転生先はエーテリアス   作:YEX

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前に思い付いた邪兎屋×別の転生エーテリアスの短編でございます


ウサギを守る鋼鉄の獅子

とある裏通り、とある三人は多人数の人達に取り囲まれていた。

 

「追い詰めたぞ!」

 

「覚悟しろよ……」

 

絶対絶命のピンチの状況なのだが……『ニコ・デマラ』は余裕の笑みを浮かぶ。

 

「あらあら……こんなところまで追ってくるなんて、ご苦労様~」

 

「何笑ってんだお前!逃げ場は無いんだぞ!」

 

「逃げるぅ~?何言ってんの?……それよりもいいの?あたし達に牙を向けるなんてこと?」

 

「何が言いてぇ……」

 

「もしあんた達がこの依頼品(物品)を取り返すのにあたし達を攻撃すると………あたしの可愛い可愛い()()が恐ろしい目に会わせるわ?………わかったならこの件は関わらない方が身のためよ?」

 

っと脅すような形でチンピラ達に言うが………

 

「はっ!何が番犬だ!!そいつも細切れにすればいいだけよ!」 

 

すると、ニコはニヤ~っと顔をにやける。

 

「そう……ならあんた達はここで終わりね」

 

「あぁ?」

 

「ぐぁぁぁ!?」ドスンッ

 

すると一人のチンピラが吹っ飛ばされる。

 

「おいなんだ!どうした!」

 

「ぼっ…ボス!こいつ、ただの番犬じゃない!あれはかいぶt『ドコッ!』

 

チンピラが何かを言う途中で踏みつけにされる。

 

『グルルル…………』ドシッ……ドシッ……

 

踏みつけたのは、()()()()()体に、ワームホールのような顔を中心に鉱物が装着され、まるでライオンのような姿が出てくる。

 

「なっ!?バカな!?ここはホロウ外部だぞ!?」

 

「うっ……嘘だ……なんで……何でここに『エーテリアス』がいるんだよぉ!?」

 

『エーテリアス』 ホロウ内部に数多く生息する。エーテルの侵蝕を受けて結晶化したボディと、小さなホロウのようなコアとで構成される怪物……そしてその怪物は『アーマーハティ』というものだった。

 

「ほほほほ!折角あたしが親切に教えてあげたのに……お馬鹿さんねぇ!さぁ『ターコイズ』!やっちゃいなさい!!」

 

『グルァァァァ!!』バッ

 

「なっ!『ドコッ!』グハッ!?」

 

「ひっ!?『ボコッ!』ウッ!?」

 

「こっ……このやろう!『バコォン!』ウグハァ!?」

 

「ゆっ……許してください!お願いします……おねが『ドシンッ!』ジマズ!?」

 

数分も待たずにあっという間に多人数のチンピラをまとめて撃退した。

 

「ほほほほ!これで依頼解決ね!」

 

『グルァァァァ!!』

 

