コミュニケーション下手くそな金属生命体が個性の少年がヒーローになる話   作:シェリーザ

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最終決戦前日譚その1です。
高知旅行に行ってました、高知城の眺めは素晴らしかったです。長曾我部元親と聞いた瞬間に某BASARAを頭に思い浮かべてた作者でした。


37スレ目

スレッドの共有が解除された後の刹那のスレでは…

 

95:新世紀鉄血ゲリオン

…さて、イッチが戻ってくる気配が全くねえな

 

96:一般特色ニキ

やっぱティエリアニキが言ってた記憶喪失になってスレに入れない状態…とかかなあ?

 

97:星々巡る不死鳥

>>96

多分その線が濃いな、火の特典スレで似た様な状況では入れなかった奴等がいくらかいたし

 

98:火継ぎの大正剣士

そういやいたな

 

99:マガニャン

いましたねそんな人達

 

100:不運過ぎるごとき氏

ま、暫くは膠着状態だな

 

101:人修羅モドキのネイティブアース

とはいえ心配でいることには変わりないがな…

 

102:第八世界存在いーすん

イッチさん、無事だといいのですが…

 

103:とあるりんご頭

まあ分裂体が一つでも残ってりゃ復活するイッチだし、そのうちサラッと帰ってくるでしょ

 

104:雄英の金属生命体

そうですね、そのうち帰ってきてくれますよね

 

105:パラロス・アギト

ま、現にこうして帰ってきた訳だし………イッチ!?

 

106:引き換えチケット

本当にサラッと帰ってきたわね…

 

107:このすばでいいですとも!

何があったのかを教えろォ!!

 

108:雄英の金属生命体

>>107

お、落ち着けぇ!とりあえず話すと…

 

〜〜〜〜〜

 

「…無事かしら、刹那」

 

「絶対ぇ無事だって!自爆してもちゃんと保険かけてた刹那だぜ?なら大丈夫…だと良いんだがなあ」

 

リボンズとの激闘(アフォとか言う奴が居たらしいが知らん)、惑星の軌道ズラしから約2週間後。サグメは雄英がまだ危機がさったわけではないと言うことで寮生活になる〜やらの話が出て、両親がそれを認めたのでその日用品を買いに行く…その時切島とバッタリ出会ったので共に行動しているところだった。話の話題は行方不明の刹那で、現在ソレスタルビーイングの全員が捜索しているのだが未だ見つかっていなかったのだった。

 

「…生きる様に事象逆転を起こしたし、そろそろ帰ってきてもいいのだけど…」

 

「うぉふ、なんかしれっと凄え事してるぞ…」

 

サグメが真顔で言い放つ言葉に苦笑いが出る切島。その時道路を挟んで向かいのビルが爆破され、人々が恐慌状態に陥る。2人にビルの破片等が飛んでくるも、切島の硬化で事なきを得る。爆破と同時に中から敵と思われる者達が現れ、2人を人質にしようとしたのか2人に接近して捕縛する。

 

「テメェら、このガキ共を人質にとってずらかるぞ!!」

 

「くそっ、敵かよ!」

 

「…今は下手に抵抗しない方が良いわ、大人しくしておきましょう…」

 

サグメの冷静な判断で硬化で暴れようとした切島をなんとか抑える。そして救助を待つ…のだが、超人的な跳躍力で何処にでも駆けつけてくれるオールマイトは引退済み、更には他のプロヒーローがいない状況で、絶体絶命…と思われたその時。

 

ギュオォン!!ギュオォン!!

 

「グヘェ!?」

 

「うぼぁ!?」

 

「な!?どっから撃ってきてやがる!?」

 

突然大きな発砲音の様なものが2つ鳴り、敵のうちの2人が気絶する。敵達は視認できない攻撃に連携が崩れ始めるも長と思われる敵がなんとか統率を測る。

 

「お、落ち着けお前ら!!音の出所がわかりゃ後は防ぐだけだ!!さっさと退くぞ!!」

 

この言葉を聞いて幾らかは落ち着く敵達。しかし…

 

「お、おい!あれ見ろ!!」

 

敵の1人が上空に指を差しその先を見る敵達。その先にいたのは…

 

「…」

 

「なあサグメ、アレって…!」

 

「…!」

 

