猫又に追いついたタンザナイトを見たアキラは安心した。
「なるほど...何とかそっちは大丈夫そうだ....当初の計画通り、二手に分かれよう」
「あたしたちは、デットエンドブッチャーを引き付けるのね?」
「その通り、上手いこと指定の位置まで誘導してくれ。爆薬列車は僕たちに任せて」
「了解。じゃあ私たちは行きましょう」
そう言い、デットエンドブッチャーを引き付けるため、離脱する邪兎屋達だった。
「よし、僕たちは爆薬列車の運転に取り掛かろう」
数分後....
「列車の制御を手に入れた。願わくば、ニコたちも上手くいっているといいけど......」
~~~~
激しい大雨の中、三人の人物が歩いていた....
「何もねぇな、あのデカブツはここに?」
「デカいのはいないわね、チビばっか」
「身を潜めているはず」
すると、突然エーテリアス達は逃げていく....
「ん?雑魚たちが逃げてく.....」
「来るわ....」
「デカブツね?」
「BGM」
「はぁ???」
っとアンビーが意味が分からないことを言う。
「映画なら悪役のBGMが....」
どうやら何か勘違いをしているようだ....
「フッフッフ!安心しろアンビー!俺はスターライトナイトに必勝法を教わった!」
「悪役相手にルールは無用!開幕必殺キックだ!10秒で倒せば、BGMが流れる暇なんてねぇ!」
そう言っていると、突如何かが飛んできた。
「後ろ!」
「ビリー!!」
ドカァァァァンッ!!
爆発が起こったが....何とか防ぐことに成功した。
「お、俺の予想を読まれた!?」
「おバカ!エンドロールが流れるとこだったじゃない!」
「さてはスターライトナイトのファンだな!?」
ドシィィィンッ!!
『GYAAAAAAAAA!!』
がらくたのような槍を持った、黄緑に光るしっぽがある巨漢なエーテリアス.....『デットエンドブッチャー』が邪兎屋、ニコ達に襲い掛かった。
「こいつはやべぇ!ちょびっとだけだが、後悔してきたぜ!」
「ビリー、集中して!プロキシがここまで来るまで持ちこたえれば、こっちの勝ちよ!」
『GYAAAA!』ブォンッ!!
「クッ!」フッ...
キィィィンッ!
槍と剣がぶつかり、火花が散る.....
「おりゃりゃっ!」バババババ
ぶつかった反動を見計らい、ビリーは拳銃でけん制する。
『っ!』
「隙ありっ!」ドォォンッ!!
その隙にエーテル属性の砲撃でダメージを与える。
「サンダーっ!!」バリリリリッ!!
『~~~~っ!!』
ニコの攻撃の後、すかさず追撃するアンビー。
『GYAAAAAA!』ブォンッ!
ドカァァァァンッ!!
「っ!」サッ
「あぶねっ!?」サッ
デットエンドブッチャーは持っていた槍で叩きつけるがビリー達は間一髪で回避に成功する。
「へへっ.....そこだバンッ!!」ドドドンッ!!
『GYAA!?』ドシィィンッ
ビリーは回避した隙に強烈な銃撃を叩き込むと、デットエンドブッチャーは倒れる。
「やったか?」
「ビリー、それフラグ」
「あっやべっ」
「おバカっ!!」
すると、突然二本の巨大な腕が生えた。
『GYAAAAAA!!』
「もうビリー!」
「ごめんって!わざとじゃねぇって!?......クソッ店長はまだか!?」
「敵は疲弊してる!あと少し耐えれば....!」
「なら....
「あれ?....あぁ、タンザナイトが
そう言ってビリー達が取り出したのは.....エーテル結晶で作られたロケットランチャーだった。
『っ!』
「へへっ....タンザナイトが作ってくれた*1純度エーテルパワー100%のロケットランチャー........『
「さぁ.....食らいなさいっ!」ピッ
ドォォォォォンッ!!
三発のエーテルロケットがデットエンドブッチャーを捕える。
『 』
ドカァァァァンッ!!
「うぉっ!」
「って威力高すぎぃぃぃ!?」
「っ.....」
爆発の勢いで邪兎屋達は吹き飛ばされそうになりながらも耐える。
「どうだ?」
『GYAAA.....』ドシィィンッ
デットエンドブッチャーは流石に膝をつく。
「ふっ....まいった?化け物!サプライズよ!」
そう言うと突如アナウンスが流れる....
『まもなく、列車が到着いたします!線の内側までお下がりください』
そうして、その列車はデットエンドブッチャーに叩きつける!
「『Fairy』!仕事だよ!」
[はい、空気中の電荷を測定しますーーー]
「ビリー!」
「任せろ!」バンッ‼バンッ‼
ビリーは拳銃で爆薬に向けて発砲する。
「ふっ!」シュッ!!
続けざまにアンビーは剣を投げる。
ガンッ!ガガンッ!
ザシュッ!
[臨界電位差到達まで、残り4秒 3]
「んしょ...」
「早く」
ニコたちは物陰に急いで隠れる。
[2]
ズズッ....
[1....0!]
シーン.....
「....えっ?何も起きない?」
[あれれ―?おかしいぞ?]*2
ドンッ!
何も起きないことに困惑していると.....デットエンドブッチャーが爆薬を積んだ列車を持ち上げた。
「何とかしなさいよ!」
[やり直します 43210!]
ゴロゴロ......ビシャンッ!
タイミングよく雷がアンビーの剣に落雷する....そして。
ドカァァァァンッ!!
デットエンドブッチャーごと爆破したのであった。
次回、タンザナイト無双 デュエルスタンバイ!