コミュニケーション下手くそな金属生命体が個性の少年がヒーローになる話 作:シェリーザ
1:雄英の金属生命体
ところでなんですけど、消えちゃった理由はなんですか?
2:新世紀鉄血ゲリオン
アオハルの匂いがしたのでござる
3:人修羅モドキのネイティブアース
青春を楽しんでほしかったからな
4:星々巡る不死鳥
要するに、イッチには俺らだけじゃなくてお前のちゃんとした友人とも過ごして欲しい、ってわけだ。俺らはあくまで友人ではないからな、俺は雷鼓とデート行くからそっちで楽しんどいてくれ
5:竜宮在住の音楽家
新しいご友人!
6:一般特色ニキ
素敵なご友人だぁ…!
7:このすばでいいですとも!
花はどこだ、手向けなければ…!(使命感)
8:マガニャン
あのー、助けてくれませんかね…?またリューキューさんに攫われたんですけど…
9:不運過ぎるごとき氏
と言ってもな、どこにいるかわからぬからな…
10:秘封の闘牛ライダー
なんか今無性に鏖魔ディアバックルを直接体に刺したくなった
11:幻想の白侍
…いざとなれば首を刎ねれば問題ないか
12:引き換えチケット
…ねえ、それなんかやっぱりデメリットあるんじゃないの?
13:パラロス・アギト
確か、原作のバッファがよく使うバックルのゾンビはゾンビみたいに使用者の生命力が上がるものだな。あとはジャマトバックルが使うたびにジャマト化していく感じ…だったはず。他は特になかった…ってか闘牛ニキはバックル何があるんだ?
14:秘封の闘牛ライダー
確かドライバーとIDコア、あとはゾンビとジャマトとフィーバースロット、でプロージョンレイジと鏖魔ディアのバックルシリーズだけだね。そういやいーすんネキが鏖魔ディアを解析してくれるって言ったけど、どうだった?
15:第八世界存在いーすん
『みっかかかる』筈が、ゴルニキのおかげですぐ済んだので報告しますけど…鏖魔ディアバックルですが、使うたびにモンスター化…簡単に言うと、闘牛ニキがマガニキみたいになります。今の闘牛ニキはギリギリ人間(それでもジャマ神が使えてしまってるので怪しいですが)の状態ですが、あと数回ぐらい使えば安全に竜になります。マガニキみたいに人の姿には戻れるそうですが、その際は鏖魔ディアブロスの特徴が強く出てしまうそうです。あと寿命も伸びますね
16:秘封の闘牛ライダー
…あれ?俺これバレたら一生追われる目に遭うのでは…?
17:公安のBLACKSUN
…あ、そっか…闘牛ニキの世界は一応現代なんだったよね
18:とあるりんご頭
それめっちゃまずくね?
19:火継ぎの大正剣士
さようなら、ありがとう、声の限り…
20:ありふれない星狩り
>>19
マジで今の場面に合っていやがるwww
21:秘封の闘牛ライダー
…元の世界帰ったらエジプトで暮らそうかな…
22:人修羅モドキのネイティブアース
ああ、もう次のプランを立ててるか…
23:雄英の金属生命体
すみません、僕では力になれなさそうです…
24:隣人A
ねえ、他のディアブロスのバックルは作れないの?
25:鯖太郎
…ワンチャンあり得るな、それ
26:マガニャン
でもどうやって作るんです?
27:不運過ぎるごとき氏
む、そう言えば確か何もないレイズバックルを3つ持ってるな。前に害悪転生者を潰した時に回収できたが…どうすれば良いだろうな
28:雄英の金属生命体
うーん…慧音先生に触れてもらうとか?
29:マガニャン
あー、ワーハクタクが2本角だから?
30:秘封の闘牛ライダー
それか鏖魔ディアバックルからどうにかして作るか…
31:第八世界存在いーすん
そうですね…イッチさん、分裂体でいいですので接続機器みたいたなものに擬態できますか?
32:雄英の金属生命体
>>32
はい、できますよ
33:第八世界存在いーすん
ありがとうございます、それでスウォルツニキはそのバックルを貸していただけませんか?
