転生先はエーテリアス   作:YEX

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あっちょっと書き方変わってます……


悪夢のフクロウ

NOside

 

オルカとタンザナイト達が戦闘している中……ストラス、釈淵、サラの三人は頂上で計画を実行していた。

 

『これで……すべての鍵は揃った――違うか、サラ?』

「ええ……壮大なる『降臨』が、今まさに上がろうとしている」

「……」

「妹の枷を取り除き、貴方の望みを叶える……仲間を捨てて私と来たのは、このためだったんでしょう?」

「サラ……あなたたちは一体、何をするつもりなんですか……?」

 

するとサラは可笑しく笑うように答える。

 

「何をするつもりか?最初から最後まで、何も変わってないわ――時は満ちた、万象が源へと還るときが。さぁ来なさい……答えと救いを求め彷徨うすべての者たちよ。定められた運命を受け入れましょう!」

『……くくっ』

 

サラはもはや、彼をみようとせず、両手を高く掲げて、魂を刺し貫くかのような難解かつ神秘的な詠唱を口にし始めた―――

 

「志尊たる始まりの主よ……其の祝福と啓示を受け、此処に穢れしものを供物として捧げましょう……どうか、背信者の誓言、復讐者の狂気、冒涜者の吟唱、悼亡者の慟哭、其の全てを滅し、我ら敬虔なる塵芥の悲願を聞き給え」

 

その瞬間、サラの目の前に光が立つ。

そのままサラは続く―――

 

「謹んで我が主に請う、心理の形をとり、混沌なる人の世に顕現せよ。謹んで我が主に請う、永遠に揺るがぬ権威を似て、万有の秩序を再創せよ――」

『―――っ!』

 

すると、サラの耳に誰かの声が聞こえた。

 

『サラ、我が最も忠実なる僕よ。お前はついに降臨の地を見出したり……世の残滓を捨て、生と死を越え、輝きと退廃、快楽と苦痛、一切はやがて我へと帰る……』

 

『ほうこれが……『始まりの主』―――聞いていた割には中々シュールなものだな』

「輝かしい光に見えて、異様な寒気を感じる……この不吉な穢れを祓えるかは、僕の一撃しだい……加減はしない。瞬光たちがまだ深く関わっていないうちに全てを終わらせる!」

 

そう言うと、釈淵がオーラを纏い、構えを取る。

 

「はぁっ――!!」ゴゴゴゴ……

『ふっ……』

「ずっと隠していたのに、やっぱり牙を剥くのね?」

「退きなさい!」

『っ……』

 

――ズギャカァァァァンッ!!

 

釈淵の攻撃が、ストラスの火炎を纏う攻撃により弾かれる。

 

「なっ……!」

「ふふっ……」

『―――フッ……』

 

――ズブッ!

 

「!?」

「……えっ――ゴフッ」

 

次の瞬間、ストラスはサラの心臓を突き刺した。

 

「な……んで……」

『――私は元々、その力が欲しかったのだ。それだけだ』

 

ストラスは仮面を脱ぎ捨て、倒れるサラを気にもしないで高らかに笑うように宣言する。

 

『さぁ『始まりの主』よ!!今ここに予言が成し遂げた!この私を受け入れるのだ―――!!』

「ま、マズい!」

『今、ここに、私と!一つになるのだ!!―――』

 

 

ドコォォォォォンッ!!

 

 

その瞬間、爆炎がストラスを包んだ。そして、その爆風は釈淵を吹き飛ばした。

 

「うぐあぁぁっ!?」

 

釈淵が吹き飛ばされながらも辺りを見渡す……そこは、ドス黒い炎が取り囲むように延々と燃えていた。

 

「くっ……!何だこの炎……吸うだけで気を失いそうだ……っ!」

 

『―――っ』

 

その時、釈淵が見たのは、()()()()()()()が目の前にいた。

 

「こ、これが……『始まりの主』だとでも言うのか……!」

『……!』ボッ!

「!?」

 

―――カッ、ドコォォンッ!!

 

「ぐあぁぁっ!?」

 

小さめの火球を放たれると、釈淵は防御するが、触れた途端、身長の倍ほどの爆発が起こり、吹き飛ばされる。

 

「な……なんだこの威力……!尋常な程はない……はっ!」

『……』

「くっ……瞬光!」

 

―――

 

side タンザナイト

 

オルカとの対決は激戦を迎えていた……!

 

『『剣銃(ソードン)』!』ドドドンッ!

『『牙銃(ががん)』』ガガガっ!

 

――ドガガガガッ!

 

『くっそ、一秒でも先行きたいのに!』

『やらせねーよ、馬鹿め』

「中々手強いですね……!」

 

と、オルカ達に攻めあぐねていると……突然頂上が爆発する。

 

『……っ!』

「な、なに?」

『……あれは』

『来たようだね』

 

来た?一体何が……

 

――ドスンッ!

 

『!!』

 

すると、誰かが落ちてくる……!あ、あの姿は!?なんか色々変わっているけど、釈淵!釈淵じゃねぇか!?

 

「嘘……お兄ちゃん!」

「うぐ……瞬光?何故……ここに……」

「しっかりして!何があったの!」

 

深刻なダメージだろう、喋るのがやっとな釈淵が用件だけ伝える。

 

「何故、瞬光がここにいるのかは今はいい……取り敢えず、逃げろ……!や、奴が来るっ!」

「や、奴って?」

『……っ!』

 

すると、上から黒い炎が上空から現れる。

な、なんだありゃあ!?

 

「何あの炎!?」

「分からないけど……凄いエーテル活性!?」

『なんなんだよ……あれは……!』

 

―――バサッ!!

 

炎が広がると、姿を現す……

尾の部分が二つの蛇になっており、右目がエーテリアスのコアのようなものになって、左目が黄色く光っており、ところどころ翼や体が燃えている部分がある赤黒い巨大なフクロウがいた。

 

 

【挿絵表示】

 

 

『……ストラス』

『……うん、『始まりの主』との波長を確認……予定通りだね』

「始まりの……主!?あれが!?」

 

『―――キェアアアアッ!!』

 

あの姿が……ストラスだってのか!?随分とイメチェンしたなぁおい!?

 

「……あなたがどんな人か知らないけど……私の―――お兄ちゃんを傷つけた貴方は、絶対に許さないから!」

『ああ……なんとしても止めるぞ!』

「うむ!」

「なんかやばい雰囲気醸してますが……」

 

瞬光はそう言うと、各々方、構えをとり、戦闘態勢に入り、巨大なフクロウ化としたストラスを睨みつける……!

 

『―――ギェアアアアッ!!』




ねじれポイント
ボスが釈淵じゃなくて、ストラス

ストラス・テュポン
始まりの主の力を取り込んだ姿
赤黒い巨大なフクロウで尾の部分が二つの蛇になっており、そこから火炎系ビームを出す
目が黄色く光っており、ところどころ燃えている部分がある
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