転生先はエーテリアス   作:YEX

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今回は邪兎屋inエーテリアスの短編です
序章のデュラハン戦ですよ


堕ちた銀頭とウサギの番犬

ザッ...ザッ...

 

ホロウの内部に、二人の人物と一人のエーテリアスが共に歩いていた。

 

「アンビーとワン公と合流したのはいいが...肝心の依頼品がまだ見つかってねぇ」

 

「一応、ターコイズが匂いを追ってはいるけど....」

 

『クゥゥン...』

 

なぜこうなっていたかと言うと、邪兎屋は依頼で『赤牙組』から金庫を奪取するよう依頼されたのだ。

そうして、金庫を奪うことに成功した邪兎屋だったが...ちょっと狂って、ビリー、アンビー、ターコイズの三名はホロウの中に落ちていった。

 

「そうえば、ワン公のエーテルビーム*1...あれは格好よかったぜ!!追ってくる車を一網打尽にしたんだからな!」

 

「下手するとビル丸ごと破壊するぐらいの威力だったね...お陰で逃げられることが出来たけど」ヨシヨシ

 

『~♪』

 

アンビーはそう言いながらターコイズの頭を撫でる。

 

『....っ!』

 

するとターコイズは何かを察知した。

 

「ワン公、どうした?」

 

「もしかして...依頼品を見つけたの?」

 

『バウッ!』タッタッ

 

返事をすると、ターコイズは察知した所へ走る。

 

「急ごう」バッ

 

「おい待てよ!」バッ

 

