転生先はエーテリアス   作:YEX

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ver.3.0クリアした~
ボリューム多い……多すぎる……まだ色々と理解が追い付いてねぇ……

てか何なんだよあのでかい奴……モンハンの世界からきてない?


あともうちょっと……

side タンザナイト

 

さっそく、見張り台へ向かおうとした時、瞬光さんが、青溟剣が反応したと言っていたので、何か瞬光さんが思い付くと、一瞬にして下にいた俺たちが、見張り台の所まで瞬間移動した。

 

『えっ?……うぉっ!?いつのまに!?』

「すごい……私もびっくりしちゃった……ここの異変と関係があるのかな?」

『本当、青溟剣とこのエリアには何らかのつながりがあるな……』

 

そう言いながら、辺りを見渡してみると……瞬光さんが何かを見つける。

 

「あ……お兄ちゃん!お兄ちゃんがいる!」

『本当だ!……いや、でもあそこに照さんがエーテリアスに……!』

「エーテリアスの群れにどんどん追い詰められてる……!このままじゃ危ないわよ!でもそれだとお兄ちゃんが……!」

『どうする瞬光さん。この距離なら、難なく行けるが……』

 

俺がそう言うと、瞬光さんは目を瞑り、少し考えた後、迷いがない感じに口を開いた。

 

「――決めた!私、やっぱり先に照さんを助けるわ!お兄ちゃんは……少なくとも無事でいるって分かったから。それに、貴方がいてくれるなら、きっとまたチャンスがあるわよね!」

『瞬光さん……』

「目の前で仲間が襲われてるなら、黙ってられないわ!」

『……!ああ、そうだな!じゃあ早く照さんを助けに行くぞ!』

 

―――

 

――

 

 

―――ブロロロロッ!

 

「凄いタンザナイト……こんなこともできるのね!」

「いくつかエーテリアスを見てきたけど、こんな芸当ができるのは君ぐらいしかいないね……」

『そりゃどうも』

 

俺は今、片腕をヘリコプターの羽に変形しつつ、空中で少しずつ降下している。

ちなみにもう片方で瞬光さんを掴んでいて、瞬光さんはロックスプリングを持っている感じだ。

……おっ、あそこに照さんがいたぞ。エーテリアス達もいるな……よし!

 

『『機関銃足(ガトリングレッグ)』……!』*1ガチッ……!

 

足首にガトリング砲を生成して、狙いを定め、エーテリアス達にぶちまける。

 

――ガガガガガガッ!!

 

「っ!……ん?」

『おーい!無事か!』ブルルルルッ……

 

と、着地した後、みんなで照さんの所へ向かう。

 

「もしかして……ザオちゃんをわざわざ助けに来てくれたの?」

「うん……見張り台から、エーテリアスに囲まれているのが見えたから、さい、来ちゃった……!」

『実は釈淵を見つけたけど、瞬光さんは追いかけるよりも、照さんとこに駆け付けるのを選んだんだよ』

『……』

 

そう言うと、照さんはふと、何かを考え込む。

 

「だから、別に助けてもらう必要なかったのに~……まあいっか。調査を手伝ってくれるって約束だもんね?みんながちゃあんと、約束を守ってくれる人ってことには、ザオちゃん一安心かな。ところで、このボンプちゃんは……?」

「あっ!この子はね、ロックスプリングっていうのよ。故障のせいで、ずっとここから出られないでいたみたいなの」

「こんにちは、照さん。僕はこの辺りに詳しいから、君達の力になれるかもしれない。その代わり、僕をこのホロウから連れ出してほしいんだ」

「こんな危なっかしい場所で、ちっこいボンプが一匹でいるのお……?度胸があるねえ」

「それほどでも。確かに、僕は一般的なボンプよりも戦闘に関する資質が優れているんだ。故障してもなお、記憶モジュール及びコアとなるコードには、かつての戦いが全て刻まれてる。だからきっと、危険な場所でも稼働し続けられるんだろう」

「ふむふむ、もっともな答えだね。()()()()()()()()()()()気もするけど」

 

?……それどういう――

 

「まあ、土地勘のあるコがいるのは助かるし、お断りする理由もないねえ。じゃあ、オシゴトのお話。この辺りを調べたんだけど、異常なミアズマがどっちゃりあるの」

「やっぱり照さんもそう感じた?私も言おうと思ったんだけど……ここのエーテリアス、何だか妙なミアズマを纏ってるの。以前よりもずっと暗くて、不気味っていうか……きっとそれが、あなた達の言っていた異常なミアズマなのね?何かしたいけど、実体がないんじゃ……」

 

ん~……あ、そういえば、ロックスプリングが言っていたことを思い出した。

 

『そういえば、確かあの白い花に異常なミアズマが付着すると、()()()()って言っていたな……』

「ふーん……そういうことね」

「何か気付いたの?」

「このボンプちゃんの言ってたことがホントだったら、変異したお花を探した方がよさそうだねえ。ひょっとしたら、具現化したミアズマが見つかって、ホロウが拡張してる原因を突き止められるかも……それに、ザオちゃんの直感なんだけど、異常なミアズマは『始まりの主』とも関係ある気がするんだよねえ」

「それって……サラが言ってた……?」

「あくまで仮説だけどねえ。証明するには、もっと証拠を集めないと……取り敢えず、異常なミアズマにあてられて、変異しちゃった白いお花を探して見よっか。変異のことを抜きにしても、充分変だもん」

『そうだな……それにその花、最近……えっと……どっかに生えていたしな』

「うん、澄輝坪に生えていたわね……どうしたのタンザナイト?歯切れが悪かったような……」

『え……いや、気にすんな。それより―――来るぞ』

 

後ろを振り返ってみると、そこにはエーテリアスの大群が現れる。

 

「エーテリアス!」

「ふーん……じゃあちゃっちゃと片付けちゃお~」

 

……ん?ちょっと待てよ……なんかこいつらの体、変だぞ?

