コミュニケーション下手くそな金属生命体が個性の少年がヒーローになる話   作:シェリーザ

7 / 59
今回からUSJ編です。何話かに分けて投稿します。それでですが、雄英体育祭で擬態する機体のアンケートをとります。アンケートの上位3位までは確実に出します。アンケに欲しい機体がいなかった場合は、活動報告に言ってくれたら良いです(ダブルオー機体は確定です)。それとUSJ後で、悪役機も使えるようにしようかと思います。悪意を身に受けるわけだし…(微ネタバレ)


7スレ目

前回のELSのヒーローアカデミアの3つのあらすじ!

1つ、刹那はバイク免許を手に入れる!

2つ、プリウスミサイル常習犯と判明する鉄血ニキ!トランスフォーマーに勘違いされかける飯田!

3つ、刹那は戦闘訓練にて爆豪、轟2名に葉隠と共に勝利する!(某強欲な仮面ライダー)

 

398:雄英の金属生命体

ふぅ、施設の掃除とかを分裂してやってるけど結構広くて大変だな…

 

399:第八世界存在いーすん

>>398

私も図書院の掃除が少し大変なのでわかります

 

400:星々巡る不死鳥

現在リゾート地が楽しすぎてサーカス潰してからはずっと雷鼓とカービィと一緒に泳いでるぜ〜

 

401:新世紀鉄血ゲリオン

>>400

ぐう畜www制裁のプリウスミサイルぶち込んだら俺が殺されっからなぁw

 

402:一般特色ニキ

鬼過ぎますねぇ…

>>401

その判断は正しいかと思います

 

403:秘封の闘牛ライダー(済)

家の掃除って大変ですよね、わかる…ってなんだこのコテハン!?なんだよ(済)って!?

 

404:鯖太郎

ああ…闘牛ニキ…って邪ンヌさん?どうしてそんなものを持って

 

405:【システム】

鯖太郎が退出させられました

 

406:とあるりんご頭

ヤンデレって大変ですよね…僕はお兄様って慕ってくれてる黒子ちゃんがいるから…

 

407:竜宮在住の音楽家

>>406

え、珍し!黒子って確か、とある世界の百合筆頭だったよね?

 

408:とあるりんご頭

>>407

幼児愛好家(ロリコン)共から護り続けてたらいつのまにかそう呼ばれてたし、ある日なんかは輪廻の枝を強奪してアインシュタインの廻り者になってるし…

 

409:秘封の闘牛ライダー(済)

>>408

奇しくも原作のカップリングになってるじゃん!

 

410:とあるりんご頭

ほんと、びっくりだよ…

 

411:不運過ぎるごとき氏

皆色々あるんだな…

 

412:マガニャン

唐突に相談しますけど僕はケータ君の友達妖怪なので、他の妖怪と仲良くしたいのですが猫なのにジバニャンに怖がられます。どうすればいいですか?

 

413:火継ぎの大正剣士

A.そもそも見た目が見た目だから諦めろ

 

414:マガニャン

あぁんまりだああああ!!

 

415:雄英の金属生命体

はは…とりあえずお使いに行って来ますか

 

416:星々巡る不死鳥

行ってらっしゃい、あ。ワドルディ全員集めてバーベキューやるか!

 

417:一般特色ニキ

本当自由ですね…あ、仕事入ったので僕も抜けます

 

 

〜〜〜〜〜

 

そして翌日。刹那とサグメはいつも通り登校しようとしたのだが…

 

『…っ、頭が痛い…同じ思考の脳波が重なってるとやっぱり頭痛になるね…』

 

「…大丈夫、刹那?」

 

『大丈夫だけど…どうしようかな?』

 

刹那が頭痛を訴えたため、一度停止しており、頭痛の原因を解析し終えた刹那はそれに対して目を向ける。その原因とは…

 

「オールマイトについて一言お願い出来ますか!?」

 

「オールマイトの授業はどんななのでしょうか!!」

 

そう、雄英の校門前にはマスg…マスゴミ達が集まっており、生徒達に手当たり次第にインタビューしようとする。刹那はその光景を見て何人かは助けたかったのだが、頭痛のせいであまり動けない為に切り捨てることに。刹那はこの場を切り抜ける為、思考する。

 

『…ちょっと荒運転になるけど、サグメさん良い?』

 

「…何をするつもりかによるわ」

 

『そうだね、簡単に言うとライダーアクションだね』

 

「…もう少しマシなのをお願いできる?」

 

