「着いたぞプロキシ」
「ここがH.A.N.D.本部基地か...うぅ、緊張する」
クレタとイアス(中にリン)は前に襲った怪物『サクリファイス』の件で、追加情報を伝えるため、ここに来ていた。....のは建前で、本当はH.A.N.Dの基地に捕えられているタンザナイトの救出が目的であった。
「よし...今から、受付するから後のことは頼んだぜ、プロキシ」
「うん、分かったよ!....ん?」
「あっ?どうした....」
本部に入って早々、クレタとリンが見た光景は――――
『モッモッ....』
「ジー....」
『....食うか?』
「いいの!わーい!」
「ふむ....エーテリアスの顔は触れたことはないが、ぷにぷにしてるな」
『ツンツンすんのやめない?』
対六課と診断が終わって菓子を食べているタンザナイトがそこにいた。
「何のんきにかしくってんだテメェぇぇっ!!」ドコォォンッ!
「ヨモギっ!?」ギュルルルルッ!
「「「タンザナイト!?」」」
「なんと綺麗な回転...黄金の長方形並だ」
クレタのドロップキックでギャグマンガよろしく横回転で吹っ飛ぶ。
数分後....
「いや何してんの?何食ってんの?あたしらが必死になってんのに、なんでお前はのんきにここで菓子食って、ボケーっと座ってんの?」
『すんませんしたー....』
クレタが正座しているタンザナイトを説教していた。
「えっと....あなたは?」
「ん?ああ、あたしは『クレタ・ベロボーグ』....あの怪物の件で受付に来たんだが.....やっぱ大丈夫そうだわ」
「....なるほど、そういうことですか」
と、月城の眼鏡がキラッと光る。
「怪物の件はブラフ...本当の目的は、タンザナイトの救出....ですね」
「うげっ...もうたった数秒で読み解いたのかよ....」
「簡単な推理です。手配書のエーテリアス、怪物の件、ツッコミながらの蹴り....それらを合わせて導きだした答えです」
と、月城はニコっと微笑む。
「まぁこっちとしては、色々検査した後だし、結果しだいってところですがね...」
悠真は、やれやれ...と呆れそうな感じで言う。
「....結局、心配して損だったってか?...はぁー、呆れた、帰るぞ」
「あ、ンナンナ!」
と、クレタはイアスを連れて、帰ろうとした....その時!
バコォォォンッ!!
「「「「うわぁぁぁっ!?」」」」
突然、本部の天井が、崩れ、トラックが落ちてくる。
「な...なんだ!?トラック!?」
「これ、明らかに人の手で起こした奴ですよね!?」
「皆さん、戦闘態勢です!」スチャッ
月城がそういうと、対六課やタンザナイト、クレタ、その場にいた隊員も武器を取り構える。
「っ!ナギねえ、誰かがいるよ!」
蒼角が指した方向に煙で見えないが、人影がある。
『誰だ.....あ?』
「嘘...あれって確か―――カリン?」
『.....』
煙がはれると、そこにいのは、偽カリンが突っ立っていた。
「知り合いなの?」
『いや....ちがう、あんなに禍々しくない...!』
「気を付けて!恐らく、あのトラックは彼女によって起こしたものだと思います!」
「何者が分からんが...敵ならば斬る―――っ!」ダッ
スパッ―――
『....』チラッ
「っ....今のを見破るとは...」
星見の抜刀は、偽カリンが見切り、顔をそらして、攻撃を避ける。
「ふっ!」バシュッ
『『
今度は悠真の弓矢と、タンザナイトの剣の射出攻撃で偽カリンを攻撃するが....
『.....』ガキンッガキンッ!
いとも簡単に腕で攻撃を破壊される。
「なっ!」
『こいつ...できるな....』
「たあぁぁっ!」ブォン
『....』
ガシッ!!
今度は蒼角の攻撃を仕掛けるが、片手で止められる。
―――が....
「ボス!今だよ!」
『っ!』
「見切った!」
ズバァァンッ!!
『....っ』
星見の攻撃により、偽カリンの服がはだける。
「よっと...うわわ!服が破れちゃったよ!?」
『ちょっ!?胸が見え―――っ!?』
「なっ....マジ?」
「嘘....」
偽カリンの体を見ると―――体の上半身にブラックホールの玉が埋め込まれているのが見える。
『あれって...エーテリアスのコア!?』
「ってことはこいつ....エーテリアス!?」
「....なんと」
「ンナナっ!?」
偽カリンがエーテリアスだと知って、この場にいた全員が驚いていると....無口だった偽カリンが口を開く。
『ok....誉めてやろう。この俺に攻撃を当てたことに』*1
「「「「喋った!?」」」」
エーテリアスが喋ることに全員が驚く。
『だが、まだだ....この程度でこの俺に勝とうなぞ――無駄ぁ無駄ぁ無駄ぁっ!!』
『いやもうDIOじゃん!?雰囲気とか言葉が完全に!?』
(DIO?)
