転生先はエーテリアス   作:YEX

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ストーリークリアしたぜ☆

なんか今回セリフがブツブツ途切れてたな.....

あとサラがサクリファイスを人間に戻したんだって~?
....あれ、タンザナイト、これ色々やばめの案件じゃない?(何を今さら)


崩壊まっしぐら

side タンザナイト

 

戻ってくると、そこにはアキラが出迎えていた。

 

「リン!タンザナイト!『鬼火』隊長!やっと帰って来たのか!」

 

『アキラ!今状況はどうなってるんだ?』

 

「今、街の方にいるサクリファイスは、儀玄師匠たちが抑えているけれど、山道にもいきなりサクリファイスが出て来てしまった」

 

『山道だと....?だが、我々が把握しているオブスキュラの配置図では、山道エリアにオブスキュラが設置されてるはずがない!』

 

だとすると、一番可能性があるのは....

 

『イゾルデの情報に....問題でもあったのか?』

 

「とにかく、主力部隊と適当観のみんなは、街のサクリファイスに足止めされていなかったぶん、兵力が足りてないんだ!」

 

「なら、すぐに支援しないと!」

 

そう言い、俺たちはすぐに都市部のサクリファイスを制圧する支援を行う....師匠たちが居たおかげで時間もかからずに終わった。

 

『雲嶽山の支援もあって、都市部のサクリファイスは制圧できた。こちら側の市民たちはもう安全だろう』

 

「では続く自分たちの任務は、山道方面のサクリファイス及び讃頌会の掃討....並びに『VIP』二名の護衛でありますね?」

 

『つまり....胸糞悪いポーセルメックス共同CEOルクローと、より胸糞悪いオブシディアン大隊少々のロレンツか...』

 

確かに事実だけど....言い方よ、鬼火....

 

「悪い知らせはルクロー氏との連絡が途絶えていること....良い知らせは、少将が山道下にある避難拠点へ向かっていることでありますね!」

 

『良いと悪いが逆の可能性もあるが....コホン、何とも言えんな』

 

『おいおい....』

 

『とにかく、私情はどうあれ任務は遂行しなければならない。山道周辺の民家も気にかかることだしな。時間が惜しい、行動開始だ!』

 

そう言って、俺たちはルクロー達を探すついでに山道周辺のサクリファイスの制圧任務に向かうのだった。

 

『『オブスキュラ』から出てきたサクリファイスを先に叩け!』

 

「了解!」

 

『....って早速、お出ましだぞっ!』

 

目の前に『ミアズマのヒナ』達が立ちふさがっていた!

 

『周囲に住民が多くないことが幸いだな、でなければ厄介なことになっていた....』

 

「うわ....ブチャイクなやつらだなぁ....」

 

「たおれているのは....ポーセルメックスの人達のようでありますね」

 

『とりあえず――――そこ邪魔っ!!』バッ

 

俺は飛び掛かり、足をチェンソーに変化させた。

 

『『回転殺機足(キラーレッグ)』!!』*1ギャルルルルッ!!

 

ズババババッ!!

 

「うわー....B級スプラッタ映画並みにグロイ.....」

 

『....っ!みろ、あそこに生存者がいるぞ!』

 

鬼火が言った先へ見ると、今にも気を失いそうな人がいたので駆け寄る。

 

「あ...あいつら...あの怪物たちは....エーテリアスじゃ...」

 

「落ち着いてください!」

 

「エーテリアスなんかじゃ、なかった....」

 

「自分たちはオブシディアン大隊です!あなたはもう安全であります!」

 

「みんな、死んでしまったの....」

 

まずいなこれ...恐怖でこっちの話聞いてない.....そんな怖がり続ける市民をオルペウスは頑張って落ち着かせようとする。

 

「落ち着いてください、もう誰もあなたを傷つけることはありません」

 

「く、来る....!ハァ....ハァ....人殺しの怪物がっ....!」

 

「すなり大きなショックを受けておられるようであります....おそらく先ほどの襲撃で、同行者を亡くされたのか....」

 

すると、リンが服装を確認すると、見覚えがあるのかふと呟いた。

 

「この格好...多分、ポーセルメックスの人だと思う....確か、晩餐会でも見かけた気がするし。一緒にいたのも、同じポーセルメックスのお偉いさんじないかな...」

 

『気に食わない連中であるが...こうして野垂れ死ぬべきかと言われれば....』

 

突然、オルペウスの胸元にある軍事用無線機から、イゾルデ大佐の声が響いた

 

「『鬼火』....君は知りたがっていたな....あの時、誰が私達の戦友たちを死なせたのか。流れる血は二つ....一つは賄賂をちらつかせたポーセルメックスのもの....もう一つは、それを受け取った指揮官のものだ。そして、ポーセルメックスの血は、たった今流せたばかりだ」

 

『イゾルデ、それはつまり....』

 

「そうだ。ポーセルメックスのルクローこそが、あの時軍の指揮官を買収した企業側の首謀者に他ならない」

 

『なっ....なんだってぇ!?』

 

「当然、彼の傍で恩恵を受けた者達も無実ではないからな....よって共に血を流してもらった」

 

「無実ではないって....そうだとしても、まずはちゃんとした所で裁かれるべきだと思うけど....」

 

「プロキシながら、君達の正義感にはつくづく感心する....しかし....きっと君達も、過去に似たような経験があるだろう?罪を着せられ、正義はかなわず、終わりの見えない中あがき続ける....防衛軍、治安局、調査協会、H.A.N.DにTOPS....そうした巨大な存在を前に、どれだけの『不当』を強いられ、どれだけの『正義』を追い求めてきたんだい?」

 

....なんだろう、思い込みかもしれないが段々とイゾルデの雰囲気がヤバくなってきてないか?

