転生先はエーテリアス   作:YEX

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ver.2.5の情報
新ストーリー
『ウェェェェェィッ!!』

マルチイベント
『!?』

衣装無料とかキャラ調節
『!?!?』

照配布
『!?!?!?』

ポリクル1000個
『!?!?!?!?』

その他もろもろ
『多すぎるんじゃい!!』



大団円ではないけど....

side リン

 

遠目でイゾルデが爆散してるのを見えた.....やった、倒したんだね!―――なら後は....

 

「お前達を倒すだけだな?」

 

『ちっ...結局負けるのかよ』

 

『まぁいいさ...良い収穫もできたことだし...撤退するとしよう』

 

『へーい』ズズッ

 

っ!蜥蜴の仮面が何か操作すると、空間が出て来て逃げようとしてる!

 

「そうはさせん!」バッ!

 

『っ!』

 

バキィィっ!!

 

おおっ!師匠が咄嗟に駆け出し、ストラスに攻撃を与えた!そのせいで仮面が外れたけど.....えっ?

 

「っ!?...お前は....」

 

『.....』ズズッ

 

嘘、あの顔って.....お兄ちゃん?なんか髪色違うけど.....なんで?

―――そのことで、私は疑問という単語が脳を埋め尽くしていた。

 

 

side タンザナイト

 

爆発が起こった後、俺は気が抜けたか、その場で膝を着く。

 

『ゴホッゴホッ.....ハァ...ハァ....』

 

「騎士殿!」

『騎士君!』

 

そして、鬼火たちがこっちに駆け寄ってくる。

 

「....っ!騎士殿、後ろに!」

 

すると、オルペウスの顔が驚愕し、何かと後ろを振り返ると―――ボロボロで元の姿のイゾルデがいた。

 

『っ!....イゾルデ』

 

「この程度、今までのことに比べれば.....これしきの()().....」フラフラ...

 

そう言い、イゾルデは最後の力で、俺の方へ向かってくる。

 

「騎士殿!」ダッ

 

『.....』

 

「その弱さは―――命取りだ!」バッ

 

そう言い、イゾルデは拳銃を構える。

 

『やめろイゾルデ!!』

 

 

パァァァンッ!――――

 

「っ!」

 

『騎士君!!』

 

イゾルデは迷いなく、引き金を引いた.....オルペウスは俺に駆け寄り、ケガを見る。そして、カランと物が落ちる音が聞こえた、それは弾丸の薬莢ではなく――――

 

 

 

 

「....え?これって....」

 

『―――ディニー...だと?』

 

オルペウスが手を取ってマジマジとみると、それは正真正銘のディニーだった。イゾルデの持っているのを確認すると、ディニーガンが握られていた。

 

「....何故、私を攻撃しなかった?」

 

『.....お前はさっき、『痛み』といった....あの怪物になって痛いという感覚がなくなり、暴れていたお前が『痛み』と.....それは、()()()()()()()が戻っているということ。そして何より――――イゾルデ、お前には殺気がなかった

 

「....それだけか?たったそれだけで私は撃たないと確信したのか?たったそれだけの根拠で私を信じたのか?」

 

『ああ....今のお前は―――俺の知ってる、きりっとしたイゾルデになっていたからな

 

「....ふっ、よくもまあキザなセリフが言える....私はもう、戻れないさ」

 

『戻れるさ―――人が人である限り、何度でも

 

俺は確信したように伝えると、イゾルデは笑い始める。

 

「クッ―――はは...はははっ!.....負けたよ、何もかも」フラッ...

 

『おっと....』トスッ

 

「もっと早く....君のようなエーテリアスが居たら.....きっと.....変わってただろうな....」

 

今までの戦いで消耗したのか、糸がプツンと切れたようにイゾルデは倒れ、俺はそれを受け止める。

 

「すまない....本当に、すまない.....オルフェウス.....

