転生先はエーテリアス   作:YEX

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もしもタンザナイトの生成される結晶がめっちゃ価値がすごかったらの概念


希少価値製造概念タンザナイト

エーテリアス──それは、突然現象に起きた『ホロウ』により発生され、身体がエーテルという未知のエネルギーに侵蝕し、異形の姿に変貌する怪物のような者。

 

そして、そのエーテルはこの新エリー都では主に使うエネルギーでもある。

 

そんな中、とあるエーテリアスには他のエーテリアスにも該当がない、希少な素材が取れる。

例えば、『今までで使っていた化粧水の効果を上回る素材』『これを越えるガンパウダーはない』『薬に使うといろんな症状が治る』等々....

そんな噂を聞き付け、今日も今日とて、あの噂のエーテリアスを追いかける。

 

「その結晶をよこせですわ!!」

 

『断る』

 

ガキィィィンッ!

 

ヘルメットを被った金髪のお嬢様口調の女、『ルシアーナ・オクシスィース・テオドロ・デ・モンテフィーノ』通称『ルーシー』が棘付きのようなバットでしばくのに対し、ワームホールの顔に灰色のごつごつした体に所々()()蛍光灯のようなひかりを発してる、右に剣のようなものに左には鉱物でできた盾のようなものが装着された『エーテリアス』『タンザナイト』が剣で防御する。

 

「くっ...中々強いですわ...流石、噂のエーテリアスですわ」

 

「おい落ち着けよルーシー....いくら何でも目が()()()()()....こえーよ...」

 

『KING』の形をした装飾を着けた、左手に義手のうす緑色の髪の女、『キング・シーザー』がルーシーを落ち着かせるが、効果なし。

 

「落ち着けるわけありませんわ....あのエーテリアスから採れる結晶は、粉にして水に溶かせば、どの化粧品よりも効果が段違い!今まで使ってきた化粧品は()()()()()だと思わせるほどの効力何ですのよ!!何としてでも手に入れてやりますわ.....」ハァ....ハァ....

 

((うわぁ.....))

 

ルーシーの獲物を狩る目にタンザナイトの他に味方までもドン引きする。

 

元々のきっかけは、転生して数日たった後でタンザナイトはふと、閃いた。

 

『俺から採れるエーテル結晶を沢山作って販売すればよくね?』

 

エーテル結晶はこの新エリー都にはとても価値のあるものだと分かっていたので、早速タンザナイトは大量にエーテル結晶を生成に取り掛かった――

 

彼から採れるエーテル結晶は格安で売り捌き、ディニーを稼ぐ....だが、とある研究員がタンザナイトから採れるエーテル結晶の研究をしていると、()()()()()()()()()()

 

それは、普通のエーテル結晶とは違い、様々な特性を持つことが分かった....医療、化粧品、加工品にetc.....その研究員が論文を発表したことにより、タンザナイトのエーテル結晶は希少価値が爆上がりしたのだ。

 

それを知った色んな人は、タンザナイトから結晶を採るため、危険なホロウへと入る者が爆発的に増加したのだった.....そんなこんなで今、タンザナイトは色んな人から結晶を我がものとせんとする輩と戦っていたのだ。

 

「喰らいなさいですわぁ!」カキィーン!!

 

『うぉっと!?....ふっ!』キラキラ...

 

ルーシーのイノシシをぶっ飛ばす攻撃を避け、タンザナイトは、小さい結晶をルーシーの周りにばらまく。

 

「?....なんですの、これ?」

 

『――粒爆薬(ビーンズ)*1』ピンッ

 

タンザナイトが指パッチンすると、ばらまいたエーテル結晶が一斉に破裂し、ルーシーに襲い掛かる。

 

バンッ!ババババンッ!

 

「きゃっ!?ば....爆薬!?」

 

「ルーシー!」

 

『さてと....今のうちに――』

 

ルーシーが手こずっている隙にこの場から去ろうとするが....

 

バリリッ!!!

 

『――いかせないか.....』

 

「この先へは...」

 

「行かせませんよ」

 

後ろを見ると、いかにもお姉さんのようなメイドは金髪ぱっつんボブでお喋りな「ドリシラ」と、茶髪おさげで幼げな「アナステラ」という2体のボンプを従えている人物、『アレクサンドリナ・セバスチャン』長いので『リナ』と桜色の髪を編み込んで後ろに下げており、右肩を鬼を想起させるようなプロテクターで保護している、薙刀を装備した眼鏡をかけた女、『月城柳』がタンザナイトを待ち構えていた。

 

『はぁ~.....勘弁してほしいな』ジャキッ....

 

「うふふ...貴方様の結晶を採取する依頼がありましたので...」

 

嘘である。

肌のシワ対策効果やシミ、毛穴のケアなど女子にバカ受けな化粧水を作れる結晶を聞いたリナが単独で来たのだ。

 

「大人しく結晶を渡して貰いますよ....コンディショナーの為にも!」

 

マジである。

タンザナイトから採れる結晶で作ったコンディショナーはサラサラ髪が何か月も続く効果があり、わざわざ休暇をとって、来たのだ。

 

『ただ、結晶作って、のんびり暮らそうと思ったんだけどな....しょうがねぇ―な~...』ドドドド

 

「「「「!!」」」」

 

そう言いながら、タンザナイトは巨大な結晶の鎧を作成する。

 

『もうここまで来たら....手加減できないなぁ!!

 

金剛結晶鎧(ブルーコーティング) 巨人兵(ゴリアテ)』を発動し、襲い掛かる(エージェント)を倒しに行くのだった。

 

「上等ですわ....私はここで絶対に負けられませんわ.....何故なら!」

 

「「「最高級の美容の為に!!」」」

 

「......怖ぇ......」

 

その葛藤をみたシーザーはそう呟いた。

 

*1
小さい粒上のエーテル爆薬を生成し、破裂させる単発の威力はそこまでない




タンザナイト
エーテル結晶を売りさばいたら色んな人から襲われる羽目になったエーテリアス(主に女性から)
彼から採れるエーテル結晶は普通のものとは比べ物にならない効力がたくさんあるのだ。
そのせいで色々と高額で販売、取引されているのだ。
そりゃ誰だって直で手に入れたいわな。

ルーシー
試しに化粧品を購入して使ったら効力が物凄いと実感したので直で狩りに来た人。

シーザー
ルーシーの付き添い、ルーシーの目がヤバかったことに物凄いドン引きした。
試しに一回使いたいな~とは思っている。

リナ
噂を耳に入って興味本位で使ってみたところ魅力に引き込まれた人。


結晶コンディショナー使ったらあまりにもサラサラな状態をキープできたのでわざわざ休暇出して、狩に来た人。

ちなみに彼から結晶を貰えるのは倒すか、親しい人に渡すかである。

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