「ゴホッゴホッ、やるじゃねーかお前ら」
三人が思った以上に強化に対応できていて内心喜んだ
牙狼「俺もギアをあげるぞ! 進化ノッキング70%!」
以前より元の個性の力が上昇しているため以前の70%よりも力が強くなっていた。
俺は手のひらを三人向けると轟は何かを感じたのか目の前に氷の壁をつくる。すると氷の壁が砕け散り次から次へと弾丸のようなものが三人を襲った。
牙狼「衝撃波を弾のようにして飛ばす攻撃だ」
三人は一瞬でボロボロになっていた。
爆豪「なめんなっ!」
爆豪は爆発で弾丸の嵐を吹き飛ばす。そして緑谷が前にでる。
牙狼「こい! 緑谷!」
緑谷「デトロイトスマッシュ!」
牙狼「ギネスパンチ!」
二人のパンチは衝突して緑谷が押し負ける。俺は轟がいないことに気づき辺りを見渡すとすでに俺の横にいた。
轟「お前がぶっ壊した氷塊が邪魔で気づかなかったろ。これで終わりだ! 赫灼熱拳!」
炎を放出していないのに轟からはものすごい熱を感じた。
俺は打撃ならダメージノッキングや衝撃波鎧で防ぐこともできるが、炎だとどうなるか経験したことがなかった。至近距離で今の轟の炎を喰らうは危険だと瞬時に判断した。
牙狼「ノッキング!」
轟が炎を放出する前にノッキングを数発叩き込んだ。
轟「ゴハッッ!」
動きを止められた轟にトドメを刺そうとすると緑谷が割って入ってきた。
緑谷「ワンフォーオール100%」
緑谷は身体、個性が強化され一時的だか全身に100%の力を出すことに成功した。
牙狼「いいぞぉ緑谷ぁぁぁぁ!」
緑谷「デトロイトスマッシュ!!!」
緑谷の攻撃に合わせて衝撃波を放ったが押し負ける。緑谷の拳が腹に届きそうな時
牙狼「ダメージノッキング!」
ズキュ────ーン!
辺りは爆風に包まれた。緑谷は限界がきて個性の発動が止まる。
緑谷「くっっっ……これが今の僕が出せる全力だ」
緑谷は驚愕した。砂埃が舞う中そこに牙狼が立ち上がっていたのだ。
緑谷「うそでしょ……」
牙狼「今のは危なかったぜ緑谷、オールマイト並みの……ガハッッッ……」
俺は口から血を吐いた。
牙狼「ふぅー、完全には止めきれなかったか。でもまだピンピンだっ!?」
BoooooM!!!
爆豪「俺はまだくたばってねぇぞ!」
牙狼「忘れてたおめぇーもいたな!」
爆豪は遠距離戦は不利だと思い接近戦に持ち込む。
牙狼「ノッキング!」
俺の指が爆豪に触れそうになる瞬間、左手を上に向け爆破で自分の位置を下にずらして回避する。
牙狼「なに!?」
回避と同時に俺の下に潜り込んだ爆豪は右手から上に向けて爆破する。俺はその右手を握り爆発を衝撃波で強引にねじ伏せると爆豪の右手は使い物にならなくなった。爆豪を掴んだまま衝撃波を纏った拳で殴り潰す。
爆豪「ぐぅぅぅっ! オラァ!」
爆豪は最後の力を振り絞って爆破するがたいした威力はでず、衝撃波鎧を纏った俺にはダメージが入らなかった。
牙狼「勝負はここまでだ……」
緑谷、轟、爆豪は治癒をしてもらい傷は全て癒えたが、進化ノッキングの反動でそのまま倒れ込んだ。
牙狼「治癒ノッキングも慣れてきたが三人分治すとなるとかなり体力もってかれるな……」
俺は今回の特訓で以前よりも反動が少なくなっていることを確認できたため十分満足した。
今日は家に帰り休息して、次の日北海道を出た。
東京着
牙狼「三人とも想像以上によかったぞ。特訓の成果はどうだったか?」
緑谷「今以上の力が使えてなんか力の流れがわかった気がするよ!」
轟「俺もだ。氷の方もだが炎の放出のコツが掴めた気がする」
爆豪「……」
牙狼「なんだよ爆豪。負けて拗ねてんのか? 接近戦での動き方なかなか悪くなかったぜ」
爆豪「わかってるわ! すぐにてめぇを追い越してやらぁ!」
そうして四人はそれぞれ家に帰った。
北海道での特訓が終わり数日後の夜、家でだらだらしていると上鳴から電話があった。
上鳴「もしもし牙狼? 明日予定空いてっか?」
牙狼「特になにもねーけど?」
上鳴「まじ!? 林間合宿前に皆んなで買い物行こうって話しになってんだけどお前も来ないか?」
牙狼「いいぜ俺もちょうどみたいものがあんだよ」
上鳴「了解! 木椰区のショッピングモールに10時な!」
