ポンペイは生きてます。はい。
えっ?じゃああのアンケートはって?
ふふっ ([∩∩])
旧油田エリア、『ツール・ド・インフェルノ』 スタート地点――
そこは六台のバイクが並び、大勢の観客がたくさんいた。
――そこに巨大なモニターに色々派手な女がマイクを持って喋る。
「テレビの前にラジオの前、それに会場にいる熱き燃料バカたち~!みんな大好き、ジョニー・ジョニーだよ~!」
WOOOOOOOO!!
すると観客たちは歓声を上げる。
「30年前か40年前、はたまた50年前ー!炎の海に落っこちた英雄が、奇跡の帰還を果たした!そして、もうあと何分かしたら.....新たな英雄が、再び『ツール・ド・インフェルノ』で快挙を成し遂げるの!」
そんな中、シーザーのバイクに乗ったイアス(リン)が言う。
「もう....
「ハハハ、タンザナイトがいないのは残念だが、プロキシは得意なことに集中してくりゃいい。あとはこっちに任せとけ!」
すると、リンは気になるものを見つける。
「その辺で飛び回っているのは何?」
「いい質問だねぇ!目をかっ開いてよ~くごらん!」
そこでぬっとあらわれたジョニーが指す。
「ツール・ド・インフェルノは観客の誰もが最前席!だから最高にブチ上がるレースはドローン中継が
と、ドローンがいくつか飛んでいた。
「前置きが長い?ハイハイそうかいんじゃ、駆け込みで参加陣営のご紹介!」
「防衛側『トライアンフ』:ポンペイ、ルシウス、モルス!」
「挑戦者『カリュドーンの子』:シーザー、ルーシー、ライト!」
それぞれのメンバーは、にらみ合っている状態であった。
「ルールはシンプル。ホロウへダイブ!火の湖にダッシュ!火打石で忌々しいエーテル結晶をクラッシュ!先に儀式をやり遂げた猛者が、すなわち次の覇者だ!!」
と、ここでシーザーはポンペイと喋り始める。
「覇者のオッサン!ようやくだな!これで遂に決着がつけられるってもんだぜ!」
「ククク、大した自信のようだ小僧.....俺を退屈させないよう、せいぜい力を尽くせ」
「さぁ、両者位置について―――」
「ツール・ド・インフェルノ、レース・スタート!」
ドドドドドドドドドドドッ!!!
こうして、トライアンフVSカリュドーンの子のレース対決が始まり、皆ホロウの中へ進む。
~~~~~
数分後、とあるホロウ内――
「モルス、カリュドーンの子はいたか?奴らは今どこまで来ている?」
「親分、言いつけ通り奴らが走るルートを監視してますが.....いまのところ着々と進んでいます」
「そうか....ゴホッ....」
せき込むポンペイにモルスは心配する。
「親分....その、大丈夫ですか?」
「おいおいモルス....エーテリアスを真っ二つにした親分の勇姿、まさか見てなかったとか言うんじゃないだろうな?余計な心配もいいとこだ」
「ルシウス、ご機嫌取りも大概にしろ。貴様は俺について長いが....相変わらず強きを避け、弱きを見くびる悪癖は直っていないようだ。貴様は走り屋であり、
と、ルシウスの言葉にポンペイは叱った。
「ああ、ごもっともです親分.....私は相も変わらず不出来な子分で.....親分の下にいなかったら、きっと火の湖をこの目で見ることすら叶わないでしょうね」
「フン、もうよい。貴様は今回、あれほど頑なに避けていたツール・ド・インフェルノへ自ら帯同を申し出た。多少は進歩したと言えるだろう」
「モルス、行くぞ。我々はじき火の湖に着く」
そう言いポンペイは離れるが.....ルシウスがイラつきの顔がでる。
「.....チッ、何で
「わかりません....確かに設置したのは確かなんですが.....」
「もういい....あの湖を壊せばいいだけ.....行くぞ」
そう悪態付きながらポンペイの後を追う。
『.......』ボヤァ~....
その行方を監視してるのを気づかずに.....
~~~~
『ツール・ド・インフェルノ』のゴール、シンダーグロー・レイクの前――
そこでは激突したバイクレースが繰り広げていた.....だか先に着いたのは―――
「ふっ――まだまだだな」ブォォォンッ!!
トライアンフ率いるポンペイだった。
「くそっ!間に合わなかった!」
「待つのですの!」
後からシーザー率いるカリュドーンの子が来るが....
「フン、決着をつけると息巻いてたが.....残念だったな」ポイッ
そう言うとポンペイは火打石を溶岩へ投げ捨てた。
ポチャン......
「あっ.....」
シ―――――ン......
―――だが一向に噴火は起きなかった。
「.....なにも起きない?」
「......?」
「何?」「えっ....」
「?」「どういうことですの?」
「なんだ?.....何故溶岩が噴火しない?」
パチパチ......
皆不思議に思っていたが―――どこからか拍手する音が聞こえる。
「なっ....」
「お前は.....」「嘘っ....」
「何故ここにいるのだ.....」
その音に皆振り返ると――意外な人物が立っていた。
「タンザナイト!?」
『よっ』
どこぞの宇宙人が言いそうな台詞をいうのは──朝から行方がなかったタンザナイトであった。
次回、いつから計画通りに進んだと錯覚していた?
ねじれポイント
仕込みで爆破イベなし