 

『しかしイゾルデ....『正義はやがて訪れる』と、いつもそう言ってたのも君だろう』

 

「そうとも、『正義』はやがて訪れる!ただし、それは私の両手や、君のその銃によって手繰り寄せねばならない!他人の同情や、上の連中の憐憫にすがっていては、決してやってこないものなんだ!」

 

「でも、どうしてこのタイミングで?イゾルデ大佐はどういうつもり...?『鬼火』隊長に真相を知らせたい...ってだけじゃ、ないみたいだね」

 

『....っ!まさか―――』

 

俺はふと、()()()()にたどり着いた....が、それよりも早く、イゾルデが鬼火に聞いてきた。

 

「フッ...『鬼火』....もう一人の名前も、知りたいと思わないか?ポーセルメックスの小切手欲しさに、私達に汚れ仕事をやらせた当事者.....収賄の事実が露見することを恐れ、他の部隊からの支援を拒んだ『指揮官』.....」

 

『そうか、ロレンツ少将....』

 

「ああ。当時はまだ大佐だったがな....いまや立派に出世した、ロレンツ少将その人だ。あのときやつはルクローと結託し、11年経ったいまでも....」

 

『ロレンツ....戦友たちの死も、私が長いところ苦しんできた、この滑稽な体も....全て、奴のせいだと...?』

 

ルクローは死んだ。そしてロレンツは、君のいる道の先だ」

 

『!?』

 

なんだと!?ルクローはもう、始末されたってのか!?

 

「私はもう自分の決断を下した。今度は君が決断する番だよ、『鬼火』....お互い、同じ道を歩む唯一の同志であるはずだ....失望させないでくれ」

 

そう言い残し、イゾルデ大佐との通信が途絶えた。

 

『イゾルデ...おい、イゾルデ!?』

 

「イゾルデ大佐...まさか、ロレンツ少将が...?どうして...こんな.....」

 

『......』

 

イゾルデの通信が途絶えた後、おれは 考えた....あの時俺はルクロー達が讃頌会かと疑っていたが....違っていたら?もし、もしあのイゾルデが讃頌会と繋がったとしたら――――今までの疑問がたどり着く。

 

『チッ...ロレンツを見つけて、直接問い質すしかない!』

 

『!....待て、鬼火!乗るな、戻れ鬼火!』

 

「そうだよ、こういう時こそ落ち着いて....イゾルデさんの告発だって、何か証拠があってのことじゃないでしょ?」

 

『証拠...?プロキシ君、この期に及んで手続きがもたらす正義を信じているとでも?もしこの世にそんな正義があったなら....11年前、私の仲間たちが無駄死にすることなどなかった!』

 

『....だとしても、このタイミングで告発は可笑しくないか?きっと何か裏があるはずだろう』

 

『ああ。あいつは私が復讐に加担ることを望んでいる....だが、それの何が問題だ?何も間違ってはいない。あいつの言った通り、私達は同じ道を歩むただ一人の同志なのだからな』

 

「隊長、その表現にはいささか同意しかねます。今でも忘れていません。私がオボルスに入隊するひとを決意したのは、我々が同じ境遇や思いを抱えていたからです。倒れた仲間たちや家族、親友のために....『正義』や『名誉』取り戻したいという思いを。それなのに、今は....同じ道を同志は、彼女以外にいないというのですか?」

 

「別に僕はいいけどね~....隊長のために、悪い奴らを懲らしめてもさぁ。でも、なんでかなあ。それをしちゃったら、良くない気もするんだよね~....『ビック・シード』も、きっと渋い声で『『鬼火』隊長、それはいけない』とか、『ダメだぞ、『シード』隊員』とかいうんじゃないかな~まあでも、綺麗ごとは僕のキャラじゃないからさ。隊長がそう決めたなら、何があっても隊長のそばにいるよ~」

 

『ふん、言葉を尽くすだけではわかり合えないこともある』

 

「『鬼火』隊長....」

 

と、シードやトリガーの言葉でも怒りが有頂天の鬼火には響きはしなかった...

 

『オルペウス、お前も理解できないんじゃないか?私が、何をしようとしてるか....』

 

「目を覚まして下さい!『鬼火』姉さん!」

 

『!』

 

「『同じ道を歩む、ただ一人の同志』....?どんな道であろうと、実際に歩んでいるのは、このオルペウスの足でありますっ!それを言うなら、私たちこそが『ただ一人の』同士になっちゃうであります!オボロス小隊の皆さんも、自分も....プロキシ殿や騎士殿だって!今日まで一緒に歩んできました!」

 

「オボルスの誰もが大切な人を失っていて....それでも色んな苦しみや復讐したい気持ちから、皆を救い、束ねたのはあなたであります!それをどうして...!ただ何もせずに見ていれば、あなたを『理解した』ことになるのでありますか!?」

 

『.....』

 

「じ、じぶんは....もっ、申し訳ありません....つい、自分を制御できなくて.....」

 

と、オルペウスはさっきの心からの訴えに謝ろうとしたが、リンが止める。

 

「任務はまだ終わってないよ....私たちが立ち向かわなきゃいけないことなんだとしても、市民の安全を優先しなきゃ...でしょ?『鬼火』隊長?」

 

『あ...ああ。引き続き前進し、道中のエーテリアスを殲滅する。オボルス....戦闘準備だ』

 

『....』

 

そう言って、俺たちは急いで先に進むのだった....

*1
足をチェンソーに変化させ、敵を斬りつける

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