いつものエーテリアス化してます
「ブレイド!」
「ん?」
黒髪で長髪の小さい女の子が同じく黒髪で短髪の男の子に声をかける。
「どうしたの?アストラねーちゃん?」
「えへへ...これ!」
アストラと呼ばれた女の子が小さい箱を渡す。
「今日はブレイドの誕生日だから....開けてみて!」
「なになに?」パカッ
ブレイドが箱を開けると....それはシンプルなシルバーの指輪だった。
「わぁ~...綺麗」
「ふふっ....」
「ありがとう!アストラねーちゃん!ずっと....ずぅーと大切に持っておくね!」
ブレイドはその指輪を手に取り、にこやかに笑った。
ホロウ災害発生から24時間後――ウルカヌスとヤヌス区の境目
(.......うん?)
ブレイドはふと目が覚めると、そこは黒い鉱石がいたるところにある場所だった。
(どこだここ....俺は.....っ!そうだアストラねーちゃん....ねーちゃんはどこだ!)
ブレイドは急いで走ろうとするが、うまく歩けなく
(くっそ...なんだ?うまく歩けない.....)ヨロッ...ヨロッ....
それもそのはず....気づいていないが、ブレイドは今の姿が人間ではなく、
そして、そのうちの一本の足に、
「才能があるのね一度聴いただけで覚えるなんて....」
その頃、1人の調査員が震えてステッキを握るアストラを脱出する準備をしていた。
それを落ち着かせるために話しかけている真っ最中だった。
「よく、私が泣いていると、姉が歌ってくれたの.....中々覚えれなくて.....でも覚えておいてよかった」
そう言い、アストラの涙を拭う。
「落ち着いてきた?」
「うん....ありがとう」
「ふふっ....司令部、こちら失踪リストの女の子――アストラを発見。エーテル侵蝕症状なし、救助入口九番の下に到着。安全帯がもう一つ必要....他の隊員は引き続き失踪者を捜査中....」
「了解、手配する!」
と、冷静に司令部に今の状況を伝える。
「走れ!追って来たぞ!」
バタバタっ!
「早くドアを閉めろ!」
「鉄のフェンスか何かないか!」
すると、二人の調査員が入ってきて、扉を閉め、抑える。
「隊長、子供を脱出させないと!」
「どういうこと!?みんなは?」
「全員外に....うわぁぁぁぁっ!?」ズボッ
エーテリアスの手が扉を貫通させる。
「フェンスを!」
「こちら、エーテリアスと遭遇!救助入口九番に閉じ込められた!緊急撤退を要請!」
ドンドンと赤く光る結晶がいたるところに生えて、状況が著しく侵蝕していく。
「エーテリアスが増えている!」
「救助チームが向かった、一分で着く!」
「一分も持たないぞ!」
『GYAAAAAA!!』
「隊長!俺の安全帯を!」
「ここは死守します!」
「....お父さん.....お母さん.....ブレイド....」
落ち着いてきたアストラは、再びの危機に不安で涙があふれ、押しつぶされそうになっていると――どこからかヘルメットが被せられる。
「アストラちゃん掴んで、大丈夫、さっきのお歌覚えてる?」
「うん....じゃあ一緒に歌お.....」
「しーっ....アストラちゃんが歌って」
と、調査員はアストラが歌うことを望むと、アストラが歌い始める。
「―――La~♪LaLaLa~♪」
「救助隊、こちらに入口に到着、今から救助ロープを.....」
「子供が先だ!」
「La~♪La~♪」
「こちら救助隊隊長、投下をやめて.....緑のロープを回収してオーバー」
そうして、アストラは上に引っ張られ、その拍子に、ステッキを落としてしまう.....
「もし....もし生き延びたら、この歌を私の......」
そこで、通信は終わった.....
「ごめん....ごめんね.....ごめんなさい」
アストラは、回収するロープに引っ張られながら、懺悔の歌を歌い続ける。
「お姉さん....」
回収されたアストラは調査員に保護されていた。
「早く失踪者を....」
「?....待て、なんか聞こえないか?」
すると、その音は、アストラが回収した入口から聞こえる。
「段々大きくなってないか?」
「おいおい....勘弁してくれよ!?」
ガツッ!!
「「「「!?」」」」
一本の鋭い足が、入口に現れ、出てきたのは、
「えっ...エーテリアスだぁ!!」
「うそだろ!?ここまで来るのか!」
「...いやちょっと待て!なんか様子がおかしいぞ!」
1人の調査員が止めると、アルラウネのつぼみが開きだし、何かを吐き出してきた。
ドペッ!!