34:不運過ぎるごとき氏
渡したぞ
35:第八世界存在いーすん
よし、これで準備はOKですね。あとは闘牛ニキ、鏖魔ディアバックルを貸してください
36:秘封の闘牛ライダー
了解!
37:星々巡る不死鳥
お、何か始まりそうだな
38:ありふれない星狩り
やってる事がビルドなんだよなあw
39:とあるりんご頭
演算要員いるか?
40:第八世界存在いーすん
>>39
はい、ではお願いします。あとはゴルニキ、ヘイストとクイックタイムを
41:このすばでいいですとも!
OK、マテリアと装備調整して…W魔法『ヘイスト』『クイックタイム』連続魔『ヘイスト』『クイックタイム』やまびこ『ヘイスト』『クイックタイム』魔法乱れ打ち『ヘイスト』『ヘイスト』『ヘイスト』『ヘイスト』『ヘイスト』
42:引き換えチケット
>>41
チーターがいるわよ
43:人修羅モドキのネイティブアース
合法と違法の狭間にあるチートだな…
44:とあるりんご頭
脳に負担掛からないのは地味に助かるわ
45:第八世界存在いーすん
…よし、完成しました!今回作成したのはディアブロスバックル、ディアネロバックル、ディアソルテバックルです!ディアブロスのデータをコピーしてそこから私の図書院データも利用して作成できました!
46:秘封の闘牛ライダー
よっしゃああああああ!!!
47:パラロス・アギト
…気づけばいーすんネキの本が秒速でバラバラ捲られてて何が起きてるか理解できなかった…
48:鯖太郎
やっぱ加速系魔法は反則だなあ…
49:第八世界存在いーすん
報告続けますとパワー順は左から強い順に、鏖魔>ソルテ>ネロ>ブロスとなっています。使用方法につきましては全て単体使用、他バックルの併用が可能です。それで鏖魔についてですが単体使用の他に、元からですがプロージョンレイジとの併用のプロージョン鏖魔、更に追加で新たにソルテとの併用での新フォーム、鏖魔ソルテも追加しておきました。ただ鏖魔と併用できるのはこの2つだけなので気をつけてくださいね。パワー関係はプロージョン鏖魔>鏖魔ソルテですよ
50:秘封の闘牛ライダー
…わあ、わぁぁ…!!わぁぁぁぁぁん!!
51:火継ぎの大正剣士
>>50
あ、泣いちゃった!
52:マガニャン
>>50
ダメじゃないか泣いちゃあ!大人しく竜化しなきゃ!!
53:星々巡る不死鳥
>>52
鬼!悪魔!マガイマガド!!
54:雄英の金属生命体
あ、ところでそろそろサグメさんの番始まりますけどLive中継要ります?
55:引き換えチケット
イッチ!?そう言うのは私達に報告しなくても、貴方1人で見ておけばいいのよ!?
56:人修羅モドキのネイティブアース
イッチ、Liveするかどうかは任せるが、流石に本体のイッチが見といてやらなければこれは…
57:雄英の金属生命体
わ、わかりました…とりあえずLiveはナシにしますね
58:【システム】
雄英の金属生命体が退出しました
59:不運過ぎるごとき氏
…ふぅ、危なかった…
60:第八世界存在いーすん
…あ、それと一つ。本当に申し訳ないのですが、竜化機能は外せませんでした…これを外すとバックル自体が崩壊してしまう設計になってたんです。なので…他のディアシリーズも竜化機能が付いてしまってます、本当にすみません…
61:星々巡る不死鳥
…とりあえず、闘牛ニキは諦めろって事だ。闘竜に改名することも視野に入れとくのを勧める
62:秘封の闘牛ライダー
>>61
嘘だ…僕を、騙そうとしている…!!?…ウソダドンドコドーン!!!『GAME OVER』
63:パラロス・アギト
>>62
エグゼイドとブレイドでふざけれる辺り、全然大丈夫そうだな
〜〜〜〜〜
「そうだった、ニキネキ達は僕には友達と楽しんでほしかったから離れてくれたんだった…暫くスレから出ておこうかな」
さてさて、やってることが割とやばかった刹那は現在、男女問わず埋め尽くされている雄英の公式ステージの観客席に立って…おらず、小型ELSの姿で空中浮遊していた。何故浮遊してるかと言えば、これが1番観やすいからである。
それはそうと何故こんな場所にいるか…それは彼の友人、稀神サグメが現代進行形で行われているミスコン…雄英で1番美しい女性を決める大会に参加してたので、そんな彼女の晴れ舞台を見る為である。因みにサグメの番は結構後半で、それまでにBIG3である波動ねじれや自分の豪華絢爛な顔面を貼り付けたような派手な巨大戦車を持ち込む名前も凄い先輩などを見て『凄いな〜』なんて思ってたようだ。…ん?感想それだけ…?
