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ちなみに今回の話は一ヶ月よりも前の話になります、初めてホロウ外に出た時のタンザナイトです
基本的にエーテリアスはホロウ外へ出てこない、出てきたとしてもすぐ死滅する……これがエーテリアスの常識である。
「番号148 朱鳶、直ちに抵抗を中止せよ!」
だが、そんな常識さえもぶち壊すものが一人存在する。
「貴方を……逮捕します」
『……ちょっとそこのカフェで二人っきりでお茶でも話し合いとかじゃ……ダメ?』
タンザナイトはエーテリアス、でも普通にホロウ外でも動くことができる。
そしてそんな脅威をほおっておかないととある警官らしき人物に対面する。
時は、ホロウ内の人たちを救助してたところから遡る………
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「ハッ………ハッ……」タッタッ
ホロウ内部、電車や壊れた建物がある中うっかり母親と迷子になった子供が走ってきてる。
『Gyaaaaa!!』ドドドド
「ハッハッ……うわっ!?」ゴトッ
その相手はエーテリアス……子供だろうが関係なく襲いかかるのである。
『Gyaaaa!!』バッ
「ヒッ……お母さん……」
もうダメだと思い目をつむる、その時タッタッと足音が聞こえる。
『子供相手に………なにしてんだぁぁぁぁ!!』ズバババババッ!!
何処から現れた青い光を放つエーテリアス……『タンザナイト』は襲いかかったエーテリアスを全員小間切れにする。
「………?」
『ふぅ……おいっ大丈夫か?』
一瞬にしてエーテリアスを倒したタンザナイト、子供の様子を心配するが……
「ヒッ……うわぁぁぁ!!」タッタッ
『あっおいっ!………まぁ子供だし仕方ないか』ボソッ
助けたと言えど相手はまだ子供、恐怖心で逃げていく……すると………
「うわっ!?」ブォォォ
『おっ!?なんじゃこりゃ!?……待ってろ、今助けるっ!!』ダッ!
子供のいた所に歪んだ空間のようなものが出てきて、子供が飲み込まれる……それを黙って見るタンザナイトではない、そのまま子供を助けようとその空間に入った。
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『アァァァァ!?』ボスッ
落ちるとそこは……ごみ捨て場だった。
『グッ………いてて、袋がクッションになって良かった………あっ?』
目の前に広がるのは崩壊した世界ではなく、色んな建物が建ってあり様々なお店を開いている場所があった。
『ここは……うん?何々……『ヤヌス区 十分街 ごみ捨て場』*1………ヤヌス区ってことはここ、ホロウ外部!?』
~うっそ!外に出てきちゃった!?あれ!?エーテリアスってたしかホロウ外部には行けなかったよね!?行けたとしても死滅するって言ってなかったっけ!?…………まぁ人語が喋るエーテリアスがいる時点で今さらか*2~
『あっそうだ!折角の外だし、早速満喫してみるか!…………ってそうだった!!俺、この世界の金*3持ってねぇー!?』
っと困っていると………
「おらっ!金出せ!」
「ンナッ!ンナナ!(やめてー!?)」
『……?なんか彼処から聞こえるな……行ってみようか』
そういい、タンザナイトは声がする方に向かう。
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「おらおら!」ブンブン
「ンナナ!?(うわー!?やめて!ディニーを巻き上げないで!!)」
何処にでもいそうなチンピラ数人が小さいウサギのようなマスコット……『ボンプ』から金を巻き上げていた。
『おいっお前ら』
「あぁ?何だよ……部外者は黙って……」
『この子相手に多勢に無勢だろう……恥ずかしくないのか?』デデドン★
「…………えっ……エーテリアス」
「………いっ……いやぁぁぁぁぁぁ!?!?」ピュピュピューン!!
