天才ハッカーになりたくて!   作:ただの厨二病A

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突然パッと思いついたのでとりあえず書きました。
続くかもしれないし、続かなくないかもしれないし、投稿頻度めっちゃ低くなるかもしれないし、意外に書けたりするかもしれないし、頑張れるかもしれないし、、、


前世と幼少期編
第1話「天才と完璧」


僕の名前は、天才 発火。天才ハッカーXと呼ばれる(※名乗っている)、天才ハッカー(※自称)や。

そんな僕は、今日も今日とで仮想通貨のアカウントのハッキングに勤しんでいる。

 

なぜか。

 

 

唯一の収入源がこれだからである。

 

何?天才ハッカーなら、それだけで十分な稼ぎじゃないかって?

チッチッチッ、世界を甘く見てはいけない。

 

こちらに天才ハッカーがいるのであれば、

向こうにも天才ホワイトハッカーがいたりするのである。

死のノートでの、キラーとアルファベットの対と同じような物である。

 

しかも、僕は対人戦となると極度に弱い。

僕は、僕のハッキングで何もできなくなった相手から搾り取る事しかできないのである。

だから、ホワイトハッカーが居ないようなとこしかハッキングしないし、というかできないし、

そうなると居ない所から徹底的に搾り取るしか選択肢がなくなったのさ。

でも、こちらから一方的に攻撃して獲物を狩るって楽しいよ。

 

性格悪いって?

大丈夫だ。少なくとも友達の1人は『合理的だ』と笑って褒めてくれたよ...1人はね。

 

 

そんなこんなで、

よし。仮想通貨は獲れた。

後は痕跡を残さないようログを消去して、

最後に、print(‘You are hacked by 天才ハッカーX’)っと。

 

「終わった〜〜〜」

 

 

「今日の成果はっ、」

 

「4628コイン。ざっと2500円くらいか。」

 

 

「ここの仮想通貨奪いすぎたかな。そろそろ、別の防御薄そうな仮想通貨探さないと。」

「と言っても、仮想通貨自体が全体的に価値下がってるけど。」

 

 

「なら、どっかの通販サイトとかからクレジットカード情報抜き取って稼ぐしかないんじゃないか?」

「難易度上がるな〜って、毎回わざわざピッキングして入ってこないでよ。ビックリするじゃん。」

「とてもビックリしてる奴の声色じゃないな。」

 

「バレたか。」

「ふっ、その程度の嘘でこの俺を騙せるとでも思ったのか?嘘というのは、その語り口調も含めての嘘だ。」

「流石、学生時代の補導を嘘だけで逃れた男の言うことは違うね〜」

 

ちなみにこいつは中学時代の同級生で、日本全国を飛び回り、世間に『氾濫』として知られている連続警官殺人犯や。

自分で言っててなんだが、すごいパワーワード言ったな。

とにかく、こいつは今でもたまーに会うくらい仲の良い唯一の友達で、お互いに協力したりもする。

 

「で、最近全然稼げてないだろ。とりあえず、これやるよ。」

 

「何これ。財布?」

「偶然パトロールで警官のいない交番があったから、届けられてた財布を盗んできた。」

「安心しろ。一応、両替も3回挟んだし、財布も変えてある。」

 

「うん。まぁ、少なくとも偶然じゃないよね。」

「より正確に言うと、パトロールしてた警官を撃ち殺した後に通りかかった交番で、だな。」

「そんなことだろうと思った。」

 

この状況に慣れている僕自身も恐ろしいな。

友達は選んだ方が良いよ。うん。

 

「とりあえず、この金でコンビニ行ってなんか買ってくるわ〜」

「俺はもう食べてあるから、お前の分だけで十分だからな。」

 

 

 

それで、そこそこ久しぶりに外に出てコンビニへと向かった。

 

そういえば、この財布にはいくら入ってるんだ?

一万円札が、1,2,3,4,5...

と数えながら外を歩いていると、

目の前が明るくなった。

 

ん?なんで急に明るく、、、って、

トラックが突っ込んできてるんですけど!

 

まずい、だいぶ速度出してるし、トラックの運転手もまだ僕に気付いてなさそう。

こんな所で、低身長痩せ型の弊害がっ!

このままだと、空走距離が大体1秒分と、トラックの重さで制動距離がだいぶで、、、

 

 

あ、死んだわ僕。

 

 

てか、今の僕の思考速度早すぎん?

死ぬなら死ぬでさっさと死にたいんですけど。

まさかっ!

今度は天才の弊害かっ!