…それは兎も角、ようやく彼のお目当てであるサグメの番が到来。彼は漸く、と言った感じに揺れ動く。さあ…大舞台の幕開けだ。
「…」
ステージ上に現れたサグメ…だが今回の彼女の衣装は普段白を想起させる彼女と違い、漆黒の少し厚めのドレスを着ている。他の出場者が派手さや自分をどれだけ見せつけるか…動をイメージしていたのに対し、サグメは派手さは少々控えめ、そのままの自分を最大限に高める…静をイメージしている。そしてここが重要、サグメは本来右翼しか生えていないのだが…今のサグメは何もない背中になっている。サグメはステージ上で数秒瞑目して佇まった後、何処からか白を基調としている神楽鈴を取り出し神楽を舞い始める。その姿はまさに巫女や日本舞踊を想起させる足取りで舞い踊る。
「…鈴よ、変わりなさい」
舞い踊っていた足を一度止め、鈴を自身の前に掲げる。すると鈴は2つに分かれた後、1つは黒の、もう1つは白の鷺が描かれた扇になり、舞は扇による舞へ変化する。此方も静流を意識させるような動きで自身の元からの美しさも相まって観客を魅了していく。扇が動くたびに白と黒の羽根が舞い落ち、白黒の演舞へと昇華され人々の心を奪っていく。勿論刹那の心も奪われてるが某ハムにはなってない。そして…
「…扇よ、変わりなさい。そして…''私の色は移り変わらない''」
扇二つを合わせてそれが純白の七枝刀に変化するのと同時に、事象逆転を行う。彼女を覆っていた漆黒のドレスが黒の羽毛へと姿を変えて散っていき、誰もが目を抑える…が、そこから現れたのは彼女の華奢な裸体ではなく、さっきと打って変わって薄めで純白の天女を想起させる振袖とも言える衣装のサグメ。彼女の背にはどう言う原理か不明だが、羽衣が浮君彼女の頭部には太陽を模してる金色の冠を被っており彼女の背には巨大な純白の両翼が広がっている。そして七枝刀を握り直し、今度は剣舞を交えた舞踊へと変化する。目まぐるしく変化していく舞だが、観客が追いつける速度で舞っているのも評価が高い。そして数十秒程舞ったのちに…
「…これで最後、七枝刀よ…変わりなさい」
七枝刀を前に掲げた後に七枝刀は白の翼を想起させる弓へと変化。弓はどうやら分離できるようで、弓柄を中心に分かれて2対の翼の双剣へと変化して最後の舞を始める。2対の剣、なので扇か七枝刀の舞のどちらかに似ると思われたこの舞だが扇とも、七枝刀とも異なる舞踊を見事に披露していくサグメ。此方も数十秒舞い続けた後に、双剣を合体させて弓へと戻し…そして。
「…ラストワード、『言挙げの還矢』!!」
自身の右手に光の矢を握り、弓の弦に掛け弦を最大限迄に引く。そして…
「…っ!」
引いていた弦を手から離す。矢が打ち出されるのだが勢いが非常に強いのか、サグメの所だけ突風が吹き荒れる。そんなサグメを気にすることなく矢はステージの上空へ打ち上げられ、その先にいつのまにかいた光の鳥の首を撃ち抜く。そしてこのラストワードは本来その後に光の矢雨が降り注ぐのだが…今回はそんなことはなく、代わりにステージ内の照明を反射する白の羽根や羽毛が観客に降り注がれる。観客はそれに目が移っていたが、サグメに視点を戻すと…サグメは巨大な純白の両翼は強風の影響か、右翼のみなりとなっており、衣装も最後は白の羽根で形成されたドレスへと姿を変え、冠は白のサギソウで編まれた花冠へと姿を変えていた。
「…ありがとう、ございました」
