複数人が会話しているところには名前ふってみました。
どっかで牙狼の休日のストーリーとかも書いてみたいです。
雄英体育祭が終わり次の日の休日
俺は自宅のソファーに寝転び考えていた。オールマイトに君の将来が楽しみだと言われたときに何も言えなくなったことを。誰かを守り手を差し伸ばしてやれるヒーローになるって心に決めていたが、実際あのときに考えたのは自分やトップヒーロー以外は弱すぎる。それ以外の人をみんな守っていけるのか、もっと圧倒的な力を手に入れて少しでも救える範囲を広げなければと。
「はぁー、なんてこと考えてんだ親父に呆れられちまうよ。ノッキングで治癒する練習でもしてみるか」
俺は起き上がって机に置いてあったカッターを手にとった。そのカッターで自分の腕に10センチほどの傷をつけた。
「いってぇ。
進化ノッキングと同じ容量で細胞に刺激を与えてた。すると腕にあった傷が回復していき傷口が塞がった。
「成功したか。やっぱり元の個性が強化されて前まではできなかった治癒ができてやがる」
俺はもっと大きな傷で試してみようとしたが失敗したときのことを考え、一本の電話をいれた。
雄英高校
「休日なのにすみませんね先生」
「こっちは体育祭のあとの事後処理で忙しいってのに急ぎの用ってなんだ?」
「先生この包丁で俺の腹ぶっ刺してくれませんか?」
「は???」
俺は訳を説明した。
「で、万が一のために俺を呼んだと」
「そんなところっすね」
「治癒が使えるようになっていたか。でも生徒を刺すのは抵抗がある」
「じゃあ自分でやりますわ!!!」
俺は気合の入った声をあげて自分の腹に包丁をおもいっきり突き刺した。相澤先生は急なことだったので声を荒げた
「ばか野郎!! なにしてんだ!!」
「ッッッッッグハッ! 。ハァハァ……治癒ノッキング」
俺は激痛のなか治癒ノッキングを施すとみるみる血が止まり傷口も塞がっていった。
「ふぅ────────。成功だぜ先生」
「いきなり自分の腹ぶっ刺すやつがどこにいる! 失敗したらどうするつもりだったんだ!」
「まぁ成功したんだから良いじゃないっすか」
「お前次の学校のときまでに反省文書いてこい。教室を血まみれにしやがって」
「許してくださいさ……」
バタッ
俺は急に視界が暗くなりその場に倒れ込んでしまった。相澤先生は急に倒れた俺をすぐにリカバリーガールのところへ連れて行った。
「ここは……保健室か」
「おっ、やっと起きたかい。切腹小僧」
「なぜ俺は保健室にいるんだ? 確かに俺は治癒に成功したはずだぞ?」
「治癒には成功していたが、たぶん傷を癒すのに体力を使いそのまま気絶したんだと思うよ」
「そうなのか」
俺はぼーっとしているとリカバリーガールから連絡を受けた相澤先生がふっとんで来た。
「お前、心配かけるなよいきなりぶっ倒れやがって! 治癒に失敗したのかと思ったじゃねーか」
相澤先生は怒りながら胸ぐらを掴んできた。
「はぁー、まったく心配させるなよ。で、どうだ治癒ノッキングは?」
「治癒するのにかなりの体力をもってかれますが、反復練習すれば燃費はよくなると思います。進化ノッキングをかけて個性を強化した状態でやれば切られた腕とか致命傷も治せるかもっすね」
「そうか。でもそれは自分の命を削ってるようなもんだ、あまり無茶をするなよ」
相澤先生は俺のことを思って言葉をかけてくれたが、俺はなぜか怒鳴ってしまった。
「無茶をするな!!? 無理に決まってんだろ!!!」
相澤先生は固まっていた。
「あ、いや、すみません。今のは忘れてください」
「どうしたんだこの間の表彰式のときから少しらしくないぞ。話してみろ。リカバリーガール少し席を外してもらえますか?」
相澤先生がお願いするとリカバリーガールは了承し席を外す。
「先生は救える人はすべて助けたいって思いますか?」
「あぁ、これでも一応ヒーローだからな」
「そうですよね。でも俺が思ったのはトップヒーローや俺以外の他は弱すぎる。少数が限りなく強くても全ては守ることができない」
「……」
「仮にUSJ事件のときに俺がいなかったらオールマイトがくる間に何人かは死んでいたと思う。みんな弱すぎるんだよ。だから俺が無茶してでももっと圧倒的な力を手に入れて全ては無理でも救える範囲を広げたいんです」
相澤先生は真剣に話をきく。
「牙狼。お前はみんなが弱いと言ったな」
「あぁ」
「確かにあいつらはまだ弱い。それでも敵に立ち向かった強さはある。あまりあいつらを舐めるなよ」
「あいつらも敵連合襲撃で恐怖を味わった。そしてそれを乗り越えて毎日ヒーローになろうと頑張ってるだ。未来へ歩み続けているあいつらは強くなるよ。だから1人で頑張ろうとするな」