『じゃあ…物陰へ移動して…キュリオス!サグメさん、乗って!』

 

刹那はバイクによるライダーアクションでの登校(上り坂を利用しての登校)を提案したが、サグメがまともなのを希望したため取りやめ、刹那はキュリオスに擬態してサグメに乗ってもらう。サグメは少し不安がりながらも乗り、刹那は浮上して雄英内に入ってサグメを降ろして擬態を解除。そこに運がいいか、悪いのか…

 

「…鋼華、稀神、何をしている」

 

彼らの担任、相澤が居た。刹那は正直に、嘘偽りなく自分達のやった事を話す。

 

『外にマスゴミ達がいたので敷地内に入る為に合理的手段を選んだだけです。あと、サグメさんは今回のことについては関係ないです。処罰を与えるなら僕だけにしてください』

 

「…今回は見逃してやる、次似たような事態が起きてもやるなよ」

 

相澤はそのまま去っていき大きい物音が鳴る中サグメは刹那に話しかける。

 

「…庇ってくれてありがとう」

 

『ううん、さっき言った通りこれは僕の勝手な行動だから…サグメさんを巻き込む訳には行かないからね』

 

そんな軽い事件が起きつつも、生徒達は全員登校できた。そして雄英の1-Aの教室で、HRの時間にて教室にやってきた相澤は生徒等に言う。

 

「昨日の戦闘訓練お疲れさん、Vとか見させてもらった。爆豪、お前素質あるんだからガキみてえな真似すんな」

 

「ちっ…」

 

「んで緑谷がまた腕ぶっ壊して一件落着か…個性の制御、いつまでも出来ないでは通せないからな」

 

「っ!…」

 

自分達へ向けられた言葉に爆豪は舌打ちをし、緑谷は息を呑む。しかし…

 

「俺は同じことを言うのが嫌いだ、制御さえできればやれる事は増える。…焦れよ緑谷」

 

「!はいっ!」

 

その後の言葉に希望を見つけ、力強く返事する。相澤は興味なさげにしつつも、気にかけてるような動作をした後に全員に要件を伝える。

 

「それでだが…急場で悪いが、今日は君達に学級委員長を決めてもらう」

 

「「「学校ぽいのきたあああ!!」」」

 

『頭がぁ!?』

 

その要件を一瞬理解できていなかったA組だったが、その言葉と意味を理解した時、喜びから叫ぶ。…一名は頭痛に見舞われているが。相澤は一言、

 

「委員長が決まるんだったらなんでもいい、というかさっさと決めろ」

 

これだけ言って相澤は寝袋に包まり眠る。その瞬間教室内が盛り上がり始める。

 

「委員長!やりたいです!それ俺!」

 

「俺も!」

 

「ウチもやりたいっす。」

 

「ぼくの為にあるやつ☆」

 

「リーダーやるやるー!」

 

「オイラのマニフェストは女子全員膝上30センチ!」

 

「…興味はあるわ」

 

『僕は喋ったりするのが少し手間かかるからパスかな』

 

収拾がつかなくなりそうになった時、飯田君が大きい声で皆に意見を伝える。

 

「静粛にしたまえ!!多を牽引する責任重大な仕事だぞ!やりたい者がやれる仕事では無いだろう!

周囲からの信頼あってこそ勤まる聖務!民主主義にのっとり真のリーダーを皆で決めると言うのなら……これは投票で決めるべき議案!」

 

確かに、彼の意見は的を得ている。皆が各々勝手にやりたいやりたいと騒ぐから収拾がつかなくなったりするのだ。そう、この意見が出てくれた事は感謝するのだが…

 

『…飯田君、良い意見だけど…腕、聳え立ってるよ?』

 

「「お前もかよ!!」」

 

「日も浅いのに信頼も何もないと思うわ飯田ちゃん」

 

「だからこそ、自分が信頼できると思った者に投票を入れるんだ!」

 

まあなんやかんやあって、投票タイムへ。刹那は正直言ってあまり乗り気ではなかった。なので脳波の発信を切って、

 

『ここは飯田君かな』

 

投票用紙に飯田と書いて、八百万に渡し、発信を再開する。そして集計、計測係の障子が数えて結果が出る。それが…

 

「ぼ、ぼぼ僕に3票!?」

 

「くっ、2票でしたわ…」

 

「なっ!?俺に1票入ってる!?誰が投票してくれたんだ…!?」

 

(((自推しなかったんだ…)))

 

『ははは…』

 