これにてサグメの演舞は終わりなのか、礼をした後ステージを去っていった。彼女の姿が消えかけた瞬間に観客達は一斉に湧き上がるのだった。
〜〜〜〜〜
「…ふぅ、見ててくれたかしら、刹那…」
そんな一世一代、とまではいかなくても大勝負の舞台に立っていたサグメは少々疲れていた。と言うのも彼女自身あそこまで長く踊り続けたのは初めてのようで、少し赤らんだ頬に汗が伝う。彼女は自分の控え室に戻った後に着替え始め…すぐに着替え終わる。本来もう少し時間がかかるものなんだが…それはそうとそれを見計らったかのように…
「サグメさん?いますかー?」
彼女の衣服等の手伝いをした刹那が扉をノックしながら尋ねる。サグメは刹那の声を聞き表情は崩していないも、内心は少し胸の鼓動を高めながら返事する。
「…ええ、いるわ。…何か用事でも?」
「うん、僕の分裂体の回収と…感想を言いに、かな」
刹那の用事はどうやら自身の分裂体の回収とサグメへの感想を言いに来たようだ。サグメはそれを聞いたのちに何を考えこむ…そして数秒後。
「…わかったわ、入ってきてちょうだい」
「はい、お邪魔します」
扉を開け控え室に入室する刹那。その姿は観客席上空にいた時の姿ではなく、いつもの刹那・F・セイエイの姿。刹那は笑って手を振り、サグメも微笑みながら手を振りかえす。とまあその後は談笑しながら分裂体を回収し始める刹那…がそんな彼等の話に耳を立てる者達が。
「ねえねえ、やっぱりあの2人絶対付き合ってるって!?そう思わない!?」
「それは思うけどさ、バレねえのかなコレ…?」
「ウチが此処で集音してるんだから気づかれないって」
「うぅ…鋼華ァ…!!」
それは彼等と同じくA組の芦戸、上鳴、耳朗、峰田である。4人はミスコン会場に来ていたのだが、刹那を見かけたので興味で追跡した結果が現在だ。そんな4人は控え室の向かい側の部屋にて彼等の話を耳朗のプラグ経由で談笑を聞いていた(なお内容は学生とは思えない高度な弾幕の調整や意見交換の話なので全員理解できていないが)。ちなみになんでこんなことをしているのかと言えば芦戸は120%の好奇心、耳朗は芦戸が障子を見つけれなかったので代わりに連れてこられ、上鳴は巻き添え。峰田は…ただの執念と憎悪が行動原理である。凄えなコイツ。
「こうなりゃ鋼華に恥をかかせてやる…!」
「いや、それは多分無理だろ…だって鋼華は思考を読めるんだぜ?悪戯仕掛けるにせよ厳しいって」
峰田の執念は凄まじく、刹那に恥をかかせたいらしい…のだが、実際それは難しい話である。仮に黒歴史を暴露しようにせよ、此処で過去の話が出るのだが…刹那は個性の制御を最優先しなければならなかった都合上中学校は愚か、小学校、幼稚園や保育園などにも通っていなかった。そんな所にソランやマリナなしで行かせたら確実に暴走するわな。また戦闘で恥をかかす…にしてもまず勝てない、即座に制圧されるのが目に見えている。では残る手段は…悪戯なわけだが『引っ掛れ…!』なんて念じてたら即バレコースであるのでこうして離れた部屋にいる。
「此処の控室の扉は全部内開きだぜ?ならオイラのモギモギを置いてやれば絶対引っかかるぜ!」
「まあ鋼華君に恥をかかせるかは兎も角、確かに考えてる事を読まれずにすれば悪戯が効くのかは気になるね!」
「「…えぇ…」」
峰田の意見に好奇心の獣、芦戸が賛成してしまった。唯一のストッパーである耳朗と上鳴は我関せずを決め込んでしまい、この悪意しかない計画は実行されてしまった。フジャケルナ!!