邪兎屋とエーテリアスの勝利の雄叫びが響いた。

 

~~~~

 

『Random_Play』

 

新エリー都の六分街でレンタルビデオ店「Random Play」そこには二人の兄妹とボンプ達が経営している……その奥で何やら賑わっていた。

 

「やっとツケの支払いが終わった~!!」

 

っと大声でさけぶのニコ。

 

「お疲れ、ニコ。もう借金なんてしないことだよ」

 

兄妹の兄の方、アキラが冷たい水道水を渡す。

 

「ングッ……プハー………それについては心配ないわ!また新たに依頼が舞い込んできてからね!」

 

「ははは…………ならよかった。まぁそのツケが支払えたのはニコの()()()のお陰だけどね」

 

「ちょっと!ペットじゃないわよ!これでもあたしの従業員なんだから!」

 

「はいはい……にしても最初は驚いたな、初めてあったとき腰を抜かしちゃったよ……なんせ……」

 

そう言い、目線を変えると……

 

「ほれほれ~!よーくお食べぇ~」

 

「今日も大活躍だったなワン公!」

 

「~♪」ナデナデ

 

『バァウ、バァウ!』ガツガツ

 

兄妹の妹の方、リンが『ターコイズ』に餌やりをし、アンビーが撫でて、ビリーが誉めていた。

 

エーテリアスが人に懐くなんてあり得なかったんだから

 

それは一ヶ月前に遡る………

 

『一ヶ月前 ホロウ内部』

 

「フッ!………ハァ!」ズバァン!

 

「こんのぉ!」チュドォーン

 

「でりゃぁぁ!」ドドドド

 

邪兎屋三人は、依頼である物品の回収にホロウ内部に入ったが想像以上にエーテリアスが多く困難していた。

 

「敵が多いっ!」

 

「くそっ弾代だけでも大赤字だぜ!『カスッ』……げっ!?弾切れ!?」

 

拳銃の弾が切れたことで慌てるビリー、そうしてる合間にエーテリアスの攻撃がきた。

 

「ちょっ!?待て……待ってくれ!?」

 

「ビリー!」

「ダメ……間に合わない!」

 

『Gyaaa!!』ブォン!

 

「うわぁあ!?」

 

エーテリアスの攻撃が当たる……その瞬間!

 

ガキィン!!

 

「…………あぁ?」

『G………Gyaaa』サラサラ

 

何が当たり、ビリーを襲ったエーテリアスが消える。

 

「ふぅ………助かったぜアンビー……今頃俺は「違う……」えっ?」

 

「助けたの……私じゃない!」

「ビリー後ろ!後ろ見なさいよ!」

 

「後ろ?」

 

そう言うと振り返るビリー………そこには()()()()()体に、ワームホールのような顔を中心に鉱物が装着され、まるでライオンのような姿がビリーの目に写る。

 

「………ギャァァァ!?

 

『…グルル』

 

こんな近くにエーテリアスがいたので発狂するビリー。

 

『Gyaaa !!』バッ

 

「うおっ!?しまっ………えぇ!?」ブォン!

 

他にいたエーテリアスに襲われそうになるビリー、すると突然青いエーテリアスがビリーをくわえ*1そのままエーテリアスの攻撃を避ける。

 

『っ!』バッ

 

「ちょっ!?あがっ!?」ドテッ

 

次の攻撃で一旦、青いエーテリアスはビリーを仲間の方へ投げ、残りのエーテリアスを倒しにいく。

 

「いてて……何なんだあのエーテリアス……まさか俺を助けたのか?」

 

「わからない……今言えるのは、あのエーテリアスは他の個体とは違う

 

「嘘でしょ………もうここにいたエーテリアス倒しちゃった……」

 

『グルルル………』ドシンッ

 

三人が会話している間にここにいた全てのエーテリアスを倒した青いエーテリアス、すると三人の方へ向かった。

 

「うおっ!?こっち来た!?」サッ

 

「っ!」ジャキッ

 

「ヒィ!」サッ

 

ニコとビリーはアンビーの後ろに隠れ、アンビーは剣を持ったまま戦闘大勢に入る。

 

『………』

 

アンビーに近づき、青いエーテリアスのとった行動は………

 

『クゥーン……』スリスリ

 

「………えっ?」

 

アンビーの足に青いエーテリアスの顔を擦り付ける。

 

「………このエーテリアスは襲わないの?」

 

「へっ……へへっ………ならワン公!『お手』!」サッ

 

『バウッ!』ペシ

 

ビリーが青いエーテリアスに芸の『お手』を差し出すと、すかさずビリーの手を置いた。

 

「うおっ!?ニコの親分!こいつ、お手が出来たぞ!」

 

犬か!!……そんなことしないでさっさと依頼の物品を取りに行くよ!」

 

「そうね……確か依頼の品は『黄金のボンプ像』だったね」

 

『…………っ!バウッ!』ダッ

 

すると青いエーテリアスはどっかに行く。

 

「あっおい!ワン公!どこに行くんだよ!」

 

「行っちゃった……」

 

「あー……まぁいいわこんなところ、依頼の品手に入れたらさっさとおさらばして『バウッ!』って早!?」

 

