コミュニケーション下手くそな金属生命体が個性の少年がヒーローになる話 作:シェリーザ
それと万博やら体調崩してやらで投稿遅れました。…本当にすみませんでした。
「えっと…どうなってるんだ、これ…!?」
ちいかわ状態から復帰した刹那、モニターを見ればまだ試合は続いており、上空カメラ視点から見ればバトルフィールドの至る所で青い爆発が起きている。それと刹那の来訪に気づいたであろう者達がやってくる。
「イッチ、すまんな…奴等を止めれんかった」
「大丈夫ですよ、人修羅ニキ…ただあの台って…あ、無限覚醒ルールにしてたんだった…!」
その者達は刹那のスレッドに参加してるスレ民達で、彼等彼女等を代表してシンが刹那に頭を下げる。刹那は特に気にせず原因を探っていたが…お祭バトルも悪くないと考えていた自分が原因だった様。そして…
「今年は申年ィ!!!」
「ウギャァァァァ!!?」
妹紅の使うサイサリスのアトミックバズーカが、上下前後左右核の炎に包まれて逃げ場を失ったシンジサイサリスに命中し試合が終了する。…本当に酷い光景であった。ステージのどこもかしこも核の炎が燃え上がっていたのだ、避けようも何もクソもない。一先ず猿達は人類へと進化してくれた。(ただし1名シンジ君になってたのでその人だけ正気に戻った、の方が正しいと思われる)
「さーて…すまんな、醜態を見せたなイッチ」
「悪い、ついサイサリスブッパしたくなってな…」
一先ず刹那に謝る妹紅とシンジ。まあ刹那もお祭は楽しむタイプなので…
「楽しんでくれてたっぽいので…まあ良いですよ」
猿になってた5人とシンジ君になってた1人を許す。その6人は安堵の息を吐く…が。
「…ん?俺の気のせいだと良いんだがな…ちょっと妹紅ニキ、俺の前に来てくんね?」
「んあ?良いが…」
此処で何かを怪しんだのか、ゴルベーザが妹紅を自分の前に呼び寄せる。妹紅は何の疑いもなくゴルベーザの前に来て、そして…
「…『ライブラ』」
「あ、ヤッベ」
ゴルベーザは相手の弱点等を暴く魔法、ライブラを唱え妹紅は明らか確信犯な声を出す。ゴルベーザは空中を数秒眺めた後、何処からか取り出した紙みたいなものにおそらく魔力操作だろう、何やら写していき…
「…妹紅ニキ、本当のアンタはどこにいる?」
その紙を皆に見せつける様に前に出す。その紙には何やら色々とびっしり、歴とした日本語で書かれているがゴルベーザが指差すのは紙の最上部。全員がそこをまじまじ見つめると…
「…ん?藤原妹紅
「分身…ってことは!?」
「…さあ、イッチ!この文化祭を案内してくれ!」
「…待て待て待て!!本体のアンタはどこに居やがる!?」
闘真がその最上部に書かれた文字を読み、その文字の意味を理解する岸辺。それを否定すらせず、刹那に色々と案内させようとする妹紅…いや、火炎分身の妹紅。本体の所在地を聞き出し始めるスウォルツ。うん、早速カオスになり始めたぞ。この不死鳥が出ると大体混沌となり始める現象はなんだろうか。
「…あ!多分これ、公共スペースにいる!」
「…確かに、なんか前に聞いたことがある音が聞こえるな」
その時耳が敏感な響と希が何やら聴き慣れた、または聴き慣れてない音を聞いたらしく分身を引き摺りながらその場所へ向かうスレ民一行。その果てに見つけたものは…
…そこでは黒子衣装を着て、顔は隠れているが十中八九分身の妹紅と思われる者達が楽器を奏で、多分許可をとってステージを立ててその上でマイクを握り男の筈なのに女性の様な音域が高い歌声を奏でる本体の妹紅。そして彼の周りで太鼓の様なものを浮かべそれをダンスを交えて叩き、ビートを刻みながら共に歌う赤髪の女性堀川雷鼓。2人のデュエットは刹那達にも負けず劣らずA組のライブが終わってから来た観客達を湧き上がらせていく。その光景を見たスレ民達は…
「…後で問いただしましょう」
「そうだな、まあとりあえず待っておいてやろう」
〜待機中〜待機中〜待機中〜
「最後まで聞いていただいて、ありがとうございました!」