急速降下しているマントをつけた人型の何かであり、それが気づけばいつの間にか着地する。重量がある筈なのに静寂を破る事なく姿を露わにする。物体の正体は人型で剣士の様なフォルムの機体、それがマントによって更に強調される。右手に盾、剣、銃が一体化した武装、左手に大型のロングライフルを折りたたんだ様な武装を装備している機体。背中には白いスコーン型のエンジンが接続されている機体…そう、ガンダムエクシアリペアIII(ELSver)であった。

 

「…破壊する、ただその歪みを破壊する…」

 

エクシアは左手のGNロングライフルを展開して引鉄を引く。的確な射撃により敵の1人に命中し気絶させる。その後すぐにロングライフルを折りたたみ、代わりに右手のGNソード改をソードモードで展開して敵達に斬り込む。

 

「な、なんだコイツ!?」

 

「そこらのヒーロー、いや下手なプロヒーローより強え…!?」

 

敵達も負けじと抗うもこの場では本来使い辛いロングライフルで精密射撃され、剣で斬り伏せられ、抵抗も虚しく数分で完全制圧される。

 

「…後はプロヒーロー達に任せるか…」

 

そしてそのまま飛び立とうとした時…

 

「…待って、刹那…!」

 

「ちょっと待ってくれ刹那!」

 

「…!?」

 

切島とサグメの2人に足を掴まれたので降りざるを得なくなり、大人しく降りる。

 

「無事だったか、刹那!心配してたぜ!」

 

「…生きてくれて…本当に良かった…!」

 

切島とサグメが刹那との再開に喜ぶ…しかし刹那は違っていた。

 

「…?お前達は何者だ?」

 

彼等は刹那の友人…にも関わらず何者かを問う。そして2人はその言葉が持つ意味を…嫌でも理解してしまった。彼は…刹那は…記憶を失っていると。

 

「…サグメ、一回相澤先生に連絡してくる…刹那を頼む」

 

切島が一度相澤に連絡を取るために場を離れる。刹那はエクシアの擬態を解除し、いつもの人間の姿に戻る、が。その姿はガンダム00第2期の刹那・F・セイエイの姿そのものであった。

 

「…本当に私達のこと、覚えてない…?」

 

「…すまない、わからない…本当にわからないんだ…」

 

サグメは悲しみが溢れようとするもなんとか抑え、自分達のことを覚えていないかを聞く…しかし刹那は覚えていないと返答し、サグメの涙が流れようとする…その時切島が戻ってくる。

 

「…相澤先生に連絡したら、今から此処にある人連れてくるって。だから待っておこうぜ…」

 

「…ええ、そうね…」

 

サグメは切島に悟られない様に袖で涙を拭っていつもの仏頂面で答える。刹那は会話の雰囲気的に待たねばならないと察したからか、大人しく待ってくれる様だ。

 

〜少年少女待機中〜「ソロモンよ!私は帰ってきた!!」「帰ってくんな」

 

「…成程、つまり今の鋼華は記憶を失ってるわけだな…なら荒治療だが良い人がいる、上白沢」

 

「…記憶がないのか、刹那。すまんがこっちに来てくれないか?」

 

「…?ああ」

 

相澤と共に来たのは刹那の施設の責任者である慧音、慧音は刹那を見て嬉し泣きしかけるも今は置いておき、慧音は真剣な顔をして刹那に自分に近づく様に言う。刹那はその言葉を疑問に思いながらも刹那の前に立つ。

 

「…近づいたが、次はどうするんだ?」

 

「いつの間にか私より大きくなったな…少し屈んでくれ」

 

この世界の慧音の身長は170cm、少し前までの刹那は165cmだったのに対し、今の刹那は175cm。慧音が少し見上げる形になっており慧音が少々顔を赤くしておるが…まあそれはそれとして刹那が慧音に言われて屈み込む。

 

「これで良いか?」

 

「ああ…それとすまないな、刹那…」

 

「どうした?まだ何か…?」

 

「…悪く思わないでくれ!!」ゴンッ!!!