 

『....それは、本人に直接言えよ』

 

そうして、イゾルデは気絶する。

 

「騎士殿....大丈夫でありますか?」

 

『ああ、なんとか』

 

『.....』

 

すると鬼火が無言でうつ向いていた。

 

『鬼火?』

 

『....すまない、騎士君。もし、お前が居なければ....さっきのことでイゾルデのことを信じていなかったら....今頃.....』

 

『おっと、ここでたらればの話は後にしてくれ。今はイゾルデも生きてるんだ、そういうのは色々は終わってからしろ』

 

『....そうだな、ありがとう騎士君』

 

「ふふ...ん?ああ!空が....」

 

オルペウスが上を見上げ、叫ぶと.....空が晴れ、さっきまでいた場所に戻って来た。

 

「あっタンザナイト!大丈夫、みんな無事!?」

 

『ああ、こっちはなんとか....だが騎士君が....』

 

『大丈夫、少し時間たてばだいぶ回復する....』

 

「ふっ、さすが私の弟子.....将来が楽しみな活躍だったぞ」

 

と、ワイワイとしていると、『Fairy』が何かを検知する。

 

[マスター、助手3号、付近に異常なエーテル波動信号を検出しました]

 

「異常なエーテル波動?」

 

「ミアズマの波動だな。敵意は感じないが.....」

 

「っ!これは....何?私と....共鳴してる....?」

 

リンが近づくと、ミアズマから幻覚か分からないが、人の亡霊が現れる。

 

『なんだあれ?』

 

「あれって....先生!?」

 

『マジで!?』

 

なんと、そこに現れたのは、リン達の先生と言われていた『カローレ』先生だった。

 

「カローレ先生!ミアズマが見せてる幻なの...?」

 

『リン...アキラ....リン―――』

 

『シャベッタァァァァァッ!?』

 

「そこ、うるさい」

『アハイ....』

 

『もう傍にいられないけれど.....二人の勇気と才能は、へ―リオスの誰にも負けないから....』

 

「これ....先生と離れ離れになった時...?」

 

『あなたとアキラで、へ―リオスの火種を.....』

 

「先生....」

 

『あなたの言う『始まりの主』とは....一体?』

 

おっと?なんか流れかわったな?

 

「....!『始まりの主』?先生....誰と話しているの?」

 

『『終域』への門は、零号ホロウにあるのね?声高に賛美するに足る秘密が、その向こうにあると?』

 

「讃頌会と先生...?」

 

『わかったわ....謁見の道を切り開きましょう』

 

と、なんと讃頌会と先生が手を組んだような会話をしていた。

 

「っ!嘘....先生が共犯のわけない!」

 

『その道の果てには....私が探しているものも....』

 

「先生は一体...何を探してたの....?どんな代償を払ってでも.....」

 

『どんな代償を....払ってでも.....』

 

「どんな罪を犯してでも.....」

 

『どんな罪を.....犯してでも.....』

 

「私たちを捨ててでも、追う必要があったの!?」

 

『私の旅が円満に終わる保証はないし、エリー都の向かう先が深淵か希望かも分からない.....でも...私は信じている.....あの子たちは....眩い『パエトーン』なのだから....』

 

そう言い、ミアズマに染まった幻が、霧散していった....讃頌会とミアズマ、先生の行方....数々の謎がまだホロウの中で複雑に絡み合っていた.....取り敢えず、ミアズマが引いたので、オボルス小隊と気絶しているイゾルデと共にホロウから撤退した。

 

―――

 

――

 

 

一週間後、衛非地区のオブスキュラは全て排除され、避難していた市民たちも徐々に衛非地区へ戻り始めた.....ああ、そういえば聞いたな、何やらストラスの顔がアキラに似ていたって――――もしかして、姉の方はリン顔ってオチじゃないよな?

 

「僕と『Fairy』でイアスが記録してくれたデータを使って、あの時の状況をシミュレーションしてみたけれど....残念なことに、先生の幻が出てきたときのホロウ環境を、VR空間で再現できなかったんだ。でも、あの時のエーテル波動を見るに、リンが持つ何かの特性がミアズマの反応を自発的に引き起こしたというのは、ほぼ間違いない」

 

「讃頌会と先生....」

 

「あの幻の仕組みはまだ分からないし....先生とそっくりなあの幻の声だって、本当に先生の言葉だったのかどうかも断定できない」

 

『あれ、でもなんかカローレ先生....別れの言葉的なこと言ってなかった?』

 

「ああ...あの幻のは確かに、僕たちが宣誓と離れ離れになった瞬間そのものだった。それでも僕は信じるよ、先生が讃頌会を選んだとしても、それはきっと理由が....」

 

その時、中庭から聞こえてきた福福先輩の声が会話を遮った。

 

「大変です!お弟子ちゃん!外にとっても怖そうな人たちが来てますっ!防衛軍の兵隊さん達ですぅ....!」

 

『防衛軍?』

 

「分かった、行くよタンザナイト!―――あっ間違えた、行くのよタンザナイト!