 

・・・

 

何だろう。

低身長痩せ型の弊害とは違って、気分が良い。

 

『天才ハッカー』としては、悔いめちゃめちゃあるけど、

『天才』としては、悔いは、ない、、、

 

 

 

あぁ、なんか過去の記憶が見える。

これが走馬灯ってやつか。

 

〜〜〜〜〜

今の時代、子供の頃からスマホを持って、タイピングができるのは当たり前。

なら、天才ハッカーに憧れるのは当然の結果であるはずなんだ。

 

なのに!

 

中学にもなると、みんなはそんなことを言わなくなった。

 

だから、僕がその分声を大にして言った。

それだと言うのに、

みんなは『厨二病乙』だとか、『現実を見ろ』だとか、『真面目に将来のことを考えろ』だとか、、、

 

でも、そんな中学にも良い出会いがあった。

 

「周りの奴らは馬鹿ばっかりだな。厨二病とは実力がない奴のことを言うんだ。お前にもその実力があるだろう?」

彼には同じものを感じた。

僕が目指すのは『天才ハッカー』で、彼は『完全無欠の悪』。

お互いに目指す高みがあったんだ。

それで仲良くなった。

 

彼とは、色々教えてもらったり、教えたりした。

友達選び大成功だった。

 

 

そして、時間とは経つのが早いもので、中学卒業の時がきた。

 

「ハッカーというのは、数ある悪の中でも、『立つ鳥跡を濁さず』が最も重要な悪だ。」

「そこでだ。卒業祝いとして、俺が作った『tatutori関数』をやろう。」

そこでくれた『tatutori関数』は、tatutori(num)の(num)に、何分前のログまで消したいかを入れる事で、そこまでのログの消去を繰り返ししてくれる便利な関数だったから、この頃はよく使ってた。

 

 

卒業後、3年くらいは名もなきサイトを攻撃したりして、ハッキングに手を慣らした。

そして、段々と自信がついて、警視庁のサーバーをハッキングしてみることにした。

ちなみに、ターゲットに警視庁を選んだのは友達の影響が大きい。

 

 

結果を端的に言うと、、、失敗した。

 

多分、サイバー特別捜査隊って奴らに迎撃されたんだと思う。

しっかりと適切に対応された。

 

いや、相手が何をしたかは全部理解できてるんよ。

最初は、これ来たからこれをって、臨機応変にできてたんよ。

でもね、何手か先が読まれてるかのように、対応したらすぐ次、次って来るんよ。

 

それで、位置情報が逆探知されそうになったから、『tatutori関数』を使ってログを消して諦めたんや。

ログを消して誤魔化したとは言え、位置情報は知られたと考えて逃げる準備してたら、

突然、玄関が開いた音がして、

『終わった』と感じて絶望してたら、

 

 

「久しぶりじゃないか。発火。」

なぜか、そこには中学以来の友達が、、、

 

 

色々聞いてみたら、警視庁のサーバーをハッキングして、とある情報を探してたら、たまたま僕がハッキングで戦っているログを見つけたらしい。

 

それで、僕はtatutori(10)を実行したと思ってたんだけど、実際はtatutori(0)で実行してたらしくて、『ログ消せてないじゃん!』って焦ったんだけど、

 

「専門分野ではないとは言え、俺が1分単位でログを消すのを(num)回繰り返すってだけの関数をわざわざ作ってやる訳ないだろ。」

って言われて、tatutori(0)の意味を教えこまれた。

 

「『tatutori関数』は、ただただログの消去を(num)回繰り返す関数じゃない。(num)分前のログを見つけるまで、ログを消し続ける関数だ。」

だから、『0秒前』とかのログは見つけれても、『0分前』のログは見つからないから、永遠にログを消し続ける状態になっているとの事だった。

 

「今頃、ログがずっと消されるのの対応に忙しくて、ここの特定なんて難しいんじゃないか?まぁ、俺はここを特定できたわけだが。」

 

本当に専門外なのかってくらい凶悪な関数を中3時点で作ってるのには驚いたけど、

おかげで、僕は勢いに乗ったかのように天才ハッカーへと近付いた。

〜〜〜〜〜

 

はずだったんだけどなぁ〜

 

残りの僕の命も1cmの長さ(※物理的に)か、、、




注)氾濫の亜駆厄を登場させたけど、永遠の命とは何ら関係ありません。彼が転生しなかった世界線みたいな感じです。と言うか、新しい悪キャラ作るのめんどくさくて、流用しただけです。
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