コミュニケーション下手くそな金属生命体が個性の少年がヒーローになる話 作:シェリーザ
「僕の思考を読んだ…脳量子波によるものだね」
リボンズは刹那の言葉に静かに頷く。自身も使えるからこそわかっているのだろう、リボンズはそのまま回線を繋げたまま会話する。
「…それで、それがどうしたと言うんだい、刹那・F・セイエイ」
「…その時、貴方の記憶も見えました。かつて自分が…この世界に転生した事、そして…何故ダブルオーのリボンズと同じ行動を取ったのか」
刹那が静かに言う言葉にリボンズは瞑目し、少し息づいた後答え始める。
「…わかったよ、君には教えてあげようか…何故僕がこの世界で救世主になろうとしたか…」
〜〜〜〜〜
167:第八世界存在いーすん
イッチさん大丈夫ですかね…
168:パラロス・アギト
イッチなら大丈夫なはずさ…リボンズに勝ってくれる
169:新世紀鉄血ゲリオン
素晴らしいご友人ダァ…!
170:竜宮在住の音楽家
ご友人素敵です…!
171:星々巡る不死鳥
>>169
>>170
仲良くレイヴンに狩られろ、それか袿姫かマホに頼んでナインボール作って狩りに行ってやる
172:【システム】
雄英の金属生命体からのリクエストを受託
Live配信モードを起動します
173:新世紀鉄血ゲリオン
>>171
お慈悲を!?…ってイッチだ!?
174:このすばでいいですとも!
勝ったのか!?それとも今から戦うのか!?
175:不運過ぎるごとき氏
大破寸前のリボガン…何故起動した?
176:雄英の金属生命体
…リボンズが過去を話してくれるそうです
177:星々巡る不死鳥
…了解した、黙って聞いてやるぞ、皆
178:ヒロアカ世界のイノベイド
…そうだな、彼について何か知る事もできる
179:ヒロアカ世界の狙撃手
オーライ、黙って聞いてやるよ
〜〜〜〜〜
あれはいつの話かな…確か…20○○年ぐらいだったかな、その時に僕はこの世界に産み落とされた。当時の僕はリペア・マークとして人造人間第一号として生まれた。勿論生まれたばかりの頃は苦労したさ、普通の人間よりも貧弱だし何やら、人体実験の日々だったさ。けどある日研究所が当時の警察によって閉鎖され、僕は養護施設…いや、僕自身の希望で宇宙研究所のようなものに入れてもらった。と言うのも僕は何故か宇宙への強い希望が湧いてね…前世のガンダムもあったりして嬉しかったのは秘密だ。研究者達に受け入れられるのに時間はかかったが、研究者の仲間入りを果たし宇宙進出の技術を進めた…
だがそれは突然終止符を打たれる。光る赤子が中国で発見された、それを聞いた時に僕は所謂前世の記憶を取り戻した…僕は転生者であり、この世界は僕のヒーローアカデミアの世界であると言う事。となればこの宇宙進出技術も捨てられる…それを回避する為に仲間達と共に必死に抗った。抗って抗って抗い続け…最終的に個性黎明期終わり頃に宇宙進出の計画は白紙にされ、更に僕らの事をよく思わない連中に地上の施設を全て破壊され、宇宙空間に幽閉された。しかし一部の仲間が地上にいたのが幸いだ、彼等と極秘に連絡を取り合っていたのさ。その後は僕らも宇宙で何年か生き続けていた…が、あまり高頻度で食料を送れば怪しまれるが故に、補給が追いつかず仲間達は次々と衰弱死…僕も死を待つだけだと思っていた…
けどその時頭の中に声が響いた。『世界に僕の実用性を示さないか?』と…その時僕は確信した。人造人間である僕に個性が芽生え、その個性は恐らく『リボンズ・アルマーク』。人造人間からイノベイドへと昇格した僕はまず、個性の特典の1つであろうヴェーダを使ってイノベイドの作成を始めた。容姿は亡き仲間達を参考に作ったさ、けど当初はと言うより今もだがガンダム00の技術程発展していないが故に寿命が出来てしまった。だがそれでいい、彼らを自分と同じ目に遭わせたくない…だが日に日にリボンズとしての意思が強くなっていき…遂に転生者しての僕の意識はほぼ消えた。因みに補足しておくと宇宙進出の技術は僕と地上の仲間達が残した会社…確かホワイトベース社…だったか、彼等とは今も良い関係でいる。しかし今回の事に彼等は関わってない、責めてあげないでほしいな。
その後については、まず魔王…オール・フォー・ワンを利用することにした。彼を利用して僕が特典の1つのリボーンズガンダムで彼を倒し、救世主になると考えていた…だが、途中で予想外の展開が起き計画を変えざるを得なかった。それが君達別の転生者の存在だ、コレには苦労されられたものだよ…とは言え見た限り宇宙へ進出出来るような者達は少なかったが故に魔王に協力してもらいソレスタルビーイング号と超大型主砲を敵共に作らせたのさ。極秘に地上、宇宙へ行き来できる宇宙船を僕が作り、敵達が宇宙空間で作る…数十年も掛けて作ったわけさ。そのまま魔王を手駒にして計画を進めるつもりだった…宇宙からの誰も阻止できない圧倒的な力の支配…それをするつもりだった…