「皆もこのあと、楽しんでいってね!!」
…この2人、雄英が呼び寄せた特別ゲスト的な感じになってるけど、雄英には一切関与していない事を忘れてはならない。それは兎も角ライブステージを黒子衣装の分身妹紅が片付けている間に、漸く本体の妹紅が合流する。
「あ、君がもこたんの言ってた!私は堀川雷鼓、よろしくね!」
「僕は鋼華刹那です、よろしくお願いしますね雷鼓さん」
「いやー悪いね、雷鼓と久々にデュエットしたくなって…所で、誰が分身って気づいた?」
「俺だよ、妹紅ニキ」
初対面の刹那と雷鼓が挨拶を交わす中、妹紅は謝罪を入れるが謝意を感じないあたり流石と言ったところである。妹紅がなんでバレたのかと尋ねてくるので、ゴルベーザがそれに手を挙げる。
「あー、やっぱゴルニキに気づかれたか…」
「まあ、俺も近づいてみて初めて気付いたがな」
「ゴルニキさん、妹紅ニキさんを分身と見破ったのは魔力量系統…ですよね?」
「流石いーすんネキ、そうだよ。前に格付けの時にアンタに会ったが、魔力というか、妖力というか、それらがさっきまで猿になってたアンタと量が少なすぎたからな。一応ライブラを使って確認はしておいた」
「反則だろそれ」
とイストワールに尋ねられたので、ゴルベーザが正解と言いつつ、何故それに気付いたかを軽く説明しておく。この説明に皆納得がいったようで、何名かが呆れて息をついている。
「ま、それはさておき考え方と見破り方は御名答だ」
「いや、話をずらそうとしないで」
話をずらす前兆が見えたか、ハンがしっかりと逃げ道を塞いでおく。あからさまにずらそうとしてたようで、妹紅は周囲を見渡した後に観念したか、話を始める。
「…ま、いつ入れ替わったかについてだが…答えはエクバに並んだ時から、だ」
「…え、マジで?」
実はエクバに並んだ時から入れ替わっていたらしい妹紅。その事実に思わず声が漏れる庄司。そりゃそうだ、彼としては既に並んでた妹紅を本体だと考えているたのだから。シンジやエボルト、立香等のエクバをやってた面子もこれには驚きしかない。
「もう!もこたん、そう言うのはちゃんと皆に伝えなきゃ、メッ!だよ!」
「…そうだな、悪かったな皆」
流石に自分が愛してる雷鼓に言われたからか、今度はちゃんと謝意を感じさせる謝礼をする。…と言うかコイツには雷鼓を付けてたら何もしなくなると思うんだよね。雷鼓を失望させる様な行動をとる事がなくなるので。
「…まあイッチ並のライブを披露してくれたから良いけど…あれ?そういえばマガニキと隣人ネキがいないけど」
「む?…確かにな、彼等は何処へ…」
とここで、紅玉が周りに響と栄がいない事に気づき、迷子常習犯だが今回はしっかりといる刃も周囲を見渡すが…そこに2人の姿はなかった。
「…まさかあの馬鹿、原作キャラに絡んでないでしゃうね!?」
「ちょっとそれは困りますね…僕の分裂体の通信機を渡しておくので、捜索しましょう!」
スレ内でも雑な扱いをされている栄だが、こういう時は本当に何かしでかされたらたまったものではない。そういうわけで全員での捜索が始まろうと…
「ん?ありゃァマガニキじゃね?」
「なに?…確かにそうだな。…だが軽く竜化してないか?」
した時、エボルトが響を発見したようでそれにシンが反応する。見れば響は額から兜の飾りの様な角を金と紫のグラデーションの髪をかき分けて生やしており、両手首から黄色の刃の刀みたいな甲殻が伸びており、軽く竜化した姿をしていた。
「嗅覚強化とか?隣人ネキを捜索するためになったと思うんだけど」
「その線が濃いな、追いかけるぞ」
ガリバーの推測にスウォルツが賛同する。響もといマガイマガドは元々は野生に生きるモンスター、嗅覚などは優れているものだ。まあとは言っても普通こんな場所であんな馬鹿でかい姿にはならないので、響はしっかり状況を読めている。そんなこんなで響の後をつける約18名。周りから見れば普通は何事かとなるが、今は状況が状況なので誰も気にしていなかった。そして…