「っ.....ああっ.....!」
「ううっ....なんか生暖かった...」
「い...生きてる?」
「たっ....助かった...のか?」
そこに吐き出されたのは.....アストラを逃がすために、犠牲になろうとしていた調査員三名であった。
「これは...一体....」
「えっ...ええと....何て言ったらいいかしら....」
それはアストラを回収した後の時に遡る。
~~~~
「も...もう駄目だ!!」
調査員が扉を抑えれず、破壊され、エーテリアスが襲い掛かってきた。
ズボッ!!
「.....ああ?」
エーテリアスの攻撃は届かなかった....何故ならその前に後ろからぶっ刺したアルラウネの姿があった。
「エーテリアスが....」
「エーテリアスを倒してる!?」
すると、アルラウネは一体のエーテリアスを倒すと、残りのエーテリアスを数分も経たずに全部倒した。
(......アストラねーちゃんの歌声が聞こえたから急いで来てみたけど.....間一髪だったね.....にしても)
するとアルラウネ――もといブレイドは、自分の体を見る。
(....まさか、自分がアルラウネになるなんて....どうせならもうちょっとカッコいい姿にしてよ...*1)
「「「......」」」
あっけに取られている三人は、冷静になる。
「と...取り敢えず、連絡を....駄目、こわれてる」
「幸い、脱出の梯子があるが.....」
(.....あっそうだ)
すると、ブレイドは調査員に近づく。
「うおっ!?近づいてきた!?」
「なっ....なんだ?」
パカッ
(俺が上まで運んであげる)
ブレイドはつぼみを開いて、調査員に訴えかける。
「開いた....」
「....まさかとは思うけど.....その中に入れってこと?」
(うん)
「マジで!?」
と、頷くブレイドに流石に驚く調査員であった。
「いやいや!流石に嫌ですよ!気持ち悪いし!」
(が――んっ!!)
シュン....
と、気持ち悪発言で遠くで落ち込むブレイド。
「....おい」
「流石に....助けてもらった人...人?にそれは....」
「ご....ごめん」
その様子に調査員は流石に罪悪感が湧いた。
「あー....わかったわかった....入るから....それでいいんだろ?」
(や っ た ぜ)
そう言い、ブレイドはつぼみを開き、調査員三人を包み込み、剣は上へと運びだしたのであった。
~~~~
「....という感じで」
「....にわかに信じがたいが.....今もこうしているのが証拠....頭が痛むな」
「.....っ!」
すると、アストラはブレイドの足にはまっている指輪に気付く。
「...嘘っ」ヨロッ...
「アストラちゃん?」
「間違いない....」
「まっ...待て!いくら危険性が少ないとはいえ、あぶないぞ!?」
アストラは震える足で、駆け寄り、剣の体に抱き着く。
「その指輪....間違いない―――貴方なのね、ブレイド.....」ポロポロ...
(アストラねーちゃん....)
抱き着くアストラをブレイドは一本の足で優しく包むこんだ。
「ブレイド.....まさか!失踪した人!?」
「アストラちゃん....そのブレイドってどんな関係なの?」
「ブレイドは....私の弟なの」
「「「「「おっ....弟ォォォォ!?」」」」」
この場にいたメンバーが誰しもが驚いていた。
しばらくして.....
「アストラさんホロウ災害チャリティーコンサートのためにずいぶん準備されたそうですが....今日のファンたちは幸せですね~」
「私の歌声で、みんなの傷を癒せればって....」
「ニューアルバムもリリースされましたが....」
「宣伝に来たんじゃないわ」
「えっ?」
「あの時の約束を果たしに来たのよ」
アストラの目の前に広がるのは....ファンの人たちの他に調査員の家族たちがいたのであった。
「......」
『......』
そして、弟....ブレイドもコンサートの観客席で見守っていた。
(あの時....後悔も悲しみも不安もあったけど....けど今だけは、勇気を出すから―――見てて...今の私を)
その思いを胸に込めて、アストラは歌った。
ブレイド・ヤオ
転生したらアストラの弟になってた人(のちにエーテリアス化)
高濃度のエーテルで戦う。最近触手で器用に使えるようになった。
喋ることが出来ないのが不便だなと感じている。アストラから貰った指輪を付けている。
アストラ・ヤオ
ブレイドの姉、自分だけ助かってしまったことに罪悪感など押しつぶれていたが、ブレイドが調査員たちを救ったので、メンタルは原作よりマシ。
けど弟がエーテリアスになっていたことについてはまだ心が痛む
コラボへんの続きって見たい?
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見たい!
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別にいい