『グゥアー....ん?』
ターコイズは暇がてらホロウ内で散歩をしていた....すると、何処からか声が聞こえた。
ターコイズは急いで向かうと、そこには多数のエーテリアスがおばあさんを襲っていた。
「ひぇぇ....」
『Grrr....っ!』
『グゥァッ!!』ドシンッ!
颯爽と現れたターコイズは、次々にその場にいたエーテリアスを倒す。
『グゥア!』バシィンッ!
『Gyaa!?』
『グルゥア!』バシュバシュ!!
『Gyaa!?』
「おぉ....これはすごい.....」
ひっかき攻撃、エーテルエネルギーの射出攻撃など駆使し、多数のエーテリアスを倒しきる。
『グルル....クゥゥン』スタッ
倒しきったターコイズはおばあさんの前に立ち、お座りして目線を合わせる。
「まぁ....何て利口なエーテリアスがいたもんだ...生まれて初めてだよ、あんたのようなエーテリアスは....」
『バウッ!』
「そうだ!助けたお礼にこれをあげるわ」
『バウ?』
そう言い、おばあさんはターコイズに何かチケットのようなものを貰う。
「これは以前偶々、通りかかった時に買った
『ば...バウゥ...』
と、おばあさんの熱意にターコイズは若干引く。
「長く生きていたら、あれはただの熱なんかじゃないってわかるさ!あれはきっと、
熱く語るおばあさんをどうせ当たらねぇよとターコイズは軽く流し、おばあさんをホロウの外へと出し、ニコたちのところへ戻っていった。
~~~~
『ガウ』
「あっ、お帰り~ターコイズ。散歩にいってたのかにゃ~?」
と、帰ってきたターコイズに猫又は聞くと、ターコイズは宝くじを渡す。
「ん?にゃんだこれ?....これは、宝くじかにゃ?」
「宝くじ?...それって拾い物なの?」
『ガウゥ....』
「違う....っとことは人から貰ったの?」
『バウ!』
ターコイズはこの宝くじは人から貰った物だと伝える。
「恐らく、ターコイズが散歩してるときに襲われとる人を助けたときに貰ったのね」
「にしても宝くじかにゃ....何とも
「でも所詮は宝くじよ....そうそう簡単に当たるわけないじゃない」
「でもこれ、期限はまだ切れてないし....試しに確認してみたらいいんじゃにゃいか?」
「えぇ...まぁいいわ、どうせ無駄になるけど」
と、ニコが言い、ターコイズが貰った宝くじを確認する。
「番号は....『114514』、さーてあるかにゃ.....」
『ガウ』
「宝くじってこういうときワクワクするよな!」
「けど当たったとしてもどうせ数千ディニーぐらいでしょ?...まぁそれはそれでラッキーだけど」
猫又は雑誌の宝くじの番号を確認する。
「114514....114514...11──ん?」
すると、猫又は今持っている宝くじと同じ番号を見つける。
「114514....『チラッ』114514...『チラッ』114514ッ───」
そういいながら、猫又は当選金額を見る。
「───っ」
「どうしたの猫又?当たったの?」
何故か震えている猫又をアンビーは当たったか聞いてくる。
「あっ...当たったぞ....」プルプル
「そう、でも大した金額じゃないでしょ?」
「.....400」
「ほら、400ディニーでしょ?」
「万....」
「──えっ?」
「当選金額──400万ディニーが当たったにゃ!!」
「「「『 』」」」
「「「えぇぇぇぇぇぇえっ!?!?」」」
と、まさか万単位でディニーが当たったことに四人は最高潮に驚いた。
「待って待って待って待って!!??───落ち着きましょう、一旦落ち着きましょう!!」
「おっ、おうおう!ニコ親分!?」
「まさか本当に当たったとは...思いもしなかったにゃ」
『バウバウバウ!!』バンバン
「見て、ターコイズが見たことない動きしてるわ」
「落ち着きなさい!」
数分後──
「ふぅ───いい?この宝くじは正式に
「「「『うん(ガウ)』」」」
「スゥー....よ、400万ディニー....ただの紙なのに何故か重いわ....」
「なっなぁ...一つ思ったけどよ」
「何よビリー」
「その宝くじ....当たったのはいいが、分け前はどうするんだ?」
「「「『!!』」」」
ビリーの一言で空気が変わった。
「そっ...それは...その....」
「...ここはやっぱり、
先陣切って言ったのは、アンビーであった。
「ターコイズが最初にもらったから、それを決める権利はあるわ」
「うぐ....それはそうかもしんないけど....」
『ぐぅー....』
ターコイズは唸ると...尻尾を器用に使って、紙に書く。
「何々?....っ!」
そこには、『きっちり、4等分』と書かれていた。
「4等分?....今五人いるから一人は貰えないってことになるにゃ?」
「...それで、誰が貰うの?」
『ぐぅ』スッ
「っ!...私?」
ターコイズは尻尾でアンビーを指す。
スッ
「うにゃ?あたしか?」
スッ
「おっ?俺もか!」
スッ
「とっ当然私よね!....ってちょっと待ちなさい!ターコイズ、あんた...」
そう、ターコイズはニコ達四人に、400万を等分するのにしたのだ!
「いいのかよ?ワン公が持ってきたのに....」
すると、尻尾を使い、書き始めると...それには『そんなことより、もっと良い奴が食いたい』と書かれていた。
「ターコイズ....良いわ!今日は大盤振る舞いよ!!早速この宝くじを換金して、高級料理を食べるわよ!!」
「「「おー!!」」」『バウッ!』
そう言うと、ニコは早速宝くじを換金するためにでかけるのであった。
~~~~
『Random Play』
「....それで、どうしたの?」
リンがターコイズにあののことをきく。
そこには『皆、趣味に注ぎ込んでしまって、もう空っぽだよ....』と書かれ、ターコイズは欠伸する。
「あはは...やっぱり?」
と、苦笑いするリンだった。
「にしても宝くじか....なんと言う幸運だろうか...」
「招き猫ならぬ『招き犬』だね!」
「犬...と言うよりかエーテリアスだけどね」
アキラがそう言うと、ハハハと、三人は笑うのであった。
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