「いた!勝手に離れないでくださいよ、隣人ネキ!」
「仕方ないでしょ、私身長低めなんだから押し流されるのよ!と言うかどうやって見つけたの?」
「匂いと音ですけど」
どうやらガリバーの推測は正しかったようだ。…それと体格の話が出たが、現在栄の身長は150センチに対し、響は185近くある。…尚スレ民で1番身長が高いと思われるのはゴルベーザだ。逆に1番低いのは栄だろう。それはさておき、確かに彼女の言うことも一理ある、この人の流れでは巻き込まれて抵抗できなくなるのも仕方…ないはず。
「まあそれなら分からなくはないですけど…とにかく、帰りま…」
「あら?貴方…もしかして竜とかの個性をお持ちですか?」
栄の手を繋ぎ皆の元へ帰ろうする響…だが、その時不意に声を掛けられる。その声に驚いて栄の手を離してしまうが、追いついたスレ民達でハンがその手をなんとか繋ぎ事なきを得る。それはそうと、その声を掛けてきた主というのは…
「えっ、リューキューさん!?」
「どうも、鋼華君。所で、彼は貴方の友人さんかしら?」
「はい、そうですけど…
「あっ…(察し)…マガニキ、強く生きろ」
「どう言う意味ですか妹紅ニキ!?」
何と何と、プロヒーローであり刹那の暴走を止める戦いではオールマイトの空中足場になっていたリューキューであった。…書き方に悪意がある様に見えるが、実際これぐらいしか書きようがないのである。13号等であればもっと書けるのだが…それは兎も角、彼女の左手を見て何かを察した妹紅は唐突に響に別れを告げる。勿論、言われた側である響はその意味を理解できていない。
「…それは良かったわ!紫と金髪の貴方、名前は?」
「ぼ、僕ですよね?…虎城響です…」
「響君ね、ちょっと私に付き合ってくれないかしら。答えは…聞いてない!」
「!?ちょっと猶予をくだs!?」
それは数秒間の出来事だった。考えようとしていた響に一瞬で近づいたリューキュー、彼の返答を聞く事もなく彼を連れ去って行ってしまったのだ。…これ誘拐になると思うけど、まあ上手い事(リューキューが)誤魔化すと思うので彼等が考えた所で何も出来ないだろう。一応響は刹那の分裂体を所持してるので場所や会話内容は把握できるのが救いである。
「…どうしますか?マガニキさんの回収に…」
「いや、マガニキは反省を促すダンスの時に奪還しよう。今は…楽しむぞおおお!!!」
「ヒャッホーイ!!!」
イストワールが響の事を杞憂するも、普段は彼に『合掌〜!』と言われてる岸辺がそれを制止させ、文化祭を本格的に楽しみ始める。尚そのノリに乗っかるのは同じく闘真だ。その光景に雷鼓は首を傾げるが、彼等の事情を知るスレ民達は微妙な顔となっていた。それはともかく響は暫く離脱する羽目になったのだった…
〜〜〜〜〜
「それでエクバするわけなんですけど…本当にパワーバランスミスしたかもしれません…」
「大丈夫だ、イッチ。イッチは悪くない」
「イッチが悪くないのは当たり前でしょ」
「いやいや、妹紅ニキと鉄血ニキは組んだらダメでしょ!?」
残った面子でエクバを始めようとする…のだが、通常の2vs2の台にて問題が発生。5グループに分かれてやるわけなんだが…組み分け詳細は初心者組であるイストワール、雷鼓、ハン、栄組、他はスウォルツ、シン、紅玉、ゴルベーザ組、エボルト、庄司、ガリバー、希組、シンジ、妹紅、闘真、岸辺組、刹那、立香、刃、マサムネ組である。で、その組内でチームを振り分けるのだが、1組だけ問題が起きた模様。どのチームで問題が起こったかというと…会話内容からして最早確定している。
「大丈夫大丈夫、俺20コスのバルバトスしか使わないから!」
「大丈夫大丈夫、オリジナル機体の5コスしか使わないから!」
「待って、今凄い不穏な言葉が聞こえたんだけど!?」
「5コスって何!?」
…解説を入れると、エクバの使用する機体にはそれぞれ、3000、2500、2000、1500コストがありその上2桁を取って30コスや20コスと読んでいるのだが…その理論で行くと…