 

「ぐっ…!?」バタッ…

 

慧音が震える様子に刹那は(今の自分が)知らない人とはいえ、心配するが…慧音が次にとった行動は刹那への神速の頭突き。これにより刹那は激痛を頭に感じながら気絶することとなった…

 

「…俺がかつて担当したクラスで常盤の覇気威圧の次に有名なバカd…生徒への制s…指導となる上白沢の頭突き…他のクラスでは上白沢=怒らせたら頭突きが飛んでくると言われてたし、なんなら精神操作系の個性を受けて記憶操作された奴に頭突きして記憶を取り戻させていたぞ」

 

「「…ええ?」」

 

〜〜〜〜〜

 

109:雄英の金属生命体

…そう言うわけで記憶を取り戻せました。まあ、容姿は戻らなかったですけど…

 

110:引き換えチケット

 

111:鯖太郎

 

112:幻想の白侍

 

113:ありふれない星狩り

荒治療にも程があるだろwww

 

114:不運過ぎるごとき氏

むしろ記憶失うだろその治療法…

 

115:とあるりんご頭

脳震盪とかにならなくて良かった…だと思ったがイッチに脳はなかったわ

 

116:雄英の金属生命体

はは…そういや闘牛ニキとブラックニキは…?

 

117:一般特色ニキ

>>116

いつも通りだよ、あの時はシリアスを読んでくれていたらしいよ。それより…記憶ない間は何やってたの?

 

118:雄英の金属生命体

>>117

えっとですね…まず大気圏突入の時にリボガンの盾でなんとか軽減できましたけど消耗してたので金属を取り込みまくった…のと、武力介入をしていました、日本に辿り着くまでに渡った国々の紛争や敵との戦闘に…

 

119:新世紀鉄血ゲリオン

アニメ第二期刹那みたいな感じだったのか。まあリペアはリペアでもIIIだから当然のように蹴散らせたっぽいがw

 

120:このすばでいいですとも!

ネライウツゼ!ネライウツゼ!

 

121:隣人A

>>120

アンタみたいなハロがいてたまるものですか

 

122:雄英の金属生命体

そう言えば記憶がない間、オールマイト並の体格の女性の方と会ったんですけど…頭おかしい強さしてません?

 

123:星々巡る不死鳥

強さについてはブーメラン定期

 

124:人修羅モドキのネイティブアース

…?オールマイト並の体格の女性…?…あ

 

125:一般特色ニキ

ちょっと待って、マジでやばい人と知り合ってない!?

 

126:竜宮在住の音楽家

確かそのヒーローの名前、スターアンドストライプって言ってなかったか?

 

127:雄英の金属生命体

>>126

はい、確かそんな人かと。武力介入中に戦うことになったのですが…なんかルールを制定…?してきて厄介でした。ルールのグレーゾーンや概念をずらすことで対応してたんですけどギリギリで負けました…

 

128:第八世界存在いーすん

いや、対応できてる時点で凄すぎるんですけど!?

 

129:幻想の白侍

まあ、擬態と変身は全然違うしな…

 

130:とあるりんご頭

屁理屈に物言わせて強引突破したなイッチw

 

131:新世紀鉄血ゲリオン

…それはそれとしてティエリアから伝言、記憶を取り戻したら繭を取り込め、だって。多分あの兄弟も因縁終わったはずだし君でも使えるはずだ、とのことだ

 

132:雄英の金属生命体

…!わかりました、回収しに行きます

 

133:星々巡る不死鳥

…しゃあ!漸く終わった、って感じだな

 

134:人修羅モドキのネイティブアース

…そうだな、一先ずは終わったな

 

135:マガニャン

暫くはゆっくりできそうで良かった〜

 

〜〜〜〜〜

 

「…お前に雄英に戻る前に聞きたい事がある、あの時お前の分体が宇宙に向かっていたが…何をしていた?」

 

ここは雄英高校の一室、刹那は誰よりも早く登校後相澤と根津の2人と対談していた。話の内容は刹那が攫われた時にゴタゴタが落ち着いた後に刹那が宇宙へ向かった事。刹那は隠す必要はないと考え、正直に話す。

 

「…僕が宇宙へ向かったのは真の黒幕と戦い、地球に接近していた隕石の軌道をずらす為…です。あと声については、多分あの時相当な数の敵達を取り込んだが故に声が出せるようになったんだと思います…」

 

「アーデ君の報告通りだね…わかったのさ。一先ず君がオール・フォー・ワン達と繋がっていないと考えて…オールマイトの話は聞いてるかい?」

 

「…ええ、聞いています。暴走していた僕のせいで引退した、世間でその声が少なくはないと事も理解してます。実際僕もその事は悔いるべき事としています」

 