緑谷が委員長、八百万が副委員長となった。尚飯田は自推してないらしい。そんな謙虚さの欠片もない投票が終わり、午前の授業を受け終わった刹那達。今日は食堂に行ってみようと言う刹那の提案でサグメ、切島が相席する。それで各々メニューを頼みに行ったのだが…

 

『…本当に金属飯を作れるとは…』

 

「団子…美味しい」

 

刹那の望みの金属飯はどうやら作れたらしく、次からの利用も考えてみる刹那。その横で美味しそうに団子を頬張るサグメ、2人の向かいに座る切島。切島は金属飯があることに、驚きながら話す。

 

「金属で出来た飯があったのは本当に驚いたよな!」

 

『うん、僕もびっくりしたね。でもこれで施設に金属がない時に此処で摂れるね』

 

その突発的な情報に2人は驚く。サグメはすぐに正気に戻って刹那に問いかける。

 

「…?施設出身なの、刹那?」

 

『うん、僕の両親はもう亡くなってて、親族はいないらしくてね』

 

「マジか…よく頑張ってるな」

 

『まあね、慧音さんや、僕の為に力を尽くしてくれたブライトさんの為にも僕は…』

 

ヒーローになる、そう言おうとした時…

 

『セキュリティ3が突破されました。生徒の皆さんは校外へ避難してください、繰り返します…』

 

「セキュリティ3…?」

 

「あの外のバリアだよ!サグメと刹那も…刹那!」

 

刹那達はキュリオスで乗り込んだ為見ていないが、どうやら大きい物音の正体はバリアのような物と判明した。…が、それどころではない。刹那が頭を抱え、倒れかけていたのである。

 

「刹那!?」

 

『僕は…大丈夫…!それより、職員室の前…大きい悪意が…!』

 

刹那は生徒達の恐怖と恐慌の感情でただでさえ大きい頭痛になってたのみならず、校内に悪意の塊を察知してそれによる更なる痛みに耐えていた。そんな刹那に歩かせるのは酷と感じた切島が、刹那を背負いながら刹那の言う通り職員室へ行こうとするが…

 

「ちっ、人が多すぎんだろ!?」

 

人が多すぎて職員室に向かおうにも人が多すぎてすぐに押し戻される。

 

「…上手くいくか分からないけど、やってみるわ、''全員落ち着くな''!」

 

サグメが個性を発動させ事象逆転を試みる…しかし生徒達は一度落ち着くも感情等まで消えておらず、人の流れも刹那の頭痛も止まない。

 

『頭が…!』

 

「これでも…」

 

その時鶴の一声か、全員に響き渡る声が出る。

 

「皆さん大丈夫です!ただのマスコミです!何もパニックになることはありません!ここは雄英、最高峰の人間にふさわしい行動を取りましょう!!」

 

その声の主は飯田。彼は非常口のポーズを取りながら生徒達に外の情報を伝える。その一声で流石は雄英生か、漸く人の流れも止み、感情も落ち着きを取り戻す。刹那は幾分か楽になったようだが、まだ痛みが残っているのか。頭を抑えつつも、

 

『切島君、このまま職員室に…!』

 

「おうよ!今なら行けるぜ!」

 

「…私も行くわ」

 

そうして辿り着いた職員室だが…既に事は終わっていたようだ。職員室前は荒らされおり、中もかなり荒らされている。そこに集まっていた教師の中で、彼らの担任の相澤を見かけたので話を聞いてみる3人。

 

「相澤先生!刹那が此処で悪意を感じたと言ってるんですが、何があったんですか!?」

 

「切島に稀神に…背負ってんのは鋼華か、頭痛でやられたか?」

 

『いえ、気にせずに話を…』

 

刹那は切島に頼んで降ろしてもらうも少しふらつくので、サグメの肩を借りて立つ。相澤は刹那を見て騙せないなと感じたか、正直に話す。因みに、刹那は相手が嘘をついてると自覚して言った嘘の場合に限り見破れるので相澤の判断は正しい。

 

「…職員室を見ればわかるが、何者かに襲撃を受けた。それでだが…1-Aのカリキュラムを持って行かれた」

 

「っ!それって…!?」

 

「ああ、確実に何か起きるだろうな。お前らは先に教室へ戻っておけ。稀神、鋼華の頭痛が酷いようであればすぐリカバリーガールのところへ連れてけ」

 

「…わかりました」

 

こうしてマスゴミ騒動は一度落ち着いた。しかし刹那は嫌な予感が止まらなかった。

 

〜〜〜〜〜

 

418:雄英の金属生命体

うぅ…頭が滅茶苦茶痛かった…

 

419:新世紀鉄血ゲリオン

イッチお疲れ、何かあったんか?

