今回タンザナイト、特撮よろしくのフォームチェンジがあるよ
「まさか....お二人こそが、あの舞踏家の姉妹様....?」
「ええ、いかにも舞踏の心得がありそうです。ですが....見とれてる場合ではありませんね」
『fufufu!』ギャルルルッ!!
『うおっと!』ギギギギッ!!
オディールの突進攻撃を『剣足』で日本刀に変え、受け止めるタンザナイト。
『fufufu....』ズババババッ!!
「おっと....」サッ
「危なっ...」サッ
今度はオデットの連続足突きで襲い掛かり、ライカン達は避ける。
『上等....『
『っ!』
もう片方の足を槍に変え、その場で回転し、オディールに突撃する。
キンッ!カンッ!――ギギギギギッ.....
回転のぶつかりで火花が散り、激突する。
「まるでコマ回しじゃん....」
「まさか等身大でやるとは思わなかったよ....」
キンッ!
『おっとっと...』ズザザザ...
『っ!』ズザザザ....
金属音が鳴ると同時に、二人はお互い吹き飛ばされ、堪える。
「うふふ♪ナイスなサポートですわ」バリリッ!!
その隙にリナは電気を纏わせたドリシラとアナステラの合体攻撃でオディールにダメージをくらわす。
『っ!』ビリリリッ!!
『グッジョブだぜ....リナ!』バッ!!
そう言い、タンザナイトは飛び出し、オディールに接近した。
『『
『!?』
バキィィィンッ!!
一回り大きい結晶の拳を生成し、オディールを吹っ飛ばす。
「へー....やるじゃん」
「私共も行きましょう!」ダッ!
そう言い、ライカンはオデットに突撃し、蹴りをかます。
『っ!』ガキィン!!
オデットも蹴りで反撃するが....
「っ!」スッ
「えいっ!」ギリリリリッ!!
『...っ!?』
ズバァァァァンッ!
その隙にエレンとカリンの同時攻撃により吹っ飛ばされる。
『っ.....!』フッ
するとオディールとオデットが一旦消えると、場所の中心に集まり、手をつなぎながらその場で回転し始める。
「エーテル活性上昇、敵を怒らせたみたい!気を付けて!」
『おっと....そう簡単に当たらせねぇよ....『
と言うと、タンザナイトは結晶の壁を出すが.....
ピキキ....バキャッ!!
『ゑゑゑゑゑゑ!?』
突然、結晶の壁が崩れる。
『っ!』ギャルルルルッ!!
『ちょっ、危っ!?』サッ
突然崩れた壁に慌てる時、投げ飛ばされたオディールの回転刃攻撃が来て、ぎりぎりで避ける。
「大丈夫なのタンザナイト!」
『あ、ああ....大丈夫だけど――なんで今崩れた?』
「もしかしてリナの料理でおかしくなったとか?」
「エレン?」
『いや....でも――』
バキッ!
タンザナイトはその辺にあったエーテル結晶をぶっ壊す。
『――こんなにも力が溢れてるはずなんだが.....』
「....あっ」
と、カリンが思わず呟く。
「?....どうしましたカリン」
「あっいえ....さっきからなんだかタンザナイト様の色が――紫になってるような」
『えっ?』
「あー!本当だ....さっきまで青かったのに紫になってる!」
「これは....一体?」
そう言い、タンザナイトをよく見ると、周りに青く光っているのが今は紫に光っている姿が皆の目に映る。
『fufufu!』ギャルルルルッ!!
「ちょっ!こっち来たよ!」
っと今度はオデットの方が回転刃で突撃してくる。
『うおっ!?ちょっ.....こっちくんな!』スッ
そう言いタンザナイトは手を前に突き出す。
そしてあと数センチ、オデットがタンザナイトの手に触れようとした瞬間――
ジ、ジジジ....ブォォォォォッ!
『っ!』
ドコォォォォンッ!!