「鉄血ニキの言う20バルバトスは初期のバルバトス、正確に言えば第四形態のバルバトスなので嘘は言ってませんね。鉄血ニキはオリジナル機体を出してないのでこれ以外選択肢がないですからね」
「それはそれとしてでも…妹紅ニキ、あんたが使おうとしてる機体って…最低ラインも最低ラインの500コスト…じゃ、ねえよな?」
「…さて、何のことやら」
「やばい、絶対尖りまくった機体が来るじゃん!?」
紅玉の追求にも白を切る妹紅。この対応には対戦相手となる闘真はウソダドンドコドーン!状態になる。ちなみに刹那がバルバトスの事を正確に言いなおした理由はバルバトスは複数形態がある…のと、今回オリジナル機体が混ざるわけなので詳細を言ったのである。…尚、立香が魔神柱と君をぶち殺す若本を思い浮かべていた事は内緒だ。それはそうと抵抗を許されなかったライダー2人。果たして勝負の結末は…
〜〜〜
と言うわけで結果をダイジェストで送りしよう。まず、初心者組の女性陣4人。イストワール、ハンチームと栄、雷鼓チームとなって戦闘を繰り広げていたわけだが…
「おおー、このレーザー凄いわね!カービィちゃんのアーマーみたい!」
「そんな生ぬるいものじゃないでしょ!?何よこの機体、3000コストって奴のが1番強いんでしょ!?」
「えっと…使い方をちゃんとわかっていたら強いんですよ…」
「ナイス援護です、チケットネキ!」
「貴女も爆風を当てるのが上手ね」
イストワール作成、2500コストのガンダムアヴァリアートのアシストであるGXビットによるゲロビ、サテライトキャノンによる生当てや爆風を掠らせるなどで着実にダメージを稼ぎ、ハンはオリジナル機体、2000コストのガンダムビジネサーのこれまたアシストである特別仕様ジムの軍隊による攻撃…と言うかやってる事はほぼガンイージなのだが、それを抜きにしても雷鼓と栄を良い感じに追い詰めていた。更に悪質なことに、バーサスにて登場していたメタスと言う機体のように、相方の体力と弾数の回復を行えるのだ。商人としての特性をしっかり機体に落とし込んでいる…のだが、あれ?これ15コス機体を融合しただけじゃ…?
対する栄だが…何を考えたか、30コスのνガンダムを使用している。確かに30コスがエクバでは大体強いが、使い方を知らなかったらただの大きな的になるぞ。相方となる雷鼓は初心者向けであるエアリアル。栄は大人しくファーストを使えば良いものを…結局アヴァリアートの覚醒技の月光蝶で試合は終了となった。
「やっぱ隣人ネキって頭悪い…?」
「それは言ってやんな」
〜〜〜
次の組、スウォルツ、シン、紅玉、ゴルベーザ組だが…チーム分けはスウォルツ、ゴルベーザと紅玉、シンとなった。早速バトルが始まる分けだが…
「…」
「…」
「…」
「…」
「めっちゃ黙るな…」
初心者組と違って黙りこくる4人。戦況を見ればスウォルツのオリジナル、2000コストの駆るGN-XV(何故この機体かについては、もしかしたら某不死身の幸運を授かっている気分になるらしい)がビームライフルを相手2人の着地タイミングに撃ってしっかり当てており、ゴルベーザの駆るオリジナル3000コスの、ガンダムセオドールがガン引きして魔法陣らしきものから火炎弾や氷結弾等をブッパしている。対するシンの3000コストのダブルオーアマラは阿頼耶識を起動して機動力と火力を上げており、セオドールの形成する弾幕を抜けて近接攻撃を仕掛けていく。同じく相方の紅玉の2500コストのニュートビティガンダムが特殊兵装と思われる引力装置を出して、敵となる2人のアシストや弾丸を引き寄せて味方や自分の被弾を減らしていく。
こうしてギリギリの駆け引きが続いていき、沈黙が数分間続いていたが…
「…っ!此処だ…!!」
「うおっ!?しまった!!」