〜〜〜
「…ふぅ、沢山話したし、そろそろ帰りましょう。…今回は本当にありがとうね、刹那」
「うんそうだね、そろそろ帰らないと運営の人に迷惑かけちゃうし」
あの時もそうだけど、サグメさんってやっぱり綺麗だなあ…母さんや慧音先生とかもそうだし、男性だけどロックオンさんやアレルヤさんとか見てもやっぱり綺麗だね…ティエリアさんは例外中の例外だけど。よし、帰…ん?こんなに扉重かったかな…開きづらい…
「…?どうしたの?」
「なんか扉が開きづらくて…取り込んでも良いけど直すのが手間だしぃ!?」
扉が急に開いた!?痛つ…ちょっと体打っちゃったな…あれ?足が動かない…!?
「ごめんサグメさん、足が動かないから飛び越えていって!」
「え、ええ……!?」
と、とりあえず足の何かを取り込んで…ぐふっ!?何が乗っかって………まさか!?これ、上半身だけ上向きには出来るけど…
「さ、サグメ…さん?」
「『カァァァァァ』…お願い…見ないで…!」
…見てみたいけど、見ないでと懇願されたら見ないようにしないと……ってか、中型ELSの姿になったりとかすれば良いのでは…?
「サグメさん、ちょっと我慢してね…!」
「!?」
本当に申し訳ないけど…まず僕の身体を変化させていって…あ、取り込んでわかったけど足がくっついてたのか。とりあえずその部分は取り込んで…よし、今見られたらマズイね!!(サグメさんをお姫様抱っこしてしまっています…)あ、コレモギモギかあ…後で峰田君をパルマで焦がします!
「…本当にごめん、降ろした方が良いよね…?」
「…もう少し、もう少しだけ…このままでいさせて…」
!?…サグメさんが本心から望んでるんだね…じゃあ…もう少しだけ、こうしておこうかな…それにこの状態だったら…僕も悪い気はしないしね。それでこのまま数十秒ぐらいして…
「…そろそろ降ろすね」
「…ごめんなさい、私の我儘で…」
「別に大丈夫だよ、僕も…ううん、それは置いといて…コレからどうするの?」
「…?…両親に会って話をして…ぐらいかしらね」
…サグメさんのお父さんとお母さんが生きてて良かった…そう言えば、サグメさんの事をあんまり知ってないな僕…サグメさんの事は気になってるけど、こんな僕で良いのかな…でも今から知っていけば良いのかな…?
「…ねえ刹那…文化祭終了後って、時間あるかしら?」
「文化祭終了後?時間は全然あるけど…どうしたの?」
「…本体の貴方にお願いがあるわ、…文化祭終了後に、校舎裏に来てくれないかしら?」
?校舎裏?別に良いけど…何でそんな誰もいなさそうな所に呼ぶんだろう?普通の話なら教室とかでも良いけど…まあ、深くは考えなくて良いかな。
「うん、分かった。校舎裏に行けば良いんだね」
「…ええ、お願いね」
とりあえず文化祭終了まで時間はあるし…折角ニキネキ達が時間をくれたんだ、皆と文化祭を楽しもう!!