俺は相澤先生の言葉で親父の言葉を思い出す。
「人は歩み続ける限り進化する……」
「なんのことだ?」
「親父の言葉です。先生俺はあいつらを舐めてました。あいつらは強くなる、俺も強くなる」
「悩みは解決したそうだな」
「はい。ありがとうございます」
「でも確かにあいつらはまだひよっこだ。お前が補助してやってくれ。そんで1人で頑張るんじゃなくみんなで助けるヒーローになってくれよ」
俺と相澤先生は話が終わり家に帰宅する準備をする。
「あ、お前反省文明後日までに書いてこいよ」
「なんでだよ! 全部良い感じだったじゃないっすか!」
「それとこれは別だ」
「くそがぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
休みが終わり学校
「今日のヒーロー情報学はコードネーム、ヒーロー名の考案だ」
「胸ふくらむヤツきたああああああああ!!!」
ヒーローネームはプロからのドラフト指名に関係するとのこと。指名が本格的に始まるのは2.3年からで今回来た指名は将来に対する興味に近いものらしい。この指名をもとに職場体験にいくそうだ。ドラフトの集計結果はこのようになった。
轟 5235
爆豪 4122
飯田 480
八百万362
常闇 324
切島 102
酒井 98
上鳴 32
「轟、爆豪がぶっちギリかよ」
俺は叫んだ
「なんで俺のオファーがこんなに少ないんだよぉ!!」
「たぶん決勝でお前が爆豪殺しそうになってビビられたんじゃねーの??」
「は!? それは爆豪がよえーせいだろうが!!!」
「あ!!? 俺より低いくせにふざけたこと抜かしてんじゃねぇぞ!」
「お前らいい加減にしろ」
相澤先生の一言で俺らは黙った。
「さっそくだが職場体験に行くためにヒーロー名を決めてもらう。酒井、お前のヒーロー名は自決ヒーロー切腹マンとかでいいんじゃないか?」
「ちょ! 相澤先生変なこと言わないでくれよ」
みんなは何言ってるかわかっていなかったので、相澤先生がことの説明をすると皆んなはドン引きしていた。
俺のヒーロー名は、ノッキングマスター牙狼となった。
「さーて俺はどこいくかなぁ」
俺はオファーをもらったヒーロー資料をみていると何人かが話しかけてきた。
耳郎「牙狼あんた自分の腹ぶっ刺したってまじ? 怖すぎるんだけど」
麗日「治癒もできるなんて無敵じゃん無敵!」
切島「俺は傷つかないくらい硬くなってやるぜ!」
牙狼「まぁ治癒したあとぶっ倒れたけどな、体力の消耗が激しすぎるんだあれ」
轟「お前は職場体験先どこにいくんだ?」
牙狼「まだ決めてないな。緑谷! お前ヒーロー詳しいかったろちょっと教えてくれ。できれば自由が効きそうな所がいい」
緑谷「わかった! ちょっと一覧表みせてよ!」
牙狼「はいよ」
緑谷「えーどれどれ!!? って凄いよ牙狼くん! トップヒーローとか急上昇中のヒーローからほとんど声かかってるじゃないか!?」
牙狼「オファーは少なかったが質は良かったらしいな」
緑谷「エンデヴァー、エッジショット、クラスト、ベストジーニスト、ホークス、ミルコ、リューキュー、ヨロイムシャ、シンリンカムイ……まだまだ凄いヒーローがいっぱいいるよ!」
轟「お前も親父からきてたのか」
緑谷「このなかだったらミルコのところはどう? サイドキック、事務所を持たずに1人で活動してるくらいだから割と自由がきくんじゃないかな?」
牙狼「ミルコか、確か白髪の褐色美人だったよな? よし決めた職場体験先はミルコのとこにするぜ!」
一同「ちゃんと決めなよ!」
牙狼「冗談だ」
牙狼の職場体験先はミルコになった。
職場体験当日
「みんなくれぐれも失礼のないように! じゃあ行け」
相澤先生は送り出した。
緑谷「飯田くん! 本当にどうしよもなくなったら言ってね友達だろ」
麗日「うんうん!」
牙狼「俺も近くに寄るかもしれんなんかあったら連絡しろよ」
飯田「ああ」
飯田は兄がヒーロー殺しステインの事件に巻き込まれた保須市で職場体験をするらしい。そんな飯田を心配しながら見送った。
「ったく、なんだよここは」
俺が指示されてきたのは東京都の西側に位置する山々に囲まれた木が切り倒され更地になっている場所だった。
「やっときたか! 一年坊主!」
そこにはヒーローミルコがいた。
「ミルコだな。こんなところに呼び出しやがって」
「あぁ、ご苦労だった。お前はなぜ私を選んだ?」
