考察・怪文書   作:泣き上戸

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お店描写はかさ増し用。


ミラグロマンの怪文書

カランコロン

「二名様ですか?カウンターの席、テーブルの席有りますがどちらに致しますか?」

「テーブルでお願いします。」

「分かりました。では、あちらのお席にお掛けください。」

 

「こちら、メニューになります。お決まりになりましたらお呼びください。」

 

「すみませーん。」

「はーい。ご注文がお決まりでしょうか。」

「はい。モーニングセットのホットコーヒーを2つとショートケーキとチーズケーキを1つずつで。」

「ご注文を繰り返させていただきます。モーニングセットのホットコーヒーがお二つ、ショートケーキがお一つ、チーズケーキがお一つ。以上でよろしいでしょうか。」

「はい。大丈夫です。」

「分かりました。出来上がるまで、少々お待ちください。」

 

「それで、今日は何の話よ?」

「下らない話。」

「またぁ?こっちは休日ゆっくり寝てたいんだけど。」

「俺、基本的に下らない話しかしないのに毎回来んじゃん。」

「まぁ、奢ってくれるし。で、どんな下らない話聞かせてくれんの。」

「じゃあ本題だけど、ジョジョの奇妙な冒険にさぁ、ミラグロマンっていんじゃん。」

「あぁ、いるね。」

「あれさ、やばくね?」

「なんで?」

「あれってさ、お金を理論上無限に増やせるじゃん。」

「それのどこがやばいの?お金が無限に増えて嬉しいってこと?」

「違うね。お金ってさ、どうして価値があるか知ってる?」

「バカにすんなよ。国が価値を保証してるからだろ。」

「そうだよな。じゃあ、国はお金の価値を基本的には一定にしたいとして、何かしらの影響でお金の価値が上がったらどうする?」

「そりゃあ、お金を刷ってお金の価値を下げるんじゃないの。」

「じゃあ、逆は?」

「お金の流通量を絞って価値を上げる。」

「まぁ、そうだよな。で、さっきのミラグロマンの話に戻んだけどよ。ミラグロマンってお金無限に増やせんじゃん。これってさ、銀行に預けられるのが作中で描写されてんだけどさ。銀行にバカほど入れればお金の価値を著しく下げることが出来んだよね。」

「あぁ、そういうこと。…やばくね?」

「めっさやばい。物価がめっちゃ上がる。」

「あれ?これってもっと悪用できない?」

「出来る。全然出来る。例えばだけど、どこかの国がミログラマンの事を知った場合なんだけど、お金の種類が変えられるから、スバイにミラグロマン取り憑かせて、他の国を経済的に弱らせられるし、土地を買いまくることも出来る。それを世界中の国でやると、その国が新たな覇権国家になることが出来る。やばいでしょ。」

「やばいな。」

「俺これ気づいた時、やばすぎてビックリしたわ。」

「あ、店員来た。」

 

「こちら、ご注文のモーニングセットとショートケーキとチーズケーキになります。お熱いので気をつけてください。」

「ありがとうございます。」

「じゃあ、いただきます。」

「いただきます。」

「やっぱ、上手いね、ここ。」

「そだね。で、ミラグロマンの話なんだけど、あれってほぼ兵器だよね。」

「だね。それが?」

「一応あれって最初の持ち主とされてる人が武器商人なんだよね。」

「そうだったね。何か皮肉だね。武器商人が兵器になり得るもので死に追いやられるなんて。」

「そんなもんでしょ。死の商人なんて。」

「だね。」

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