カドウ「さすがは神になったライダーだ。強いな...」
ギーツ「どうした?俺の力を食べる。そう言ってた最初の勢いはどうした?」
カドウ「挑発かよ?」
リンネ「カドウ...早くしないと時間切れよ?」
カドウ「うるせえぜ姉貴...こいつで決める」
そう言ってカドウは1つのゴチゾウを自身のガヴに喰わせる。
『ライダー』
ギーツ「!?」
『オーイング!ショー二ング!ローリング!ゴーイング!』
ギーツ「なんで、リバイの姿に...」
カドウ「喰ったからな!!」
『リバイ ツヨイ!!』
カドウ「これでギーツの世界のライダーの力も食らいつくした」
リンネ「これで満足?」
カドウ「んな訳あるか!?あの出来損ないのクソ兄貴に負けた...そんなこと許せるか!アイツが”仮面ライダー”を名乗るなら、全ての仮面ライダーを喰らった最強の俺でアイツを殺してやる」
リンネ「好きにしなさい。私はどうでもいいわ...で、次はどこに行きたいの?」
カドウ「ゼロワンの世界に!」
リンネ「ええ」
リンネ「カドウが殺すのか、シドウが勝つのか...どうでもいいわね」
~1週間前...異世界~
『キッキングミ キック』
カドウ「奴隷でしか無いクソ兄貴が、何で...こんなに強いんだよ!!」
「俺は”仮面ライダー”だからな」
カドウ「畜生ぉぉぉぉぉぉ!!」
カドウ「親父!俺にクソ兄貴と同じガヴをよこせ」
アイザック「あのガヴは食事を行う機能がない。君は一生無くならない飢餓感に襲われることになるよ?」
カドウ「それでも、クソ兄貴に負けたことの方が何万倍も許せねぇよ!!」
アイザック「そうか...なら授けよう。この青いガヴを...」
カドウ「アイツを超えるには力がいる。姉貴!あんたの力を貸せ!」
リンネ「いいわよ...何処に行きたいの?」
カドウ「アイツ以外の”仮面ライダー”がいる世界!全部だ!」
~現在...ゼロワンの世界~
ゼロワン「イ...ズ...」
カドウ「待っていろ、クソ兄貴...俺をこけにした事、その命で償わせてやる!!」
~トウカ再会...30分前~
コトリ「この船”フラクシナス”の艦長...イツカ コトリよ?よろしくね?シドウ」
そう、偉そうな態度で棒付きキャンディを咥える妹
「フラクシナスってなんだ?それになんでコトリが艦長なんて」
コトリ「私たちは”精霊”を保護する為に結成した組織..."ラタトスク”フラクシナスはその実行部隊を輸送するための空中母艦よ」
「すまん、精霊ってなんだ?」
コトリ「そこからね」
コトリによるとこうだ。
精霊...超常の力を持って顕現する人間?らしくその力は人間あらゆる兵器が効かず、グラニュートさえ簡単に滅ぼしてしまえるらしい。
コトリ「ただ、その力では人間世界に溶け込めない。だからそんな子達を助ける為に結成したのがラタトスクってわけ」
カンナズキ「艦長...グラニュートとは、例の怪物の名称でしょうか?」
俺達の話にカンナズキさんが割り込む。
コトリ「ええ、そうよ」
カンナズキ「いつの間に名称なんてお決めに?」
コトリ「私が艦長になる前からよ?」
カンナズキ「え?」
コトリ「それよりシドウ、そんな精霊達を助けられるのが貴方しかいない...って言ったら、どうする?」
「それなら迷わず助ける!当たり前だろ?」
コトリ「そう、ならちょうど1人顕現してるから...言って来なさい!」
そう言うと俺の体はどこかに転送された。
カンナズキ「よろしいのですか?いきなり邂逅なんて」
コトリ「シドウなら大丈夫」
カンナズキ「お兄様を見殺しにする気ですか?」
コトリ「何言ってるの?シドウは死なないわ。だって彼は”仮面ライダー”なんだから」
~現在~
そこはマルで大爆発の跡地だった...辺りには瓦礫ぐらいしかなく、そんな場所に1人ただ立つ少女がいた。
「君が...精霊?」
そう声をかけると、その子は俺に剣を向ける。
「え!?」
精霊?「何だ貴様は?」
その少女の顔を...声を...俺は知っている。だが、その声音は...
