転生先はエーテリアス   作:YEX

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『青い愛を呪いに込めて』 ブーブー、ブッチャー、猪突猛進!

『配達先は....郊外か』

 

タンザナイトは『カモン・ミールティ』のデリバリーが当たったとされている、郊外へ来ていたのだった。

『ブレイズウッド』に着くと、そこにはライトが立っていた。

 

「よう、タンザナイト。今日は何の用でここに?」

 

『ああ、『カモン・ミールティ』のデリバリー抽選が当たったから注文の品を届けに来たぜ』

 

「あー...あの抽選か。ありがたいがすまないな....ちょっと今、()()()()()()()

 

と、ライトがばつが悪い顔をする

 

『?....何があったんだ?』

 

「あー....ちょうどいい、お前さんも見てみたほうがいい。あんたも驚くと思うから」

 

『???』

 

訳が分からないタンザナイトはライトの案内と共に、ついて行ったのだった.....

 

 

 

~~~~

 

『....嘘―ん

 

「ははっ、大したリアクションだな」

 

そこにいたのは....周りにいるシーザーやバーニスたちの中心に()()のルーシーと、青色の『デットエンドブッチャー』がいた。

 

「私がもう一人とは....なんとも不思議な感覚ですわ」

 

T*1「それを言うなら、私も同じですわ....というかそのデカブツは一体誰なんですの?」

 

「ふんっ、決まっているでしょう?.....私の弟ですわ

 

 

『お、弟!?』

 

 

これにはこの場にいた全員が驚く。

 

『うん、俺は『ブレイド・オクシスィース・テオドロ・デ・モンテフィーノ』....皆からは『剣坊』か『ブレイド』って呼ばれているよ』

 

『....なぁ『Fairy』...なんかデジャヴを感じるが....まさか』

 

[マスターの考え通り、ブレイドとマスターのDNA鑑定で6割一致しました]

 

『やっぱりか....あれ今回は低いな?

 

[恐らくは、ルーシーの弟であるがゆえにそちらのDNAが多めに入っているかと思われます]

 

『成程....』

 

「というと...そのブレイドっていうのはこっちからだと、『タンザナイトがルーシーの弟になった世界線』ってことか?」

 

『....そうなるな』

 

『へー...君が別世界の俺か』

 

と、ブレイドはタンザナイトをのぞき込む。

....『デットエンドブッチャー』の姿なのでどうしても2mあるタンザナイトでも大きく見える。

 

『....やっぱ、でけぇな』

 

『うん、よく言われるよ。それで初見だと俺が兄だって間違われるからね』

 

「ちょっ!余計なことは言わなくていいんですわ、ブレイド!!」プンスコ

 

「ははっ、どの世界にいても、その性格は変わんないな」

 

「「お黙りなさいシーザー!!」」

 

「あははっ!息ぴったり!」

 

と、息の合ったお叱りにバーニスは笑うのだった。

 

「ところで、なんでタンザナイトがここに?」

 

『ん?ああ、『カモン・ミールティ』の抽選に当たったから、その注文を渡しにきた』

 

「おお、そうか!わりぃなこんな時に....あっそうだ、何ならせっかくだし、剣坊たちと一緒に食おうぜ」

 

『えっ?俺らもいいの?』

 

「ああ!そっちのルーシーとの話も気になるし、こうした機会もめったにないからな....ぜひ聞いてみたいな!」

 

「....ふんっ、まぁその『カモン・ミールティ』という菓子も気になりますから....お言葉に甘えますわ」

 

『わーい!俺、甘いの結構好きだぜ!』

 

(なんか....こいつ弟属性が高いな....)

 

と、タンザナイトはそう思いながら、別世界から来たルーシー達と一緒に菓子を食べながら、話をするのだった。

 

『....やっぱ生まれた時は人間だったんだな』

 

『逆に生まれた時からエーテリアスだったら色んな意味で大問題だよ』

 

「.....」

 

「おいルシアーナ*2大丈夫か?目が死んでんぞ」

 

「な、何でもありませんわ....モグッ」

 

「....大方、実家から飛び出した時に、ホロウに巻き込まれたんだろうぜぇ」

 

「ングッ!?」

 

「......」

 

図星により、ルーシーは喉を詰まらせて、少し苦しみながら呑み込む。

 

「――そうですわ。別の私なら分かってると思いますが私は父親の敷く"金に汚れたレールを歩む人生"が嫌で、弟と一緒に郊外へ出ましたわ....だけど、その際に突然ホロウが発生してしまい、ホロウの中に入ってしまいましたわ....」

 

「まさか...その時に?」

 

「ええ、弟は私とは違い()()()()()()()()()のですわ。だから短い時間で侵蝕が広がってしまいましたわ.....」

 

『....』

 

『....もしかして、その時なんか変な薬とかもらった?』

 

『え?ないけど』

 

『えっ』

 

『え?』

 

この食い違いの発言により、混乱する一同。そのため、タンザナイトは自身の起こったことについて言う。

 

『...つまり、そのインフィニティっていう人に薬の影響で別の人格が入ってしまった...ってこと?』

 

『そうだ....というか薬でもないなら何でエーテリアスでも意識あんだお前

 

『私にも分からん』

 

「....まぁ細かいことはどっかに置いといて、いつ帰れるか分からないし、その間俺らのとこにいたらどうだ?」

 

『えっいいの?』

 

「ああ!お前、タンザナイトと同じ良い人だしな。ルシアーナもそれでいいか?」

 

「...そうですわね。ここはお言葉に甘えますわ....どのみち帰れるか分からないですし」

 

T「私が二人いる時点で色々と混乱するのが目に見えてますが....まぁ臨時の従業員が増えたと考えれば良しとしますわ」

 

「あははっ!やっぱルーシーちゃんはルーシーちゃんだね!」

 

「「それは一体どういうことですの!?」」

 

『ははは』

 

と、二人のルーシーがバーニスにプンプンしているのをブレイド達は笑っていたのだった。

*1
分かりやすいようにT(タンザナイト)で表しています

*2
ややこしいので別世界のルーシーはそっちで呼んでいる




後日、ブレイドのホロウ探索の成果で驚愕するカリュドーンの子のメンバー、それを自慢げにするルーシーの姿があったとか...

ツール・ド・インフェルノのボス候補は決まってるけど迷ってるんだよな....どうしよ

  • ポンペイ「もどき」
  • 「ぺらっぺらの正義のなぁ!!」
  • 「許可なく見上げるな小僧」
  • 「チャオ~」
  • 「アークライズ.....」
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