根津は一先ず敵連合と繋がっていない体で話は終わるが…まだ別の話が残っている…オールマイト引退、その話は慧音やサグメから聞いている刹那。自分のせいで引退したやらなんやらと世間で言われている事は理解している、だからこそ…

 

「…だからこそ、僕はオールマイトを超えるプロヒーローになってみせる。例えここを去っても、誰かに石を投げられても、世界が拒絶しても…僕が守るべき花を咲かし、広げるためにヒーローになります」

 

自分がオールマイトを超えるプロヒーローになることを誓う。それが例えリボンズの言った通り世界が彼を受け入れなくても…相澤と根津はお互いを見合った後根津が笑顔で話し始める。

 

「君ならそう言うと思ったのさ、此方としても君のような優秀な子をそう易々と手放したくないのさ。それに君が誘拐されたのは此方の落ち度…なのに君は僕達を怒るどころか拠り所にしてくれてるのさ、突き放す理由がないのさ」

 

「…そう言うわけだ、…よく戻ってきた、鋼華。いや刹那・F・セイエイ」

 

「…!はい!刹那・F・セイエイ、帰還しました!!」

 

 

 

「それと鋼華、お前がターンシリーズ取り込んだと聞いた。勿論のことながら月光蝶の使用は禁止だ。出力を本来の0.00〜(数百桁を超える0)〜0001%まで下げるなら許可するが」

 

「はは…了解です」

 

その後は寮生活などの話を聞き、慧音の許可が取られていたことから拒否権はなかった刹那であった。外堀を埋められていたのだよ、君は…

 

〜〜〜

 

「…と言うわけで、お前らが待ち望んだ鋼華が帰ってきた。姿は変わってるが、中身は変わらずだから安心しろ」

 

「皆、久しぶり」

 

『鋼華(君)(さん)!!!ってか声が!!?』

 

と言うわけで、無事(とは言いづらい)1年A組に帰ってきた刹那。A組の皆は刹那が帰ってきた事に喜びから騒ぎ始める。後彼が声を出してることに驚く。

 

「大丈夫だったか、敵達に拉致られてたんだろ…?後声が聞こえるぞ!?」

 

「聞いた話僕が殆ど倒してたらしいよ(間違ってはない)、声については…ちょっと言えないかな」

 

「無事帰って来れて本当に良かったです…!ところで声を出せるようになったのですね?」

 

「声については切島君が言った通り、僕からは言いづらいけど…でも八百万さん、サグメさんに協力してくれてありがとうございました。君の協力がなかったらサグメさんが死んでたかもしれなかったです」

 

「な、何があったのかは聞きませんが…兎に角、良くぞ戻って来ましたわ…!」

 

「…チッ!生きてやがったか…」

 

「とか言って実は一番最初に特攻しようとしてたって、ソレスタルビーイングの皆から聞いたけど?」

 

「はあっ!?ウッセーよ!!テメェを超えるために1発かましてボコボコにするつもりだったんだよ!!」

 

爆豪がツンデレ認定されかけるも、相澤が手を叩く事でそれを聞いた生徒達は一瞬で着席する。ここは軍隊育成場なのだろうか。全員の着席を確認後、相澤はいつも通り淡々と話し始める。

 

「…鋼華以外には言ったが、先日言った様に諸君には仮免の取得を目標として貰う。ヒーロー免許は人命に直接関わる責任重大な資格だ、その取得の為の試験は当然厳しい。仮の免許だとしても取得率は例年5割を切っている」

 

「半分以下ですか…」

 

半分以上が取得すらできないと言う事実に戦慄する生徒達。簡単に考えてもこのクラスの半分は落ちてもおかしくない程の合格率である。しかしそれはヒーローになる為の資格は厳格な物であると言う証明なのだ。相澤が合図すると同時にミッドナイト、セメントス、エクトプラズムが入室する。

 

「其処で君達には…今日から最低2つ、ヒーローっぽい必殺技を作ってもらう!」

 

『学校っぽくってヒーローっぽいの来たあああああ!!!』

 

(うぐっ!?久しぶりのこの痛み…)

 

必殺技を作る、これを聞いてテンションが上がらない者なんていない。全員のテンションが一気にトランザムする(約1名頭痛に襲われたが)。そんな生徒達を見ながら教師たちがそれに対する持論をそれぞれが述べる。

 

「必殺、コレ即チ必勝ノ技デアリ型、技ノ事ナリ!」

 

