転生先はエーテリアス   作:YEX

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ストーリークリアしたぁー!!

雅の持ち武器とキャラきたー!五十連で!


継承

『.....』

 

どこかの空間、青い空間に水溜まりのような地面にポツンと、一人の()()エーテリアスがいた。

そこに何処からか、濁った声がいくつか聞こえる。

 

(忌々しい──貴様の介入がなければあの儀式は完了していたのだぞ...)

 

(あのような中途半端な継承など、『妖刀 無尾』は不完全だ!)

 

(これなるは――星見の宿命だぞ!)

 

『....くだらねぇ』

 

(なに?)

 

すると、そのエーテリアスは否定するかのように鼻で笑う。

 

『犠牲によって作られる剣だの...宿命だの....儀式だの.....くだらねぇ!そんなもんは()()()()()()()()()()()もうとっくに消え失せてるぜ――そんな下らねぇ文化

 

(貴様....まがい物風情が....!)

 

(今は貴様が抑え込んでいるせいで.....『妖刀 無尾』が真に発揮できないのだぞ!)

 

『....なら試してみるか?』

 

(なに?)

 

と、エーテリアスはとある提案をする。

 

『簡単な話だ....雅の力真の妖刀.....どっちが上か勝負しようってことだよ』

 

(.....)

 

『俺が勝ったら、今までの継承でいい....けど姉貴が勝ったら、俺が提案する継承に変えろ

 

(貴様....わざと負ける気か?)

 