俺は上鳴との電話が終わりそのまま眠りに着いた。
次の日
夏休みってこともありショッピングモールは多くの人で溢れかえっていた。集合時間に現地に着いたが人が多すぎて皆んなを探すのに手こずっていると、一人の男が自分を呼ぶ声がした。
飯田「牙狼くんこっちだ! 集合時間10分過ぎているぞ!」
真面目委員長飯田が叫んでいたのでそちらに向かった。そこには爆豪、轟以外のA組が揃っていた。
牙狼「よくこんな人混みの中で見つけられたな」
飯田「あぁ! クラスメイトを見つけるのも委員長の仕事だからな!」
耳郎「いやいやいや牙狼あんた目立ちすぎたから。リーゼントにタンクトップにそのガタイであんたって一瞬でわかるから」
芦戸「筋肉凄すぎでしょ! 何その胸筋!? 何カップ!?」
牙狼「ふっ、知らねーけどお前らよりデカいんじゃねーの?」
A組女子は一瞬自分の胸と牙狼の胸を比べると、バカにするなとヤジを飛ばしてくる。
全員目的がバラけていたため自由行動になった。
障子「牙狼よかったら一緒に回らないか?」
常闇「俺も同行する」
牙狼「珍しいじゃねーか」
障子「あまり関わりがなかったからな。せっかく同じクラスになったんだ交友を深めたい」
常闇「同じだ」
俺は障子、常闇とショッピングモールを回った。
牙狼「障子お前もタンクトップか、なかなか悪くない筋肉だ」
障子「牙狼と比べられるとあれだが結構鍛えているんだ」
牙狼「常闇お前もタンクトップ着ろよ」
常闇「俺はタンクトップを買ったことがない」
牙狼「よし俺がお前に初タンクトップを買ってやる! 俺も新しいのを新調しようとしてたんだ」
俺は常闇の初タンクトップデビューを記念して一着買ってあげた。常闇が選んだのは黒色でドクロのマークが入ったものだった。俺はそのタンクトップを常闇に着せた。
常闇「なんかこれ恥ずかしいぞ! ガタイのいいお前ら二人に挟まれるとなおさらだ!」
牙狼「ダーッハッハッハッハッ! ならもっと身体を鍛えて似合う漢になるんだな!」
障子「笑うなよ牙狼。常闇似合っているぞ」
タンクトップ三人衆が歩いていると八百万と耳郎の二人に遭遇した。
耳郎「買い物は順調? ってなんで三人ともタンクトップなの!?」
耳郎は大爆笑していた。
八百万「耳郎さん失礼ですわよ! ……クスッ」
牙狼「八百万てめぇーも笑ってるじゃねかよ!」
五人で少し談笑をした。障子と常闇はまだ林間合宿で必要なものを買い終えてなかったのでここで一旦別れた。八百万と耳郎は買い物を終えて時間まで暇を潰す予定だったので俺はそっちに同行した。
耳郎「牙狼あんたはどっかのぞきたいお店あるの?」
牙狼「そうだな……最近CDプレイヤーを買ったからそれ聴くためのCDがみたいな」
八百万「スマホでも音楽を聴ける時代ですのに……」
八百万の話しを遮って耳郎がつっこんでくる。
耳郎「CDで聴くのもまたいいんだよ! 牙狼は何系の音楽が好きなの!?」
自分の趣味の話しになった耳郎は興奮していた。
牙狼「そうだな洋ロック系が好きだな」
耳郎「まじ! うちもロック好きなんだよね! まさか趣味が合う人がクラスにいると思わなかったよ!」
牙狼「ならオススメの曲を教えてくれ」
耳郎はオススメの曲をいくつか紹介しながら楽しそうに話し、八百万は話しについていけずに少し悔しそうな顔をしていた。ちょうど音楽ショップに着いたときに麗日から緑谷が死柄木と接触したと連絡がくる。そして俺たちは急いで緑谷の元へ向かった。
ショッピングモールは閉鎖されヒーローと警察が捜査するも見つからず、緑谷は警察署へ連れられ事情聴取を受けることになった。
飯田「緑谷くんが無事でよかった。皆んな残念だが今日はもう帰ろう! また林間合宿でな!」
そうして皆んなは手配してもらった送迎で自宅に帰った。
ショッピングモール内
男性A「雄英体育祭優勝の牙狼くんですよね?写真とってください!」
牙狼「いいぜ」
パシャ!(サイドチェスト)
男性A「ありがとうございます!」
女性B、C「私たちもお願いします!」
牙狼「もちろんだ!(次はモストマスキャラー)」
女性「あ、マッスルポーズ以外でお願いします・・・」
牙狼「・・・」