「その身体へと染みつかせた技・型は他の追随を許さず、己のオンリーワンとなる。戦闘とはいかに相手に自分の得意を押し付けるかとなる」

 

「技は己を象徴し、己の象徴は技となる。今時、必殺技を持たないプロヒーローなんて絶滅危惧種よ!」

 

「…詳しい話は実演を交えながら合理的に行う。全員コスチュームに着替えて体育館γに集合、早くしろよ」

 

『はいっ!!』

 

相澤の言葉を引き金に皆がコスチュームを手にとって素早くそれを纏いながら、体育館γへと向かっていく。尚、刹那はデザインを変更しており、アニメ第1期刹那の私服、白シャツに黒ズボン、そして赤いマフラーとなっている。あとABCマント。

 

「ここは複数ある体育館の中の一つであるγ、トレーニングの台所ランド。通称TDLだ」

 

「「「待って、その通称は絶対に拙い気がする……!」」」

 

事件・事故・天災・人災といったあらゆるトラブルから人を救い出す使命を全うする者こそがヒーロー、即ち危険な場へと飛び込んでいくのでそれを出来るだけの力を持つ者ではないとヒーローとして認める訳に行かない。仮免試験では当人の力の適正を試されて行く事となって行く。情報力、判断力、機動力、戦闘力、その他コミュニケーション能力、魅力、統率力など、多くの適正を毎年様々な試験内容で確かめられて行く事になっていく。その中でも戦闘力はAFO亡き今でも活性化している敵との戦闘、現在において重要な物とされる。

 

「この中でも既に必殺技が存在する者は複数存在する、それを全員に適応させる」

 

必殺技はなにも単純に攻撃である必要はない、移動系や防御系、妨害や回復などと幅広いのでそれぞれに合った必殺技が完成する事だろう。

 

「林間合宿の特訓もこの必殺技を作り出す為の個性伸ばし訓練だった、残りの夏休みの10日余りは個性を伸ばしつつ必殺技を開発合宿訓練とする。個人によってはコスチュームの改良も並行して考えていくようにしろ、Plus Ultraの精神で乗り越えろ、準備は良いか」

 

『はい!』

 

必殺技。誰もが一度は憧れる自分だけの技、それを形に出来るのだから皆のモチベーションも特に高い。それは刹那も同じ、どんなオリジナルを生み出すか非常に楽しみにしている自分がいる…が此処で問題がある。

 

「…そういえば鋼華、お前…何なら出来ない?」

 

「えっと…流派東方不敗と、ゲルマン流忍術、後は…Gガン系統の技は殆どできませんね。体育祭の時のゴッドフィンガーやアイアンネットもなんちゃって版ですし」

 

「…少し待ってろ」

 

相澤が刹那に対して疑問に思ってたこと…それは何なら出来ないのか、である。刹那は彼自身が小病院にもなるし、シェルターにもなるしで万能過ぎるのだ。それだけでなく今なら分裂という手札も使える。なので不可能なことが少な過ぎるのである。強いていうなら先代の技やらなんやらが重要になるGガンシリーズの技が出来ないのだが、それを差し引いても戦闘能力は普通に高いのである。相澤はそれを聞いてセメントス達と話し合い始める、まあそうなるわな。

 

「…胴体にVLユニットを生成、こうしてこうしてああすると…なんちゃって超級覇王電影弾の出来a」

 

待て、VLユニット電影弾はそれじゃ済まないだろ。その予想は当然当たり、VLユニットの加速が加わった刹那は体育館の壁をぶち抜き何処かへ消えて行った。今頃軌道上の障害を全てぶち抜いている事だろう。

 

「お前についての方針が決まっ…どこ行った?」

 

「…刹那なら体にVLユニットを生やして、超級覇王電影弾で壁を壊して何処かに消えました」

 

話し合いを終えた相澤が戻って来た頃には何もおらず。どこへ行ったと考えているとサグメから情報が入る。相澤がサグメの指差す方向を見ると其処には無惨にも瓦礫の山と化してる壁があった地点。これを見て無表情になる相澤。少し黙った後に…

 

「…壁の修復と反省文を書かせるか…」

 

ちなみに強化プランはその技の更なる修練、言えばライザーソードの出力の微調整、そして月光蝶の調整である。…人身事故が起きないことを祈ろう。

 

おまけ 刹那の寮室

 