しかし更なる予想外の出来事が起こってしまった。それが君の存在だ、刹那・F・セイエイもとい鋼華刹那君。君がこの世界に現れたことによって僕の計画は根本から崩れたのさ…宇宙へ簡単に進出出来る君がいれば僕の計画は崩壊する…それに戦うにしてもコレには流石の僕にも手に余る…だから僕は君を利用する事にしたのさ。個性の強化や覚醒を狙ってソラン、マリナ両名の殺害、君の個性の強奪をAFOに頼んだが…ソランの機転で逃げられてしまってね…捜索に数年かかってしまったよ。けど原作開始時に漸く見つけ…君を強化する事も含めて色々介入したのさ。入試については第三者によって妨害されてしまったがね…
ビーム装備の個性については僕が作り出して、彼に譲渡して脳無につけさせ…君に意識移動を覚えさせる為に死柄木に君を始末させようとし…ソレスタルビーイングなしでステインを制圧させる為に弱小組織に麻薬取引をさせ…その他諸々あるが、まあ…簡単にまとめれば君を利用して僕の存在価値を示す、そして世界に変革をもたらそうとした…だね。リボンズ・アルマークとして活動したのは…確かオール・フォー・ワン誕生ぐらいかな?その頃は宇宙でリボーンズガンダムの調整もしてたりね。
〜〜〜〜〜
「コレが君の望んだ今の僕になった因果さ、どうだい、君が想像していた以上のものだろう?」
「…宇宙への進出を夢見て、それを破壊されて…最終的にこんな行動を…」
180:とあるりんご頭
元々リボンズ…いや、リボンズニキはヒロアカの世界と知らずに宇宙への進出を夢見て生き続けた結果…モノホンリボンズに憑依?された、というわけか
181:星々巡る不死鳥
…世界が違えば、そうなることは避けれたのかもな…
182:ヒロアカ世界の超兵(反射)
聞いてりゃ要するにただの自己中じゃねえか
183:ヒロアカ世界の超兵(思考)
確かにそうだけど、普通自分の知り合いが次々に死んでいったら誰だって狂ってしまうよ…
184:マガニャン
…リボンズニキもただ宇宙を夢見てたのに世界に潰された…って事?
185:鯖太郎
世界によるが…超優秀なエンジニアとして生きていける可能性もあった、って言うわけだ
「ほう、転生者掲示板とやらか…僕は何故かその機能を使えなくてね…羨ましいものだ」
186:パラロス・アギト
俺と似た境遇だったんだな…転生者掲示板には本当感謝しねえと…
187:幻想の白侍
…今世で良き環境の中生きていける事に、感謝を
188:引き換えチケット
理解はできないけど同情はできるわ
「…確かにそうだね、僕も宇宙を諦めていれば、リボンズに乗っ取られる事もなかったのだろう…」
「…今からでも間に合います、ホワイトベース社に行って…」
「それをすれば君が敵と繋がっていたことが世間に広がる、だから…!」
リボーンズガンダムが残る動力で00ライザーのGNソードIIIの刃を掴み、自身のコックピットへ突き刺す。刹那はそれに呆気に取られていたが、リボンズの行動を理解して直様擬態を解除、リボーンズガンダムのコックピットハッチを取り込んで中の様子を見る。右半身に巨大な突き刺した傷痕がついており、刹那がサグメに行った事と同じく同化させる事で傷を完治させる…としようとしたその時自分の腕を掴まれる。掴んでいたのはリボンズの左腕で息絶え絶えの状態でリボンズは語る。
「鋼華刹那君…君とホワイトベース社の皆に…僕の夢を託す。僕を生かしたところで同じ事が起きないとは限らない、だから…頼んだよ」
そしてリボンズは静かに目を閉じてそのまま息を引き取った。刹那はリボンズの亡骸を抱えながら震えている。もし自分がこの世界にいなければ、もし彼が宇宙の夢を世界に突き通せていたら…それを考え続け涙が流れる。
189:人修羅モドキのネイティブアース
…恐らく最後に蘇った転生者としての意識で語ってたんだろうな
190:公安のBLACKSUN
リボンズニキも、元々悪くなかったってことかな…自分の意思が弱まったところをリボンズの意思に乗っ取られ…って感じで
「…なんであの時、僕が言った事に激怒したかわかりました…自分ができなかったことを軽々しく口にされて…それに対して激怒したんだと思います」
191:ヒロアカ世界のイノベイド
…今回の事件については僕が情報規制等をしておく、ガガ達も停止した、君も戻って…なに!?どう言うことだヴェーダ!!
