天才ハッカーになりたくて!   作:ただの厨二病A

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第3話「最強の手段と存在」

しばらくして冷静になってから考えると、魔力を解いてる時に魔力を操っていたって事が分かった。

僕としたことが、そんな事を見落とすなんて、、、

 

まぁ、魔力自体に不慣れだから仕方ない。

 

ただ、これで1つ思いついた事がある。

僕の魔力操作によって、父は死んだ。

つまり、魔力操作だけで人を殺せると言うこと。

 

なら、パソコンの代わりに魔力をハッキングしよう。

もちろん、この世界にパソコンがあるなら、パソコンをハッキングが優先。

でも、しばらくの間はパソコンに触れられない状況が続く可能性大。

だから、その間は魔力をハッキングしてみることにした。

 

魔力操作だけで人を殺せるとなれば、この世界において、魔力操作は超重要と言うことになる。

せっかく、進める天才ハッカーへの道があると言うのに、それを死んだくらいで失う訳にはいかない。

それに、武術と違って魔力ハッキングは頭脳派の僕と相性が良い。

 

パソコンだけでなく、魔力もハッキングする天才ハッカー。

称号として十分に魅力がある。

さぁ、魔力操作を手に馴染ませよう。

 

 

 

それからしばらくして、5歳になった。

 

そこで、僕はちょっとした選択を迫られている。

と言うのも、

 

父の魔力の詰まりを解いた瞬間に起こりかけた現象。仮称『魔力暴走』について、

魔力暴走を起こさない程度に魔力の詰まりを解くのは重要だと言う仮説が生まれた。

だから、家をこっそりと抜け出して、森の中に潜んで人を狩っている。(※???)

ただ、森の中を彷徨っている奴なら、ある日突然死んでいてもおかしくないとして探してたんだけど、その標的が盗賊ばかりになってしまった。

盗賊さん達には悪いけど、僕の天才ハッカーの為に犠牲になってもらっている。

 

でも、対人戦が苦手な僕に、なぜそんなことが可能なのかって?

魔力ハッキングさ。

 

なんといっても、想像以上に魔力ハッキングが強力なんや。

まず、四肢と口の魔力をハッキングして、制御を奪います。(※簡単ではありません)

すると、ハッキングを受けた人は大声で助けを呼ぶこともできずに、森の奥深くへと足が勝手に進む。

そして、魔力暴走の検証の被験体となって死にます。

そう。相手に抵抗する余地がないんです。

こちらから一方的にハッキングするとなれば、僕には敵なし。

自信を持って人を狩れるんです。(※もはやサイコパス)

 

で、そもそもなぜ家を抜け出せるかというと、

父が死んでから、母はずっと病んでるのかなんなのか、部屋に引きこもってる。

その影響で、天才の僕がこの世界の言葉を未だ完全には習得できてないのもあるけど、

あ、僕の名前がハック•ジニアスで、父がルシウス、母がスグヤムってのはすぐに分かるし、日常会話くらいならできるよ?

ただ、いくら本で探してもパソコン関連の用語が見当たらないんや。(※そもそもありません)

おかしいよね。いや流石に、まさかね、この世界にパソコンがないなんてことは万が一にもね、ないでしょ?(※蒸気機関ヒャッハー時代なのである訳ないです。)

 

それで話を戻すと、母が病んでいる影響で、執事やメイドも辞めていってほとんどいないし、残った数少ない執事達も、食事を作るのと母の世話で手一杯。

僕に目が向かないんや。

だから、真昼間でも真夜中でも家を抜け出す事ができる。

 

そんな感じのことを続けて、ついに自分で試す時が来た。

というか、来てしまった。

 

予定では、もう少し魔力暴走の検証をする予定だったんだけど、

最近、おそらく個人と思われる盗賊狩りをしている人が居るみたいで、盗賊さんの数が激減し始めて、

感覚を忘れる前にやっておくしかないという事で、実践をすることに。

 

実践となると、危険極まりないけど、父の失敗から学んでいない訳ではない。

この世界において、魔力とは血のようなもので、魔力が少なくなると魔力欠乏症という症状が現れ、完全になくなると死に至る。

これが関係して、強制シャットダウンで父は死んだと考えられる。

だから、検証の時は魔力の詰まりを解くのと一緒に、魔力暴走が起きた時の対処法もやっておいた。

万が一、魔力暴走が起きても死なずにそれを抑えることはできる。

 

さて、どの程度成功できるかな。

 

まず、絡まりを緩くして、全身に広げて部分部分で解く。

よし、順調に解けていってる。

 

 

・・・

これで、残すは最後の1カ所や。

やっぱり、天才のこの僕にかかれば、この程度簡単なのさ。

 

あ、

ミスった。

 

せっかくここまでノーミスだった僕の称号が〜!あ゛ぁ〜〜〜!