 

420:雄英の金属生命体

何者かの襲撃を受けて、生徒達の恐怖と恐慌の感情、襲撃者の悪意で頭痛にやられてました…因みにその後の授業はしっかり受けてます

 

421:秘封の闘牛ライダー(済)

>>420

よく頑張ったね…

 

422:第八世界存在いーすん

お疲れ様です…

 

423:竜宮在住の音楽家

襲撃って事は…もうそんな時期か

 

424:一般特色ニキ

確か某遊園地だったっけ

 

425:火継ぎの大正剣士

あー、ディ○ニー

 

426:【システム】

禁止ワードを感知した為、火継ぎの大正剣士を1時間スレからブロックします

 

427:星々巡る不死鳥

>>426

wwwザマァwww

 

428:不運過ぎるごとき氏

>>426

あーあ…やっちまったな…

 

429:雄英の金属生命体

夢の国は禁止ワードなんですね…

 

430:パラロス・アギト

初めて知ったわ…

 

431:とあるりんご頭

今気づいたんですけど重力系能力ってアクセラレータにめちゃくちゃ弱くない?

 

432:マガニャン

>>431

そんな事は…あるかもしれない

 

433:人修羅モドキのネイティブアース

アクセラレータは上条さんに任せとけばいいでしょ(適当)

 

434:鯖太郎

適当だなあ…

 

435:竜宮在住の音楽家

話逸れまくったけど、…うーん、全部は言えないな。とりあえず簡単に説明すると某遊園地で襲撃受けます

 

436:雄英の金属生命体

>>435

簡単だなあ…でも何が起きるかだけ把握できただけでも十分大きいです。ありがとうございます!

 

437:新世紀鉄血ゲリオン

イッチは純粋だなあ…俺は絶賛モビルアーマーと使徒が融合した謎生物?を叩き潰してるよ

 

438:このすばでいいですとも!

>>437

あんたもあんたでおかしいよ!!戦いに集中しろ!!

 

439:星々巡る不死鳥

まあ、とりあえずLiveにしてくれればアドバイスしてやれるからな

 

440:不運過ぎるごとき氏

そうそう、イッチだけが抱える必要はないからな

 

441:秘封の闘牛ライダー(済)

命尽きるまでお供す

 

442:【システム】

秘封の闘牛ライダー(済)が退出させられました

 

443:雄英の金属生命体

>>442

闘牛ニキィィィィィ!!?

 

444:一般特色ニキ

声出して読んでたのかなあ?それで蓮メリ辺りが反応して…ちょっとミョさん?どうして

 

445:【システム】

一般特色ニキが退出させられました

 

446:マガニャン

労いわたしや特色ニキ、闘牛ニキ…

 

447:竜宮在住の音楽家

まずい、この流れでは…!?…お?来なかったわ

 

448:不運過ぎるごとき氏

>>447

俺が皺寄せ食らったんだよ!!

 

449:マガニャン

>>448

本当に不運だねスウォルツニキ…ってか片手間で話してる感じ?

 

450:不運過ぎるごとき氏

>>449

そうだが…!少しキツイな、悪い一度抜ける!

 

451:【システム】

不運過ぎるごとき氏が退出しました

 

452:第八世界存在いーすん

>>441

闘牛ニキさんはいつもあんな調子なんですか?

 

453:星々巡る不死鳥

>>452

そそ、だからあんま気にしなくてOK!

 

454:新世紀鉄血ゲリオン

>>453

この人鬼畜だろwww

 

455:パラロス・アギト

逆に妹紅ニキが優しいところをあまり見た事がない

 

456:雄英の金属生命体

>>455

はは…一度スイーツツアーやってくれたりしたから妹紅ニキは優しい人ですよ。後、苦労の感情がずっと流れてきましたけどね

 

457:星々巡る不死鳥

ごめんなイッチ…あ、ダダダ大王!なんか獣っぽいな…まあええわ、とりあえず焼いてやるか

 

458:鯖太郎

>>457

とりあえずで焼くなよ!?

