僕のノッキングアカデミア   作:ごきしば

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追加のストーリーです。この後の話も変更して修正したので見ていただけると嬉しいです。


2話 親父と息子

 雄英高校入学2年前

 俺はいつもどうり親父と特訓していた。特訓場は北海道にある周りに何もないバカ広い土地だ。親父は金はめっちゃ持っているらしい。

 

「牙狼ー! もう日も沈んできたし今日は終わりにしよう」

 

「了解。今日もいい訓練だったぜ。俺もだいぶ強くなったろ?」

 

「あぁ、そこら辺のトップヒーロー以上にはなったろ。俺が教えた衝撃波技もかなりよくなってるぞ! 衝撃波による斬撃はまだまだ弱っちいけどな!」

 

「あれ難しいんだよ、なんかこつとか教えろよ!」

 

「そんなもんはねーよ練習あるのみだ」

 

 俺は汗だくのまま地面に横たわった。

 

「親父には全然勝てないなぁ」

 

「はっはっはっ! 強いだろ! ヒーローを引退したとはいえ元ロシアNo.1ヒーローだからな!!」

 

 そう親父はロシアと日本のハーフでロシアでNo.1ヒーローだった男だ。敵の戦いのなか重傷を負って引退したらしい。左腕も義手だし身体は傷だらけだ。親父をここまで傷つけた敵はどんだけ強かったんだよ。

 

「牙狼。衝撃波はなかなかだがノッキングのほうはどうだ?」

 

「相手の動きを止めるのはバッチリだが、身体個性強化のノッキングは40%くらいの力までなら負担が少ないが、50%以上となると負担が大きい」

 

「じゃあ俺の腕とか身体の傷は治せないか」

 

「悪りぃな。そんな便利なもんじゃないらしいわ」

 

 親父は申し訳なさそうな俺に気にすることないと言ってくれた。

 

「60%以上はまだ試したことないけど50%でやったときはもう地獄だったよ。腕は折れてるしぶっ倒れるし。でもかなり強かったぜあんときなら親父なんてボコボコだぜ!」

 

「それとわかったことがあるだが、身体と個性をノッキングで強化してノッキングが解けた後少しだが元の能力が強化されてるんだ」

 

「なるほどそれは凄い発見だな。さすが我が息子だ! 今度はドーピングした状態でかかってきな!」

 

「次こそは倒してやんよ」

 

 俺と親父は家に帰る準備をして帰ろうとしたその時。

 絶望が突然やってきたのだ。

 

ズドォォォォォォォン!!! 

 

 空から何かが降ってきた。

 

「なんだ!」

 

 俺と親父は警戒した。すると土埃のなかから3人現れた。1人は俺は知らなかったが残りの2人は知っている。原作での知識があったからだ。あれは脳無だ。なぜここに現れたのかは知らないが俺はすぐに臨戦態勢に入った。

 

「親父あれはやば……」

 

「牙狼! お前は下がってろ!!!!!」

 

 親父は今までに見たこともない修羅のような形相で俺に言った。

 

「久しぶりだなソニック。やっと見つけたぜ! 次こそは息の根を止めてやるよ」

 

 ソニックとは親父ヒーロー名。急に現れた銀色の髪をした長髪の男はどうやら親父の知り合いであり敵だとわかった。

 

「なぜお前が生きている?!!!!」

 

「ある人が瀕死の状態の俺を助けてくれたんだよ」

 

「そういうことだったのか、現場からお前死体が出て来なかった理由は……そんなことはどうでもいい。なぜここがわかった。そして何をしに来た!」

 

「怖い顔すんなよソニック。ここに来た理由か……どうせ死ぬんだから教えてやるよ。お前を捕まえてあのかたに個性を奪ってもらうか、普通にお前を殺しにきただけだ」

 

 俺は2人の会話を聞いていてあのかたがAFOってことがすぐにわかった。

 

「あとお前の息子かなり強い個性だな。そいつも連れて行こう。行け脳無!」

 

 1匹の脳無が俺のほうに向かってきた。その瞬間親父が守ろうとしたが親父にはもう1匹の脳無と銀髪の男が襲いかかった。

 

「大丈夫だ親父! コイツは俺がやる!!」

 

 親父は俺の言葉を信じてくれた。

 

「そっちはお前に任せる! 無理だと判断したらすぐに逃げろ!!!」

 

 俺と親父は二手に別れた。

 

「さぁ今の俺がどこまで通用するか試させてもらうぜ脳無!!!」

 

「お・まえ・ごろす……」

 

 脳無って喋れたのか? 俺が知っている脳無は確か知力は少なくただ暴れまくる脳筋野郎かと思っていたが……

 

「そんなんどうでもいい! いくぞ!」

 

 俺は脳無にむかって飛びかかった。脳無は飛びかかった俺に対して右のパンチを放ったが俺はそれを避けて攻撃をした。

 

「ノッキング!!!」ビキィィィィーン! 