『はは.....まさか―――勝気で行くよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

~~~~~

 

「くっ....手ごわいな....」

 

「皆!気を付けて!」

 

星見たちは今、『容疑者』ブリンガーがエーテリアスに変化した白い巨体に目玉がいくつもある怪物『サクリファイス・ブリンガー』と戦っていたが....エーテル活性が上昇し、星見たちが苦戦している。

 

『見ろ!これが妖刀の力だ!!』

 

「このままでは.....っ!」

 

「課長!!」

 

膝が地面についている状態の星見に、容赦なく、剣の形をしたエネルギーを振りかざす。

 

『これで終わりだ!星見雅ぃぃぃっ!!』

 

(.....すまない、母上、父上......)

 

もうダメと悟った星見は目を閉じる―――次の瞬間。

 

 

ガキィィィィィンッ!!

 

 

『なっ!?』

 

「――えっ」

 

「「「!?」」」

 

『.......』

 

そこに現れたのは.....()()()()()、胸のあたりにワームホールがあり、その上にある民族の戦士のような頭、ムキムキな体に槍を持った戦士のエーテリアスがブリンガーの攻撃を弾いた。

 

『な.....何者だ!!』

 

「うそ.....まさか.....」

 

『......』

 

終始無言のまま、星見の剣を手に取り見つめる。

 

「なんですかあの青いエーテリアス!?」

 

「分かりません....が、ただならぬ強い気配がします....」

 

『くっ.....このぉぉぉぉぉっ!!』ズォォォッ!!

 

再び、ブリンガーはその剣でもう一度攻撃する。

 

()()()()だぞ!こんなただのエーテリアスに負けるかぁぁぁぁぁっ!!』

 

『.....一つ言っておく』

 

『ッ!』

 

 

ズババババババババババババババッ!!

 

 

『今お前が手にしてる剣は....ただの粗悪品だ』カチッ...

 

 

パサァァァッ......

 

 

「「「「「「    」」」」」」

 

「.....凄い、これが....『妖刀 無尾』の力.....」

 

一瞬にしてブリンガーが粉状態に切り刻まれたことに、その場にいた一同は唖然としていた。

 

『......』

 

「まっ....待ってくれ....剣!

 

「剣?」

 

「お前と.....話したかった!帰ろう....剣!母上も、父上もお前の帰りをずっと待っていたんだ!....だから―――」

 

『.....』ピッ

 

「っ!」ズアァァァッ!!

 

星見から離れたエーテリアス....もとい剣は、その時、星見の足元に()()()()()()()()()が展開される。

 

「これは.....傷が.....」

 

「課長の傷かみるみる()()()()()()()()()()

 

「そんなエーテリアス、見たことないよ!?」

 

すると、星見が負っていた傷が回復した。

 

「な....何故今....っ!」ザクッ

 

次に、星見の足元に()()()()()()で作られた日本刀が刺さる。

 

「これは....」

 

『その剣は()()()()()()()()()だ。ここのより数段強い.....まぁなんだ....俺が言いてぇことは分かるな?』

 

「いや全然分かんないんですけど!!」

 

「というか今普通に喋ってませんか!?」

 

と後ろからツッコム声が聞こえるも、星見は言う。

 

「....練習試合か」

 

『あぁ....ただの練習試合じゃねぇ―――『妖刀に認めれるかの試合だ』

 

「妖刀に....?」

 

『あぁ....もしお前が勝てば....この妖刀はお前を認める

 

「っ!」

 

「ってちょっと待って!確かその剣って星見家しか使えない代物じゃ.....」

 

『俺は()()()だからな....使えても問題ではないだろ』

 

「いや...その....そういうのじゃなくて.....えぇ....」

 

なんか状況の整理が追い付いてないボンプ....イアスを無視し、進める。

 

「....久しぶりだな....こうして剣と戦うのは....()()()()()()()()()()()()()()()()()?」

 

『そうかぁ?....そうかも?』

 

「色々言いたいことがある.....が、今は――」

 

『この試合に、決着つけようぜ』

 

こうして、星見雅と星見剣との姉弟試合(しだいけんか)が始まろうとしていた.....

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『シィィィッ!』スッ

 

「っ!」

 

先に動いたのは剣で、妖刀を高速で斬るが、星見は回避する。

 

 

ズバァァァンッ!!

 

 

「あぁぁぁっ!?」

 

「こっちまで飛んできた!?」

 

剣が放った斬撃がコンテナもろとも一刀両断した――他の人も巻き込みながら....

 

「フッ!!」フォッ!!

 

 

ズィィィィッ!!

 

 

『ハァハァハァッ!!』

 

ガガガガガガ!!

 

次に星見が五つの斬撃を飛ばすが、弾き飛ばす。

 

「いやぁぁぁっ!?なんでこうなるのよぉぉぉぉっ!?」

 

「なんつー威力だよ!」キィィンッ!!

 

弾き飛ばした斬撃は他の人に当たりそうになりながらも、避ける。

 

「ふふふっ....」

 

『ハハハハハっ!!』

 

 

ズバァンッ! カンっ! 

 

 

ギギギギギギッ!! ドドドドドドドド!!

 

 

星見達の周りにはいくつかの斬撃が見え、早すぎて剣の軌道の光しか見えなかった

 

「す....すごい....なんて攻防なんですか....」

 

「つーか、早くこれ止めて!!ホロウどころか僕たちお陀仏ですよ!?」

 

「時々出てくる斬撃で二次被害出てるんだけど!?」

 

コンテナやいろんなものが斬り飛ばされるので、他のエージェント達は避けるのに必死である。

 

――こんな悲惨になっているなか、一方星見たちは別の視点で見ていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

「たぁー!」ブォン!!

 

「ふっ!」キィィンッ!!

 

幼い姿の剣の攻撃を幼い星見が剣で受け止め、弾く。

 

