明かりが小さい暗い部屋で、とある少女がならず者に捕まっていた。
「っ....」
「うぅ.....お願いします....助けてください....」
「うっせぇ静かにしてろ!!」
とある少女以外にも他の数人も建物に閉じ込められていた。
.....どうやら『赤牙組』という組織が誘拐をしたらしい.....その少女も誘拐に巻き込まれたのだ.....
「......助けて.....『パパ』.....」
「.....たっく......『ドスンッ!』なっ!?なんだ!?」
突然大きな足跡が聞こえると....そこには大きな荷物を持ったフードの人物がいた。
「なっ.....何なんだ!お前は!」ガチャ
『なにって....決まってるだろ?身代金を渡しに来たんだ』
「み....身代金?....はっはは....もしかしてあれか?ディニーの代わりにエーテルってやつを持ってくるって言ってたやつか?」
『.....そうだ』
人物が持っていた大きな荷物は....大量のエーテルの鉱物であったのだ。
「なら話は早い....その荷物を置くんだ」
『.....
「あぁ....分かったなら早く『よっこい....』ん?」
『しょぉっ!!』ズドォォォォンッ!!
「なっ!?」 「 」
1人の門番めがけて、エーテルが入った袋を勢いよく置いた。*1
「てってめぇ何『ドコッ!』を!?」ドッカラシャァァァン
すかさずもう一人の門番をぶっとばした。
『はぁー....待ってろ、今助けるぞ『ラピスラー』!』
そう言うと、扉の前に立ち、勢いよく扉をぶん殴る。
ドコッ!
バギッ!
ドコォォォォンッ!!
っと大きな音をたてながら扉を破壊した。
『『ラピスラー』!!何処だ!!』
「っ!『パパ』!」トテテ
すると、パパと呼ぶ少女『ラピスラー』がフードの人物に駆け寄る。
『ラピスラー...大丈夫だったか?怪我は?』
「うん、平気...大丈夫だよ」
『それは良かった...「おいっ!こっちだ!」...ちっ雑魚の軍団か』
安心しきっていたら、多数の赤牙組の組員がやってくる。
『ラピスラー、ちょっとだけここにいてくれないか?安心しろ、すぐ終わるから』
「....うん」
『ありがとう、良い子良い子....』ヨシヨシ
「えへへ////」
っと優しくラピスラーを撫でるフードの人物。
「何だ!門番がやられてるぞ!」
「おい!誰だお前!」
「こんなことしてタダですむと思うなよ!」
『....命かけろよ?』
「あぁ?」
『お前ら、家の娘を誘拐したんだ....俺の宝物を奪った、だからそれ相応の落とし前をつけさせてもらうぞ?』
「何言ってやがる?」
「かまうもんか!やれ!」
『そうかい.....』バッ!
フードの人物がフードをとる....そこには、ワームホールの顔に巨人のようにデカく、体と腕に棒状の鉱物がびっしりと沢山装着された青く光るエーテリアスがいた。
「なっ!?えええ、エーテリアスだとぉ!?」
「嘘だろ!?何で
『貴様らぁ!誰を奪ったか分かっているか!』ドピューンッ!
そういい、青いエーテリアスはジャンプする。
『お前らが奪っていったのは.....俺の
「おっおいなんかくるぞ?」
「やべぇ!?逃げろぉ!?」タッタッタッ
組員達がその場から逃げるが......
『親の怒りを....おもいしれぇ!!『
チュドォォォォォンッ!!