 

ええっオレェ!?こういうのって言い出しっぺがやるもんじゃないの!?』

 

と、俺を盾にしながら渋々行ってみると....そこにはオボルス小隊がいた。

 

『騎士君!プロキシ君!』

 

「騎士殿!プロキシ殿!お久しぶりであります」

 

『オルペウス!それに鬼火もトリガーたちも....元気してたか?』

 

そう言うと、オルペウスが困った反応をする。

 

「全然元気じゃありません!自分と『鬼火』隊長のデスクは、このところ書類の山に埋もれているのであります!何よりひどいのは、自分の分を処理し終えたら次は、『鬼火』隊長の分が待っていることでありますね...!」

 

『コ、コホン....同じデスクを共有してる以上、どっちがどっちの書類という線引きもできないだろうが!』

 

(そもそも鬼火ってペンすら持てないからじゃ?)

 

「いいニュースは、僕と二人の席が別なことだよ!」

 

おい言われてんぞ鬼火。

 

「その、もう一ついいニュースがあるんです。上から、我々の長期休暇が承認された通達がありまして...人道的な見地からと、事態は収束したという体にしたい狙いがあるようです」

 

『今回は、防衛軍の将校と、TOPSの上層部が絡む極めてややこしい事件だったわけだが....ようやく決着を見たと言えるな』

 

「旧都陥落時、『アガメムノン』小隊...つまり、『鬼火』隊長とイゾルデ大佐が所属していた小隊に何が起こったかが、徹底的に調査されたのであります」

 

『元防衛軍少将ロレンツはと、元ポーセルメックス共同CEOのルクロー...両者の間に行われた贈収賄の証拠が押され、二人の責任を追求することとなった』

 

『あの事件の真相もついに公開されるのか?...これで犠牲になった兵士たちも少しでも報われてほしいな....』

 

『まぁロレンツは生きていたから、色々と大変になるが....まあ、因果応報だな』

 

「防衛軍総司令部もここ数年で各勢力の癒着や不正に関与した上級将校を洗い出し、処分を進めているらしいであります。噂によると、市長からひと睨みされたそうとか....」

 

ははっロレンツザマぁ。

 

「そういえば、ポーセルメックスと讃頌会がめちゃくちゃしたせいで、結構な数の市民が被害に遭ったと思うけど....みんなは大丈夫なの?」

 

「被害を受けた市民たちは、療養センターに送られました。ポーセルメックスと讃頌会が不正に得た共同資産も、治安局の方で差し押さえたようであります」

 

『こうした成果のすべてが、今回の作戦における我々の活躍、そして....イゾルデ大佐が前に集めた情報のおかげだ。彼女がここ数年で関わって来た事件が、複雑の一言で片づけられるものではないとはいえ.....違法団体『讃頌会』の首領として、数えきれない過ちを犯してきたことに変わりわない』

 

そうだな....イゾルデは憎しみが動機で動いてたもんな.....

 

『ふん―――あの独りよがりな間抜けが、身に余る怒りや孤独を抱え込んだ結果が、取り返しのつかない過ちの数々だ。当然だろう?』

 

「そういう『鬼火』隊長だって!いつも一人でイライラしたり、突っ走ったりするのであります!」

 

『おい、言われてんぞ』

 

『あのな、私は....!』

 

「『鬼火』隊長、プロキシ殿達で誓ってください!大佐のように、1人で何もかも抱え込んだりしないと!」

 

『...ちっ、約束してやるさ。プロキシ君達が証人でいいだろう?』

 

と、鬼火が舌打ちしつつ、1人で突っ走らないと誓いの宣言をした。

 

「絶対でありますよっ!もし破ったら、ピンク色のホルスターで反省してもらいますから!」

 

「それはそうと、あの時のオボルス小隊はやっぱり命令違反ってことになっちゃったんだよね.....?法廷に立てとか言われなかった?」

 

「自分たちは良い事をしたのでありますから、罰を受ける道理なんてないであります!」

 

『オルペウス....オボルス小隊はあの時、軍隊にあってはならない逸脱をした。それは確かだ。だが、讃頌会を殲滅し、市民を守った功績から、軍は我々に勲章を授与してくれた』

 

まっ結果オーライなら良かった良かった.....あっそうだ。

 

『そう言えば、イゾルデはあの後どうなるんだ?』

 

『前にも言ったが....イゾルデは違法団体『讃頌会』の首領として、数えきれない過ちを犯してきた....その罪は重い―――だが....』

 