「友達に聞いたんだが肉弾戦得意なんだろ? 雄英には張り合えるやつがいないから武術磨くにはちょうどいいと思ったんだ。それに活動はけっこう自由にやってんだろ? 縛られるのは嫌いなもんでね。逆にあんたはなぜ俺を指名したんだ?」
「お前が1番強かったからだ。それ以外理由はねぇ」
「そーかよ。で、今日は何すんだ?」
「今日は私と戦え!」
「は?」
「私は個性を使うがお前は個性を使うのは禁止な。武術を磨くんだろ? まずは元の身体で鍛えないと安定しなくなるからな。それとも個性禁止でびびってるのか!」
「上等だぜかかってこいよ! 個性なんぞ使わなくても俺は強いぜ」
「じゃあ荷物を置け10秒後スタートだ!」
「俺が勝ったらその乳揉ませろよぉ!!!」
ミルコは地面を蹴り上げ一瞬で間合いを詰める。
(はやいな……)
ミルコは加速に乗ってパンチをしてくるが俺は腕を組みガードする。しかしミルコは俺のガードの上から更に拳を叩き込んでくる。
「どうした! 反撃しないのか!」
ミルコが喋ったとき打撃が一瞬緩んだので俺はしゃがみ込みミルコの脚を刈ろうと蹴りをスイングさせるがジャンプして避けられる。
「流石に避けられるか」
「まだ準備運動程度だ。強めにいくぞ酒井!」
ミルコは俺の周りを駆け回り、後ろから蹴りかかってきた。
俺はその脚を受け止める。
「ぐっ! 痛ってぇな! うらっぁぁぁぁぁ!」
受け止めた脚を投げ飛ばしてミルコが宙を舞う。着地しようとしたところを攻めた。俺はパンチを打ち込むが避けられる。
「個性なしでここまでやるとはなかなかだな。基礎も悪くない。よし個性を使ってもいいぞ私も全力でいく」
「良いのか? 負けてもぐちぐち言うなよ! 進化ノッキング30%」
俺はミルコに衝撃波を纏った拳だけでやりあった。
「はぁはぁ、しぶといな酒井」
「あんたに言われたくないね、もう1時間は殴り合いしてるぞ」
ミルコは50%まであげた俺についてきていた。
「おい酒井。お前はまだ本気だしてないんだろ。一度だけでいい全力で来い!」
「どうなっても知らないぜ。進化ノッキング70%!」
ミルコはさっきよりも更に威圧感が強くなった俺をみてニヤリと笑った。俺は衝撃波を放ち一瞬で間合いを詰めアッパーをするがミルコはギリギリで避ける。
「まじか、これ避けれるのか!!」
「踵月輪(ルナリング)!」
俺のパンチを避けたミルコはそのまま回転して蹴りを入れるが衝撃波鎧で防ぐ。弾き返されたミルコは体勢を崩しとき俺はノッキングをした。ミルコは動きが固まり何が起こっているかわからなかったが
「こんなものぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
ノッキングを振り切った。俺は驚いたが数発ノッキングを打ち込みミルコの動きは完全に停止した。
「ノッキングを振り切るとは流石だ。でもこれで勝負ありだぜミルコ」
勝負が終わり俺はノッキングを解いた。
「悔しいが今回は私の負けだ。次は負けねーぞ」
「悪いが敵とやっててくれ」
俺は身体を押さえる。
「どうした?」
「進化ノッキングはけっこう身体に響くんだ。一瞬だか70%はまだ慣れないな今日はもう休ませてくれ」
「そうするか私も動けそうにない」
俺たちは宿に帰ろうと準備しているとミルコが仁王立ちしてこっちを向いていた。
「なにしてんだ?」
「悔しいが負けは負けだはやくしろっ!」
「え、揉んでいいんすか……」
「私の負けだからな」
「いいやあれは個性使わないで勝ったらの話しだ。バカやってないではやく帰ろうぜ」
バコ────ン
俺は後ろからミルコに思いっきり蹴られた。
宿に到着
「そういやお前ヒーロー名はなんだ?」
「ノッキングマスター牙狼だ」
「なげーな。じゃこれからは普通に牙狼って呼ぶ。よろしくな牙狼」
「こちらこそだミルコ」
「よし。じゃー飯食いにいくぞ! 何が食べたい? 私が奢ってやる!」
「じゃー中華で」
俺たちは食事中にこれからの活動について話し合った。
「明日からはなにすんだ?」
「ひたすら走り回って敵をぶっ倒す」
「かぁー。てきとうだなおい。提案があるんだが保須市に向かわないか?」
「なぜだ?」
「保須市でのヒーロー殺しの事件知ってんだろ? まだ事件が起こるかもしれん。デカい山に遭遇できるかもってな」
「なるほど悪くないな。よしその案でいくか」
俺からの提案により保須市に向かうことが決まった。
牙狼「なぁミルコ。個性兎なんだろ?」
ミルコ「あぁ。兎以上のことができるぜ」
牙狼「じゃあ、うんこも兎以上にポロポロなんか?」
ミルコ「死ね!!!」
牙狼「頭を殴んなよ!リーゼント崩れるだろ!」
ミルコ「やっぱり奢りは無しだ」
牙狼「調子のってすみませんでした・・・」