とある路地裏....そこには、鉱物で出来た腕がぽつんとあった。
『....』ピキッ...ピキキッ....
左腕の付け根部分から、エーテル結晶が出てきて、みるみると人の形へと変わり、とある人物に似たものへと再生した。
『......』
その人物は、緑色の長髪をプラスネジを模した髪留めでツインテールにしており、房にはそれぞれ黒いリボンをバツ印に巻き付けている。青色が入った黒色のメイド服、青色の瞳に黄色のハイライトが入ったタレ目、小さく垂れ下がった少し太め (まろ眉気味) の眉が特徴的で『カリン・ウィクス』と瓜二つな顔つきだった.....
『......!』
「おい見ろよ....あんなところに良い上玉がいんぜ?」
「おお....可愛いじゃねぇか!」
偽カリンが再生した体を確認していると、どこからか
「へへへ....そこのお嬢ちゃんちょっといいか?」
『......』
「無視してんじゃねぇ.....よっ!」
ビリッ!
チンピラの一人が近づくと、いきなり偽カリンの上部分の服をやぶる。
「へへへ.....ああ?」
チンピラがゲスイ顔をしながら偽カリンの胸をみると.....そこには女性の胸ではなく、ブラックホールのような玉が体に埋め込まれていた。
「なんだ....この玉.....」
「おっ....おい、おいっ!」
「うるせぇな、どうした!」
「お前、腕が!」
「腕?......っ!」
チンピラの取り巻きが怯えた表情で言ってきたのでふと、手を見ると....偽カリンの掴んでいるチンピラの腕が
「うわぁぁぁぁぁぁっ!?」
『......』ズズズッ.....
偽カリンは一瞬にして、チンピラの一人を瞬く間に取り込んだ。
『......っ』ギロリッ
「「ひっ....ひぃぃぃぃ!!」」
取り込んだ偽カリンは次の標的を睨みつけ、チンピラたちは怯える。
「に....逃げろぉぉっ!」
「たったすけてくれぇぇ!」
『.......』バッ
「「ぎゃああああああああっ!!―――――」」
その惨劇をみたチンピラたちはとっさに逃げ出すが.....偽カリンの追跡から逃れず、チンピラの悲鳴が響き渡る。
『―――Ureyyy.....』
バッ
三人を取り込んだ偽カリンはため息交じりに呟き、その後、何かを感じ取れた場所へと飛び始め、屋根にのぼって走り去っていった.....
「あれ?さっき何か聞こえたけど....気のせいかな?」
「.....あっ靴がおちてる」
~~~~~
「ではこれから尋問を開始します」
『ご....ごくり...』
一方、タンザナイトは対ホロウ六課の尋問が始まろうとしていた。
「まず、最初の質問です。『あなたの名前は?』」
『.....タンザナイト、インターノットでは『蒼光の騎士』で名が通っている....』
「ふむ...『蒼光の騎士』、噂ではうっかりホロウに入ってしまった一般市民を救助したり、調査員たちの助太刀など耳に入っていますね」
と、月城は確認しながら、眼鏡を光らせる。
「では、『出身はどこですか?』」
『あんまそん時の記憶はないぞ』
「ふむ....エーテリアスになった際の記憶喪失ですか.....いや、それでも....」
「私からもいいか?」
と、今度は星見が尋問する。
「では、『何故あんなに手ごたえがあったのか?』」
『そりゃあ....特訓したからとしか....』
「ふむ....具体的にはどんな修行なのだ?」
『俺の能力はエーテル結晶を自在に操るから、自分が思い付いたことをとことんやった....かな?』
「ほう....そんな修行があるのか....」
「課長、あれはあのエーテリアスだからできたやつですからね?課長がマネしてもエーテル結晶が出てくることはないですからね?」
と、キラキラした目で見つめる星見を悠真はツッコム。
「むぅ....そうか...」
「はいはーい!次は蒼角が聞くね!.....ずばり、『好きな食べ物は?』」
「蒼角ちゃん、今その情報いるのかい?僕はいらないと思うな~....」
『.....サバ味噌と甘いスイーツ系』
「いや答えるんかい!マジメですかあんた!」
蒼角の質問に普通に答えるタンザナイトにツッコム悠真だった。
「ちょっとちょっと!これはあくまで今後の為の尋問ですからね!?遊びでやってるんじゃないんですよ!?」
「いいだろう、私の今後の修行相手にもなるからな」
(もう修行相手判定しとる!?)
『おい拒否権』
さすがのタンザナイトもこれにはツッコム。
余りにも脱線しすぎるので悠真が軌道修正する.....
「えー....コホンッ――『あんたは今まで人を襲ったことはあるかい?』」
『ない。俺は自分から襲うような真似はしない....襲ってきたらやり返すがな』
「....へー」
その答えに、悠真は黄色の瞳で見つめ、その後、一つため息が出る。
「はぁー....どうします副課長?このエーテリアス、結構人の心が失っていないようですが?」
「そうですね....」
(おっ....これはいけそうか?)
と、内心ほっとしているタンザナイト。
「そもそも、エーテリアスはホロウ内でしか活動できない.....それがいま、このエーテリアスは理性もある、人語が話せる、ホロウ外での活動...と、どれもとっても規格外な存在なんですよ....」
「確かに....もしかしたら、自然に生まれたんじゃなくて、誰かに作られたかもしれませんね」
「その可能性も捨てきれませんね....一度、このエーテリアスを診断する価値はありそうです」
『....えーっと、どうなんの俺は....』
「すみません、置いてけぼりでしたね。尋問した結果、貴方にはこちらに危害を加える人ではないと分かりました.....ですが、一度こちらで診断していただきます。あまりにも前例がないエーテリアスですので我々もその謎の追究する義務があります。いいですか?」
『えー.....もしかして、特撮よろしくな改造手術的なことを?』
「安心してください。そんな非人道的なやり方ではないので....血液検査や最新機器での診察なので大丈夫ですよ。もちろん、あとでお菓子とかも用意しておきますよ?」
と、月城はにっこりと優しく微笑む。
『(お菓子....)ピクリッ....まぁ、その程度ならいいけど』
(いまこのエーテリアス、お菓子に反応したな....)
「ねえねえ、ナギねえ!蒼角もおかし食べていい?」
「ダメですよ蒼角、あれはあのエーテリアス用です。.....後で蒼角用のお菓子を用意しますので我慢ですよ?」
「はーい....」
と、渋々了承する蒼角の横で、タンザナイトは拘束から外させてもらった後、ふと思い出す。
『....違和感あるし、もういいかな?』
「?....何がだい?」
ピキッ....ピキキキッ!!
「「「「!?」」」」
突然、タンザナイトの左腕が鉱石が生えてきて、みるみると元の腕へともどった。
『うん、やっぱ両手があると違和感がないな』
「再生持ちか....これは腕が鳴る...」
「うわーすごーい!!」
「っ....っ....!?」カタカタ
「....いくら何でも規格外すぎでしょ?」
と、対ホロウ六課のメンバーは、腕が生えたことに驚きと関心が出てくるのであった。
『あそこか.....我が『
高い建物で偽カリンが見下ろしていたのは.....H.A.N.D.本部であった。
偽カリンのcvだぶん察してると思う
ツール・ド・インフェルノのボス候補は決まってるけど迷ってるんだよな....どうしよ
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ポンペイ「もどき」
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「ぺらっぺらの正義のなぁ!!」
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「許可なく見上げるな小僧」
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「チャオ~」
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「アークライズ.....」