夢って
ある日、タンザナイトはとあるならず者の一人を倒していた。
『フンッ!』ズバッ
「ぐはぁ!?」ドサッ
『たっく...未遂だったから良かったものの...手間をかけさせんなよ』
「ぐっ...くうぅ」
その男は、店の前で悪事を働こうとしたとき、タンザナイトが気付き、追い詰めていたのだった。
『さぁーて...見た感じ下っぱだが...何処の組織だ?』
「おっ...俺らの組織は...『
『『黄狼組』?....『Fairy 』調べてくれ』
[了解しました....マスターどうやら『黄狼組』は最近できた組織です 調べによると強盗などかなり悪どいごとをしているようです]
『ふーん...なら潰すか...』
「クソッ....俺は...好きでやってんじゃねぇんだよ....」
『ん?』
「俺には....
『.....』
「なっ...何だよ...」
『お前の言う『夢』って、何だ?』
「そっ....それを聞いてどうすんだよ」
『良いから....その『夢』ってやつを言えよ』
そう言うと、ならず者の男は口を動かす。
「....俺、昔から食べるの大好きでさ、美味しいものを記事にして、皆に伝えたかったんだ...はっはっ....笑っちまうよな...そんな馬鹿げた夢...」
『良い『夢』じゃねぇか』
「っ!」
ならず者の夢をタンザナイトは笑わなかった。
『『夢』ってのはな...自分の理想だ、好きなこと、憧れたこと、やってみたいこと...色々あるんだ、そしてその努力をその『夢』のために頑張れるんだ』
「.....」
『お前がもし、その間違いを正して、全力で『夢』に向かって努力するのなら...俺は全力で応援する...どうだ?お前はなりたいのか?』
「俺に....そんな資格『違う』っ!?」
『資格とかそんなもん要らん.....『なる』か『ならない』の二択だ....どっちだ?』
「おっ...俺は...」
ならず者が選んだのは....
「なりたい.....グズッ.......俺はなりたいです.....ずっと夢だった、『グルメリポーター』にっ!...グズッ」
『.....言えたじゃねぇか』
泣きながら夢に向かうと選択したならず者。
「....俺、今日ここで抜けるようボスに伝えます」
『!....大丈夫なん?』
「はい...どうにか逃げて、タンザナイトさんに向かいます...では」
そう言うとならず者の男は去った。
『....『Fairy 』黄狼組の拠点を調べろ』
[了解しました あのマスター....]
『...何だ?』
[さっきのマスターの行動は意味がわかりません....悪人は退治するのが良いのではないんですか?]
『ただ倒せばいいってもんじゃねぇ....いいか『Fairy 』、人ってのは
[正す....]
『人が間違えるのは色々ある....環境、人間関係、元から....その間違いをいかに正しく道を作ることが平和になる一歩なんだと俺は思っている』
[......了解 アップデートします]
『ふっ.....さてと、早く黄狼組のアジトに行かないとな.....』
~~~~
『Fairy』がアジトを特定し、潜入に成功した....
『よりによってホロウとは....運が悪いな』
[この私がありとあらゆるホロウ内部データを分析しましたからね.....それよりもマスター前方に人体の反応あり、その中の内、一人だけ瀕死状態になっている人物を確認しました]
『っ!....急ぐか』
タンザナイトが接近してる中、とあるならず者が一人の男をボコボコにしていた。
「ぐはっ!?」ドサッ
「てめぇ....自分が何言ってんのか分かってんのか?」
「.....グッ....ウァ....」
「てめぇがこの組抜けるって?しかも『夢』の為だと?.....ふざけやがって」
「ふっ....ふざけてなんか.....いねぇ」ググッ
「あぁ?」
そう言い、男は立ち上がる。
「みっ....認めてもらったんだ.....散々馬鹿にされた『夢』を.....あいつは笑わなかった....それどころかその『夢』を応援して、もらえたんだ.....だから俺は....この組を抜ける!!」
「......そうか、ならそのつまらない『夢』と共に死ねぇ!」バァン!
「!」
ならず者のボスが男に止めをさそうと銃を撃ったが.....
『っ!』キィィンッ!!
「なっ!?」
そこに現れたタンザナイトが銃弾をはじいた。
「たっ.....タンザナイトさん」
『よく言った....後は全部俺に任せろ』
「ちっ....そういうことか.....全部お前の入れ知恵か?」
『入れ知恵?....違うな、こいつの『夢』を応援したいだけだ』
するとならず者の男は笑う。
「はっはっはっ!!何が『夢』だ!そんなつまらないもの為に俺の『黄狼組』が『黙れ』っ!」
『お前のような奴にこいつの『夢』を笑う資格はねぇよ.....』
「っ!(なっ何だ...
その怒りの姿はより一層青く、鈍く光っていた。
『『夢』に向かうってのはな.....結局自分自身で決めることなんだ....それを第三者が、それも三下風情が、知ったような口を開くんじゃねぇ....』
「っ!.......えぇいお前ら!やっちまえ!」
するとぞろぞろと部下が現れる。
『もうお前らに同情の余地もない.....全員叩き潰す』ジャキッ
そう言って、構えると.....空気が変わる。
ゴゴゴゴゴゴゴゴ......
「なっ...何だ?」
「おいなんか揺れてないか?」
「なっ...何を!」
『『大・真・空・斬』!!』ギュォォォォン.....
ズブァァァァァァンッ!!
その一振りは.....ボスやならず者だけでなく、アジトそのものを消し飛ばした。
「 」 [ ]
『ふぅぅ......さぁてホロウから脱出しようか』
そうしてタンザナイトは今日をもって『黄狼組』を丸ごと壊滅させた。
~~~~
後のことは治安局に任せ、タンザナイトはとある店に来ていた
「あの....タンザナイトさん....ここは?」
『ここは前に騙されて連帯保証人になってしまった人を肩代わりした時に建てた料理店だ....この先ディニーが必要だろ?....ここで住み込みでバイトするよう俺が説得するが....どうする?』
「ぜっ....ぜひ、お願いします!!.....ありがとう.....ありがとうございます!この恩は絶対に忘れません!!」グスッ...グスッ....
こうして彼は『黄狼組』から足を洗い、料理店のバイトへと職に就いた......のちに有名な『グルメリポーター』になるのはまだ、先の話である.......
タンザナイトは今の『夢』を全力で真っ当しているから、『夢』の為に努力してる人を全力で応援するのだ
ツール・ド・インフェルノのボス候補は決まってるけど迷ってるんだよな....どうしよ
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ポンペイ「もどき」
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「ぺらっぺらの正義のなぁ!!」
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「許可なく見上げるな小僧」
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「チャオ~」
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「アークライズ.....」