転生先はエーテリアス   作:YEX

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ちょっと色々作成が間に合わなさそうなので、度々期間があくことがありますのでご了承くださいまし....

そんなことより第四章始まっちゃいますよ!


そうだ、郊外に行こう

飛行船ハイジャック事件翌日、明け方。

郊外の旧油田エリア某所――

 

そこでとある男が命乞いしていた。

 

「分かった――負けた!!認める!俺の負けだ!!!」

 

「よーしオッサン、それでいい。ったく....とっとと参ったすりゃあお互い、もーちょい楽にできたのによ。さて、他に挑戦したい奴ぁいるか?」

 

ガラ―ン....

 

「ま、いねぇか――」

 

すでに大量にのびて居る人に立つその人物は、『KING』の形をした装飾を着けた、左手に義手のうす緑色の髪の女、『キング・シーザー』であった。

 

『火打石』は俺様のもんだ!!」

 

そう言い、シーザーは手のひらサイズの四角い岩を手に取る。

 

「オヤジ!おれらはツール・ド・インフェルノに出るぞ!これでもう、まだ早いなんて言わせねえ!おれらカリュードンの子は最強だぜ!この勢いのまま、覇者の座についてやる!鉄は熱いうちに『食え』だ!

 

「....熱いうちに『打て』ですわ、おバカ。」

 

と、シーザーの言ったことわざを訂正したのは、ヘルメットを被った金髪のお嬢様口調の女、『ルシアーナ・オクシスィース・テオドロ・デ・モンテフィーノ』通称『ルーシー』だった。

 

「ふふ、『覇者』の座か....シーザーよ。今も俺の考えは変わっちゃいないが....資格を得た以上は止めん。貴様らで、試すだけ試してみろ」

 

と、白髪の三角のサングラスをかけた赤猪のシリオンが言う。

 

「あぁ?オヤジは一緒にこねぇの?」

 

「俺はもう引退してる。こういう血の沸くようなのは若ぇのに任せるぜ。誰かしら、運送業のほうを面倒みなくちゃならんしな」

 

シーザーの質問にそう答えるのオヤジだった。

 

「シーザーちゃーん!オヤジさーん!あっちでねー!すっごいの見つけちゃったー!!」

 

と、バイクで駆け付けたのは....金髪ツインテールで頭にサングラスが乗ってる、火炎放射を装着した全身黒と赤を基調としたレザー調の服の女、『バーニス・ホワイト』だった。

 

バーニスが言っていた所に向かうと、そこには飛行船が墜落していた。

 

「都市の連中の飛行船だ!こんなに間近で見るのは初めてだぜ!」

 

「おーいシーザー。ここに生きている奴がいるぜい」

 

そう言ってきたのは、金髪のお団子ヘアーが入っただらけてそうな女、『パイパー・ウィール』だった。

 

「とーんでもない大事故だったのに、運のいいやつだな~」

 

「なんかこのツラ、見覚えがあんだよな....」

 

「たしかヴィジョン・コーポレーション事件の被告がこんなお顔だったような.....」

 

そう、今目の前に倒れているのは、前に飛行船で逃げていた、『チャールズ・パールマン』だった。

 

「この方、治安局が絶賛指名手配中ですわ!」

 

「懸賞金すっご!?向こう30年、ニトロフューエルを水みたいに飲めちゃうよ!?

 

「ア....アイアンタスクが5台は買えちゃうぜい....!治安局も太っ腹だあ~....!」

 

「治....治安局だとぉ!?」

 

とそこで、『治安局』という言葉に反応し、目が覚めたパールマンはシーザーの足にしがみつく。

 

「ち....治安局には突き出さんでくれ!頼む!私は真の黒幕を知っているんだ!私は、奴らの犯罪の、しょ....証拠....を....」

 

そう言いパールマンは再び気絶する。

 

~~~~~

 

その頃、『カモン・ミールティ』店内――

 

『え?....郊外にお店を建てる?

 

「はいっ!そうです!」

 

タンザナイトがアップルパイとミルクティーを食べている中、ピンク色の髪に三つ編みのテールをしたへそ出しの服を着た女が言ってくる。

 

「郊外から来た私をタンザナイトさんのおかげで店の経営のノウハウを覚えることができましたので、それを機に郊外で新しいお店を経営したいんです!」

 

「へー....良いじゃねぇか....それで頼みっていうのは?」

 

「実は....ここでは言えないんですけど――先日、パールマンが郊外で見つかったらしいんですよ

 

『!....詳しくいいか?』

 

そう言い、タンザナイトは真剣な表情で聞く。

 

「はい、前に『カリュドーンの子』という走り屋に、店を建てる材料もろもろを頼んだところ....その恩人、タンザナイトさんの名前を出した途端、急にパールマンの話が入ってきたんです」

 

『それで....あいつらはなんて言ったんだ?』

 

「どうやらそのカリュードンの子は、タンザナイトさんがパールマンを探してるのを知っていまして....独占情報とやらを提供できると言っていたんですが....その代わり、タンザナイトさんと()()()()()()協力の話し合いがしたいと」

 

『....そうか』

 

とその言葉にタンザナイトは考え込む。

 

『そのカリュドーンの子は....他に何か言ってないか?』

 

「他にと言いますと....あっ、たしか『パエトーン』と言うプロキシも呼ぶんだそうです!」

 

『パエトーン....ね。分かった俺も郊外に行くから少し待っててくれ、ちょっと準備したいものがある

 

「分かりました!じゃあ早速、カリュドーンの子に連絡していきますね!」

 

そう言い、タンザナイトは会計を済ませ、早速郊外へ行く準備をする。

 

~~~~

 

ドドドドドド.....

