『Random_Play』
タンザナイトの携帯が繋がらない数分後、扉からニコ達が現れる。
「プロキシ!?もうニュースは見たわよね!緊急事態よ!」バンッ
「ニコ....まさかいくら懸賞金『30億ディニー』だからってタンザナイトを売る気なの?」
「んなわけ無いでしょうがこのスットコドッコイ!!」
っと開幕早々、大声で否定した。
「それにタンザナイトはあたし達邪兎屋を救ってくれた恩人なのよ!?そんなことしたら一生タンザナイトに足向けて寝られないわよ!!」
「ごめんごめん....うちの妹がからかいすぎたね....」
「こんな時によくふざけられるね...」
すると店の扉が開く音が聞こえた....その人は白祇重工のクレタ達であった。
「プロキシ!いるか?...ってお前らはヴィジョンの時の?」
「こんにちは、お邪魔してるわ」
「....お前らもタンザナイトのことについてか?」
「あぁ、何たってタンザナイトは俺らの救世主だからな!」
「へー...そうか。俺らもだぜ!」
「...うん、役者は揃ったみたいだし...これからについて皆で話し合おう!」
っとリンの言葉で締めた。
~~~~
新エリー都 ルミナスクエア 交通道路
『.....』シャーシャー
ブルルルッ....
今タンザナイトは、ホロウに出て、道路上で治安局のヘリと追いかけっこをしていた。
『流石に一般市民がいる状況で撃っては来ないだろ....』シャーシャー
《長官、こちらフクロウ5、ただいま指名手配中のエーテリアスを発見……繰り返します、エーテリアスを発見。指示をお願いします……》
『....構わん、放て』
《えっ?....ここには一般人もいますが....》
『これ以上奴に好き勝手はさせん....やれ』
《りょっ...了解しました...》
『さーて、どうするか....ん?』
ゴゴゴゴゴ....
ふと見ると....治安局のヘリからミサイルが発射された。
『はぁっ!?嘘だろ!?ここ市街だぞ!?...くそっ!』バッ...ズガガガッ
そう言うと、『剣足』を解除し、その場で止まる。
《長官、指名手配中のエーテリアスが急に止まりました.....ん?》
『どうしたのかね?』
そこに立っていたのは....バットを持って構えたタンザナイトの姿があった。
《バット!?まさかあのミサイルを跳ね返す気か!?》
『あれ?この展開見たな....』
『市街に....ミサイル撃ってきてんじゃ....ねぇ!!』
カキィィィンッ!!
《えぇぇぇっ!?打ち返しやがった!?》
タンザナイトは撃ってきたミサイルをホームランのように打ち返した──そして、そのミサイルはヘリにぶつかった。
《ぎゃぁぁぁっ!?》ドカァンッ!....チドォォォンッ!
『ふぅ...』
ヘリを打ち落としたタンザナイトは再び『剣足』を出して、走り出した。
『市街じゃ、また撃ってくるか分からねぇ...ホロウへ逃げるか』
そう言い、タンザナイトは近くのホロウの中へと入った。
~~~~
ボロボロの拠点にとある部下が急いで来た。
「ボスっ!大変です!!」ガチャ
「何だ?こんな時に....」
そこに立っていたのは、ゴツいアーマーを装備し、武器にハンマーを持った人物、『山獅子組』のボス、『
「それが...ここの近くにあの『蒼光の騎士』、タンザナイトがここに来たと言う連絡が入りました!!」
「なんだとぉ!?」ガタッ
部下の報告に山獅子組のボスが驚く。
「くっくっくっ...これはいい、奴にはいま賞金首がかかっている...しかも『30億ディニー』!!それを討伐したことで、俺はこの世界の頂点へ行けるほどの実力が手に入る!!...おい!全員に伝えろ!場所を把握しだい、全総動員で奴を倒すぞ!!」
「りょっ、了解しました!」ガチャ
そう言い、部下は急いで指示を出しにいった。
「くっくっくっ...待っていろタンザナイト、今日がお前の命日だ...」
一方その頃、タンザナイトはと言うと....
『フッ!』ズバァンッ!!
「「ぎゃぁぁぁっ!?」」
『右に行けばホロウから出られる!早く行けっ!』
「「ヒィィィ!」」ドタドタ
このホロウに捕まっていた人質を救出していた。
[マスター、今の状況がお分かりですか?指名手配中ですよ?]
『うるさいなぁ....体が動いちゃうんだよ、勝手に』
っと質問してきた『Fairy』に悪態つきながらも人質を救出するよう動いた。
「そこまでだ『蒼光の騎士』...」
『あぁ?』スチャ
そこに現れたのは、レイザーとその部下達が現れた。
「くっくっくっ....『飛んで火に入る夏の虫』とはよく言ったものだ。」
「何だお前は?....見るからにここのボスか?」
「そうとも、俺はこの『山獅子組』のボス...レイザーだ」
『....で何のようなん?』
そう聞いてくるタンザナイトにレイザーは答える。
「貴様は今、治安局から指名手配されているんだろう?」
『.......』
「しかも『30億ディニー』だ!それさえあれば、この俺が唯一の力、唯一の存在、唯一の権力を手に入るのだ!!」
『...