いきなりオデットが吹っ飛ばされ、オディールと巻き込み、一緒に壁に激突する。
『.....えっ?』
「「「「「「「 」」」」」」」
[ ]
これには皆唖然とした。
『????』
「えっえっ....何が起こったの?」
「ボス....今、
「今のは.....風、でしょうか?なにか物凄い力で吹っ飛ばしたような....」
すると『Fairy』がタンザナイトの異変を検知した。
[マスター、緊急でマスターの体を診断し、結果がでました。]
『お、おう早いな....それで『Fairy』、何か分かったのか?』
[どうやら今のマスターに
「余波って.....もしかして、吸い込んだり、その逆の吐き出したりできるってこと?」
『そうか....さっきのは
っと今起こったことを理解した皆....そうしている合間にマリオネットツインズは立ち上がる。
『『fufufu.....』』
「あっ!まだやられてなかったの....」
『なぁーに....種さえわかればどうってことないさ!』ゴゴゴゴ....
「えっなんそれ」
タンザナイトは手を囲むように構え、そこから空間の余波で黒みの紫の玉を生成する。
『
ジ、ジジジ....ズオォォォォォッ!!
『『っ!?』』
その玉をマリオネットツインズに向けて投げ、近くなると、空間の余波で玉の方へ吸い込まれる。
『今だライカン!一気に畳みかけろ!』
「手助け、痛み入ります!」ダッ!!
「ははっ....適応凄すぎでしょ、あんた!」ダッ!!
「タンザナイト様が作ってくれたチャンス....絶対無駄にしません!」ダッ
っと三人は走って、マリオネットツインズに同時攻撃を仕掛ける。
ドコォォォォンッ!!
三人の同時攻撃がマリオネットツインズに炸裂し、爆発が起こる。
「っ......どうでしょうか?」
『『.....っ』』フラッ....
爆発の煙が消えると、そこにはフラフラだがまだ生きているマリオネットツインズだった。
「おや....まだ倒れませんか」
『くっ....?』
するとプツプツと照明が点滅し始める。
『『.....』』フッ
点滅の中、マリオネットツインズは律儀にお辞儀をすると、電気が消えると同時にこの場から去る。
『いない.....』
「やった、行ってくれました!」
「任務続行、上へ!」
こうして、マリオネットツインズを退けたタンザナイト達は急いで屋上へ駆けあがった。
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急いで屋上に行くと、もう飛行船が見えていた。
「リン、聞こえるかい?飛行船がビルに近づいている」
『.....あっいた!』
「....店長!それにタンザナイトも.....店長、タンザナイト!俺はここだ!!」
「ビリー!」
すると『Fairy』が到着位置を計測した。
[飛行船の目標到着まで、20秒]
『っ!』バッ
それを聞くとタンザナイトは飛行船めがけて手を翳す。
ジ、ジジジ....ズォォォォォォォッ!!
そこから余波で竜巻状に変形させ、それを掴み、綱引きの応用で引っ張って飛行船を吸い込む。
「うおぉぉっ!?なんだ、吸い込まれる!?」
「飛行船を吸い込んでる!?」
「というかもう使いこなしてる.....」
『ぐぐっ.....ライカン、早くしてくれ!いくら強くても、
[飛行船の目標到着まで、延長中.....]
タンザナイトのおかげで飛行船は止まり、徐々にこっちに近づけている。
「っ!....痛み入りいります、タンザナイト様」ダッ
ライカンがそう言うと、足の機械で一気に加速し、建物を伝って飛行船へ駆けあがる。
「うおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」ドドドドドドドドッ!
途中手を使ってよじ登り――飛行船目掛けて飛んだ。
――その姿は月の光により美しく映る。
パシッ――
「うおっ....へへっ」
「ハァ....ハァ.....んっ!」グッ
何とかビリーの手に捕まり、ライカンはよじ登り、急いで飛行船を操縦する。
こうして、タンザナイトの新たな力もあり、危機を過ごすことができた。
能力紹介
タンザナイト(
リナの料理を食べたことにより、新たにホロウ空間で発生されるエネルギーの余波を扱えることが出来るようになった。
それでモノを吸い込んだり、吐き出したり出来る。
また通常時と同様イメージ次第では物体を生成可能。極めればいつでもホロウ時空も作れるのかも?
この形態だと青ではなく紫になる。