〜刹那が帰還するまで皆が部屋のお披露目会をお預けしてくれてたそうで今から行われるそうです〜

 

「さーて…男子最後の部屋、鋼華君の部屋だよ!」

 

「緊張するなあ…」

 

「…どんな部屋にしてるの?」

 

「まあ、ちょっとね」

 

「ではご開帳〜!」

 

広がるのはプトレマイオス2の管制室内を想起させる様な白い部屋、勿論ビーム砲なんて寮にはないのでハンドル等はデスクなどにしております。

 

「おお…!」

 

「すっげえ綺麗でシンプルな部屋だな〜!」

 

「自室とはまた別の凄さがあるねー」

 

「ちょっと待っててね皆。えっと…」

 

刹那が1つのデスク上にあるPCをカチャカチャ叩いてエンターキーを押すと部屋が変化する。其処は作中でもあった作戦室の様に暗くなり、床にさまざまなファイルなどが表示される。

 

「凄え!?まじの作戦室みたいだな!!」

 

「うん、他にキッチンとか小規模ゲームセンター、その他諸々に擬態できるよ」

 

「へ〜…って擬態!?まさかこの部屋って…!?」

 

「うん、僕の身体を使って改造したよ。だから部屋のチェンジとかはこのPCで好きに変えれるよ」

 

「滅茶苦茶便利だな!」

 

「お、このファイルってなんだ?」

 

峰田が指したのは試作品というタイトルのファイル。それについて刹那は…」

 

「あー、それは色々と試作中のもののファイルだよ」

 

「へー…上鳴!」

 

「あいよ!「え、ちょっと!?」これをこうすれば…!おっしゃ開けた!」

 

峰田+上鳴のコンビネーションアタックでファイルが開かれる。その中身は…

 

「…何々、GNビッグキャノンとサテライトキャノンの合体計画に、相性のいい機体の融合…他にもゲームシステム調整…?やらなんやら…なんだよ、何もねえのかよ!?」

 

ガンダムに関連するデータや設計図の山である。彼としてはアルケーバルバトスとかをやってみたい模様。そして峰田達の望むものはなかった模様。

 

「なんだよ…ってお?これは…」

 

上鳴が設計図やらの山から見つけた1つのフォルダをクリックして開く。中身はというと…

 

「…女子へのプレゼントのオススメや、金属のアクセサリーの作り方…後金属造花に金属作品…これは?」

 

「う、見つかっちゃったか…」

 

今度は刹那があまり興味がないと思われていたものの山。これには峰田達も目を輝かせる。問われて動揺していた刹那は少し落ち着きを取り戻し、恥ずかしがりながら答える。

 

「えっと…実は…その…サグメさんへのプレゼントをと…サグメさんからこの前羽根を貰ったんだし、それのお返しがまだだったから立派なものを作って返そうと…

 

「…おー、良いじゃん。峰田、上鳴、其処までにしといてあげな」

 

この場の中で一番耳が良い耳郎が刹那の零した事を聞いて心の中で笑いながら峰田、上鳴に止める様に話す。上鳴は此処で止めるつもりだったのだろう、

 

「お、そうだな。ここでやめとくか」

 

とすぐに止めるが峰田は諦めが悪い。

 

「まだだ!まだ俺のバトルフェイズは終r「ふんっ!!」うわらばっ!?」

 

某遊戯王になりかけていたが切島が頭部に思いっきり手刀を振り下ろして気絶させる。その後峰田を俵のように担いで、

 

「兎に角凄え部屋見させてくれてサンキューな!休日とか遊びに来ても良いか?」

 

「うん。もちろんだよ。皆も来てくれ良いよ」

 

「じゃあ来れる時にまた来るね!」

 

全員が部屋から出て行った後にサグメが刹那と話し始める。

 

「…あれって私に?」

 

「うん、そうなんだけどね〜…見事にバレちゃったな〜」

 

「…完成品、楽しみにしてるわね」

 

「!うん、任せておいて!」




死柄木君達は残念ながら出番が終了。まああの兄弟に絡まれたら死しかないから仕方ないね。仮免では超低出力月光蝶が大暴れするかもしれない。

https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=321857&uid=408513
↑此方まだまだ募集中

文化祭にて歌わせるガンダム曲

  • Ash like snow
  • 儚くも永久のカナシ
  • 閃光
  • RAGE OF DUST
  • 閉ざされた世界
  • その他(活動報告立てます)
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