 

459:人修羅モドキのネイティブアース

しかもしれっとダダダて…w

 

460:マガニャン

まあ平和が一番だよね。今日も量が多くも少なくもない書類整理だけで終われた〜

 

〜〜〜〜〜

 

3人は相澤からは「いつ襲撃が来るかわからない、襲撃に怯えて授業に支障が来たら面倒だ。混乱を招かないよう、この話は黙ってろ」と言われてた数日後、生徒達は授業を普段通り終えた後、午後の授業の開始の際、相澤がいつも着てるとも言える寝袋を着ていない状態で教壇に立ったので、いつもと違う相澤に生徒達は何かあるのか、そう考えたが特に何もなく相澤は話し始める。

 

「今日のヒーロー基礎学だが、本来は俺とオールマイトだけの予定だが教員を1人増やして行うことになった。今回は災害水難なんでもござれ、救助訓練だ」

 

基礎学を担当しているオールマイトに加え、相澤ともう1人のプロヒーローがどうやら授業をするそうだ。生徒達はその情報に耳を傾ける。

 

「えー、今回戦闘服の着用は各自の判断に任せる。ものによっては活動を限定する戦闘服の存在も確認しているからな、それに訓練場所はここから離れた場所にあるからバスで移動することになる。それでは一時解散、10分後にバスの待機してある場所に集合だ」

 

刹那は(どんだけ広いんだ此処…)と思いながら行動を開始する。今回は場所によっては動きにくくなる可能性も考え、籠手と具足、鎧は解体…分離?、できる設計だったので動きを阻害しないぐらいの鎧に分離して装備する。兜は外していくことに。

 

『緑谷君は体操服なんだね』

 

「うん、かっちゃんと戦った時の損傷が激しいから修理してもらってるんだ」

 

緑谷の戦闘服事情も聞いたところで集合場所へ移動、今回は最後ではなかったようで少し安心してる2人(戦闘訓練参照)。飯田はいつものトランスフォーマー戦闘服で1-Aの生徒達を集合させて、整列させている。刹那は飯田の指示通り並ぶ。そして飯田の委員長としてのこの行動は…

 

「くそぉ…そのタイプだったか…!」

 

「意味なかったね!」

 

「ぐはああああ!!」

 

…報われる事はなかった。バスのタイプは修学旅行等で使われる全て前方に向いてるタイプではなく、前半分は個人席、後ろ半分は2組席という普通の市バスのようなタイプだった。飯田は土下座体勢の中で、芦戸が無慈悲な追撃を放ち、見事轟沈。ザマァないぜ!(某ニュータイプ)

 

「…同席お願いしていい?」

 

『良いよ、サグメさん』

 

とりあえず2人は後ろの席の2人席に相席する。全員が座ったところでバスが発車する。発車したところでバス内で会話が弾む。その中で…

 

「私、なんでも思った事は言っちゃうの。ねえ、緑谷ちゃん」

 

「え!?な、何かな蛙吹さん!?」

 

突然矛先を向けられた緑谷が慌てふためく。そんな緑谷に落ち着きを心の中で求める刹那。

 

「梅雨ちゃんと呼んで。それで…緑谷ちゃんの個性って、オールマイトに似てないかしら?」

 

「!!?そ、そうかなあ!?たまたま見た目が似てるだけだと思うけどなあ!?」

 

…尚その慌てっぷりと心内で考えてる事が刹那に筒抜けなのを知らない緑谷。刹那は途轍もなく気まずくなる。脳波の受信もあまり良くないかもしれないと改めて思う刹那である。…今更感あるが。兎も角緑谷は動揺しながらも、そんな事ないと否定する。するとそこに図らずとも切島が、

 

「待てよ梅雨ちゃん。そもそもオールマイトは自分の攻撃で怪我なんてしねぇぞ。きっと似て非なるアレだぜ」

 

奇跡的にも助け舟を出す形になり、緑谷は静かに切島に感謝する。そして切島は此処ぞと言わんばかりに自分の思ってることを話していく。

 

「……しっかし増強型のシンプルな個性はいいな! 派手で出来る事が多い! 俺の硬化は対人じゃ強えけど、いかんせん地味なんだよなぁ……」

 

どうやら地味さと言う所にコンプレックスを持っているらしく、左腕を硬化させながら少し悲しげな声の切島。先の動揺が嘘のように緑谷が切島のカバーに走る。

 

「そんな事ないよ!プロにも通じる、すごい個性だよ!」

 

「プロなぁ!でもよ、プロヒーローって人気商売な所あるじゃねぇか。そうすると地味なのは致命傷なんじゃねえかなって思うんだ……」

 

「僕のネビルレーザーは派手さも強さもプロ並み☆」

 