192:ヒロアカ世界の狙撃手
どうした、何かあった!?
193:ヒロアカ世界のイノベイド
…中型惑星が地球に軌道を変えて向かってきている…!!
194:新世紀鉄血ゲリオン
なんだと!?
195:隣人A
惑星ってそんなすぐに軌道が変わるものじゃないでしょ?
196:このすばでいいですとも!
…まさかイッチとリボンズの戦闘の余波とか…?
「…!分裂体、全員集合してプトレマイオスに擬態して大気圏突破を!…僕が止める!!」
197:星々巡る不死鳥
ちょっと待て、流石にそれは無茶だ!!
198:秘封の闘牛ライダー
いくらイッチでもそれは危険すぎる!
199:ヒロアカ世界のイノベイド
ああ、僕とアレルヤも行く!!だから君も…
「もう誰も死なせない!!…サーシェスは別として…とにかくもう誰も見捨てたくない!!」
200:人修羅モドキのネイティブアース
サーシェス見捨てられて草
201:ありふれない星狩り
ダメじゃないか!死んでなきゃァ!!
202:引き換えチケット
まあ…わからなくはないわ
203:第八世界存在いーすん
滅茶苦茶軽く会話してますけど大ピンチなんですよ皆さん!?
204:不運過ぎるごとき氏
イッチはニュータイプじゃないんだぞ、流石に止めれない…!
「それでも…やってみせる!!すみません、Live切ります!」
刹那がLiveを切ると同時に隕石が既になんとか目視できる距離までに接近している。刹那は本来のサイズの00ライザーに擬態し直し、隕石に向かう。それと同時に大気圏を突破したプトレマイオスが分裂し始め、元のモビルスーツサイズのνガンダムやゴッドガンダム、AGE-FXなどに擬態、約100機近くが全員で隕石の下に潜り込み下から持ち上げて軌道をズラす作戦を始める。
「熱い…!!ストフリとかにしなくて正解だった…!!」
耐熱性が高いゴッドガンダム達を主力として、ヴァリアント、サイサリス(バーニアによる冷却での耐久)、AGE-FXとCファンネル等の高耐久、耐熱性が高い機体で挑む…が、やはりそれでも厳しく熱に耐えきられず燃え始める機体が出てくる。
「もっと…もっと持ち堪えて…!!」
パルマによる押し上げ、ファンネルを本来の用途ではないが下から押し上げ、あらゆる手を使ってでも隕石の軌道を変える刹那。機体が燃え尽きるのも関係なく続ける。そして自身も燃え始めるが…離れることなく軌道をズラす事に集中する。
「コレで後押しする…全機に太陽炉を擬態生成!全機一斉トランザム!!」
太陽炉が目にもわかる部分に形成されトランザムを次々に起動する。出力が上昇したことにより隕石も少しずつだが軌道が変わっていく。しかし代償ももちろん大きくなる…先程の3倍のスピードで機体が燃え尽きていくも止める事なくブースター、スラスターを蒸し続ける刹那。本体、つまり分裂体が全て燃え尽き自分も体の半分が燃え尽きたその時ティエリアから通信が入る。
『隕石の軌道が変わった…激突することはなくなったが…君は本当に、本当に大馬鹿者だ…!!』
「…自分が蒔いた、火種ですから」
刹那は苦笑いした後に意識を失い、そのまま大気圏へ突入を開始する。既に体の半分が燃え尽きている中で更なる空気との摩擦熱で今度こそ死ぬ…そう思われていたが、奇跡的に突入前にリボーンズガンダムのシールドにあたり、それがクッション兼耐熱材としての役割を果たした事で刹那は海に落ち、漂流した。誰1人いない、無人の孤島へ…
〜〜〜〜〜
「応答しろ刹那!刹那!!」
「…ダメだ、多分応答しないよ」
「そんな…あの馬鹿者…!!」
施設にて、ティエリア達は隕石のことは隠しつつも慧音達に事情を説明していた。勿論慧音は突然ルプスレクス達が飛翔し始めて宇宙へ行ったのだから不安でしかなかった。そして通信が途絶えたことでそれが何を意味するかを理解してしまった…が。
「…いや、生体反応はある。日本には落ちていないが、刹那は生きている…!」
「…!!…良かった…!!」
ティエリアの言葉で慧音はその場で嬉し泣きで泣き崩れる。グラハムや幽香も一息ついており、アレルヤは内心で「死んでねえのか…本当に化け物だな」と呟くハレルヤを宥めつつもマリーと共に喜んでいた。…まあ後にロックオンの容体を聞いて荒れに荒れるが。しかしそんな喜びの中で施設の近くに生える木々の奥から強い光が漏れ出していた事に気付いたグラハムがティエリアに聞く。
「アーデよ、あそこに何か街灯などはあったか?」
「いや、ないと思うが…」
「私もあそこにあそこまで強いライトを設置した覚えはないな」