両者の後がなくなり、極限状態での駆け引きが長引いたからか、紅玉の集中力が切れてしまいその隙を狙ったスウォルツのビームサーベル攻撃で見事勝負は決まったのだった。お互いの覚醒を切る場面も絶妙な場面で、見応えのある試合となったのだった。
「やっぱこう言う駆け引きだよな、エクバって」
(一同の野生動物を睨む目)
〜〜〜
そしてエボルト、庄司、ガリバー、希組の番。チーム分けはガリバーとエボルト、庄司と希となって戦いは幕を開けた。
「やっぱこう言うのって…既存の機体でも十分良いと思うんですよ…」
「ガエリオオオオオオオ!!!」
「一体どうなっているんだ!?何でタイマンできてんの!?」
「マクギリスウウウウウ!!!」
諦めた目でいるのはガリバーで、使用するはオリジナルの2000コストのウォークシーカーで彼の能力である影に潜航する事にちなんだ武装を所持しているようで、戦場にある建築物の影に潜ったりしてやり過ごしたり、奇襲したりしている。対する敵の庄司が使うのは既存機体で癖も少なく、扱いやすい性能のX-2改。こいつは本気で初心者にはオススメだぞ。…そして残る2人は…
「そこは原作再現しているんだな…」
「はい、キマリスヴィダールとバエルが相手同士に来た場合は強制タイマン…と言うより、其々のロックが固定されるんですよね」
「でもこれちょっかいはかけれるんだよな?」
「一応できます」
会話内容からある程度察せるが、モニターを見れば…エボルトがバエルを、希がキマリスヴィダールを使って2vs2なのにタイマンをしていた。刹那曰く、原作再現の特別タイマン仕様のようでお互いバエルとヴィダールからロックを変えれなくなるそうだ。…ただしこれが適用されるのはこの2機のみで、他機体は効果の対象外なので意識外の奇襲とかは気をつけなければならないが。実際…
「この俺が…負けるだと!?(バエル柱)」
「私が…負ける…!?(某魔族)」
「めっちゃ隙ありだわ、エボルトニキ」
バエルが例の如くヴィダールにバエル運送を決めていた所、着地時に庄司X-2改にショットランサーを刺された後にゲロビで吹っ飛ばされていた。エボルトと希の2人はお互い覚醒を叩き合って猿になっていたが冷静な相方によって勝負がついていた。
「…まあ、古事記にも後ろにも目をつけろって書いてるしな。猿に退化すりゃそら負けるわ」
「それアンタの古事記だけだろ」
〜〜〜
そして主催者である刹那のいる組、刹那、立香、刃、マサムネ組。此方は刹那とマサムネ、立香と刃で別れることとなった。
「僕達は…わかりあう必要がある!」
「じゃあ何でフルセイバーぶん回してんだよ…」
「やっぱイッチ、00機体の時は滅茶苦茶強えな…」
「かなり手強いな…」
刹那は分かりあう必要があると言いながらクアンタフルセイバーを使って対話する気ゼロで戦っており、マサムネも特にオリジナルは必要ないらしく、ビルドシリーズにて出た戦国アストレイを使用。対する立香は3000コストとなるオリジナル、セイバーガンダム・ベンドラゴンを使用しており、なんか色々光る剣を飛ばしたり、アシストなんだろう、騎士ガンダムに近い見た目の機体が戦場を飛び交っている。彼の相方である刃はスサノオユニットからなんだろう、既存機体のスサノオを使用している。そうするとあら不思議、戦国アストレイとスサノオの武士勝負が始まったではありませんか。
「何でそっちで勝負が起きるんだよw」
「これも武士の情け…って奴ですかね」
「そんな話か…?」
結局のところはマサムネが粒子発勁を決めたいあまりに、猿になってしまったのが原因となり、ペンドラゴンの覚醒技である
「あれってブッパ系の覚醒技よね…当たる範囲狂ってないかしら?」
「エクスカリバーだから仕方ない」
〜〜〜
そして最終試合…問題が起きたというシンジ、妹紅、闘真、岸辺組。チーム分けはシンジ、妹紅と闘真、岸辺となった。…あれ?パワーバランス…はどこへ…
「何とかなれーッ!」
「野郎ぶっ殺してやらぁぁぁ!!!」
「鉄血ニキ、また自爆特攻するから援護よろ」
「了解了解」
