転生先はエーテリアス   作:YEX

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プルクラちゃん可愛いね、めっちゃ癖曲がっちゃうよ....

あと1.4の情報が....情報が多すぎる....


狂犬病の消毒?

データスタンドの件が終わり、しばらくして、ホロウ内のリサイクル工場付近――

 

「車のパーツをリサイクルしてる工場は、ホロウの入り口近くだ。もうすぐ着くぜ」

 

「待ってくれ。ちょっと疑問があるんだ....」

 

と、アキラが唐突に質問する。

 

「リンが言っていたけれど、これから行くホロウの中の工場というのはそこでパーツを選別して売っているというだけなんだろう?わざわざ()()()()()()()()だけの、理由があるのかい?」

 

「ハハハ....そりゃ簡単だ。旧油田エリアは走り屋だらけだからな。ホロウの外に出回ってるやつのほとんどは、もう誰かが漁りつくした後の余りモンなんだぜ

 

「その通り。新鮮なお魚を食べたかったら、()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()?だいたいそんな感じですわ」

 

「....なんていうか、もう大がかりな儀式だね....さすがは、あのモンテフィーノ家」

 

と、リンがルーシーの説明のスケールでちょっと引く。

 

「都会の人って、ご飯を食べるだけでも一苦労なんだね?プロキシちゃん、タンザナイトくん。それに比べたら、ホロウの中までお買い物に行くだけなんだからよっぽど楽ちんだよぉ」

 

『安心しろバーニス、それ多分ルーシーぐらいのレベルの大金持ちだけだぞ。普通に俺らはスーパーとかで買い物するぞ』

 

(スーパーに行くんだ...タンザナイトって)

 

(エーテリアスが堂々と買い物してる絵ずらが見えませんわ.....)

 

そう言いながら、目的の場所へと向かったのだった。

 

~~~~

 

目的の場所へ着くと、そこに茶髪に近い髪をした頭の切れそうな老人と出会った。

 

「いらっしゃい。あんたらのそのギア....()()()()()()()かい?」

 

「よぉ、じいさん。バイク用のパーツが欲しいんだけどよ」

 

「お前さんらもパーツ目当てか。あいにくじゃが、『ツール・ド・インフェルノ』が終わるまでは何も売ってやれんな

 

「はぁ?そりゃ、どういうこったよ?」

 

と、シーザーがおじさんに訳を聞く。

 

「今朝、若い衆が数人連れだって来てのぉ、うちの在庫を全部買い占めていきおった」

 

「はぁ――!?」

 

「わしもそれとなく、あんたらだけのモンじゃないぞと注意はしたんじゃが.....リーダーらしきシリオンのおなごは、()()()()()()()()()()()()()()でもなかったからのう。それに一応、相場よりはるかに高い額を提示してきおったし....」

 

『.......』

 

「そうそう、連中『カリュドーンの子』とか名乗っておったぞ。挑戦者の資格が手に入ったから、しっかり準備しておきたいんじゃと」

 

「へぇ~、うちってシリオンの女の子もいたんだね?それとも、実は内緒にしてるだけ?ヘルバかな?アルボル?それともラテレム?」

 

「バーニス、問題はそこじゃありませんことよ。()()()()()()()()()()()()ここのパーツを買い占めたってことですわ!

 

「はぁ?なんじゃと?」

 

と、ルーシーの言葉に驚く老人にシーザーが説明する。

 

「オレ様たちが正真正銘、カリュドーンの子だ!うちのメンバーに、じいさんとこに来たような連中はいねぇ」

 

憎たらしい....!私たちがパーツを買えないようにしたうえ、うちの評判にもドロを塗ったくったわけですわね!なかなか計算ができるヤツの仕業でしてよ!」

 

『そうだな....これはちょっと()()()()()()()()()

 

「わぁー!タンザナイトちゃんがより青く光ったよ!」

 

「いやぁ....実はわしも、今朝のことはモヤモヤしとったんじゃよ。お前さんたちがあの連中を改心させたいっちゅうなら、特に止めはせんぞい!まぁ....わしが告げ口したことは黙っててほしいがのう....」

 

「じいさん、そいつらはどこへ向かった?」

 

「ああ、ここの品だけじゃ足りなかったみたいでのう。ホロウ深部の『廃車墓地』に、まだ入荷されていないパーツがあるらしい。すぐにそこへ出発したよ」

 

「まだ止められるチャンスはあるみたいだね!」

 

「おうよ、プロキシ、タンザナイト。急ごうぜ!」

 

そう言い、シーザー達は偽物をとっ捕まえるため、その『廃車墓地』へ向かう。

 

~~~~

 

バイクで走行中、先に着いたのはバーニスと鎖の結晶で繋がっているタンザナイトだった。

 

「やったぁ!こっちが先に着いたね!」

 

『....っ!』

 

次の瞬間、ドラム缶が倒れている場所から爆発が起こる。

 

「ふぇ?」

 

『バーニス!!』バッ

 

その爆発を庇うかのようにタンザナイトは急いでバーニスを引っ張り上げ抱き着いて守り、吹っ飛ぶ。

 

『ぐおっ!』ドコッ!