「…」
「なあ、耳朗…」
「うん、上鳴…サグメのあの顔はあんたの察し通りだと思うよ」
「おぉ〜!まだ付き合ってなかったんだー!それじゃあまさかまさか…!?」
「ガッデム!!」
〜〜〜〜〜
「…此処なんだな、ロックオン」
「…ああ、鉄血先輩…此処でアイツ等が眠ってるよ」
ハプニングに見舞われつつ、文化祭という事で全員が楽しんでいたのだが…この一組だけは違った。それはシンジを入れたソレスタルビーイングの3人、ロックオンとアレルヤとティエリア。彼等はどこにいるのかというと…とある一軒家の前にいた。
「まさか、鉄血先輩がこの世界に来てたなんてね…吃驚だよ」
「まあな、前にお前等と話した不死鳥…妹紅ニキいただろ?あの人にアナザーゲート繋げてもらってな」
「!?ニキ…!?」
「男の妹紅だったのか!?ってかアナザーゲートって、カービィじゃねえか!?」
「嘘でしょ…!?」
シンジがどうやって来たかわからなかった3人だが、シンジが妹紅の名と共に詳細を述べると3人は驚愕する。シンジは首を傾げながら、
「あれ?言わなかったっけ?」
「「「言われてねーよ(ないよ)(ない)!!」」」
「…別に良いか。…それより、全員花は持ってるな?」
全員に思いっきり反論されるが、それを無視して全員に花を持っているのかを尋ねる。3人は溜息を吐きながらも、それぞれ黄色の花束を持ち上げる。シンジはそれを確認した後、家の裏に全員で行くと…そこには2つの少し高級そうな墓石がある。
「…悪いなお前等、いつも俺の分まで備えてくれてさ」
「別に構いませんよ、今回はこうして来てくれたんですから」
「まあ、今日は命日…じゃねえけど、鉄血先輩が来れるのは今日だけだし、ソランも許してくれるさ」
との墓の下にはかつてAFOが刹那の個性を強奪しようとした際、刹那を庇い代わりに命を失った彼の両親、ソラン・イブラヒムと鋼華真里奈が眠っていた(正確には彼等の遺物だが)。そうだ、彼等の命日は今日ではないのだが…ロックオンの言う通り、彼の先輩であるシンジは今日しかこの世界に居れない。だからこそ、本来は楽しみたい文化祭を放り投げてでもソランとマリナの墓参りに来ていたのだった。
「はあ、テメェが来たいなんて言いやがったから来てやったがよう…」
「すまんハレルヤ、今日来なくてもいい此処に来させてちまって」
「…別に構わねーよ、テメェがこの世界に長く居られねえのは理解してる」
ハレルヤが悪態をつくもそれを宥める事なく逆に謝るシンジ。ハレルヤは予想していた対応と違ったのか、あるいはシンジの事情を知っているからか、その後は特に何も言わなかった。それは兎も角、シンジとロックオンがソランに、アレルヤとティエリアがマリナの墓に花を供える。
「…お前は今、何をしてるんだ…ソラン」
「アイツは…スレで前に再会出来たんだ、きっと楽しくやれてると思うぜ、先輩」
シンジのぼやきにロックオンが反応する。再会についてはリボンズとの戦いの際、スレに現れた時の事だ。しかし会えたと言っても本当に一瞬だし、その時は決戦とも言える状況だったので、感傷に浸る暇とかは特になかったが。それはともかくとして…墓の前で手を合わせる4人、全員がソラン達の冥福を祈り…
「…よし、雄英に戻るか」
「さーて、俺は刹那のエクバでもやるとするか!」
「僕はマリーと一緒に回るよ」
「僕はヴェーダのメンテをしよう」
4人はそれぞれのやる事のために3人は雄英へ、1人は事務所へと戻り一軒家は再び静まり返ったのだった。
「…ソランニキの聞いた通り、此処に怨念の気配とか怨念になりそうな因子とかもないな。なら俺の出る幕はないし、帰るとしますか…」
〜〜〜〜〜
さて、陽は落ち人足が減っていく雄英高校。大きな盛り上がりを見せた各クラスが祭を惜しみながら出し物、屋台の片付けをしていく。そして…このようなイベントでは恋が実ったりする事がある。何故こんな話を始めたかと言えば…それは雄英高校の校舎裏に視点を遷さねばならない。
「ニキネキの皆さんどこ行っちゃったんだろう…でも遅れたくないし、探しましょうか。えっと…確か此処等へんで待ってるって、サグメさん言ってたような…」
分裂体を全て吸収し終えた刹那が、現在校舎裏に来ていた。何かを探すように周囲を振り向きながら校舎裏を歩き回っていたが…
「…刹那、こっちよ」
「あ、サグメさん!」
校舎裏で彼の友人であるサグメが手招きしており、そこに駆け寄る刹那。刹那が彼女を探していた理由だが、彼女から話があったからだ。彼はその話が何かを知りたいが故に此処に来たのだ。