アンビー達もターコイズのあとを追う。

 

~~~~

 

『バウバウ!』キキッ

 

ターコイズが見つけたのは、小さい金庫のようなものだった。

 

「でかしたぜワン公!!これを持って帰れば依頼達成だ!」

 

『っ!.....グルルルッ』

 

「どうしたの、ターコイズ?そんなに警戒して....っ!」

 

ターコイズが警戒した先を見てみると....そこにはエーテル侵食されている『赤牙組』のボス『シルバーへッド』がいた。

 

「うぅ...あぁ...殺.....す!」ピキキッ

 

「コアが現れたぞ!やべぇな...このままだとあのおっさん、エーテリアスになるぞ!」

 

 

ビィィィィンッ!!

 

 

「くっ!」 『ギャンッ!?』 「っ!....」

 

シルバーヘッドが突然光だし、収まるとそこには...ワームホールのような顔に灰色のごつごつした体、右に剣のようなものに左には鉱物でできた盾のようなものを装備したエーテリアス、『デュラハン』に変化した。

 

『Grrr...』

 

『グルルルッ...』

 

「来るっ!」ジャキ

 

「クソっ!」ジャキ

 

全員が戦闘体勢に入り、デュラハンとの戦いが始まる。

 

『Gyaa!!』ブォンッ!

 

「はっ!」カキィィンッ!

 

デュラハンの攻撃をアンビーがパリィし、弾く。

 

「おりゃりゃ!!」ドドドドド

 

『っ!?』ガガガガガ

 

弾いた先にビリーの銃弾がヒット。

 

『グゥガァァァァッ!!』ドシォィィンッ!

 

『っ.....』ギギギギッ

 

銃弾で怯んだ隙に、ターコイズの攻撃で吹き飛ばすが、剣を使って勢いを殺す。

 

「敵を殲滅するっ!」バリリリッ!!

 

 

ドカァァァァァンッ!!

 

 

アンビーが電撃を纏った剣でデュラハンに叩きつけた。

 

「どうだ?」

 

『.....グゥ』

 

『....gg...』

 

煙がはれると、そこにはボロボロのデュラハンがいた、だが....

 

『.....GYAAAAAA !!』ズォォォォッ!!

 

「なっ!?再生した!?

 

エーテル活性も上がってる...」

 

デュラハンはボロボロだった姿が再生し、さらにパワーアップした。

 

「どうする?」

 

「どうするって....いくらワン公がいるとはいえ、流石に今の火力じゃ.....」

 

『.....バウッ!』

 

「ワン公?」

 

すると、ターコイズはビリー達の方へ顔を向ける。

 

『グルルルッ...』

 

「まさかワン公...まだあるのか?秘策的なのが...」

 

『バウッ!』フンスー

 

「....わかった、私たちはターコイズの後ろに避難するね」

 

そう言うとアンビー達は後ろに下がり、物陰に避難する。

 

「とは言ったものの....ワン公、一体どうするんだ?」

 

「っ!....あれ見て」

 

そこで見たのは...大気中のエーテル濃度を体で吸収するターコイズの姿があった。

 

『グルルルッ....』オォォォォォォ...

 

『GYAAAAAA !』

 

デュラハンがターコイズに襲いかかろうとした瞬間....

 

 

『ガァァァァァァァッ!!』バリリリリッ!

 

 

『っ!?』ドカァァァアン

 

「くっ....」 「うおっ!?」

 

突然、エーテルの光が中心に発光しだし、その余波でデュラハンを吹き飛ばす。

 

『グルルルルァ....』バチッバチッ

 

「わ...ワン公?」

 

その姿は、青い光がさらに濃くなり、背中や腕等のエーテル結晶がより刺々している、鬣も鋭い岩石になったターコイズの姿が現れた

 

「すごいエーテル活性...」

 

『グルルルッ...』オォォォォォォ....

 

ターコイズの右腕が大気中のエーテル濃度が集まりだす。

 

『グゥガァァァァッ!!』バッ

 

『っ!』

 

 

バコォォンッ!!ドコォォォンッ!!

 

 

溜めたエーテルでデュラハンを二回、勢いよく叩きつけた。

 

「つ...強い」

 

「ひぇぇ...あれがワン公の本気かぁ?」

 

『G...GYAAAAAA !』ブォンッ!

 

『ウォンッ!』スカッ

 

負けじとデュラハンも反撃するが、回避される。

 

『グゥゥゥアッ!!』バキューンッ!!

 

『GYAAAAAA !?』ドカァァァアン

 

回避した瞬間、ターコイズのエーテルエネルギーの弾を発射し、デュラハンにダメージを与える。

 

『グルルルルァ....』オォォォォォォ....

 

着地すると、その場で顔の中心からエーテルのエネルギーが溜まりだす。

 

『っ!』 

 

『グゥガァァァァッ!!』バキューンッ!!

 

 

チュドォォォンッ!!

 

 

溜まったエネルギーをデュラハンへ向けて放出して、爆発させた。

 

『グゥ....』

 

『G....gg....』

 

そこには消し炭になったデュラハンがいて、消え去った。

 

『.....』パキキッ....トストス

 

「わ...ワン公?」

 

背中などについていたエーテル結晶が砕け、歩き始める。

ビリーが心配そうに言うと....

 

『....バウッ!』ヒョイ

 

「っ!...ははっこいつ!」

 

ターコイズはまるで『誉めて誉めて!』と言わんばかりに金庫を拾い上げ、ビリー達に見せる。

 

「大丈夫ターコイズ?気分は?」

 

『クゥゥン』フリフリ

 

「そう...なんともないなら良かった」

 

っと安心するアンビー。

 

「しかし...あのエーテリアスをねじ伏せた形態、あれはなんだ?」

 

「恐らくだけど、ターコイズが大気中のエーテル濃度を吸収し、それを自身にパワーに変えたんだと思う」

 

「エーテル濃度をパワーに...改めて聞くと、ものすごいな」

 

「うん、本当に私たちの味方で良かった....」

 

「まぁ何にせよ、帰ろうぜ!ニコの親分も待ってる」

 

『グァウ!』

 

ターコイズはビリーの言葉に返事をし、ニコと合流するためにこのホロウを抜ける。

 

*1
鬣らしき所の中心から発射されたビーム 本気出せばビルすら貫通可能




ターコイズ
犬系エーテリアス
大気中のエーテル濃度を吸収することで強化できる(モンハンのジンオウガ、『帯電状態』な感じ)
デュラハンを力でねじ伏せた。

ビリー
何かワン公がいかつい姿になって驚いた。
でもいつも通りのワン公になって安心する。

アンビー
圧倒的なパワーでデュラハンをねじ伏せたことに驚いた。
もし敵だと思ったら....本当に味方で良かったと思った。



もしタンザナイトが実装したら、ステータスは見たい?(上手く書けるか分からんけど)

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