 

「んー....あっ、大丈夫!?タンザナイトくん!?」

 

壁に激突し、その反動でバーニスを手放し、倒れ込むタンザナイトをバーニスは心配する。

 

「フフ...一発わからせて、終わりでもよかったの....でもね――刺激されちゃったんだ、捕食者の本能ってやつ...?」

 

と、猫のシリオンが倒れているタンザナイトに銃を向けて、言い放つ。

するとタンザナイトがシリオンの尻尾を掴む。

 

「っ――――!!??」

 

「おお!大胆!」

 

「なっなっ....!」

 

尻尾掴まれた反動で後ろにさがったシリオン、その後タンザナイトが立ちあがる。

 

『ハハ....捕食者の本能だと?――違うだろ被捕食者』ドドドド....

 

「っ!」

 

『俺はな....()()()()ぜっっったいに許さないことがあるんだよ。一つ目は『他人の物を許可なく盗ること』、二つ目は『他人の夢を馬鹿にすること』、三つ目は.....『本人のフリして悪事を働くこと』だ』ピキピキ....

 

そう言うと、タンザナイトは、自分の空中の周りに大量の細長い青いエーテル結晶が生成される。

 

「ちょっ....ちょちょ!?

 

「ふぁ~....星みたい!」

 

『ちょっと....頭冷やせ――星屑の流星群(スターゲイザー)*1』ドドドドッ!!

 

「いやぁぁぁぁぁぁっ!?」

 

 

ズドォォォン!!

 

 

大量のエーテル結晶がシリオンを埋め尽くした。

 

「ぐ....ぐふ.....」*2チーン....

 

『ふぅ....』

 

「おぉ!一発でK.Oしちゃった!すごいよ、タンザナイトくん!」

 

『どうも....』

 

「大丈夫!?バーニス、タンザナイト!」

 

「うわっもう倒してるし....」

 

と、ここでリン達と合流した。

その後、シリオンはヨロヨロと立ち上がる。

 

「ぐ....うぅ、分かった、負けを認めるよ」

 

「負けを認める?それはどういう意味ですの?きちんと説明していただきますわよ!」

 

『工場で買い占めたパーツは全部返しとく。廃車墓地で手に入れた分も諦める。だから今日のことはお互いノーカン』ってこと」

 

『...今日のことをなかったことにするのか?』

 

「そんなに難しいこと?あんたたちが工場に行ったのも、私たちが()()()()()()()()()()()だったみたいだし....おたくの悪評が広まるのも未然に防げたでしょ。私がしくじったって雇い主が知ったら、こっちも立場ないからね()()()()()()()()()()()って報告する。そっちにとってもいいことだと思うけど」

 

「んー....本当に、なかったことにしなきゃだめ?」

 

と、バーニスは駄々をこねるような感じで言う。

 

「ちょっと、こっちを試すにも限度ってのがあるよ。これだけ譲歩させて、まだ不満なのかい?」

 

「でも...でも...さっきはあんなに楽しんだじゃん!?それもなかったことにしちゃうの?」

 

「え....はぁ?」

 

『あれ楽しんだって言うか....ほぼ一瞬で終わったんだけど?

 

予想外のバーニスの発言に困惑するシリオン。

 

「ネコちゃん。君のこと、とっても腕が立つなぁって思ってたの!こんなに強そうなキュートなネコのシリオン、私初めて!」

 

『それについてはワイトもそう思います』

 

「な....なにを言っているの?あなた達....?」

 

「だって本当のことだもん!それにしても、噂は本当だったんだねぇ。ネコのシリオンは、ご主人様に懐かないって」

 

「フン....私は、()()()()()()()()()()()....それにあの雇い主、正直言ってあんまり好きになれなくてね」

 

(それはまぁ分かる)

 

「だからって、身元まで明かせないけどさ。面倒はゴメンだし....そこは諦めてもらうしかないかな」

 

「うん、大丈夫大丈夫!それは聞かないから!」

 

と、ここでルーシーが会話に入る。

 

「もしもし、バーニス?それはあなただけ決めていいことではなくってよ!」

 

「ハハハ....無駄だぜルーシー。バーニスのやつ、一度こう決めたら、テコでも動かねぇからな

 

「ネコちゃん、今の雇い主が好きじゃないならカリュドーンの子に来ない?

 

「へ....?」

 

と、バーニスは唐突にプルクラを勧誘し始める。

 

「ふふっ....何を言い出すかと思えば。どうして()()()()()()()()()()()って思うんだい?ネコのシリオンは、この鋭い爪をなんにでも伸ばすんだよ」

 

「ネコちゃんは()()()()()()()()()()()に選ぶんでしょ?安心して!私たちカリュドーンの子は、ゼッタイそんな存在になっちゃうから!

 

「なら、あなたたちが最強になった後でもう一度声をかけて。それと、さっきから人のこと『ネコちゃん、ネコちゃん』って...私にはプルクラって名前があるの!」

 

「オッケー、プルクラちゃん!また一緒に遊ぼうね!」

 

「できれば....タンザナイトとはしたくないわね

 

『え』

 

「えぇ~....キレイな星でキラキラしてたのに....」

 

「あんなのくらい続ける身にも考えなさいよ!あれ、下手したら重傷レベルの技よ!」

 

「ハハハ...それは確かに....」

 

こうして、タンザナイト達は、ネコのシリオン、『プルクラ』からパーツを回収して、ブレイズウッドに戻るのであった。

*1
大気中のエーテル濃度を結晶に変え、大量の物量で相手に襲い掛かる この技は直接手で生成してるのではなく、遠距離で生成してるので精密度が低く、消費も高い

*2
今サイバイマンにやられたヤムチャのポーズしている

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