「たぁっ!」スッスッ!!

 

「っ!」キンキンッ!!

 

畳みかけるように星見は剣で突きで攻撃するが、間一髪で防御できた。

 

「はあっ!」ズオォォンッ!!

 

「うぅ!」ギギギッ....

 

さっきより強い突きで吹っ飛ばしたが、持ち堪える剣。

 

「っ!てやぁぁっ!」ブォンッ!!

 

「むっ!」キィィンッ!!

 

その後、飛んで星見に目掛けて、剣を振るうが防御される。

 

「てりゃりゃりゃ!」キンキンッ

 

「むむむむっ....」キンキンッ

 

間髪を容れず攻撃続ける剣に後ろに下がりながら防御し続ける星見.....ふと、二人はこう思っていた。

 

(楽しい....やっぱり弟とこうして試合するのは.....)

 

(楽しいさ....けど姉貴に勝ちたいさ!)

 

 

ギィィィィィンっ!!

 

 

「『......』」カチカチカチ.....

 

 

あの日の思い出に浸りながらも―――今、つばぜり合いが発生する。

 

キィィィンッ!

 

お互いに吹きとばされると、剣は鞘に納め、構えをとる。

 

「っ!.....」スッ

 

それを見た星見も剣を鞘に納め、構えをとる。

 

「『......』」

 

「ゴ....ゴクリ」

 

「ぎゃぁぁぁ落ちる落ちる!!」

「ハルマサー!大変だよナギ姉!」

 

お互いに無言で待つ。

 

バキッ!

 

ダッ!

 

ほぼ同時に駆け出し、叫ぶ。

 

 

 

「剣ぃぃぃぃぃっ!!」

 

 

『姉貴ぃぃぃぃぃっ!!』

 

 

 

 

 

バキィィィィィンッ! 

 

 

 

 

二つの剣が交わり、()()、弾き飛ばされる。

 

「『........』」

 

お互いに背を向け、動かないでいると....

 

 

ブシュッ!!

 

「....っ!」

 

「雅さん!?」

 

星見の肩が斬られて血が軽く噴き出した。

 

『......負けたのは―――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

―――俺か.....』

 

ザクッ!!

 

そう言うと、地面に刺さったのは、『妖刀 無尾』だった。

 

「妖刀が!?」

 

『.....これで俺の1919戦中、1919敗か.......』

 

「....そうだな....また私が勝ったな」

 

(いや戦いすぎでしょ!?)

 

『今回こそは.....勝ちたかったがな......』スッ

 

と、なんだか悲しそうな声を出しながらも、妖刀の元へ行き、鞘に納める。

 

『まずは、()()だ.....おめでとう、これで『妖刀 無尾』は認めるであろう....』スッ

 

「.....ああ」スッ

 

そう言い、剣は妖刀を渡すと、星見は受け取る。

 

「.....剣よ、お願いを言っていいか?」

 

敗者に拒否なし.....好きにしろ』

 

「そうか.....言うぞ―――」

 

「剣と一緒に剣の稽古がしたい、剣と一緒に家族と食卓に囲まれたい、剣と一緒にラーメンが食べたい、剣と一緒に修行がしたい、剣と一緒に観光したい、剣と一緒に友を語りたい――」

 

(((多っ......)))

 

星見は、今まで寂しかった感情が爆発したかのように涙を出しながらたっっっくさん言う。

――そして最後に剣に捕まえ震えながら言う。

 

「剣と一緒に.....母上と....新エリー都を.....回りたい......」グッ

 

『.....』

 

無言でずっと聞いていた剣は言う。

 

『.....あぁ、いいぞ』

 

「っ!....本当か?」

 

『あぁ本当だ』

 

「一緒に暮らせるのか?」

 

『暮らす』

 

「一緒に寝てくれるか?」

 

『寝る』

 

「一緒に....ご飯を食べてくれるか?」

 

『食う』

 

「一緒に....いてくれるか?」

 

『....あぁ――一緒にいるさ、死ぬまでな』

 

「.......」ウルウル....

 

「―――ああぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 

それを聞いた星見は、大声で叫びながら剣に抱き着き、涙を流した。

 

「ずっと....ずっと会いたかったっ!長年っ!ずっと!」ポロポロ

 

『あぁ....ほんとっっっっっっうに待たせたな......姉貴

 

「いや...もう....色々言いたいことあるけど.....よかったね」グズ...

 

「課長......」

 

「うう....うわーん!よったよぉぉぉぉ!」

 

「蒼角ちゃんさぁ....もうちょっと泣く音量さげれない?.....まぁめでたい事なんだけどさ」

 

と、他のメンバーだけでなく、この場にいたエージェント達も見送っていた。

すると、ふと、月城が思い出す。

 

「.....あれ?ちょっと待ってください.....今あなた、課長を姉貴と.....」

 

『ん?あぁ....そういや言ってなかったな.....俺は『星見 剣』―――『星見 雅』の実の弟だ

 

 

「弟....」

 

「課長のこれが....」

 

「弟.....?」

 

「課長の」

「これが....」

 

 

 

「「「「弟ぉぉぉぉぉぉっ!?」」」」

 

 

 

今世紀最大な事実にこの場にいた全員が驚くのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ところで何故皆はそんなにボロボロなんだ」

 

「「「「「あんたたちのせいだよ!!」」」」」




星見 剣
雅の弟にしてエーテリアス
母上にはとりあえず一つげんこつくらった
今は家族全員で新エリー都へ回っている
のちにホロウ六課に入ることとなる

星見 雅
剣の姉
やっと妖刀に認められたのと弟が帰ってきてテンションぶちあがり
とりあえずやりたいこといっぱいやる
弟紹介したら初見で腰抜かすのは確定
弟と一緒に戦うのはうれしいこの頃

Q.なんで妖刀使えんの?

A.さっき不完全に継承したから雅と剣、どっちも使える(先に継承したのは剣なので完全に力を発揮するのは剣である)

コラボへんの続きって見たい?

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