会話内容が死んでいるが…闘真はオリジナル機体の2500コストのバッファロンガンダムで、チェーンソーのような武器をぶん回して脳死突撃をしており、岸辺も岸辺でオリジナルの3000コスト、BLACKガンダム・SUNという機体でなんかやばそうな雰囲気のサーベルをぶん回している。対するシンジはマジでただのガンダム・バルバトス第四形態を使用、太刀を投擲したりしており、彼の相方である妹紅のオリジナル500コストの機体、リバイバルガンダムは…画面を見れば耐久値は何とたったの50。ビームライフル1発掠るだけで死ぬ機体を使っているのに自身の強みである弾幕張りや、変形して鳥になって羽根ばら撒いたりしてヒットアンドアウェイも、真正面からの殴り合いにも滅茶苦茶強くてなかなか死んでいない。強いていうなら既に7…いや、今また自爆特攻したので8回死んでいるが、その死因は大体自爆特攻である。因みに闘真と岸辺の機体のメインが掠って死んだのは3回である。
「やっぱ鉄血ニキうめえな…スレ内でガンダムに1番詳しいってのは伊達じゃなかったんだな」
「まず妹紅ニキの機体がゴミゲー前提機体って話しようか」
そんな彼らの戦法はシンジがガン引きしてノーダメ前提、妹紅が弾幕を張りながら突っ込んで自爆している。字面を見るとクソみたいな戦法だが、これが中々にうざいし強いのである。対する闘真達ヤンデレに愛されライダー達は脳死の捨て身戦法しかしていない。まあそんな戦法してりゃ…
「これでフィニッシュだ!」
「わぁ…わぁぁぁ…!!」
「あ、泣いちゃった!」
「そりゃ泣くでしょ…」
最後にシンジが覚醒を叩いた状態でカウンター攻撃を放って闘真のバッファロンが撃墜される。闘真はちいかわ化して泣き出してしまう。そこにハチワレ雷鼓の健気な声が余計に痛く刺さる。ハンにジト目で見られるも気づいてないようだった。
「ま、めっちゃおもろかったから俺としてはOKだったわ」
「私も、初心者なりに楽しめたので良かったです!」
「初心者…?」
初心者の皮を被った説が出ているイストワールだが、その真実は黒歴史に葬り込まれたのだった。それはさておき…
「あ、そろそろですかね」
刹那が右腕につけていた時計を見てそう呟く。それを聞いた妹紅は成程と察し…
「お?そうか。んじゃ…総員、準備すんぞ」
『!了解!!』
珍しくシリアスな雰囲気を纏ってスレ民+雷鼓に号令を出す。彼等は一体何をしようとしているのか、そして…祭の終わりは見えてきた。
「…あれ?そういやマガニキは?」
「忘れてたやっべ、イッチと俺で回収するから準備しといて」
………シリアスに締めさせてくれないの本当なんだろうか。
おまけ チャレンジコース
いつものスレ民全員がお祭り騒ぎしていた時の別コーナーにて…
「…というわけで、皆さんにはこのチャレンジコースに挑んで頂こうかと。僕も挑むのでご安心を」
「俺等を殺すわけじゃねえよな?難易度Phantasmって見えるのは気のせいだよな?」
「…諦めよう、ロックオン。刹那は偶にこうなるのが今日来ただけだから…」
「君はそこまで踏み込んではならない、アレルヤ!?」
皆お待ちかね、ソレスタルビーイングのロックオン、アレルヤ、ティエリアが刹那の無茶振りでこのチャレンジコースに挑んでいた。因みにだがこのチャレンジコースにて1番下の難易度はUltra Easy、1番難しいのはPhantasmである。拒否権がない3人と主催者の1人による攻略始まるよー。それぞれの使用機体だが、刹那はクアンタ、ロックオンはサバーニャ、アレルヤはハルート、ティエリアはラファエルである。
〜〜〜
「1ステージ目からキチィぞ…何でエクスプロージョンとヴァリアントが常に極限進化状態なんだ…!?」
「ダブルオーライザーとかも本当に頭おかしいよ…」
「僕はまだ問題ない…はず」
1ステージ目からソレスタルビーイングに愚痴を吐かせる程の鬼畜ステージ。因みに全員瀕死でクリアである。そして第二ステージだが…
「…なあアレルヤ、ティエリア…鏖魔ディアブロスが見えるのは気のせいだよな?」