 

郊外の道路で一台のトラックが走る。

 

『そうえば...郊外でどんな店を出す予定だ?』

 

「それは...『チーズのユートピア』.....『チートピア』!チーズをふんだんに使った料理を提供するお店です!」

 

『へー...良いじゃねえか』

 

「えへへ...実は偶々使われていないダイナーがありまして....丁度『ツール・ド・インフェルノ』もありますし、これを機に新しい『覇者』と共に、『チートピア』開店したいと思ったんですよ!」

 

と、自信満々に言うのであった。

 

「....ところで、タンザナイトさん、先ほどから思ったんですが...タンザナイトさんが持ってきたあれはなんですか?カメラのようなものでしたけど...」

 

『ん?あー...あれは()()()()()()()だから....そう後で――っ!』

 

そう言っていると、遠くから一台のトラックがホロウに入るのを見た

 

「た....大変!トラックがホロウに落ちちゃいましたよ!」

 

『クソッ!.....俺はあのトラックへ行く!お前は先にブレイズウッドに行け!!』バッ!!

 

「えぇ!?ここから行くんですかぁ!?」

 

そう言い、タンザナイトはシートベルトを外し、落ちたトラックへ向かう。

 

「えっ、ちょ!?タンザナイトさんんんんっ!?」

 

(やってくれるじゃねーか....ルシウスっ!!)

 

~~~~

 

一方、その頃―――

 

『grrrr.....』

 

角が生えた昆虫らしき足に一つ目の巨大な4足歩行の怪物、『賊害侵蝕体・凶悪狂人』がいた。

――その怪物のターゲットにされたのは...

 

「やっべ、デカブツだ!」

 

「車に戻ってここを出よ!」

 

さっき落ちたトラックの人――ビリーリンだった。

 

二人は急いでトラックに走って戻るが....

 

「店長、もうちょいだ!」

 

「わ、私もう限界かも~...!」

 

『graaaaa!!!』ドッシィーンッ!

 

「「あぁぁぁっ!?」」

 

追いついた怪物に角でかちあげられ、吹っ飛ぶ二人。

 

『grrrr....』

 

「いつっ....」

 

絶体絶命のピンチに――一台のバイクが降りてくる

 

ドカッ!―――キキッ!!

 

「アネゴぉ!」

 

「久しいな、ビリの字!」シュッ!

 

とビリーに軽く挨拶した。

 

「で――こいつが伝説のプロキシか!」

 

『grrr....』

 

そうしていると、怪物が起き上がって、近づく。

 

「っ!....ん?ん?―――あっ....「よっと」っ!」

 

ビリーが拳銃を拾うとしたとき、誰かが横切る。

 

「ふっ...」ボッ!

 

右腕に巨大なガントレットを装着したトゲトゲした装飾に赤いマフラーとグラサンが特徴的な男、『ライト』が現れ、ガントレットで攻撃する――

 

バッ!

 

「おっ?」

 

『あっ?』

 

すると、そこに並行して駆け付けたタンザナイトが現れる。

 

「はぁっ!!」

『『羅戦 グングニル』っ!!』

 

ズバドキャァァァァァンッ!!

 

『Gyaaaa!?』

 

ライトとタンザナイトのコンビ攻撃がヒットし、怪物をやっつけた。

 

「おおっ!タンザナイト!」

 

「へー...あれがか......」

 

「結構やるっすねあんた」

 

『まあな....伊達に強敵と戦ってるんで』

 

少し落ち着き、シーザーが口を開く。

 

「にしてもビリの字、さっきはギリギリだったなぁ!俺様とタンザナイトが数秒遅かったら、オマエ....エーテリアスに食いちぎられてたぜ」

 

「心配いらねぇよ、アネゴ!俺はハードだからな、噛まれたってしばらくは耐えてたさ。」

 

というビリーに、ライトが茶化す。

 

「ハハ....パイセン、明らかに絶対絶命だったじゃないですか。強がりも大概にしたほうがいいっよ」

 

「ははん、ライト....俺のことを分かってねぇな。今の体は強化素材なんだぜ。エーテリアスはモチロン、あのニコの親分だって()()()()()()()()()()()()()()!」

 

「......」

 

ライトは無言でサングラスを上げる。

 

「ニコってやっぱ、生態系の上にいるんだね....」

 

「それはそうと....アネゴ、ライト、タンザナイト。どうしてこんなところに?」

 

その質問に先にシーザーが答える。

 

「おう、妙な電話がかかって来たんだ。オマエらがこのホロウに落っこちたって、若いにーちゃんの声でよ、そりゃスゲェ剣幕だったぜ」

 

「おおっ、やっぱもう一人の店長か!」

 

「ま、ルーシーが詐欺じゃねぇかって疑ってたが....伝えてきた情報は精確だったし、ご丁寧に救助ルートの説明まであったからな。これが伝説と言われるプロキシのお手並みってわけか?まったく、見識が広まったぜ!」

 

「ははは....それほどでも....」

 

次にタンザナイトが答える。

 

『次に俺だな。俺は知り合いに郊外で店を建てる計画を聞いて、その手伝いをしに来た....が、道中でトラックがホロウに落ちたのを見て、駆け付けたって感じだ』

 

「にしても見るまで信じてなかったが....本当に人語が喋れるんだな」

 

『まぁね』

 

「とはいえ、来てくれて良かったよ....アハハ....ハ...」

 

すると、リンが倒れる。

 

「あん?おい、プロキシ。どうした?」

 

「店長、店長!しっかりしろ!急いで連れ出さねぇと...早く...!」

 

()()()().....()()()()()()....あれだな!』

 

「うぉっ!?.....なんだその技!?」

 

と意識が段々と薄れていく中、リンは目を閉じる....

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