「「「「「「ぎゃぁぁぁぁ!?」」」」」
拳を地面に叩きつけ、強力な地震を起こし、前方の広範囲に地面が割れ組員全員が犠牲になった。
『どうだぁ!思い知ったか!』シュゥゥゥ
「パパー」トテテ
『あぁ?おぉ!ラピスラー、今終わったぞ』
「っ!」ダキッ
勢いよくラピスラーは青いエーテリアスに抱きつく。
『ははは...全く甘えん坊だな、さてと帰るか我が家に』
「うん!」
そういい、青いエーテリアスの手のひらにラピスラーは乗り、歩き始めた。
「パパー私ハンバーグが食べたい!」
『そうか?なら久しぶりに作るか...でけぇハンバーグを』
「わーい!パパが作るハンバーグ大好き!」キャピキャピ
『ははは!嬉しいぞ!』
そんな中、その後ろで今の惨劇を見ていた人物がいた。
「....パパ?あのエーテリアスが?いやそれよりも誘拐された人たちを避難しないと...」
その人物はフードを被っていたが、チラリと猫の耳が見えていた。
「スゥ....スゥ...」
(寝たようだな....にしてもこの子とであってもう3ヶ月か....色々あったな)
っと青いエーテリアスはふと昔のことを思い出した。
それは自分がここの世界に来て間もない頃であった。
~~~~
トントンと何かを作る音が聞こえる。
『ふむ....よし!』
青いエーテリアスは作業を終えると、そこには簡易的だが家のような建物が作られていた。
『いやー何か寂しかったから寝床とか作ったが....色々とでかいから大きめに作ったな』
っとそう言い、一息をつく...すると何処からか悲鳴が聞こえた。
『?何だ?....あっちらへんか』タッタッタッ
悲鳴が聞こえた場所に早速出かけるのであった。
「はぁーはぁー....」
『GYAA!!』ダダダ
そこには小さい少女がエーテリアスに追いかけられていたところだった。
「きゃっ!」コテン
少女がこけて、エーテリアスに教われるそのとき!
『んっ!!』ドコォッ!
『Gyaa!?』ドピューンッ!
「....えっ?」
間一髪で少女に襲いかかったエーテリアスを撃退した青いエーテリアス、その後少女に話しかける。
『ふぅ...おい!大丈夫か!』
「あっ....うん」
一旦、自分の建てた家に戻り、話を聞く。
『なぁお嬢ちゃん?お名前は?』
「...『ラピスラー』」
『何でここに居たんだ?危ないやつばっかだぞ?』
「....ここしか居なかったから」
『.....?どういうことだ』
その少女、『ラピスラー』が言うには、あまり両親とは仲が良くなかった...どうやら親は凄い有名な人らしい、だからいつも『完璧』になりなさいと、厳しくしつけられていた...少女の運命が狂ったのは、エーテル適性検索だった。
「なんだこれは!...
「そんな...私がホロウの中で妊娠したばっかりに....」
「こんなの化け物ではないか!でてけ!私の娘を返せ!」バチッ
父親のビンタをくらい、少女は冷たい雨の中、家からとびだしてホロウの中へ入り込んだ....
(....勝手に押し付けて、勝手に失望したくせに....無責任な奴等だ、まだこいつは小学生位だぞ?)
っと身勝手な理由で子供を捨てたことに内心怒りが溜まっていた。
「だから...私の居場所はもうここしかないの....うぅ」ポロポロ
『っ!』
「ほんとは...勉強より皆と遊びたい...もっと普通に生活したい....もっと人生を楽しみたかった....寂しいよ」ポロポロ
『......(寂しいか)』
寂しい...その言葉に青いエーテリアスはふと思った。
自分のことを覚えている人はこの世にいないことを、誰一人味方がいない寂しさのことを....それを知っていた。
『...あーお前が良いなら考えがあるぞ?』
「....?」
『行くとこないなら...俺のとこに住むか?今建てたばっかだが、寒さとかも凌げる』
「.....」
『それに...ほら、一人じゃ心細いだろ?』
「っ!」
『どうする?』
すると少女は安心した顔つきで言った。
「.....うん、一緒に居させて....ください」
『....そうか、ならこれからも宜しくな『ラピスラー』!』
「うん....えっと貴方の名前は?」
『名前?....そうだな俺は....』
『俺は....『インディゴ』今日から俺の家族になる者さ』
これが.....少女とエーテリアスとの家族の原点である。
インディゴ
転生したエーテリアス(ファールバウティー)
ホロウ内で家を建てていたら少女を発見、色々とあっていまは格安でエーテルの販売やホロウでの依頼でディニーを稼ぎ、ラピスラーの学校を行かせるように頑張るのだった。この見た目でまだ16歳
最近六分街に引っ越ししてきた。
ラピスラー
10歳の少女、高いエーテル適性によって親から捨てられた少女。
インディゴと出会い、愛情をこれでもかとたっぷりどっぷり込められた。
一回間違ってパパ呼びしてしまい、インディゴは父性が出て、『存在しない記憶』が発生、以降パパと呼ぶようになった。今を楽しんでいる。
謎の人物
赤牙組が誘拐をしたとしり、助けにいったら何か色々終わってた。
不思議な家族を見て、ちょっと心がほっこりした
本編関係ないサブストーリーはいる?(主に間の)
-
単体でみたい(ifみたいな感じで)
-
本編の合間に
-
本編が気になる