天才ハッカーになりたくて!   作:ただの厨二病A

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第5話「友達の影響」

シャドウガーデンが結成されてから数日後、シドの家の屋上に僕とシャドウ、アルファが集まっていた。

 

「アルファか。」

 

「やはり、あなた達の言葉に間違いはなかった。例の古文書の中にディアボロス教団と思しき記述が。」

「やはりか。」

ん?

「知れば知るほど奴らの力は強大だわ。それでも私は、、、」

「我らは影に潜み、陰を狩るのみ。」

あー、なるほど。一瞬、マジでディアボロス教団があると思ったわけね。可愛いことに。

シャドウと僕が適当に考えた設定なんだから、実在する訳ないない。(※逆ぅ)

そんな天文学的確率はありえない。(※それはそう)

 

それに、友達も言ってた。

『自分の天文学的確率は信じるな。だが、敵の天文学的確率は信じろ。』

自分の天文学的確率は信じちゃダメなんや。

 

「(しかし、このエルフチョロいな)」

[シドよ。君は本当に男なのか?]

こんな可愛いエルフに対して、チョロいとか言い出す男なんて、世界で君だk...

『感情によって目的が妨害されるなんて論外。完全な悪の為には、完璧な理性による合理性の追求が重要だ。』

氾濫よ。君もか、、、

 

・・・

 

シャドウに初めて会った時、氾濫と似てると一瞬思ったのを否定したけど、

前言撤回。結構似てるかもしれない。

 

 

 

そして、3年後。母の病みも治って、僕の魔力暴走も治して、他の悪魔憑き達も治して七陰となって、僕とシドが13歳になったある日、

「アルファか。」

メイドに扮していたアルファがスライムスーツに切り替える。メイド服可愛かったのに。

「何があった?」

「シドのお姉さんが連れ去られたわ。」

「クレアか。」

アレを拉致するなんて、度胸のある盗賊さんだなぁ。(※ただの盗賊ではない)

 

「理由は?」

「英雄の子の疑いをかけたみたいね。現在、イプシロンとゼータがアジトを見張っているわ。」

そう言えば、クレアに悪魔憑きの症状が出たから、ストレッチと称して治したってシドが言ってたっけ?

それと合わせての英雄の子設定か。なかなかやるな、アルファ。あと可愛い。

 

「場所は?」

「この中のどれかに居ると思われるわ。」

可愛いアルファが広げた地図を見てみる。

 

ん?なぜこんなにも非合理的なアジト位置なんや?

スライムパソコンを作り、地図のデータをコピーする。

 

A地点は自然生成の洞窟。隠蔽性的には良いアジトやけど、自然生成ゆえに使いづらい。

B地点は元々は何もなかった場所だから、自力で作ったと思われるけど、それゆえ小規模で危険。

C地点は最近使われなくなった廃坑道。最近まで使われていたから、設備は使いやすいけど、坑道の地図もまだ残ってると思われるし、何よりも入り口が多すぎる。

D地点は・・・

 

「最も合理的なのは、ここか。」

ずいぶん昔に放棄された廃坑で、地図もおそらく残っていない。入り口部分は自然生成の洞窟で隠蔽性も悪くない。

まぁ、そこら辺の盗賊さん達(※そこら辺の盗賊ではない)に合理性を求めるのは無理があるか。友達の影響受けすぎたかな。

 

「この資料と照らし合わせれば、、、」

ん?