「でもお腹壊すのはよくないよ!?」

 

「……☆」

 

青山が言論介入するが芦戸に見事砲撃され轟沈。まあ、確かに個性発動で自分の体調を崩すのは良くない。青山は戦闘服の派手さで表情を隠していたが明らか悲しんでた。仕方ないね。そこで切島は改めて個性についての話を切り出す。

 

「…貴方の個性も十分良いわ、私の個性は扱いづらいもの」

 

が、その前にサグメは小声でボソっと呟く。刹那はサグメの脳波を受信してカバーをしようと思ったが、あまり上手くできないかも、と思い止めておいた。そんな自分を無力に感じ手が震えるが、誰も気づくことはない。

 

「でもさ! やっぱり派手さと強さの両方がある奴って爆豪に轟、そんで刹那だよな!」

 

「はっ…」

 

爆豪が不機嫌そうな表情を見せる。それに対して…

 

「爆豪ちゃんはキレてばっかだから、人気が出なさそうね」

 

「んだとコラァ!?」

 

蛙吹が正論を言って、爆豪がキレて掌で小爆発を起こす。それに更に…

 

「この短い期間でクソを下水で煮込んだ様な性格なのが周知されている時点でねぇ……?」

 

「なんだよ!てめぇのその無駄なボキャブラリーは!死ね!」

 

上鳴の的確な指摘に爆豪が更にキレる。そして今まで黙ってた相澤が口を開く。

 

「お前ら、そろそろ目的地に着くぞ。良い加減にしておけよ…」

 

「「「ハイッ!!!」」」

 

〜〜〜〜〜

 

「す、凄え!USJみたいだ!!」

 

生徒達が数十分かけて、辿り着いた目的地はあらゆる災害や事故を再現したドームに辿り着く。生徒達は驚嘆の声を上げる。これに対して刹那は…

 

『…成程、ニキネキ達の言ってる事がわかった』

 

「…誰かと話してるの、刹那?」

 

『え!?な、なんでもないよ!』

 

どうやらサグメに聞こえていたらしく、慌てて否定する刹那。サグメは不審がりながらも追求しない事にしたようだ。生徒達がバスから全員降りたことを確認して、隣にいた宇宙服のような物を着ている教師に声をかける。そしてその教師?が簡単に施設の説明をする。

 

「水難事故、土砂災害、火事etc……あらゆる事故や災害を想定し僕が作った演習場です。その名も…USJ(ウソの災害や事故ルーム)!」

 

「「「やっぱUSJだったー!?」」」

 

『ええ…』

 

生徒達が驚き、困惑する中で緑谷と麗日がその教師の正体に気づいて興奮する。

 

「スペースヒーロー『13号』だ!災害救助で目覚しい活躍をしている紳士的なヒーロー!」

 

「わー!私好きなの、13号!」

 

2人がはしゃぐ中、相澤は13号にオールマイトが来ていない事について話をする。

 

「13号、オールマイトは?ここで待ち合わせるはずだが」

 

「それがですね先輩…通勤時に制限ギリギリまで活動してしまったみたいで……仮眠室で休んでいます」

 

「不合理の極みだなオイ…」

 

相澤が不機嫌さを隠さずにツッコミをするも、オールマイトの到着を待ってたら時間が掛かると判断したか、オールマイト不在のままで訓練を開始する。

 

「仕方ない、始めるか」

 

「えー、始める前にお小言を一つ二つ…三つ…四つ…」

 

(((増えてる…)))

 

小言が増えて行く13号に心の中でツッコむ生徒達。あらかじめ話す内容を考えて、個数をまとめて欲しい物である。そして話すことを決め切ったのか、13号が自分の個性について説明を開始する。

 

「皆さんご存知だとは思いますが、僕の個性は『ブラックホール』。どんな物でも吸い込んでチリにしてしまいます」

 

「その個性でどんな災害からも人を救い上げるんですよね!」

 

緑谷が13号の話を聞いてそう答え、麗日はヘドバンをするかのように激しく首を縦に振った。13号はあまり嬉しそうな雰囲気を出していない。すると、13号が説明を始めた。 

 

「えぇ…しかし、使い方を少しでも間違えれば、簡単に人を殺せる力です。皆の中にもそのような個性を持っている人がいるでしょう……」

 

