星見 雅はわりかし本気で行くみたい....どうなる!マジで!
『ふぅ...ひとまず休憩するか...』
『オボルス小隊』を退けたタンザナイトは、離れたところで休息を挟む。
『ゴクッ....ッハー...さてと、次は何処に行くか』
「ふむ、お前が噂のエーテリアスだな...何とも不思議な奴だ」フッ
『っ!?』ゾクゥ!
キィィィンッ!!
『っ...お前は』キリキリ
「ほう...この強さ、楽しめそうだ」キリキリ
剣を受け止めながら現れたのは、黒色長髪で獣の耳が生えた日本刀を装備した女、『星見雅』だった。
ガンッ!
『クソッ!まさか『対ホロウ六課』の奴かよ!』ズザッ
「私たちを知っているとは...万勉なエーテリアスだ。だが...悲しいことか、なんぢの世もここまでなり」ズザッ
「課長!」
鍔迫り合いで離れた後、現れたのは....黒髪の黄色のバンダナを装備してる男、『浅羽悠真』と白髪で青肌に角、まるで青鬼の姿の女、『蒼角』と眼鏡をかけたピンクの髪の女、『月城柳』の計三名が到着する。
「あれが上の人達が言っていたエーテリアスですか...」
「やれやれ、極超級エーテリアスでもないのに僕たちが派遣されるなんてね....下の連中も使い物にならないね」
「あの子、今飲み物飲んでいたよね?....ひょっとしてご飯食べてれるのかなー....」
「ふむ....もし、敵にてにはあらざらば食にもせれどぞ」
『ヘイ『Fairy』、どういう意味?』
[『もし、敵としてではなかったなら食事でもしていたんだがな』っと言ってます]
『そうか...俺も敵だったことに残念だよ』スッ
さっきの言葉を翻訳して聞くと、タンザナイトは構えを取る。
「『っ!!』」ダッ
同時に二人は駆け出し、攻撃する。
『一条結めば異次元世界、さすれば我、切れぬもの無き!』ジャキッ
「......」チャキ....
『
スパァァァァァァアンッ!!
「えっ.....余波で!?」
「.....保険降りるかな」
「あわわ.....あれと戦うの?」
同時攻撃した時、剣と剣とのぶつかり合い、二人の周りにあった建物が余波で横真っ二つになる。
「『くっ....』」カァァンッ!!
お互い吹き飛ばし、着地すると同時に一人の人物がタンザナイトに襲い掛かった。
「はぁっ!」ズァンッ!!
『くっ!』キィィィィィン!!
浅羽が2つの剣撃をタンザナイトの左腕の剣で受け止める。
「てやぁっ!」バッ!!
その隙に蒼角がタンザナイトの後ろから攻撃を仕掛けるが......
『『
「あうっ!?」ガシッ
右手で結晶の鎖を出して、蒼角を拘束し、近づかせる。
「あぐっ!?」ガッ
「!」
『おらぁっ!!』
ガツゥゥゥンッ!!
「がっ!?」「うぐっ.....」
「なっ...なんと野蛮な.....」
蒼角の頭を掴み、そのまま浅羽の頭を直撃させた。
「っ....」ピクピク...
「きゅうぅ......」ピヨピヨ
その威力に両者は倒れる。
『ふぅ....』
「くっ...てやぁっ!!」ズオォンッ!!
次に月城が薙刀でタンザナイトに襲い掛かった。
『おっと!』キィンッ!!
「なっ!?」(高速で次の武器を.....)
左腕を剣から盾に変え、薙刀の攻撃を防ぐ。
『ふっ!』ガキンッ!!
「うぐっ...」ズザザ...
『っ!』ダッ
「はっ...はやっ」
月城を吹きとばし、さらに追撃の為に接近した。
ガギィィィンッ!!
「きゃっ!?」
タンザナイトの蹴りで月城の薙刀を手から離れさせる。
『『
そして、タンザナイトは月城を地面から出てきた青いエーテル結晶で閉じ込めた。
「なっ、しまった!」ガシッ....ガンガン!!
閉じ込めた月城は手でこじ開けようとしたが、固く閉ざされてびくともしなかった。
「......数分で私たちの4分の3を戦闘不能に.....やるな」チャキ
『さて....後はお前だけだな』ジャキッ
そして再び武器を構える。
「『っ!』」バッ
キィィィンッ!!
「.....」キリキリ
『っ....』キリキリ
バッ
キンッ! カンッ! キイィンッ!
「すっ、凄い...課長と
『ちっ!』バッ
「っ!」
剣と剣のぶつかり合いで埒が明かないと思い、後ろに後退し、剣から槍へ変えて回転を加える。
『『羅戦 グングニル』っ!!』ギャルルルッ
「ハァッ!」ズァッ!
キィィィンッ!!
『うぉぉぉぉぉっ!!』ギリリリリッ
「っ!」ギリリリリッ
剣の突き技と槍との激突が火花を散らせる。
バチッ!
『うぉっ!?』ズザッ
「っ!?」ズザッ
お互いが弾き飛ばされ、体勢を立て直すと、星見が嬉しそうに口を開く。
「久しぶりだ....
『何ていってるか知らねぇけど....ここで死ぬ気はねぇよ!!』ゴゴゴゴ
「なっ...何ですか、この地響きは...」
すると、タンザナイトの周りにエーテル結晶を纏わせる。
『『
「カッ!?」
「....ふっ、本当に面白いエーテリアスだ....っ!」チャキ
巨人兵を発動したタンザナイトは結晶の剣で星見を襲う。
『『
キィィィンッ!!
『ぐっ....これでも互角なのかよ』キリキリ...
「ふふっ....」キリキリ...
(いやおかしいでしょ....あのエーテリアスもそうですけど
っと月城は二人との戦闘にありえない目で見ていた。
バッ
キンッ! カンッ! キイィンッ!
「.....楽しかったぞ変わったエーテリアスよ、私も本気を出そう....せいぜい死ぬなよ?」チャキ
『っ!....ならこれで破れたら、俺の敗けだぁ!』ピキキッ
そう言って、星見は使い魔らしき者が星見の剣に吸収されると、居合の構えをとるのに対し、タンザナイトは『
「アバババババ.....」プルプル
『『
「っ!!」カッ!
バコォォォォンッ!!
抜刀すると同時に、巨人兵が見えないくらいの大爆発を起こす。
「うぐぐぐっ.....どっ、どうなった?」
数秒後、煙がはれるとそこには....
「っ!?嘘っ....」
巨人兵の上半身から右腕と顔が消し飛んだ姿だった。
『ぐっ....ガハッ!』オォォォォ....
「ハァ....ふむ、今のは効いたな....」オォォォォ....
その奥に、
この日、タンザナイトは全力を持ってしてでも、星見に敗北したのだった....
タンザナイト、敗北!