「流石ね。この短時間で地図と暗号を読み解くなんて。」

ふむふむ。実はここにアジトが隠されてたって設定で、合理的なアジト位置を設定できなかった事のカバーをする訳ね。流石アルファ。あと可愛い。

「今夜決行する。できるか?」

「えぇ。」

 

 

 

そして、シャドウと共に盗賊さん達のアジトに先行したものの、、、

 

「迷った。」

 

迷路を解く時の左の法則は、途中からは使えないからなぁ。

一応、アジトに入ってからの地図はスライムパソコンに記録してるから戻れはするけど、シャドウとも逸れたし、どうしよう。

 

「実験に夢中になりすぎたかなぁ。」

そうこうしていると、奥の方にある壁が仕掛けみたいに動いて、隠し通路みたいなのが現れた。

で、そこからなんか強そうな盗賊さん(※教団)が出てきた。

 

「先回りされていたか。が、1人なら容易い!」

いかにも隠し通路使って逃げてきましたみたいなセリフを吐いて、突きを放ってきた。

それにしても遅いね。いや、天才の僕が早すぎるのか。(※唐突な自画自賛)

とりあえず、突きの着弾地点のスライムスーツを剣先の形と同じにして、圧力を分散させて効率よく受け止める。

 

「魔力量ならアルファ以上。でもダメや、全く扱えてない。」

「それにそう。防御が甘い。」

盗賊さんの魔力をハッキングして、ドーピングか何かで強化したと思われる魔力の何かを解除する。

その違和感を感じたみたいで、盗賊さんが距離をとった。

 

「『攻撃は最大の防御』とは、攻撃できているところにしか効果がない。教えてあげよう、正しい最大の防御って奴をね。」

スライムで縄というか紐を作って、飛ばした。

盗賊さんが剣を握り直して、スライムを斬ろうと何度も振るった。

 

「Lesson1、最大の防御にするなら、最大の攻撃を。」

そして、至る所からスライムの紐を飛ばした。

 

盗賊さんは防御で手一杯そうや。

ここで、

「Lesson2、相手が防戦一方になったら、ティータイム(※ただの煽り)」

どこからか取り出したお茶をそれっぽく飲んだ。

けど、あんまり美味しくなかった。やっぱ飲み物と言ったら炭酸や。

 

そしてやっと、盗賊さんの防御が崩れ、スライムの紐が盗賊さんに絡まった。

「Lesson3、これが有線接続。(※なんか違う)」

盗賊さんに絡まったスライムの紐を通して、直接魔力を奪った。

奪った魔力でスライムの紐を維持。これが現地調達ってね。

 

盗賊さんが剣を杖代わりに膝をついた。

「だが、たとえ、どれほど強くとも、世界の闇は!貴様が思っているよりも、遥かに深い!」

「いいや。」

「僕は知っている。個人で国、いや世界にすら届こうとする闇を。」

すると、盗賊さんが瓶を取り出して、中に入っていた錠剤を全て飲み込んだ。

そしたら、盗賊さんの体が膨張して、剣と一体化した。

さっきのドーピング薬はこれかな?

 

「教えてやろう、この世界の、闇を!」

盗賊さんが力に任せて剣を振るう。

「軽い!脆い!これが現実だ。貴様も味わえ!己の無力さを。」

剣が当たる部分の魔力を奪って、最小限の魔力をスライムスーツに込めて防御した。

「違う。世の中とは、『最後の負け』か『そうでない』かの二択。その連続。僕らが人間である限り、最後の負けはやって来る。」

「そして、君の場合は今や。」

盗賊さんのおかげで、関数が新しくできたよ。ありがとうね。

delete(medicine)

 

その瞬間、盗賊さんの肥大化した身体がボロボロになりながらも元に戻って、魔力量が減少し、ボロボロになった剣も分離した。

「カハッ、」

絶対危険な薬物じゃん。デリートして良かった、良かった。

delete(blood)

一応、薬物って血管を通じて全身に回るものだし、血も消して良いよね。(※死にます)

 

あ、死んだ。(※当たり前)

でも、ここの盗賊結構強かった気がする。(※盗賊ではないからです)

 

「あ、エックス。」

「シャドウ、何かいた?」

「いなかったよ。そっちは?」

「なんか強い盗賊さんが居たくらい。」

「そっか〜。」

 

「1回、入り口まで戻る?」

「そうだね。」




シャドウナライズ効果2、勘違い補正(他人)
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