その言葉に刹那も息を呑む。実際、彼の個性の元となるものは相手に侵食して対話を試みる生物。相手が物理的に生きれても、多大な情報量で脳が耐えきれず、逆に情報量を処理できても肉体的に耐えきれず死ぬという恐ろしい力を持つ。更にはこれがたった一つの個体ではなく、群体として存在している上、その群体の一体が情報を得れば即座に共有、更にはそれが物体等であれば擬態できると言う生物。

 

『…もし制御が出来なかったら…僕はどうなっていたんだろうか…』

 

「超人社会は個性の使用を資格制にし、厳しく規制する事で一見成り立っているようには見えます。 しかし一歩間違えれば容易に人を殺せる、いきすぎた個性を個々が持っていることを忘れないで下さい。 相澤さんの体力テストで自身の力が秘めてる可能性を知り、オールマイトの対人戦闘でそれを人に向ける危うさを体験したかと思います。 ですがこの授業では心機一転!人命の為に”個性”をどう活用するかを学んで行きましょう!君達の力は傷付ける為にあるのではない…そのチカラは救ける為にあるのだと心得て帰って下さいな。以上!ご清聴ありがとうございました」

 

13号がお辞儀をして締めくくるられる。13号の話を聞いた生徒達は…

 

「ステキ—!」

 

「ブラボー! ブラボー!」

 

麗日と飯田が喜びながら反応し、刹那も小さいが拍手を送る。13号の小言が終わったと確認したら相澤が生徒達に早速訓練の内容を説明…

 

「そんじゃ、まずは…っ!!」

 

しようとした時、何かに気づき振り返る。そこには黒い霧状の何かが存在しており、それは少しずつ大きくなっていた後、そこから顔が手で覆われている男を筆頭に続々と100人以上の様々な個性を持つ者達が現れる。

 

『っ!?アレがあの時の悪意の持ち主…!!』

 

手の男の持つ悪意に刹那が気づきセブンソード/Gを擬態生成し、戦闘態勢をすぐさま取る。刹那と共にいた切島、サグメは事情を知っていた為少し手間取るが戦闘体勢に移る。

 

「全員一塊になって動くな!!13号、生徒達を守れ!!」

 

一部生徒は入試の時の仮想敵と勘違いしていた。

 

「なんだありゃ?試験の時の仮想敵か?」

 

「動くな!あれは本物の(ヴィラン)だ!!」

 

最後に現れた黒い霧のような、声的には男だろう、男が教師と生徒達を見回したあと、怪訝そうな表情を見せながら言う。

 

「13号に…イレイザーヘッド、ですか…カリキュラムにはオールマイトだけ、と書いてましたが…まあ、プロヒーローについては恐らく増えると予測してたのでどうでも良いですが」

 

今度は手の男がうざったるそうな声を上げる。

 

「なんだよ…オールマイトいないじゃん…せっかくこんだけ連れてきてやったのにさ…平和の象徴がいないなんてさ…子供達を殺せば来るかな?」

 

その言葉に生徒達と刹那は恐怖する。生徒達は純粋な恐怖だが刹那は違う。そう、その手の男には遊びという感情が見られたのだ。刹那は見た目不相応の感情に恐れながらも、あの時のようにならないようにする為、生徒達の恐怖の感情からの頭痛に耐えながらGNソードIIブラスターを構える。切島がこの事態に悪態をつく。

 

「ちっ!いつ来るかわからなかったが、まさかこんなすぐとはな…!!」

 

「…切島、なんでお前知ってんだ?」

 

轟から本心からの純粋な疑問が飛んでくる。それには…

 

『僕があの敵達の悪意を感じて、僕、サグメさん、切島君で職員室へ向かったんだ。それで相澤先生から職員室で1年-A組のカリキュラムが取られた事を聞いて、いつ襲撃が来るかわからないから、混乱を招かないように黙ってたんだ、ごめんなさい!!』

 

「…襲撃が来た情報を話して、皆が変に固まって動けなくなっては困るから黙ってたわ。今じゃないけど謝るわ、ごめんなさい」

 

サグメと刹那がカバーに走る。その事情を聞いた生徒達で、緑谷が代表して3人に言う。

 

「3人の話はわかったよ、僕達が混乱しない為に黙ってたんだよね?だったら大丈夫だよ!それより今は…!」

 

「目の前の敵共だよなァ!!」

 

3人は許されたようで、爆豪が戦いたそうな顔で掌の上で小爆発を起こしている。敵の侵入諸々の話は刹那達が黙ってた件で有耶無耶になってしまったが、相澤がすぐに指示を飛ばす。

 