タンザナイトはそう言い、構えた。
『ほざけぇ!!』ダッ!
すると、レイザーが速攻で攻撃を仕掛けてくる。
『お前何かにかまってる暇は無いんだよ......『
「なっ!」
それに対し、タンザナイトはジャンプし、両足を鰐の顎のような形に変え、レイザーに挟むように攻撃する。
『『
バギバギバギッ!!
「ぐぎゃあぁぁぁぁぁぁっ!?」ピキッ...バギャッ!!
その攻撃は、レイザーの鎧をズタズタに粉砕した。
『っらぁ!』バキィ!!
「がはぁっ!?」ドシィィンッ!
そして、そのままバク転し、レイザーを叩きつけ追い打ちする。
「が.....ハッ....」ドサッ
その後、レイザーは気絶したのだった。
「「「「「ボ....ボスぅぅぅ!?」」」」」
『ふぅ....』シュタ
あっけなくやられたレイザーに部下たちは驚く。
『さてと....次はどうする?』ピキーンッ
「「「「ひえぇぇぇぇ!?」」」」
数分後.....
『たくっ....手間かけさせんなよ』フゥ―
そこにはボコボコのボロボロの山獅子組の部下とボスが縄に縛られていた。
「あらら....もう終わっちゃてた?」
『あぁ?』
声がした方に顔を向けると、そこには軍用と思わしき鼠色のヘソ出し上着に赤と黒のネクタイ、黒いインナーにタイトなショートパンツや破れたタイツと言うかなり官能的な出で立ちの女が大きいコンテナらしきモノに座っていた。
『お前は.....』
「あたいはジェーンよ....よろしく」スタッ
『うわっ!』
ジェーンと名乗った後、飛び降り、着地と同時に一気にタンザナイトに近づいた。
『ちょっ...近いって//』カァー...
「あら?...ふふっ、あんたって意外と
っと恥ずかしがってるタンザナイトに面白くなってからかうジェーンだった。
『もう!....で、俺になんかよう?....まさか俺を逮捕しにきたのか?』
「あら?その口ぶりだとあたいがまるで
『実際そうだろ....ほら』スッ
そう言いタンザナイトが出したのは、眼鏡をかけたジェーンの写真のカードが目に入った。
「なっ!いつの間....えっ?」
すぐさま探すと、タンザナイトが持っていたモノと同じものがでてきた。
「っ!.....やられた、まさかあたいに嘘をつけられるなんて....」
『イメージで作れるなんて便利だろ』ポイッ...パリン
タンザナイトが持っていたカードを捨てると、パリンっと砕け散った....その素材はよく見るとエーテル結晶で作っていた。
『んで?治安官のスパイさんは何故ここに?』
「もうそこまでわかってるの?...安心して頂戴、別にあんたを捕まえるためじゃないわ。むしろあっち、山獅子組の方よ」
『山獅子組の?....あぁ、そういうことね』
っと原作を知っていたタンザナイトはジェーンの理由に納得した。
「今どう納得したのか聞かないけど.....あんたのおかげでだいぶ楽になったわ....礼を言うわね」
『あぁー....それはどうも』
「それと....いいことを教えてあげる♡」
『?』
ジェーンはニヤッとしながら続く。
「今あんたを追っているのは治安局だけじゃないのよ?....新エリー都を管理する公的組織『H.A.N.D.』に属する遊撃部隊の『対ホロウ六課』に新エリー都防衛軍が管轄するいち部隊『オボルス小隊』までもがあんたに武器を突き付けるわぁ.....」
その言葉にタンザナイトは.....
『そっか、ありがとう教えてくれて』
「.....それだけ?」
あれだけ聞いといて一言だけ済んだタンザナイトにジェーンは唖然とする。
『あぁ....まぁ大変なことだけは分かったし.....それと』
「?」
『俺、ここで負けるつもりも死ぬつもりも毛頭ないんで』
「っ!.....ぷっはははははっ!」
その言葉にジェーンは笑った。
『何笑ってんだよ....』
「はははははっ!.....いやっごめんごめん.....まさかそんな簡単に言うなんて.....いいわねえあんた、気に入ったわ」
『はぁ.....』
「あんた、名前は?」
『聞いたことあると思うが....『蒼光の騎士』っと皆は呼んでいる、タンザナイトだ』
「タンザナイト.....覚えておくわ」
『じゃ....俺は行くから後は任せた....』ジャキ....シャー
タンザナイトはそう言い、『剣足』でその場から離れる。
「....ふふっ、ちょーっと気になってきたわ.....戻ったら調べる価値ありそうね....」
っとジェーンは呟いた。
ねじれポイント
山獅子組速攻で壊滅したからジェーンの任務は終わった。