こんなペースで大丈夫なのか?
ということで始まります。
誠正 真の朝は早い。
彼もそのメイドも住み込みで働いている。
まず、明朝四時に起き身支度を済ませる。
次に、朝食の準備をしつつメイドを起こしに行く。
そして午前6時、お嬢様であるミィユを起こしに行く。
まぁまさに、そのミィユの部屋の中なのだが…………
これと言って起きる気配がない。
この前メイドに起こさせにいかせたが俺の声じゃないと、起きないと駄々をこねられたので仕方なく来ている。
できれば早く起きて欲しい…………
その……何と言うか 。
お嬢様がネグリジェを着ているので、その…『慎ましい2つの山』とか引き締まった『お腹』とか『脚』だとか下着がモロ見えと言うか………
これ以上はいけない、俺の精神的に執事的に危ない。
「お嬢様起きてください」
そう声をかけながら、体を揺らす。
だが、お嬢様は寝返りをし
「あとごふ〜ん」
はぁ…………仕方ない。
これ以上は、こちらの執事としての仕事もある為早く起きてもらうべくとる行動は1つ。
俺は、ベットに乗りお嬢様の耳元に口を近づけ呟く。
「いい加減起きませんと、キスをしますよ?」
「今すぐして!!」
勢い良く起き上がる、お嬢様を回避して緩やかに、回避してベットから降りる。
「お早うございます。お嬢様。」
「…………誰も見てないからミィでいいよ。」
「それじゃミィ…………機嫌悪くした?」
見てみると、ミィは頬を膨らませ不貞腐れている。
んーやはり原因は………
「…………キス…………してよ。」
ですよね。
「…………………はい。」
未だに、緊張してしまう。
この感じは、何度やってもなれない。
「ん…………朝はアールグレイとココアどちらにします?」
「ホットにミルクココア。」
「御意。メイド達、お召し物のお手伝いを」
そう、言ってメイドに任せて厨房に戻っていっく。
「今日のメニューは、軽くサンドイッチでございます。」
ミルクココアを飲み終えたお嬢様に、料理をお出ししメイド達は下がっていった。
ついでに、俺自身の食事も一緒に取ることを許されている。
「ねぇ?真、貴方私が学校に行った後何してるの?」
「私ですか?私は、メイドと一緒に家事をこなしております。」
まぁ、これは『嘘』である。
「そう…………あっそれとお父様が、明後日位には帰ってくるってメールがあったわ!!」
「それは、良き知らせですね。分かりました、では出迎えの準備をしておきましょう。」
「えぇそうして。それじゃ学校に行く準備をしてくるわね。」
そう言って、俺達は部屋に戻った。
さて、さっき『嘘』だと言ったな。
あれは本当だ。
まぁ知られたくないのでな。
お嬢様の学校は男子禁制の女子高校。
メイドのお供なら認められている。
そう、もうお分かりか?
俺はこれから女装する。
服を着替え、いつも隠している右眼を露出させ眼帯をあらわにして長髪のカツラをつければ…………
男の誠正 真から女の正真
「さて行きましょうか。お嬢様。」
「えぇ今日もよろしくね?誠。」
そして、今日もお嬢様のお供をこなす。
そして放課後。
今日は、お嬢様のお供としてお茶会をしています。
「お嬢様?何を飲まれますか?」
「そうね。カフェオレをお願い。」
「承知しました。」
そして俺は、マスターに注文しに行く。
heroine side in
んーこう、外でお茶会しかもカフェでなんて中々機会が無くて久しぶりだわ。
それにしても、真…………
『私が気づかないとでも思ってるのかしら?』
まぁ気づいたのは最近出し、中々可愛いから許すけど、一応学校側の許可をもらってるから普通に出歩けるのに…………
まぁ良いわ。真の努力を無駄にしたくないもの。
にしても、お父様帰ってくるのは嬉しいけれども切迫詰まっていたわね。
どういうことかしら?
ミィユは今の誤乃家の構図を思い出す。
今、誤乃家は二つに割れている。
執事である真との交際を認める父親一派と
前から話してもらっていた婚約を進める祖父母一派
お父様は、婚約を断るついでに契約をとってくると言ってたけども正直不安よね。
あのお爺様達が簡単に承諾するとも思えないもの。
「相席いいかな?」
「あっはいどう………ぞ…………」
若い男の人に視線を向け思考が停止した。
heroine side out
「お嬢様、おまたせ……そちらの殿方はどちなら様でしょか?」
「あぁ誠、丁度良かった。なんでここに『こいつ』がいるかお父様に聞いてもらえないかしら?」
あっお嬢様…………
テンションが段々とお下がりに。
まぁ無理もありませんか、目の前にこのにっこり笑顔のクソムカつくこいつが居るのだから。
「あぁお義父様は関係ありませんよ?僕を連れてきたのは、義祖父様だから。」
あっやはりですか。
旦那様なら、まず連れてこないでしょうから。
相変わらずニコニコしてるこいつはめんどくさい。
こいつの名前は、レイル・ヴェルトン。
お嬢様の『元婚約者』
現恋人としてはムカつく限りだ。
あっけして、ヤキモチでは無いですよ?
ただ単に美形で、『普通』だからムカつくんだよ。『普通』Da☆Ka☆Ra
「はぁ……で貴方はなんでここにいるのレイル。それと誠ありがと。」
カフェオレの入ったカップをお嬢様の前に置く。
「あっメイドさん。僕のためにありがとうございます。」
レイルはそう言って俺のカプチーノを奪い去る。
おっ?こいつ、俺のカプチーノを…………
ここのカプチーノとカフェオレは、うまいって評判で結構楽しみにしてたのに………
俺は、にっこりと笑ってそんなことを顕にしないようにする。
「んー……美味しい♥」
あっこいつ今瞬☆殺するか。
いてこますか。
この美形で♥をリアルでわざとつけられるのは、ブチりと来たな…………
「誠、大丈夫………私もだから抑えて。」
「はい、お嬢様………」
「で、レイル?貴方が来た理由は?」
お嬢様が、本題を切り出す。
「あっ忘れてました。これは忘れてました♥しつれい。えーとですね、明後日18になりますので、婚約を締結させてしまおうかと☆」
よし、やはりこいつ殺し………
ん?今コイツなんて言った?