チンピラ達の目の前にエーテリアスという怪物が現れると、その場から逃げ去ったのであった。
『たくっ……こんなに可愛いマスコットみたいなやつにカツアゲしようとは……大丈夫かボンプ?』
「ンナッ!(あっ……ありがとうございます!えっと………確認するのもおかしな話ですけど貴方エーテリアスですか?)」
『ん?あぁそうだな……まぁエーテリアスだな………自分で言うのも何だけど』
「ンナナ(そうなんですか……にしてもホロウ外に居られるエーテリアス何て聞いたこと無いですよ………おまけに人語も喋るし)」*4
『まぁ自分追々知るとして……またなボンプ!カツアゲには気を付けろよ!』
「ンナッ!(まっ……待ってください!!)」
っと移動しようとするタンザナイトを引き留めるボンプ。
『うおっ!?………何?』
「ンナッ!ンナナ!(ぜひ助けたお詫びにお礼させてください!)」
『あー良いよお礼なんて…………あっ!んじゃひとつだけ良いか?』
そう言うととある場所に向かう。
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ザワザワ………ザワザワ………
今日は何やら街がいつもより騒がしい……当然だろう、何故ならば………
「ンナッ!(すみませーん!)」
「あぁいらっしゃい……今日は何を……」
『取り敢えず………このトリプルカップアイス……バニラ、チョコ、イチゴミルクを頼んで良いか?』ドンッ
「カッ……………かしこ……まり……ました………」
アイス屋にエーテリアスがアイスを頼むというあり得ない光景を目にしたからだ。
そんなあり得ない光景の前になにも起こらないはずもなく………
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『治安局 都市秩序部捜査課 特務捜査班』
「………」
黒髪ロングに赤毛のメッシュが入っており、ワイシャツをロングパンツにタックインし、その上から治安局のベストを羽織るという警官らしい服装の女、『朱鳶』が仕事をしていた。
「…………『prrr』はいこちら特務捜査班…………はい?」
仕事の途中、電話がなり手に取る……すると朱鳶の顔が困惑な顔をする。
「はい……はい……わかりました……現場に急行します」ガチャ
「どうした朱鳶……何やら困惑な顔をしとるの」
ツインテールの幼い少女にしか見えないが、その正体は人間そっくりなタイプの知能機械人、『青衣』がさっきのことを聞いてくる。
「それが新種のエーテリアスが現れたのですが……」
「ふむ……そんなことで困惑な顔をするかの?」
「いえそれが……どうやら出現した場所が『ヤヌス区 十分街』何ですよ、しかもホロウ外部から」
「ん?ホロウ内部の間違いではなくて?」
「しかもその道中、ボンプを虐めていたチンピラ達を追っ払ったらしいんです」
「はいぃ?」
「そしてさらに今そのエーテリアスは……街でアイスを食べてます」
「?????????」
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今その新種のエーテリアスこと、タンザナイトは……
『モグモグ……んー!うまっ!!初めて来たがここのアイスうまっ!!』
タンザナイトはボンプからのお礼としてアイスを食べ、のんびりしていた。
『ふぅ……さてと、食べたしそろそろホロウへ帰るか』
「「そこのエーテリアス、止まりなさい!」」
『あぁ?』
スピーカーみたいな音を聞こえてくると、車が到着すると同時に朱鳶が飛び出してきた。
「番号148 朱鳶、直ちに抵抗を中止せよ!」
そう言いながら拳銃を構える。
「貴方を……逮捕します」スチャ
『……ちょっとそこのカフェで二人っきりでお茶でも話し合いとかじゃ……ダメ?』
「っ!(情報があった通り、人語を喋るエーテリアス……)残念ながら今は仕事中なのでお断りします」
『それは残念』
そう言うとこちらも盾を出して構える。
~やっべぇ……やべぇよ、どうしよこの状況……下手に刺激して戦闘になったらヤバいな……
しかも相手絶対ただで帰さない雰囲気バリバリだよ……ん?~
この状況をどうしようか考えていると突然横から何か飛んでくる。
『?なんだこれ?』
「これは?」
すると突然爆発して、辺り一面煙に包まれる。
「っ!?煙幕!?」
『うおっ!?一体何処から……「こっち!こっち来て!」っ!!お前は……』
物陰に隠れたのは……さっき助けた子供であった………
考えてる暇がないので、颯爽と子供の方へ向かった。
『バッカおいっ!何でここに来た!』
「だっ……だって悪いことしてないのに、僕を助けたのに、警察に連行されそうだったから………何とかしないと思って……」
涙流しながら子供は言ってくる。
『………はぁ……ありがとな、けどこんな危ない真似はダメだぜ?お母さんも心配しちまう……だからこれで最後な?いいか?』
「うっ……うん」
『よしっ!それじゃまたな、気を付けて帰れよ』
「っ!あっあの!」
『?』
「助けてくれて……ありがとう!そして……逃げてごめんなさい……」
あの時、助けてくれてくれたのに逃げてしまったことを謝り、お礼を言う……
その言葉にタンザナイトは穏やかな気持ちになる。
『そうか……偉いぞお前は……きっといい子になれる!じゃあな!』ダッ!
そう言うと急いでホロウへ向かった。
「…………」
その姿に子供が何を思うのは、その子しか解らない。
「………くっ……逃がしてしまった」
そして逃がしてしまった失態を悔やむ朱鳶。
『…………フフッ♪』
穏やかな気持ちで走るタンザナイト………
こうして、初めての都歩きは幕を閉じるのであった。
ツール・ド・インフェルノのボス候補は決まってるけど迷ってるんだよな....どうしよ
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ポンペイ「もどき」
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「ぺらっぺらの正義のなぁ!!」
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「許可なく見上げるな小僧」
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「チャオ~」
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「アークライズ.....」