転生先はエーテリアス   作:YEX

18 / 330
唐突に思い付いたifエーテリアスです他のエーテリアスより長い期間にいたやつです
何かブルックみたいな人作りたかったんや.....


最後の砦(ラスト・ユートピア) 月青組(げっせいぐみ)

月青組(げっせいぐみ)....それは3年前にできた組織であり、今では社会を支える一部位の勢力まで拡大してきた...その組に、とある捜査官が潜入してきた....

 

(.....あっさり潜入出来たけど、油断はしてはいけないわ...最後の砦(ラスト・ユートピア)って言われるほどの組織よ...なんだけど)

 

「ほいっ!炊き出しの『豚汁と塩握り』お待ち!」

 

「わーい!ありがとう!」

 

「おーい!ラット!豚汁の追加の具は切ったか?」

 

「もう終わってまーす....」

 

(なんであたいは他の荒んだ分街で炊き出しやってんだろ....)

 

月青組に潜入した治安局の犯罪行動外部顧問...『ジェーン・ドゥ』はラットと言う偽名を使い潜入していた。

何故ここにいるのかというとそれは数ヵ月に遡る....

 

『数ヵ月前...月青組のアジト 『本部』』

 

ジェーンは任務で月青組のアジトに潜入するミッションを与えられ、今は部下らしき人物に案内していた。

 

「お前、『月青組』のボスについては何か知ってるか?」

 

「さぁー?知らないわよ...表では顔出さないから」

 

「なら、きっとお前は驚くだろうな!....よし着いたぞ」

 

「....広っ」

 

目の前に広がるのはステージらしきものがたってあり、まるで何処かのパーティー会場位の大きさだった。

そこに、豪華な料理が沢山あって、組織の部下たちは楽しんでいた。

 

「何やら賑やかね...」

 

「そりゃそうさ!ボスは賑わっているのが大好きでね!多くの新人の歓迎会だから賑わっているのさ」

 

(....色々な新人のゴロツキ達がいるわね....さすが『最後の砦(ラスト・ユートピア)』ね)

 

ジェーンがふと見ると、月青組の部下が連れてきたゴロツキ達がちらほら目に写った。

すると一人の部下がボスを呼ぶ。

 

「おーい!ボス!新人達、全員集合させましたよー!」

 

『ヨホホホホホッ!』ドッピューン!

 

呼ばれると、ステージから誰かが飛びだしてきて、その場に着地した。

 

『いやー皆さん!盛り上がってますかぁー!』

 

「「「「「おぉー!!」」」」」

 

「おっおい...」「あれがボス...なのか?」「嘘だろ...」

 

(...長年潜入任務をしていたけど.....初めて驚愕してるわ)

 

そこにいたのは....()()()()()()にワームホールの顔にマントのような物を羽織りギターと月のように長く曲がった剣を持つエーテリアスだった。

 

『ヨホホホホホッ!皆元気があってよろしい!....では一曲、盛り上がる曲をお見せしましょう!!』ジャーンッ!!

 

「「「「「おぉー!!」」」」」

 

(まさか月青組のボスが『エーテリアス』だったなんて....誰も信じないでしょうね)

 

こうして新人の歓迎会への演奏が始まった。

 

