というか唐突にガンダムネタきて笑ったわ
テストプレイが終わったホロウ6課は、スタッフのところに集まる。
「私たちHIAは、皆様のご協力に感謝します!必ずや、対ホロウ6課の戦闘データを有効活用していきますので!」
「お手伝いできて何よりです。それでは、お先に失礼します」
「駐車場までお越しください。公用車が停まっておりますのでいらした時と同じように、皆さんを送りいたします」
そう言って、早速駐車場に向かうが....
「....公用車どころか、
(さっきの声は『Fairy』で間違いない....けどさっきのことは一体)
月城が見渡す限り車が一つもなかった。
「スタッフの指示した場所はここで間違いないはず。何があったのでしょうか....」
(確かになんか違和感があるところもあったな.....)
「浅羽隊員、どう思いますか?」
(もし『Fairy』が言う通り、誰かが介入したとして....一体何が目的だ?)
「....浅羽隊員?」
(そもそも本当にデータ収集が完了したのか?だって月城さんはさっき言ってたじゃ――)
「浅羽隊員!」
「はいぃぃぃぃっ!?なんでございましょうかぁぁぁっ!?」
と、急な大声で言ってきた月城に震えながら驚いたタンザナイトだった。
「....浅羽隊員大丈夫ですか?呼びかけても反応がなかったので」
「あっはい、大丈夫です.....えっとどうしました?」
「実は車が一台もないのです....これについてどう思いますか?」
「....嘘を言っているか、何かの事故にあってるか....ですかね?」
「....そうですか」
と、そう言ってる間に残りのメンバーも来た。
「車が見当たらないな....歩いて帰るのか?」
「お散歩しながら、パトロールできるね!」
「......副課長、どうします?」
タンザナイトは『ダメだこいつら...めっちゃ客観的だ』と思いながら、月城に聞く。
「....こうなるに至った要因は、そう多くないはずです。一つ一つ潰していきましょう」
「そうですね、一度スタッフのとこに確認してみましょう」
そう言い対ホロウ6課はHIAのスタッフのところへ戻るのだった。
~~~~
戻ってみると....そこには誰もいなかった。
「....先ほど出迎えに来た者、受付にいた者も....
「「.......」」
その言葉に皆沈黙した。
「柳、この状況....いささか奇妙だとは思わないか?」
「課長までがそういうことは....異変があるとみて間違いありませんね。手分けして調査に当たるべきかと。課長はどう思われますか?」
っと月城は星見に聞くと――
「それでいこう。悠真、お前は蒼角と共に階段の方だ。柳と私は内部を調べに行く。」
「了解。いこっか、蒼角」
そう言い捜索を開始する――
数分後、全員集まり、報告し合った。
「うう...さっきまであんなにがやがやしてたのに....急に誰もいなくなっちゃうなんて、ちょっと怖いよぅ....もしかして、なんかこわーいやつのしわざ!?」
「それかまたは....このVRに誰かが細工したか....かな」
「....ふむ、ここで調査を続けても進展はないだろう。外に出て様子を見たほうがいいな」
「課長の判断に賛成です」
「どうにもならなければ、歩いて戻ればいい――」
「いや、まず『戻れる』のか分かんないんだけど.....」
と、星見の言葉にツッコム、タンザナイトだった。
そうして対ホロウ6課は一旦外の様子を見ることとなったが.....
シーン.....
――人っ子一人もいなかった。
「うーん、蒼角、夢を見ているのかなぁ。ルミナスクエアが空っぽ。私の知っているルミナスクエアは夜中の三時にごはんを食べに来ても、火鍋のお店がガヤガヤしてるんだけどなぁ....」
「........」
「蒼角、夜中の三時は良い子なら寝ている時間です。次からは、そんなに遅くに食べ歩きをしては駄目ですよ」
「はぁーい!」
と、月城と蒼角の漫才をしてる中、タンザナイトは黙って考え込む。
「....どうした、悠真?何か考え事か?」
「――えぇ、どうもこの雰囲気....声、気配、体温....全て消滅した時、その場に取り残された感覚.....まるで――」
「....ホロウの中に、いるみたいですね....」
「......副課長、今お――僕が言おうとしたんですけど?」
と、タンザナイトが言おうとしたことを心を読めるかの如く、月城は言った。
「それで、悠真...この事態について何か分かったのか?」
「そうですね....言う前に一つ聞かせていいですか?」
「構わん」
「ありがとうございます、課長....蒼角、今お腹は減っているかい?」
「えぇ?うーん....動いたからお腹が減って....あれ?ちっとも減ってない?」
と、タンザナイトの質問に蒼角は驚きながら答える。
「ありがとう蒼角....ということはやはり――」
「浅羽隊員、今ので何が分かったんですか?」
「いいですか?落ち着いて聞いてください.....簡潔に言います、今僕たちは『何らかの原因でバーチャル世界にまだいる』ってことです」
「「「!!」」」
タンザナイトの導き出した答えに月城は納得した。
「なるほど....