 

 しかし脳無の動きは止まらなかった。俺はノッキングが効かなかった脳無に衝撃波によるパンチを繰り出した。

 

インパクトナックル(衝撃拳)ズドォォォォォォォン

 

 脳無は吹っ飛ばされたがダメージが入っていないようだ。

 吹っ飛ばされた脳無は俺の元に素早く移動し攻撃を仕掛けてきた。俺は脳無のパンチを避けたと思った。しかし脳無の脇から生えてきた3本目の腕に捕まりパンチをもらう瞬間衝撃波で弾き返すには間に合わないと感じ次の技を使った。

 

「ダメージノッキング!!!!」

 

 そして俺は地面に叩きつかれた。

 

「グハッッッッッッ……」

 

 インパクトの瞬間がズレたせいでダメージを止めきれなかった。それと通常の状態でのノッキングでは効力が弱かったのであろう。ダメージノッキングは相手の攻撃が当たる瞬間にジャストに打ち込むという神業に等しい技なのだ。それにしても脳無のパンチは威力がありすぎる。オールマイトとも殴りあえてたもんな。脳無は人体の構造とは違くしかもショック吸収、超再生、複製まで持っている。俺は今の自分では勝てないと思い迷わず次の行動をとった。

 

進化ノッキング(エボリューションノッキング)

 

 俺は自分の身体にノッキングを撃ち込んだ。身体はふたまわりほど大きくなり力が溢れ出してくる。

 

「70%だ脳無、覚悟しろよ」

 

 俺は衝撃波による高速移動で一瞬にして脳無の懐に入った。そこから腹に向かって衝撃波拳を連続で撃ち込んだ。脳無にはダメージが入っていたが身体が再生されていく。

 

「まじかぁ効いてたんだからおとなしく寝てろよ! もっとイカついのお見舞いしてやらぁぁぁぁぁ!!!」

 

 俺は向かってきた脳無に全力のパンチを放ち衝撃波によって脳無が地面に叩きつけられた瞬間手から放たれる斬撃を限界まで撃ち込んだ。

 

シュババババババババババババババババババババババババババババババババババァァァァァァァァン!!! 

 

 何発撃ち放ったわからないが強化された斬撃はあたり一面を粉々にしていた。脳無も斬撃を吸収しきれずにぐしゃぐしゃになっていて起き上がってこなかった。俺の腕も力に耐えきれずに酷いことになっていた。

 

「ブハァッッッッッッ!」

 

 俺は吐血して膝をついた。やはり70%のドーピングは身体に負担がかかってしまった。今そんなことはどうでもいいと思い親父のところに加勢にいこうとしたとき。何がこちらに飛んできた。

 

ドォォォォォォォォォン!!! 

 

 俺は何かと思いみてみると飛んできたのは義手がなくなっていたボロボロの親父だった。

 

「大丈夫か!? 親父ぃぃぃぃぃぃ!」

 

「ゲホッ、あぁまだ大丈夫だ」

 

 親父も脳無は倒したそうだがそこで受けたダメージが響き押されていたらしい。

 

「そっちの脳無もやられたか。やはり強いなその個性」

 

 敵もボロボロになりながらこっちに向かってきた。

 

「2対1は長引くと少し面倒だな。もう終わりにしよう」

 

 敵がそう言った瞬間。手が伸びて既に倒されている脳無を掴み吸収した。そしてボロボロになっていたはずの身体が再生されていく。

 

「親父! あいつの個性なんなんだよ!?」

 

「あいつの個性は合体(ユニオン)だ。吸収したものを合体自身に合体させる。そしてやばいのが合体させたものの個性も使えるってとこだ。まぁ上限があるらしいけどな」

 

「んだよそれ強すぎんだろ」

 

 元々合体させてあるだろう能力にさらに2体分の脳無が合体したと考えると俺はビビってしまった。

 