 

~~~~

 

 

一曲演奏が終わると、ジェーンの所に近づく。

 

『これはこれはお嬢さん....お初にお目にかかりますぅー。私ここのボスを勤めてる『アウイナイト』と言います、以後お見知りおきを....』

 

「....こちらこそよろしく」

 

『所でぇーラットさん、一つお伺いしてもいいですか?』

 

「っ!....なにかしら?(まさか...あたいの正体が?)」

 

アウイナイトはいつにも増して真剣な様子でジェーンに話しかける....すると彼はこう言った。

 

『パンツ、見せてもらっても宜しいですか?』

 

「フンッ!」ビシァッ!!

 

『アベシッ!?』

 

「「「「えぇぇぇぇ!?ボスを殴ったぁぁぁぁぁ!?」」」」

 

(あっやば...ついうっかりボスを攻撃しちゃった....)

 

唐突なセクハラ発言に思わずジェーンは尻尾でアウイナイトをぶった...そしてその様子を新人達は驚き、その部下達は.....

 

「「「「「.........ギャハハハハッ!!」」」」」

 

爆笑していた。

 

「....えっ?」

 

これには思わずジェーンも唖然とする。

 

「でたよ!ボスのセクハラ発言!」ゲラゲラ

 

「そう言って返り討ちにした女性は数知れず!」ゲラゲラ

 

「いつ見ても笑えるぜぇ!!」ゲラゲラ

 

『いやいや...これは...手厳しぃぃぃぃ!』グググッ

 

そう言いながらアウイナイトはスッと立ち上がる。

 

『さてさて盛り上がってるこの熱を様ないように....一曲盛り上げちゃいましょう!』~♪

 

そしてピアノの所に移動し、演奏を始めた。

 

(.....何なの、この組織は....)

 

ジェーンは初めて、この組織について頭を抱えた。

 

 

~~~~

 

 

歓迎会は終わり、ジェーンは一人寂しく夜にふけっていた。

 

「ふぅ....」

 

『お嬢ーさん』

 

「っ!」

 

すると...誰かが声をかける。

 

『もしかして、涼みに来たんですか?ヨホホ...』

 

「げっ...セクハラ親父...」

 

『ヨホホホホホッ!これはこれは、手厳しぃぃぃぃ!』

 

その声の主は、さっきまで演奏していたボス、アウイナイトであった。

 

「ハァー....あたいに何のようなの?」

 

『いえいえ....私はただ偶々通りかかっただけですから....どうです?馴染めそうですか?』

 

「さぁーね....」

 

っとアウイナイトの質問に適当に返すジェーン....するとアウイナイトはバイオリンを取り出した。

 

『折角二人っきりですし....どうです?一曲聴いてみます?』

 

「....あんまり賑やかは嫌よ?」

 

『承知....』~♪

 

そう言うと、バイオリンの演奏をした。

それは、静かで、今でも寝そうな雰囲気の曲が耳に流れる...

 

(....いい曲)

 

その演奏にジェーンはふと瞼を閉じた。




アウイナイト (タナトス)
原作より13年前にここにやって来た転生エーテリアス(つまり29歳)
ずっと十年間ホロウの中でひとりぼっちでそれを紛らわすために音楽を始める。なので一通りの楽器は使える。
十年間修行したので音速の速さで敵を斬られたことに気づかないで倒すことができる。
ひとりぼっちだったため寂しさを紛らわすのに明るく振る舞う性格になった、セクハラのあれは単なるギャグ的なやつでいった。(イメージ的にはワンピースのプルック)

ジェーン・ドゥ
ラットという偽名の警察
初めはこの組織についていけるか...と思っていたが案外なれた。
アウイナイトの戦闘を目の当たりにしたときは自分でも速さを確認できなかったことに鳥肌がたった。
今はしたっぱらへんで何故か炊き出しやってた

月青組
アウイナイトが初めて仲間が出来たときに作り上げた組織、最初の頃エーテルを格安で売りさばいたり、依頼を受けたりして、資金調達...そこから企業の投資とかなんやらで段々と組織は大きくなったグレーゾーンな所。
ボランティアや荒れた分街での炊き出しなどを勤しむことで住民達からの信頼も得ている。
ホロウ調査委員会などのパイプもある。
居場所を失った色んなチンピラから組織に入れ、社会に貢献するために『最後の砦』(ラスト・ユートピア)と呼ばれている

本編関係ないサブストーリーはいる?(主に間の)

  • 単体でみたい(ifみたいな感じで)
  • 本編の合間に
  • 本編が気になる
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。