「それでサグメさん、話って?」
「…貴方は私のこと、どう思ってる…?」
話の内容は刹那がサグメの事をどう思っているか、のようだ。刹那はそれに対して首を傾げるが、とりあえずで思った事をありのままに伝える。
「サグメさんの事は、友人、気になる人、大切な人って…僕は思ってるよ。あと…」
「…うん、ありがとう。…それでだけど、今から私が言う事に対して答えてくれないかしら?」
刹那が言葉を続けようとするが、その後に綴られる言葉を理解したか顔を隠しつつもそれを止めるサグメ。そして彼女は刹那に対しとある事を聞くようで、刹那にそれに対して答えて欲しいらしい。
「良いけど…何かな?」
「…私はずっと、貴方の事が…好きでした」
「…え?」
刹那はサグメからどんな質問が飛んでくるか、身構えていたのだが…彼女が言い放ったのは刹那の事が好き、と言う言葉だった。身構えてる時に死神は来ないって、言ってたじゃん。その言葉に刹那は一瞬思考停止していたが…すぐに再起動しその言葉の真意を確かめる為に、重要な事を尋ねる。
「あの…サグメさん?それって…likeの方?それとも…loveの方?」
「…無論、loveの方よ」
…刹那はその言葉の真意を理解した瞬間、頭から湯気みたいなものが吹き出す。そう…彼は俗に言う初心…いやそれ以上の存在あった。と言うのも彼の前世は虐めを受けていた事もありそう言う感情を抱く事なく死んでしまったのだ。そして今の人生がある訳なのだが…今の人生で暮らしてた施設の女性に対しても恋とかを抱く事なく過ごして来たのでこう言うのには一切の耐性がなく、真正面から好きと言われて現在の彼の思考回路は暴走しかけている。彼は今気が気でない状態であろう。…まあ、それはそれとして…サグメの話は続いている。
「…実は私、昔個性の事で虐められていたの地味やら、変な個性だって、…その時の私は家族しか信じれなかった…けど、そんな私を変えてくれたのが貴方なのよ、刹那」
「僕が…?」
「…ええ、入試の時本来競争相手である私を、貴方は助けてくれた」
「あれは…サグメさんが危ないって思ったから、競争相手とか関係なく助けただけだよ…?」
「…だとしても私を助けてくれた事には変わりないわ。それに…USJの時も、林間の時も、後は…インターンの時も、貴方は危ない状態だったにも関わらず私を救ってくれた…」
「…そう言われると、ちょっと嬉しいかな」
そう言ってはにかみながら頭を掻く刹那。因みにインターンの時というのはELSとの対話決戦の時の事である。彼女は襲撃を受けてたのでそれについて感謝しているのだ。サグメはは微笑みながらも、すぐにいつものちょっと仏頂面の様な顔に戻り、話を進める。
「…前置きはここまでにしましょう、本題を言うわ…刹那、いえ鋼華さん。私と…結婚を前提に付き合ってもらえませんか?」
彼女の話の本題は、刹那と付き合う事。コレは男子生徒としては非常に嬉しい話だ、元々美人が多い雄英だが、その中でもTopクラスに美しいサグメと付き合えるのである。この話を断る男子はいるだろうか?いや、いない。…のだが、刹那は少々違う。刹那は恋愛とかについて、そんなに詳しくないし、恋愛感情をよくわかってないので心の中に不安は多少あるのだ。
「嬉しいけど…本当に僕で良いの?僕はサグメさんのこと、あんまり知らないよ…?」
「…別に良いわ、私の事はこれから知っていってもらえればそれで十分よ。…私としては貴方以外と付き合うつもりはない、だから…お願いします」
と言ってサグメは頭を下げる。あのサグメが頭を下げているのだ、刹那は慌てるも…この話について少し考えてみる。本来自分が旅に出ることとか色々考えていた訳だが…それは結局本体である自身でなく、分裂体でも成立はするので別に良いか、となり。
「…わかりました、実は僕自身もサグメさんの事は気になってました。…本当は旅に出るつもりだったけど、これについては分体に任せようかな」
「…!それじゃあ…」
「はい、サグメさん…僕と付き合ってください」
「…!はい…!」
サグメがちょっと涙を流しながらも喜びの感情を露わにして刹那の手を取る。刹那も嬉しさと恥ずかしさが混ざりつつも、この状況を嬉しく思っており2人で笑い合っていた。
「イッチィ…!これからも良い事はあるんだ、楽しんでいけよ…!」
「イッチの恋の始まりも見れたし、そろそろ帰ろう」
「成長したなァ、イッチ…」
「…うっし、移動手段ない組はゲート開いといたぞ」
「それじゃ、俺は先に帰らせてもらいます…!!」
「俺も…!!」