「いつか必ず、その罪を償い、また私たちと共に歩けるよう私たちは信じてます!」

 

~~~~~

 

NOside

 

治安局 面会室

 

『......』

 

イゾルデとオルペウス達の透明な板の間で見つめ合っていた。

――その沈黙に最初に動いたのは、鬼火だった。

 

『イゾルデ....これだけのことを、何故私に言わなかったんだ』

 

「それが....キミがオルフェウスだからだ。私のオルフェウス、君はもう十分すぎるほど失くした。戦友、体、歩むべきだった人生....全てを

 

『イゾルデ....』

 

「これだけのものを失った君には、もう何も背負わせたくなかった」

 

『だが....私がもっと早く知っていれば....』

 

「どのみち手遅れだったんだ、オルフェウス....私の手はもう....血と過ちに染まってしまった」

 

『わかってる....お前の過ちは、私も一緒に償ってみせる

 

「じ、じぶんも!」

 

「オルペウス?」

 

「自分も...『鬼火』隊長の傍で、一緒にイゾルデ大佐の過ちを償うのであります!『鬼火』隊長が、怒りや孤独、やるせなさで道を誤らないよう....努めます!」

 

「『もう二度と....戦友を失うなんてご免です!』」

 

「―――!?」

 

イゾルデはオルペウスの姿がオルフェウスと被るような錯覚を目の当たりにする。

 

「....君が私と同じ苦しみをかかえていることは分かっている。だが.....君は本当に幸福なんだ。オルペウスは良い子だ。彼女を.....若かりし頃の自分自身を、失望させるな。『鬼火』....いや、オルフェウス

 

『しないさ、イゾルデ』

 

「信じるよ....失望させたのは、私のほうだったな....ああ....久しぶりだな、『オルフェウス』。ずっと、会いたかった....どうか....私を許してくれ」

 

『....許すよ、イゾルデ』

 

イゾルデの静かに泣き崩れる姿を鬼火はそっと呟くのであった。

 

~~~~~~

 

side タンザナイト

 

『そうか....大団円ってわけじゃないが....一件落着かな?』

 

『うむ。プロキシ君の恩師―――カローレ・アルナという人物に関しては、私も軍の中で、情報を追っていくつもりだ』

 

「プロキシ殿がその方を信じているというのなら、自分たちも、それに倣うであります!」

 

『さてと。衛非地区に来てからこのかた、作戦に次ぐ作戦で、観光の余裕なんぞなかったが....上から纏まった休暇が貰えた以上、隊員たちとしばらく澄輝坪で羽を伸ばすつもりだ』

 

「えへへ!みんなでバカンスでありますねっ!」

 

『それじゃ、またな!』

 

「またお会いしましょうであります、プロキシ殿、騎士殿!」

 

『おう、またな鬼火、オルペウス!』

 

こうして、俺達は讃頌会の企みをまた一つ阻止することができた....そう言えば、兄弟子見ていないけど....あの後は大丈夫か?心配だな....

 

 

 

 

 

 

 

NOside

 

イゾルデと共に出て行った夜、ホロウのある一角にて....

 

「『司教』が堕ちてしまったわね」

 

「なぜでしょう、それなのにあなたは少しも悲しんでいない。明日は我が身とは思はないのですか?」

 

「悲しむ?たいして敬虔でもなかった『司教』様のために?『司教』と言ったって、所詮は肩書だもの....受け継がれていく力にとっての印に過ぎないわ」

 

「今あなたの左手にある力が、そうだと....?」

 

「ええ、これこそ、始まりの主がくださった恩寵」

 

サラの手には讃頌会のマークが禍々しく刻み込まれる。

 

「その権威を代行できる栄誉が....ついに私のものになったわ」

 

「『始まりの主』....そんなものが本当に存在すると、あなたは信じているのですか?」

 

「その目で見たものが、何よりの証左ではないかしら?」

 

「それは....イゾルデ大佐が行使していたあの方は....およそ、凡人の手には届かないところにあるものでした」

 

「あなたが信徒なんかじゃないのは知ってるわ。でも考えてみて?イゾルデのような敬虔さに欠ける人間でも、『始まりの主』が下さった恩寵を享受できた....たとえ凡人だろうと、偉業の成就に尽力するのなら、あの方は惜しみなく力をお貸しくださるわ。貴方の『望み』も、きっと叶う....」

 

「僕の....『望み』....」

 

釈淵の目に浮かぶのは、()()()()()()()が映っていた....




シーズン2の三章、これにて完!

続いてはあのエーテリアス好きのやべー奴がきますよ
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