青いエーテリアスが戻って来ると……何か金色に輝く何かをくわえて持ってきた。

 

『バァウ、バァウ!』ポトッ

 

「これ………依頼の品の『黄金のボンプ像』じゃねぇか!!」

 

「嘘っ……まさかこれを持ってきたっていうの……あんたが?」

 

『バウッ!』エッヘン

 

「………理解が追い付かない展開……」

 

なんと青いエーテリアスはニコ達の依頼の品『黄金のボンプ像』を持ってきてくれたのだ!

 

「ナイスよナイス!!これで『邪兎屋』の評判が良くなるわ!!ありがとー!」ダキッ

 

『バウッ!』

 

「すげぇーぜ、ワン公!おお手柄じゃねぇか!!」

 

すると、ニコは突然思い付いた。

 

「そうだわ!これを気に、このエーテリアスをあたしの()()にするなんてどうかしら?」

 

「おぉ!そりゃ良いぜ!俺は賛成だ!」

 

「待って……それは無理なんじゃないかな……」

 

「「えっ?」」

 

盛り上がってきた時、アンビーが待ったをかける。

 

「確かに私たちの依頼の品を持ってきたことは感謝するわ……でもこのエーテリアスを『邪兎屋』を迎えるのは無理だと思う」

 

「何でなんだ?」

 

「……エーテリアスはホロウ内部からでると死滅する

 

「「!!」」

 

そう、エーテリアスはホロウの外では生きられず、出た途端に死滅するのだ。

 

「だから残念だけど……このエーテリアスはここでお別れになる」

 

「うぅ………そんなぁ……」

 

「悲しいが……それも仕方ないか……」

 

『クゥゥン……』シュン

 

さっきまでの盛り上がりが嘘のように消沈した。

 

ホロウの出口まで行くと、青いエーテリアスとここでお別れとなる。

 

「じゃあね青いエーテリアス、元気でいるのよ?」

 

「またなワン公」

 

「ありがとう青いエーテリアス……あなたのお陰で助かった」

 

『クゥゥン……』

 

別れの言葉を済ますと、三人はホロウの外に出た。

 

「………うぅ……折角の貴重な従業員がぁ……」

 

「まぁまぁしょうがないさニコの親分……あのワン公ならきっと元気でやっていけるさ!」

 

「………結局あのエーテリアスは何だったんだろう?」

 

「さぁな……けどまぁあんなエーテリアスもいたっていいんじゃねぇか?結構楽しいしさぁ!『バウッ!』なぁ!そう思うだろ?……………ん?」

 

するとホロウの空間から青いエーテリアスがビリーめがけて跳んできた。

 

『バァウ!』ドシンッ

 

「あがっ!?」ドンッ

 

「「青いエーテリアス!?」」

 

跳んできた青いエーテリアスはビリーの体を擦り付ける。

 

「ちょっ!?痛い痛いっ!?削れる!?俺のMybodyが削れるからっ!?」

 

こうして、青いエーテリアスは『ターコイズ』*2と言うお名前とともに『邪兎屋』を守る番犬としてこの新エリー都に迎え入れた。

 

*1
あのワームホールでどうやってくわえるんだ?

*2
ニコが考えた名前




ターコイズ
転生したらエーテリアス(アーマーハティ)だった件。
意識はあり、言葉は喋れないが理解は出来るのである程度のことは理解して動ける。
何か精神が犬に引っ張られる。
ホロウ内部で散歩していたところ見覚えのあるキャラクターがいたので助太刀にいった。
別れるのが寂しかったのでえーいままよの精神で行ったら何か適応した。
チーズかまぼこ大好き。

ニコ
依頼の物品を取りにホロウへ向かったらめちゃつよエーテリアスに出くわした。
依頼の品を取ってきたことで邪兎屋に迎え入れることを考案。
最近やっとツケが支払い終えた。

ビリー
エーテリアスから助けてもらった。
ターコイズのことを『ワン公』と親しみで呼んでいる。

アンビー
助けたことは感謝してるがそれはそれとして迎えるを反対した人。
ターコイズのことを思って言ったが、ターコイズのルールブレイカー発動して頭がパンクした。
今ではターコイズの体で枕にしてる

アキラ
ビデオ屋の兄
ツケの相手。
自信満々にニコが「迎え入れたわ!」っと言っていたが迎え入れたのがエーテリアスだったことで腰が抜けた。
今ではターコイズを撫でれるところまでいった。

リン
ビデオ屋の妹
迎え入れたのがエーテリアスだったことで意識が失いかけた。
今ではターコイズに餌(オヤツ)をやってる

後に出てきそうな話は………
・アキラ&リン、ターコイズの世話
・アンビーとぶらり飯
・ビリーとお散歩
等々……

この話はどれが聞きたい?

  • 親方!空からエーテリアスが!?
  • タンザナイト、初めてのアルバイト体験
  • タンザナイトは渡さないからっ!!
  • ニコ失神!タンザナイトの寝起きドッキリ
  • タンザナイト、初めてのプロキシ業の手伝い
  • その他のお話
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