「13号、避難を開始しろ!学校への連絡試せ!!センサー系統への妨害もしている可能性がある、上鳴も電波で通信試せ!!」

 

「う、うっす!!」

 

すると此処で一つの疑問が浮かぶ。生徒達は避難、13号は避難の誘導。では…相澤は?それに気づいた緑谷が相澤に口を挟む。

 

「相澤先生!!まさか1人であの数に挑むんですか!?先生の個性ではあの数では…!!」

 

「ヒーローは一芸だけじゃ務まらん、13号!そっちは任せたぞ!!」

 

相澤はすぐに緑谷の言おうとした事を一蹴し、イレイザーヘッドとして敵達に1人で突っ込む。敵達は不敵な笑みを浮かべて叫ぶ。

 

「はっ!相手は1人だ!全員集中放火しろ!!」

 

そうして敵達の個性は発動…することはなかった。そのまま理解不能状態に陥ったまま、敵達同士が捕縛布で巻かれた後に同時にぶつけられたり、顔面に蹴りを受けたり、また個性が使えるようになった後もイレイザーヘッドの動きを捉えきれずに仲間撃ちをしたりと混乱している。敵達が倒れる中1人の敵が叫ぶ。

 

「馬鹿野郎!!あいつは見ただけで“個性”を消すっつうイレイザーヘッドだ!!」

 

「消すぅ~!?へっへっへっ、俺らみてぇな異形型のも消してくれるのかぁ!?」

 

すると異形型で、4本腕の大男が前に躍り出る。そうして調子に乗って笑っていたが、油断大敵、その言葉を学ばされるように顔面に拳を受ける。その後素早く捕縛布に囚われる。

 

「お前のような異形型は無理だ、発動系や変形系に限る…が、お前らのような奴らは統計的に見て接近戦で強みが発揮される事が多い。だから…その辺の対策はしている」

 

イレイザーヘッドの動きを見て手の男は不快そうな声を出す。

 

「肉弾戦も強く…その上ゴーグルで目線を隠されていては『誰を消しているのか』分からない…集団戦に於いてはそのせいで連携が遅れをとるな…なるほど、嫌だなプロヒーロー。『有象無象』じゃ歯が立たない」

 

「凄い…!多対一こそ、相澤先生の得意分野だったんだ!」

 

緑谷が感心するような声を出すが、刹那は相澤の感情と脳波を受信して、誰にも聞こえないよう心の中でそれを否定する。

 

(…違う、アレはかなり無茶をしている…!多分長くは保たない…!!)

 

「何感心してるんだ緑谷!すぐ逃げんぞ!!」

 

「分析している場合でない!早く避難を!」

 

切島が緑谷の首根っこを掴んですぐ引っ張っていき、飯田が避難を催促するが現実はそう上手くいかない。13号の誘導の元、避難していたが彼らの目の前に黒い霧のような男が現れる。そして…

 

『初めまして、我々は(ヴィラン)連合。僭越ながら…この度ヒーローの巣窟、雄英高校に入らせて頂いたのは……平和の象徴オールマイトに息絶えて頂きたいと思ってのことでして』

 

衝撃のカミングアウトに、生徒達は思考を止め、動けなくなってしまった。




此処で一度コテハン確認。
・雄英の金属生命体
・新世紀鉄血ゲリオン
・星々巡る不死鳥
・秘封の闘牛ライダー(済)
・火継ぎの大正剣士
・このすばでいいですとも!
・一般特色ニキ
・竜宮在住の音楽家
・鯖太郎
・パラロス・アギト
・不運過ぎるごとき氏
・マガニャン
・とあるりんご頭
・人修羅モドキのネイティブアース
・第八世界存在いーすん
…この後2枠追加するけど、17だと気持ち悪いからあと3人追加しよかな…2人のコテハン案は決まってるので…後1人募集しようかと思います。出来れば女性が嬉しいです。

体育祭で擬態する機体について(敵機体でもコメは受け付けます)

  • ZZガンダム
  • F91
  • クロスボーンガンダムX-1改
  • クロスボーンガンダムX-3
  • ファントムガンダム
  • ガンダムウイングゼロ
  • ゴッドガンダム(明鏡止水なし)
  • ユニコーンガンダム二号機バンシィ
  • ガンダム試作三号機ステイメン
  • フリーダムガンダム
  • ガンダム・バルバトスルプス
  • G-セルフ(No独裁者)
  • ナラティブガンダム
  • Ζガンダム
  • 敵機体(コメント)
  • その他(コメント)
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。