仕方ない。部分的強制シャットダウンするか。(※切り替え)

 

まず、魔力を一部分だけ他の魔力から切り取って、

切り取った部分の魔力と身体を切り離す。

これで魔力暴走を止めつつ、魔力欠乏症も最低限に抑えられる。

「ケホッ、ケホッ、」

 

欠点があるとすれば、

魔力暴走を止めただけで、治ってはいないということ。

シャットダウン状態で悪化しないように止めているだけだから、シャットダウンを止めたらすぐに悪化する。

だから、シャットダウンによる症状は仕方ないと。

でも、その分は魔力量増えたし、メリットが大きい。

「ケホッ、ケホッ、」

 

シャットダウンしたのは喉近くだけど、息ができるなら何も問題ないし。

軽い咳がちょくちょく出るのが少し邪魔ではあるけど、ハッキングの邪魔になる訳ではない。

 

で、魔力量増やしたら検証したい事があるんだけど、盗賊さんいるかなぁ。

 

 

という訳で、森の中に入ったんだけど、

現在進行形で盗賊さんを狩ってる人が居る。

 

「ヒャッハーーー!」

一瞬、氾濫の顔が思い浮かんだけど、否定した。

確かに彼は警察狩りを嬉々としてやっていたと思う。

でも、彼はこんな頭のおかしそうな面を表沙汰にはしない。静かに喜ぶ。

だから、一瞬とは言え氾濫の顔を浮かべたのは失礼と思って、とりあえず心の中で謝罪した。

 

そんなことを考えてたら、

「【そんなところで何してるの?迷子?】」

気づかれた。でも今の僕は5歳。頑張れば、嘘で誤魔化せる。

 

まずは、あっち側が言った通りの迷子である旨を、

「b...ゲホッ、ゲホッ、、、」

ダメや。喋ろうとした瞬間、ずっと咳が出る。

部分的シャットダウンの弊害か。

なら、何かで筆談を、、、

 

あった。なんかの辞典っぽいけど、分厚くはないし、表紙を見せなければ違和感もないはず。

一番最後のページの空白が多いページに、

『ぼくのいえしらない?』

漢字を使わず、平仮名だけで書く。

 

そして、渡すときは子供っぽく無警戒に駆け寄る。

 

「『ぼくのいえしらない?』。【やっぱり迷子か、、、ん?】」

あれ?なんかおかしいことあったっけ?いや、ないはず。(※異世界語ではなく、日本語で書いています)

「もしかして君、」

ん?日本、、、語、、、?

 

あ。

 

間違って日本語で書いてた。

まずい。僕がそこら辺のごく平凡な子供でないとバレた。

「転生者?」

急いで逃げ...

 

『転生者』?それに日本語。

つまり、

[君も転生者ということ?]

「そうだよって、何で頭に文字が浮かんで?」

[魔力で文字情報を頭に直接送ってる。]

「へ〜、面白いね。」

正確には、魔力ハッキングによって脳に情報を書き足す。今は文章しか送れないけど、天才の僕にかかれば、その内画像に動画、音声とかも送れるようになって、逆に相手の考えてることを読み取れるようにもなるはずや。

 

「ところでさ。」

[?]

「僕の相棒になってくれない?」

[特命の係になれってこと?]

「そうそう。って、それは刑事ドラマ。」

 

「そうじゃなくて、陰の実力者の相棒だよ。」

[陰の実力者?]

「そう。物語に陰ながら介入し、実力を見せつけていく存在さ。」

[正義のヒーローって事?]

「いいや。正義でも悪でもない。ただ、陰に潜み、陰を狩るのさ。」

『正義』でないなら良いか。

氾濫も言ってた通り、正義なんて面白くない。

 

[分かった。なるよ。]




散りゆく陰へのレクイエム、自分の陰実二次のオリ主達の邂逅案浮上。
過去に戻るアーティファクトに加え、パラレルワールドを繋げるアーティファクトで、原作キャラ達は記憶を重複して持っている。
シャドウガーデン側と教団側のネスに板挟み状態の天才ハッカーが誕生するけど、永遠の命はブシン祭まで書いてからにしたいのと、現段階でレクイエムで書くなら協力者の方が書きやすい為、レクイエムは協力者で計画中。
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