ドドドドッ.....
テラー・ラプトルは背中から装着されたミサイルの雨を降らせる。
『っ!『
チュドドドドンッ!
タンザナイトが半ドーム型の壁を生成し、アストラたちをミサイルの攻撃から防ぐ。
「凄いわタンザナイト!あんな攻撃を防ぐなんて!」
『どーも...』ズズッ
「っ!来るぞ!」
ガガガガガガガガッ!
『『
会場壁を解除すると、今度はガトリング攻撃を一つの壁で防ぐ。
「んっ...」
『っ....』コクッ
イヴリンが顔でサイン出す、タンザナイトはそれに頷き、二人は左右から飛び出す。
『....!』ガコンッ
テラー・ラプトルは急に対応に攻撃を中止し、二人はその隙をつき、攻撃する。
「ふっ....はぁぁぁっ!」ゲシッ
『!?』バコッ!
『『羅戦 グングニル』っ!!』ズドォォォンッ!!
『!?!?』バズズッ....
イヴリンは糸を絡ませ、その引っ張る勢いで蹴りを入れる。タンザナイトは手を槍に変え、回転攻撃でテラー・プラトルを貫く。
『.....』バチッ....バチッ....
「よし!いい感じね!.....~♪」
『おっ?』「むっ...」シュワワワン....
アストラが歌うと、それを通してタンザナイト達は力が湧きだす。
すると、その様子にテッサは口を開く。
「なるほど....あなたの歌声は、ヨランの遺作から力を得ているのね...!なら、堕ちてしまえばいい!」
『...!』ガチャッ
「!」
テラー・プラトルはアストラに狙いを定め、銃撃を放とうとするが....
『させねぇよ!』ガチャッ....ドドドドドっ!!
『っ!?』チュドドン!!
タンザナイトは手からロケットランチャーを生成し、テラー・プラトルに向けて発射し、攻撃を阻止する。
「チッ...」
「ありがとう、タンザナイト!」
『あぁ!』
「....!」バッ
アストラと会話していると、イヴリンは何かを察知し、急いでアストラへ駆けると―――
ヒュン、ヒュン――バンッ!
そこには、テッサがピストルを抜いて何のためらいもなくアストラに向け、発砲、間一髪でイヴリンが守り、立ちはだかる。
「うっ....」
「イヴ!大丈夫?どこか怪我したの!?」
『イヴリン!....っ!』
ドコッ!
『....おっもっ!』ググググ.....
タンザナイトが向かおうとした時、テラー・プラトルが飛んできて、タンザナイトを踏みつけようとするが、結晶の盾を生成し、受け止める。
「まだお芝居を続けるの?私の計画が、今この瞬間まで滞りなく進んでいるのは....あなたのおかげでもあるのよ?」
「『!』」
「えっ....どういうこと?」
「アストラさん、あなた....その女に守られているつもりなの?可笑しいわね。あなたたちの『絆』は、所詮
『それ以上言うな!!』
「あなたが忠実なパートナーだと思っている女は、最初からフーガがあなたの身近に潜り込ませていたスパイなのよ」
「違う....それは....!」
「誠実さなんて期待するだけ無駄よ。アストラさん、あなたの存在はその女にとって任務遂行のための道具に過ぎないんだから」
と、テッサが言うが、アストラはそれでも真っ直ぐな目でテッサに言う。
「.....私がどれだけイヴを信頼しているか、貴方にわかってたまるもんですか」
「無垢なのねぇ。打算がすべての日々の中で、本当に信頼や情が湧くと思って?うんざりするわ。大資本の走狗に成り下がった、あなたたちには....ヨランが生きていたころでさえ、あなたたちはヨランの才能に群がる虫のようだった。そしてあの人がいなくなった今、お金のために最後の歌まで奪って....!」
『違う!!』
「「「「!!」」」」
それを否定したのは....タンザナイトだった。
『あいつは.....アストラは、ヨランの歌を奪ってなんかいねぇ.....むしろアストラは.....歌を――ヨランの歌を未来に語り継げようとしてんだぁぁぁっ!!』ブォォォォォッ!
『――っ!?』ドシィィィンッ!
タンザナイトのエーテル活性が上がり、テラー・プラトルを吹き飛ばす。
「タンザナイト....」
『ハァ....ハァ....これは、とある
「!」
『本当のヨランの歌は、色々あってもう知らない所まで来ていた....けど、アストラが本当のヨランの曲を探したおかげで、彼が歌っていた
「っ......」
「....そうよ、私がこのアルバムを探し出したのは、彼の歌声に人と人の心を繋ぐ、不思議な力があるからよ。彼の声は一筋の架け橋となって、あらゆるすれ違いや痛みを乗り越える手助けをしてくれた。私たちが生きてる、このてんでバラバラで、壁だらけの時代に....こういう歌声こそが亀裂を埋めて、ずっと忘れていた『響き合う』ことを思い出させてくれる...!」
「分かるでしょう?私が何を言っているか、貴方にはわかるはずだわ!」
「......」
アストラの思いにテッサは黙ってしまう.....
「ヨランの歌声を生で聴いたあの夜は、私にとって一番大切な時間の一つ。彼は自分の歌を通じて、私たちを別の何処かへ......音楽の理想郷へ連れて行ってくれた。始まる前に、言ったでしょう。このコンサートをヨランに捧げるって。あなたは彼を『
「....そんな美辞麗句を並べて、事実を有耶無耶にしないで!あなたたちは、あの人が味わったものを何一つとしてわかってない!」
「そうかもしれない。ヨランが、本当はどんな心境でいたのか、わたしは理解できていないかもしれない。あるいは....
「.....!!」
テッサがその言葉に睨んでいると、イアスを通してリンが慌てた様子で伝える。
「墜落がますます速くなっているよ!アストラさんが残りの推進ユニットを動かせたとしても、スターループをもっかい浮上させるだけの動力は、
「「『!?』」」
「計算によると....わ、私たちたぶん落っこちて、バラバラになっちゃう!」
「ふふふ....アハハハハ――!聞いたかしら?もしヨランの魂が天にいるのなら、あの人は私の願いを叶えてくれたのよ!」
『っ!』ドンッ!
吹き飛ばされていたテラー・プラトルが起き上がり、テッサの所までジャンプする。
「堕ちてしまえばいいわ!スターループは崩れ去り、偽りにまみれた夢の舞台も、消えてなくなる!アハハハハ―――」
テッサは狂ったように高笑いをし、スターループが堕ちる確信を浸っている――しかし、忘れてはいけない、この男の存在を.....
『本当にそうか?』
「ハハハ....はっ?」
『本当にスターループが消えると思うか?』
「タンザナイト?」
「いくらタンザナイトでもこのスターループの動力もどうにもならないよ!?」
『『お前を再起不能にする』、『観客全員を助ける』....両方やらなくっちゃあいけないのは、辛いところだが.....『
そう言い、タンザナイトは時空モードに変えて、手を合わせる....それは『印相』であった。
「なによ...その手....一体何をしようとしてるの!」
『年越し早々、大出血サービスだ.....俺の
タンザナイトは手は胸前で左手を握り人さし指を立て、それを右手で握る印相...『
『時空領域―――』
ピチャン.....
一滴、地面が滴ると、地面が水たまりのようなリフレクション現象に変わった。
これ出したかった感