「大丈夫だロックオン、俺にもそう見えるぜ…」
「…僕は人間だ!!人間でたくさんだ!!」
このステージは一機のみの代わりに、その一機がモビルアーマーとなるオリジナル機体のディアガンダム・オウマによる変形時の突進と水蒸気爆発、地面からの突撃の連続でそれに加えてモビルスーツ形態でのあたおか格闘に、刹那含む全員が振り回された。
「うーん…やっぱりボス機体にして良かったですね」
「俺らを使って実験すんじゃねえぞこのガキ!?」
「ハレルヤも使う辺りやっぱ天然か大物だよな、刹那…」
とはいえ全員一落ちして辛くも勝利。刹那は調整を含めて考え込んだ顔で、それ以外の3人は死屍累々としていた。
「「「…」」」
「さあ、最終ステージですよ!」
そして最終ステージ…開幕はエクシア筆頭の初期ソレスタルビーイングの4機が登場、これは楽勝に勝つ4人。次はダブルオー筆頭の第二期のソレスタルビーイング4機だがこちらも勝利。そして劇場版のソレスタルビーイングの4機、此方は少々痛手を負いながらも何とか勝利。…そして…
「…なあ刹那、今出てきてる機体は偽物とかだよな??」
「?いえ、本物ですよ」
「…おいアレルヤ、このガキに一言言っておけ。はは…」
「…万死ィに値する!!」
最後に出てきた3機、緑の結晶体に包まれているユニコーンガンダム1号機、目が赤く月光蝶を開放している∀ガンダム。そして…背中から青の触手のような翼が生えている、生物的な線を持つクアンタ、ELSクアンタが4人の前に立ち塞がる。因みにこの時点でユニコーンは謎の波動を出しており、∀ガンダムは月光蝶を広げて飛び回り、ELSクアンタはワープ+ワープ先にプレッシャーを展開している。
「…僕達がガンダムです!皆さん、頑張りましょう!」
「「「…」」」
〜〜〜
「お、終わった…!」
「本当に何で勝てたかが不思議だよ…」
「僕は人間だ僕は人間だ僕は人間だ…」
「やっぱりプレッシャーの範囲の調整とかが必要…修正しなければですね」
ソレスタルビーイングの3人は目が死んでおり、刹那は完全に営業者の顔で考えている。…いや、先にソレスタルビーイングのメンツのメンタルケアしてれよ。その後慧音達と出会ってしまったロックオンは散々弄られる羽目に遭うのだった…
オリジナル全て解説は大変なので…大元となった機体だけを載せます。
ガンダムアヴァリアート…エクシア、ターンX、X
ガンダムビジネサー…シルエットガンダム(アナハイム社由来)
GN-XV…GN-Xシリーズ
ガンダムセオドール…ギャンなど(ゴルベーザの鎧を模すため)
ダブルオーアマラ…ダブルオーガンダム、バルバトス
ニュートビティガンダム…フリーダム、ボール(頭のりんご再現)
ウォークシーカー…AGE-1スパロー
セイバーガンダム・ベンドラゴン…セイバーガンダム(の癖して青と白がメインカラーだし変形もできない)
バッファロンガンダム…ヘルヴィーゲ・リンカー、ガンダム・ウヴァルユハナ
BLACKガンダム・SUN…ジム、バルバトス、Ζ、ブリッツ、ビルドバーニング(YouTuberヒラタさんの企画に参加されていた方の物を採用しています)
リバイバルガンダム…ゴッド、トライバーニング、ゴースト
それとそろそろ最終回が近いです、最後まで読んで頂ければ幸いです。
次回作についての候補
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ゾ・シアの古代スタート東方
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転生霖之助in三雲修
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魔法科高校×AC(ナインボール=セラフ)
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モンハンのクロス