『それに....我がbodyを取り込めば俺は
『っ!』
「目的こいつかよ!?」
偽カリンは、タンザナイトを指を指した後、上へと上げる。
『俺は人間を超越する!この世を支配し、全ては俺のままにだ!』
「そんな自分勝手な妄想は止めなさいっ!」スチャリッ!
そう言いながら、柳は槍を構える。
『
と、切られた体を再生しながら、そのまま月城にとびかかる。
「っ!」シュッ
『ふっ!』ガシッ
月城が槍で突こうとするが、真剣白刃取りの要領で止められる。
「そう簡単にやられませんよ....」
『どうかなぁ?』ピキキッ
「っ!?」
すると、偽カリンが掴んだ槍の刃がピキピキと音を立てながら、結晶が槍に生えてくる。
「やばいっ!」パッ
『ふっ...やはりはずしたなぁっ!その考えが命取りよ!!』バッ
月城が槍から手を放すのを先読みした偽カリンは、そのまま槍を手放し、月城の体に手を伸ばした。
「しまっ...」
「ナギねえ!!」
『Ureyyyyy!!』
偽カリンの手が、月城に触れそうなその時――
ズバァァンッ!!
『っ!?』
「....頭に乗りすぎだ」
星見が一瞬にして両手を斬りつけ、真っ二つにする。
「おぉぉぉらぁぁぁっ!!」ドドドド
ドコォォォォンッ!
『うげぇぇぇぇっ!?』ビューンッ....
続けざまに、クレタのハンマー攻撃で偽カリンをぶっ飛ばした。
「無事か、柳?」
「だ、大丈夫です...しかし、雅が助けに来なかったら...」
「あのエーテリアスに結晶になっていたな...考えただけでぞっとするぜ...」
『...っ!』
吹き飛ばされた偽カリンを見てみると、スッと立ち上がり、星見に斬られた腕を見る。
『ほう...面白い技だな....だがなぁ!』
ズボッ!!
「腕が生えた!?」
『ピッコロかよ....』
斬られた腕はすぐ様結晶が生え、手に変わった。
『ほんのちょびっと驚いたが...大したことないなぁ!』
「...なるほど、再生持ちか...厄介だな」
『行くぞ!』
『Kwahhhh!!搾り取ってやる....貴様の命でなぁぁぁっ!!』バッ
そう言うと、偽カリンは、星見に襲いかかる。
「っ!」スッ
『そんな眠っちまいそうな遅い動きでこの俺が倒せるかぁー!』
「一つ言う....」フッ
『なっ!?』
ズパパパパンッ!!
星見は風のようにサッと消え、偽カリンを一瞬にして
「――さっきの攻撃は....一割も出していない」
『UREEEEYYYYYY!?』
『は、速い!まるで鎌鼬のように鋭い一撃であのエーテリアスの四肢を斬り伏せた!』
「すごっ!?」
「....むっ」
『う...UReyyy.....よくも、よくもカエルの小便よりも...下衆な!下衆な剣撃なぞをよくも!よくもこのおれに......!』
ズボッ!
すると、恨み言を言いながら偽カリンは切断された四肢を生やす。
『いい気になるなよ.....』スッ
「?...地面に手を置いてなにを...」
『...!?お前ら!すぐここから離れろ!―――この建物を結晶化させる気だ!』
「「「「「!?」」」」」
『もう遅い!脱出不可能よ!』ピタッ
ピギギギッ!!
偽カリンが手をつくと、そこから広範囲に結晶化が始まる。
「うわわっ!やばいよ、触れたら多分...」
「僕たちの結晶の銅像が完成しますよ!?」
『このまま、まとめて結晶化にして、美術品のアートにしてやるぞ!』
『させねぇよ!』シュルルルルッ
『がっ!?』
『ぬぅんっ!!』
バコォッ!!
タンザナイトは、手から鎖の結晶をだし、偽カリンに巻き付け、引っ張ってそのまま強めの攻撃で、H.A.N.D.の外へ吹き飛ばす。
『あいつを野放しにしちゃだめだ!ここで倒さないと...!』
「そうだな...『除悪務本』、いくつのも犠牲となる前に、決着つけよう」
そう言い、タンザナイト達は吹っ飛ばした偽カリンを追うため、外に出た.....
ツール・ド・インフェルノのボス候補は決まってるけど迷ってるんだよな....どうしよ
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ポンペイ「もどき」
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「ぺらっぺらの正義のなぁ!!」
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「許可なく見上げるな小僧」
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「チャオ~」
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「アークライズ.....」