「流石にあれはやべぇーな。おい牙狼! 俺に進化ノッキングを全力でかけろ!!!」

 

「何言ってんだ親父!? ただでさえボロボロの身体なのにそんなことしたら親父死んじまうよ!」

 

「いいや俺がやる!」

 

 俺がそう言った瞬間、親父に殴られた。

 

「お前もさらにドーピングしたら無事でいられるかわからないだろ。お前には未来がある。子を守るのが親の最大の使命だ」

 

 俺は親父の覚悟をみて。たぶん何を言おうが譲らないんだろうと感じた。俺はそんな親父の1人の男が覚悟を決めたことを無駄には出来なかった。

 

「いくぞ親父! 絶対勝てよ!!!」

 

「任せろ! 俺の背中よくみとけや!!!」

 

 俺は親父に進化ノッキングを全力で撃ち込んだ。

 

「お前は一度俺に負けているんだ。また同じようにしてやるよぉぉぉぉぉ!」

 

「やってみろよソニッッッッック!」

 

 2人はぶつかり合った。敵はビームを撃っり電撃による攻撃もしていた。しかし親父はうまくよける。全盛期と同等のいやそれ以上の力で相手を押していた。しかし敵も一筋縄ではいかず脳無以上の超再生ですぐ回復して攻撃を仕掛ける。

 俺はただみていることしか出来なかった。

 

「再生能力が厄介だな! あんな怪物どこで拾ってきた!?」

 

「あぁ、脳無のことか。俺の今のボスが作り上げたんだよ」

 

「はっん! いかれたことしやがるな! お前も人の下につくなんて落ちたもだなぁ!」

 

「なんとでも言え! 俺はあの人に救われた。そしてあの人の力に惚れ込んだ。一緒に世界をひっくり返すんだよ!」

 

「次の一撃で終わりにしてる」

 

「こっちのセリフだ!」

 

 親父は全力をぶつけた。

 

衝撃による審判(インパクトジャッジメント)

 

 この技は衝撃波で相手を押し潰し、斬撃による猛攻が降り注ぐ。敵は押し返す事ができず叫びながら地面に開いた大きな穴に落ちて行った。衝撃波で宙に浮いていた親父も力が尽きたのか落ちてきて俺は優しくキャッチした。

 

「大丈夫か!? 親父!!!」

 

「みてのとおり大丈夫じゃねーよ。流石に反動がデカ過ぎて俺の身体じゃ耐えれそうにない」

 

 2人で話しているとき穴の中から何かが這い上がってきた。そう親父に倒された敵だ。しかし這い上がってきたものの身体はボロボロでとても戦えるような状態ではなかった。脳無の再生能力で命をギリギリ繋いでいるのだろう。俺はノッキングをかけて拘束しよとしたときに、敵の口から黒いヘドロのようなものが流れ消えていった。

 

「親父!? あいつが消えちまった!」

 

「まぁ大丈夫だろあそこから再生はできんだろ」

 

「で、でもよ!」

 

「牙狼。母さんに伝えといてくれ愛してると。そして先に旅立つことを許してせと」

 

「は!? 親父なに言ってんだよ俺が今すぐ病院に運ぶ!」

 

 俺はそう言うと親父の身体にヒビが入り大量の血を吹き出した。

 

「元々弱ってた身体だ。死ぬくらいわかる」

 

「そんなこと言うなよ!」

 

「牙狼お前は強い。俺なんてすぐ超えられるさ。人は歩みを止めない限り成長し続ける。お前は強くなって周りを助けて手を差し伸べてやれ」

 

「でもよぉ! 俺はあのときまだ動けたのに親父に加勢行けなかった! びびって動けなかったんだ」

 

 俺は泣きながら親父にいった。

 

「覚悟を決めろ。揺るぎない覚悟が決まれば人は強くなれる。お前は小さいときから言ってたよなぁ最強になるって。なら揺るぎない覚悟を決めろそれが俺からの最後の頼みだ」

 

 親父は目閉じた。俺は心のなかで覚悟を決めた。

 

「あぁ、親父俺は誰よりもつよくなる。もう二度と臆さない。親父のようにカッコいい最強のヒーローになってやる!」

 

 この瞬間この世界に新たなるヒーローが誕生した。

 

 

 

 

 

 

 





名前 ユニ
個性 合体(ユニオン)
   吸収したものを自身と合体することができる。物でも生命でも可能。
   人間を吸収した場合その者の個性も使用可能。上限は6個。
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