「…確かめる必要ができてしまったな?」
幽香の言葉を皮切りに光の正体を見にいく一行。そして…その正体に言葉を飲む。
「コレは…!?あの馬鹿兄弟は漸く寝やがったか…」
「なんでしょうか…この…繭?みたいなものは…」
そこにいたのは「マユでーす♪」…ではなくてかなりの大きさを持つ白く光る繭のようなもの。幽香がピンセットで糸を取りそれを一先ず視認してみる…すると驚愕の事実が判明する。
「コレは…!ナノマシンが混ざっているな…今は機能を失っているが、稼働していた時の性能は恐らく相当なものだぞ…」
「ナノマシン…!?って事はこの繭は…!」
ティエリアがその正体に気付いた時、突如草藪から音が鳴る。敵襲を警戒する6人だったが、そこから出てきたのは白っぽい髪で特徴的なマスクを被っている女子高生。
「…確か君は敵連合の…」
「…あぁ…あぁっ!死柄木君を、トゥワイスさんを、皆を助けてください…!!」
女子高生、トガヒミコはティエリア達に懇願する。しかしいきなり懇願されても…というわけでマリーが事情を聞く。
「落ち着いてください、ゆっくりで良いですから…何があったのかを話してもらえませんか?」
マリーのメンタルセアピーを行いながら彼女から聞いた話はこうだ、刹那から逃走していた死柄木一行…しかし施設の近くまで来てルプスレクス達を見つけ、潜んでいたのだが…運悪くそこに兄弟喧嘩をしていた∀が殴られて飛んできたのだろう、死柄木達のすぐ近くに落ちてきたのだ。それに驚いて臨戦態勢に入るも∀は死柄木達を気にせずすぐに突っ込んできたターンXを捕まえて巴投げしたのだという。
ここまで聞いたティエリア一行だが、ティエリア、アレルヤ、ハレルヤはその後がどうなったかを理解してしまった。そんな彼等を気にすることなく話し続けるトガ、∀はビームサーベル、ターンXは右手から形成されたビームソードで戦っていたのだが突如両機の背中から虹色に光る蝶の翅が形成されたのだという。そのまま両機は殴り合い続け最終的に取っ組み合って両機から白い糸が放たれたらしく、死柄木や黒霧はそれに巻き込まれ、トガも巻き込まれかけた…が覆面をつけていた敵、トゥワイスが間一髪で突き飛ばす事により巻き込まれる事はなかったそうだ。最終的にトガを除いて敵連合全員が繭になったのだった…
「…一先ず彼女をウチで保護しましょう、今の彼女は…」
「ああ…頼れる者達が全員死んだ…かは不明だがいなくなってしまったわけだしな」
「ハッ、ソイツはガキを殺そうとしてた奴等の一味だぜ?今殺した方が良いんじゃねえのか!?」
「そんなに殺そうとするな、ハレルヤ。…そうだな、私のとこで匿ってやっても良いが…施設の将来を考えるとな…すまない、お前達に任せてもいいか?」
「任せてください、慧音さん」
一先ずトガヒミコはマリーの知り合いに匿ってもらう事に。なんでもその人はオールマイトも恐れさせる覇気を持つ赤服、赤帽子の男らしい。世間では非常に恐れられてるとか…なんつー奴と知り合いになってんだアンタ。
マリーさんなんかやばい人と交友関係になってません?まあそれはそれとして…コレにてELSの悪夢編終結です。次回は最終決戦…の前にちょっとしたお話含めてお送りします。
刹那「無人島の金属を貪り食べた後になんかしようと思いまふ」
もこたん♂「えいきっきに頼んでソランニキと話をしまふ」
ちょっと待て、お前については何も聞いてない。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=321857&uid=408513
↑此方募集中。
文化祭にて歌わせるガンダム曲
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Ash like snow
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儚くも永久のカナシ
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閃光
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RAGE OF DUST
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閉ざされた世界
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その他(活動報告立てます)