「そして、
「つまり、我らは....」
「はい。浅羽隊員の言う通り、ここはまだバーチャル空間かと。何か理由があって、ログアウトすることができなかったのでしょう」
「なるほど。それなら諸々合点がいく」
その答えに、蒼角は不安になる。
「蒼角たちの脳みそ....危ないの?」
「心配ありません。万一に備えて、セーフモードをオンにしましょう。技術マニュアルにあった方法を覚えていますから」
「やっぱすごい....この人」
「ふふ...ありがとうございます」
「お前もすごかったぞ....少ない情報であそこまで導き出したのは....流石『蒼光の騎士』と言われるだけはあるな」
「あはは....それはどうも、そう言われるとちょっと照れ――ん?」
「――今認めたな?」ニヤッ...
「え?」
「――やはり、あなたでしたか」キラーン
「え、え、え、え.....」
「?....どういうことなの?」
「久しぶりだな...
(ば.....バレてたぁぁぁっ!?)
浅羽の中身がバレてしまったことに驚くタンザナイトだった。
「えっ....い、いつ?いつ分かったんですか?」
「最初に会った時の強さの気配とテスト時の戦闘スタイルで」
「ほぼ最初から!?」
「私は、いつもさぼり気味の浅羽隊員が妙に素直に了承したことと、蒼角の事をちゃん付けで呼んでなかったことで気づきました....まさかタンザナイトだったとは予想してませんが....」
「えっと...どういうことなのこのハルマサは別人だったってこと?」
「えっと....その――」
「もちろん、説明してくれるよな?」
「あっ...ハイ....」
そう言い、タンザナイトはこれまでの経緯を説明する。
「なるほど...悠真とタンザナイトが入れ替わってしまったと....」
と、タンザナイトの説明に納得した星見だった。
「そういうことです....はい...」
「むぅ....タンザナイトって私を掴んでハルマサにぶつけた人でしょ...んー」
「ごめんって蒼角....後で終わったらごはん奢るから」
「本当!わーい!!」
「――ところでタンザナイト....浅羽隊員は他に何か言ってませんでした?」
と、にっこり笑いながら月城はタンザナイトに聞く――なぜか怖いオーラが見えるが....
「....具体的には?」
「たとえば....『この姿なら、当分さぼってられる』とかですかね?」
「(こえぇぇぇ.....)えっと小声で言ってたので詳しい話は分かりませんが....多分言ってましたぁ!」
「そうですか.....チッ」
(あれ今舌打ちした?)
「コホン...取り敢えず、HIAキャリアセンターに戻りましょう!ほかにログアウトの方法がないか試してみないと」
そう言い、タンザナイト達は戻ってセーフティモードを起動させる。
『セーフティモード、起動』
「さぁ、皆さんの番ですよ。蒼角?こちらへ来てください....」
「うん、今行くね~!」ガッ
すると蒼角は、月城に攻撃を仕掛ける!
ガキィィィンッ!!
「蒼角!急に何を――!?」
「月城さん!*1....っ!」
キィィィンッ!!
タンザナイトが心配しているとき、星見が急に襲い掛かってきたので浅羽の剣で受け止める。
「ちょ...あんたも!?」
「あわわわ!ち、違うのナギねえ!体が言う事を聞いてくれないのっ!」
「蒼角の言う通り、体が何者かに操られている....柳――」
「任せて、雅」
そう言うと月城は星見と蒼角を叩き、気絶させる。
「やはり、ここは現実ではない....何者かが、私たちを出すまいとしているようです...」
「ハァハァ....そうですね月城さん」
「ところで....あなたは何ともないんですか?」
「ん?あぁ....確認したら
すると、モニターから映像が映った....シルクハットに片方が悲しみ片方が喜んでいる顔のマークが現れる。
「対ホロウ6課、新エリー都の英雄よ、――生憎この世界では、誰も貴様らを必要としていない」
「ああ?なんだこいつ....急に偉そうに――」
「このマークは、一体....」
「貴様らにはここにいてもらう。――脳みそが死に至るまでな」
と、謎の人物が不気味に話しかけたのであった.....
ツール・ド・インフェルノのボス候補は決まってるけど迷ってるんだよな....どうしよ
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ポンペイ「もどき」
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「ぺらっぺらの正義のなぁ!!」
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「許可なく見上げるな小僧」
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「チャオ~」
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「アークライズ.....」