「俺も…!!」
「僕も…!!」
「僕も…!!」
「…はあ、ヤンデレに搾られなければいいがな。ではオーロラカーテンで帰るか」
「我はスサノオユニットで帰還する…」
「すまないな、妹紅ニキ」
「イッチさんの事、これからも応援しましょうね!」
「さて、帰ったらまた逃亡生活かー」
「やっぱアギトニキ大丈夫じゃねえだろ…ま、文化祭は楽しかったし良いか」
「ふ、ふう…危うく置いていかれる所だった…」
「置いていかれなくてよかったわね」
「アンタは普通に置いていって良いと思うけどね」
「さて、これからもイッチの旅は続く…なんちゃってな」
「刹那君も、私達みたいな幸せな生活を過ごして欲しいわね!」
…その様子を静かに見守っていたスレ民ズ+α。妹紅がゲートを開き、世界移動の手段がない者達、あっても不安な者達はこのゲートで、手段がある者はそれでそれぞれの元いた世界に帰還する。そしてほぼ全員が帰還し終え…
「…最後に伝言とかあるなら、俺がそれを伝えに行ってもいいぞ」
「…いや、やっぱいいや。ソランはきっとこの成長を何処かで見て、何処かで喜んでくれるだろうさ」
残っていたシンジに、冥界へ行ける妹紅が伝言がないかを尋ねるが…どうやら、特にはないそうで妹紅も了解と、シンジ用のゲートを開きシンジはそれを通る。それを確認した後に、スレ民達の通ったゲートを全て閉じた後、自分の元いた世界へのゲートを開いて帰還、そのままゲートは閉じて消滅するのだった。
「…じゃあ早速、手を繋いで帰る?」
「え、早すぎない!?」
「…ふふ、本気よ」
「あ、本気かぁ………!?」
サグメの本気の言葉に刹那は押されながらも、その言葉通り俗にいう恋人繋ぎで学校から帰っていく2人だった。…因みにスレ民ズの他に、A組全員が別地点で見守っていたのだが、峰田が分裂体のデスティニーガンダムのパルマ爆破を受けたせいでそれに気を取られてしまい妨害されるのであった…。
おまけ サグメの両親設定
作者「なんか考えてはいましたが出なかったので念の為に載せておきます」
父…稀神セフィロス
個性『片翼の天使』
メモ書き…まんまセフィロス。クラウドの上司。娘のサグメを溺愛しており、サグメの告白の際にセーファセフィロスになって刹那とぶつかり合おうとした時、クラウドが超究武神覇斬をセフィロスに決めて引き摺り帰るというプロットがあったが取りやめに。サグメの恋に対してサグメを恋させた刹那を多少認めてはいる感じ?
母…稀神正邪
個性『反転』(サグメは『事象反転』)
メモ書き…許せ、友よ!
友「は?何言うてるん?」
原作と違って滅茶苦茶優しい母。原作正邪をひっくり返した感じかな?あるいはEX正邪なんだろうか…サグメの恋を1番喜んでた人。
作者「…深夜帯でメモして作ったりした、俺?」
どうしようかな…エピローグみたいなのは書いたほうがいいかな?それはともかくとして、この小説はこの回で終了です。応援してくださった皆様、本当に感謝しています!
一応次回作のネタはあるのですが、まあそれについてはアンケでも見て考えてみようかと。最終的には作者の気分やリアル事情などが関わって来てしまいますが、許してください。それでは…ご愛読、ありがとうございました!!
↓次回作用の募集項目です。
https://syosetu.org/?mode=kappo_view&kid=326547&uid=408513
次回作についての候補
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ゾ・シアの古代スタート東方
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転生霖之助in三雲修
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仮面ライダーシリーズ(初の試み)
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魔法科高校×AC(ナインボール=セラフ)
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私にいい案がある!!
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もこたん♂の番外編を頼む
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モンハンのクロス