 

『おい、あのエーテリアス……なんか妙な感じがするぞ』

「っ!このエーテリアス達から、異常なミアズマの匂いがする!青溟剣も……共鳴してるわ!」

 

確かに……なんだか、体が妙に反応するような……

 

「人探しに来たんでしょ?お兄ちゃんのことはもういいの~?」

「お兄ちゃんは無事だってわかってるし、今はこっちをなんとかしなきゃ」

『そういうことだ―――行くぜ……っ!』

 

―――ブロロッ!……ガガガガガッ!!

 

右腕をヘリコプターの羽に変化させ、その羽をブーメランのように回転して飛ばし、エーテリアス達を切り飛ばす。

 

「わーお!100点!」

「すごいわ……なんていうか、曲芸って感じね!」

『どうも』

 

そう言いながら、数分でエーテリアス達を倒した後、瞬光さんは呟く。

 

「青溟剣の導きを感じる……まずはエーテリアスが現れた咆哮に行きましょ」

「にしても……君、か弱いお姫様じゃなかったんだあ……思ってたよりしっかりしてるね」

「えっは照、ありが……とう?」

『……取り敢えず先へいくぞ』

 

そうして、道なりの奥へ進む続けると、何か赤いミアズマの幻覚が出てくる。

 

『ん?……なんか幻覚が出てるぞ……あれは―――っ!間違いない、『カローレ先生』!』

 

その幻覚に近づくと、まるでスピーカーのように勝手に話し始めた……

 

『「なるほど。あのお方に()()してほしいのね。約束しましょう。もし計画が成功すれば、あなた達と一緒に、あのお方に謁見するわ。今が最高のタイミング、でしょう?この両手を地に染めようと、私は必ず……」』

 

ここで会話がストップさせられる……

 

「今のは……ミアズマが作り出した幻……?貴方の知り合いだったみたいだけど……」

『あの人は『カローレ・アルナ』……リン達の先生だった人だ。だけど、なんで?』

「この辺りでああいう幻は珍しくない。僕も何度か見かけたことがあって、昔ここにいた人々の残像と推測している。ミアズマが、何か特別な方法で人々の姿や声を保存しているんだ。そして、それを時折思い出したように再生する……」

「ミアズマにそういう性質があるのは、ザオちゃんもきいたことあるよお。本当に本当だったんだねえ。でも、()()()()()()()がいつなのかまでは調べようがないなあ」

『少なくとも、カローレはここに来たことがある……って解釈した方がいいよな』

 

だけど、今話してたことは……

 

「先生が言ってた『あのお方』って、もしかしなくても、『始まりの主』だよねえ―――随分昔から、その存在を知ってたみたいだし……なんだか『降臨』させたがってるように見えたよお?それこそ、讃頌会のサラみたいに」

『……』

 

これをリンが知ったら相当ショックを受けるだろうな……とはいえ、これだけじゃ分からないな……もっと情報が必要だ。

 

「ほんと……人って、とにかく気まぐれで、信用できない生き物だよお」

「で、でも、幻がそう言ってるからってなんだって話でしょ!きっとリンはその先生のことを知ってるはずだもの!一番身近にいた人さえ信じられないなら、私たちは何を信じればいいのよ?」

「そんなの、自分しかいないに決まってねよねえ

 

と、照さんが瞬きひとつもせず冷え切ったような目で答える。

 

『っ!』

「えっ?」

「……なんでもないよお。とにかく、手がかりが揃ってきた感じだねえ。つまり、ラマニアンホロウの異常なミアズマはホロウ拡張の原因でもあるし、『始まりの主』とも関係がある。やっぱり、君達とダイアちゃんが前に遭遇したミアズマの『引き潮』……あれは、一種の反動だったみたい

「ってことは……」

『きっと、『始まりの主』の力が目覚めようとしてるかもな……』

「ごめん。さっきから聞きたかったんだけど、君達が言ってる『始まりの主』とは、一体……?」

 

すると、詳細がよくわかってない、ロックスプリングが話しかけてくる。

そういえば、知らなかったな、こいつ。

 

『そうだな……要約すると、讃頌会って組織が信仰してる神様?みたいなやつだ。あいつらはその力をもらって新しい世界を作れるって信じてるらしい……そして、この異常なミアズマは全部『始まりの主』のせいじゃないかってのが俺たちの推測だな』

「なるほど……僕の知ってる『始まりの主』で合ってるみたい。讃頌会についても、聞いたことあるよ。だけど、戦闘力のない今の僕では、役立てそうもない。申し訳ない」

「ううん。でも土地勘にはすっごく助けられたわよ。見張り台のことを教えてくれたのだって、貴方じゃない!」

「ほらほら、いつまでもお喋りしてらんないよお。最悪の事態を防ぎたいなら、変異した白いお花を探しに行こ」

「ええ。青溟剣の共鳴反応が強くなってるだけじゃなくて、ミアズマの気配も濃くなってる……すぐ近くにあるかもしれないわ」

 

そうだな……あれも胸辺りがざわざわと強くなってきたし、確実に近づいている感じだな……

*1
足にガトリング砲を生成する。一体化の他に足首に装着など可能

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