「トウカ...」
トウカ?「貴様も私を殺しに来たのか?」
ひどく冷たかった。
クサカベ『オリガミいい?今回の精霊は”プリンセス”推定危険度はA+...けして独断専行は...』
オリガミ「民間人が襲われてる」
クサカベ『えっ、うそ...マジか!なんで』
オリガミ「救出に向かう」
クサカベ『待ちなさい!オリガミ!!』
「俺だよ。シドウだ!トウカ!分からないのか!?」
トウカ?「シドウ...知らぬ名だ。それより貴様も私を殺そうとする奴の仲間だな?」
「何言ってるんだ!」
トウカの物言いに何がなんだか分からなくなる。そこにジェット音が聞こえ
オリガミ「その人から離れなさい。精霊!!」
白髪の少女がトウカを襲う
トウカ?「また来たのか?メカメカ団の白女」
オリガミ「貴方達精霊がいる限り私は貴方達を逃がさない」
トウカ?「フン」
トウカの一振りで両者に距離ができる。
オリガミ「貴方、早く逃げ...」
「オリガミ...」
オリガミ「え?」
ここで、初めて俺と彼女
オリガミ「貴方は...!?」
トウカ?「いつまで呆ける?白女」
そこにトウカの一閃が迫る
オリガミ「逃げてシドウ!!」
そう言いながらオリガミもトウカに向かって行く
「なんで、あの子達が戦ってるんだ!」
コトリ『アレが精霊、もう1人の機械を纏った女がAST...精霊を殺すための組織よ』
「コトリ?一体どこから?」
何も無いところからコトリの声が聞こえて困惑するが、状況はそれを許してはくれないようだ。
「2人ともなんて戦いを...」
コトリ『2人とも知り合いなのは驚いたけど...貴方はどうしたい?』
「わっかんね~!けどまずは...2人を止める」
コトリ『そう、どのお菓子が良い?』
「ポテトチップス」
コトリ『わかった。転送するわ』
カンナズキ「艦長!この状況でお菓子なんて暢気な!」
コトリ「彼には必要なの...急いで」
カンナズキ「...了解しました。ポテトチップス薄塩味...転送します」
「来た来た...どういう仕組みだ?」
コトリ『そんな事どうでも良いから食べなさい』
「ああ、そうだな」
俺はポテトチップスを食べる
「んん~美味しい!!出来るか?ガヴ」
するとガヴが解放され、眷属が生まれる。
ゴチゾウ「EATスナック」
「2人を止める。力を貸してくれ」
そうしてガヴにゴチゾウを喰わせる。
『スナック!!EATスナック!EATスナック!』
「変身」
『ザクザクチップス ザックザク』
俺はザクザクチップスフォームになり、2人の間に入る!
「止めろ!2人とも!!」
間に入った俺のザクザクチップスラッシャーが折紙の剣を両断し、トウカの剣で砕けるがそれが目眩ましになる。
トウカ?「そうか...貴様化け物の方だったか?」
オリガミ「シドウ...貴方は5年前からずっと無茶して...」
「オリガミ!選べ、このまま引くか...俺と戦うか」
オリガミ「...貴方とは戦えるわけ無い...だから見せて、今の貴方を」
そう言ってオリガミは引いていった。
トウカ?「待て、白女!」
「トウカ!!」
トウカ?「さっきからトウカトウカと...貴様何者だ!」
「俺はイツカ シドウ...仮面ライダーだ」
トウカ?「仮面ライダー?化け物と違うのか?」
「化け物さ...ただし、人々を守って君を救う化け物だ」
トウカ?「な!?」
「選べトウカ!俺に救われるか...無為な戦いを続けるか!」
トウカ?「...お前は本当に」
俺は変身を解除し、トウカに手を差し伸べる。
「選べ!!」
トウカ?「くっ...」
するとトウカの体世界に溶けるように薄くなる。
「トウカ!?」
トウカ?「時間だ...貴様は本当に...私を救ってくれるのか?」
「ああ!」
トウカ?「絶対か?」
「絶対だ!」
トウカ?「絶対の絶対にか?」
「絶対の絶対にだ!」
トウカ?「絶対の絶対の絶対にか?」
「絶対の絶対の絶対にだ!約束する」
トウカ?「わかった...会いに行くから待ってろ」
「ああ、待ってる」
そう約束して、トウカは世界に溶けていった。
コトリ「さすがお兄ちゃん...最初としては上出来よ」
「アレでいいのか?」
コトリ「とりあえずはね」
「そっか」
少し安堵する。
コトリ「それじゃあ、今後について話しましょう。フラクシナスに転送するわ」
こうして精霊との最初の邂逅を終えた。
コトリ「お兄ちゃんには高校に通ってもらいます!!」
「高校...ってあの高校!!」
コトリ「どの高校かは知らないけど、多分その高校よ」
俺の青春ってやつが始まるのか?
次回デート・ア・ガヴ
「俺はトノマチ ヒロト、よろしくな。イツカ」
「貴方に会えて良かった。シドウ」
「美味しそうなガキがいっぱいだ!」
「お前に友達は渡さない!!」
『パンチングミ』