『カモン・ミールティ』
そこは最近出来た喫茶であり、そこでは味わい深い紅茶が楽しめる喫茶店である....そこにとある人物が頼んでいた。
「ここに激辛の料理は無いのかしら?」
「.....帰ってくんない?」
『......』
そこには、11号とタンザナイトが入店していたのだった。
「何?何故だ、私はただ紅茶と一緒に辛いものを食べたいと思って来たのだが?」
「ここ喫茶店やぞ。あるわけないだろそんな激辛の料理は」
『多分あったとしても、お前の口に合うか分からんぞ?』
「むぅ....」
と、11号は顔をしょんぼりする。
「はぁー....待ってろ、辛いのは出せんがスパイスの効いた菓子なら出せる」
そう言うと、店長が作り始める。
数分後、菓子と紅茶を持ってくる。
「お待たせしました、こちら『アップルパイとミルクティー』と『スパイスクッキーとストレートティー』だ」コト
『おー来た』
「頂くわ」パクッ
そう言い、11号は一口かじった。
「....!これはいい、様々なスパイスが鼻に通る....とても奥深いわね」
「だろ?...何たって
「...この紅茶もいい、さっき食べたクッキーの味も合わさって深みが増したわ」
と、11号は食べた商品を誉める。
『やっぱりティータイムするならここだよな~』
「...一つ聞いていいかしら?」
「ん?」
ここで11号はあることを聞き始める。
「この店の従業員は昔、反乱軍だったはず...なのに何故、ここで働くようになったの?」
「あー...その事か」
その言葉に、店長は懐かしそうに思いだす。
「それはタンザナイトさんのお陰かな」
「タンザナイトが?」
『おっ?あの事か?』
「そうだな、ここを始めたきっかけは、タンザナイトさんと初めて会ったときだったな...」
それはこの店が建てられる前の出来事.....
~~~~
「隊長、こちらの武器の調達が完了しました」
「分かった、次は設備の点検を頼む」
「了解」
とあるボロボロの建物に、多数の反乱軍が待機していた。
「我々は金を入ればどんな仕事も引き受ける...そういう道しか残されていないからな...たとえ
「隊長!!」ダンッ!
すると一人の兵が、慌てて飛び出してくる。
「何だ、こんなときに?」
「た、大変です!奴が...『蒼光の騎士』がここに接近しています!」
「何だと!?まさか、ここに嗅ぎ付けたのか!?」
「隊長、どうしますか?」
「全員、戦闘体勢に入れ!奴を近づけさせるなぁ!!」
隊長がそう言い、全軍装備して建物の前に出た....
数分後──
『ふぃー...
「ぐっ...くそぉ...」
そこに立っていたのは、多数の反乱軍を壊滅させたタンザナイトの姿があった。
『たっく....何でテロ行為のことすんかなー?』
「ふっ...貴様にはわからんだろうな....『旧都陥落』事件の後のことなんか....俺たちがどれだけ苦労したことも...!」
『.....』
隊長の言葉にタンザナイトは考え込む...すると、タンザナイトはとある提案を思い付く。
『.....じゃあ、ちょっと付き合ってくれる?』
「....何?」
~~~~
『ついた~』
「おい、ここはどこだ?」
タンザナイトがついた先は、どこか古さを感じるレンガ伊達の煙突付きの家が目の前にあった。
『前に空き家があってだな....何かに使えそうと思って、この家を買い取ったんだ...いつかここに誰かがお店を開くためにね』
「.....」
『中に入ってみる?』
そう言い、タンザナイトは反乱軍の隊長を中に入れる。
───中は、
「中は思ったより綺麗だな―――っ!これは....ティーポットか?」
『そっ....実はこの家の庭には『紅茶』を植えてるんだよね~』コポコポ
そう言いながら、タンザナイトはティーポットを洗い、湯を沸かし、紅茶を入れる。
『ほら、飲みな』コトッ
「これは....」
タンザナイトが出したのは...仕上げにミルクを足した、『ミルクティー』であった。
『安心しろ、毒とかそんなもん入れてないから』ズズ....
「.....頂く」ズズ
タンザナイトが砂糖を入れ、飲んでいるのをみると、隊長も飲み始める。
「....分からん、なぜここに案内した?」
『ん?....そうだな、単刀直入にいうと、お店開かないか?』
「なんだと?」
タンザナイトは反乱軍にこの家をお店にするよう提案してきた。
『この家を
「まさかとは思うが....我々にその家で営業をしろと?」
『うん』
「.......」
その答えに唖然とする隊長だった。
『だってこれから先、血なまぐさいことばっか進み続けると、感情も繋がりも、なんもかんもなくなるでしょ?.....そんなの嫌じゃん』
「.....何故だ」
『ん?』
「何故、俺達にここまでする?...それでお前になんの得がある!」
『......』
隊長の言葉に、タンザナイトは考え――にやけながら言う。
『なんか、俺がほっとけないからかなぁ~』
「っ!?」
その言葉に、隊長、閃光走る!―――重なる、子供時代の母親に!
「........っ」
『?.....どうした?』
タンザナイトの姿が昔の母親と重なり、顔を抑える隊長.....すると隊長はタンザナイトに聞く。
「....変われるのか?今から.....」
『......変わるか変わらんかは結局は自分の気持ちしだいだけど.....その気持ちがあるなら変われるんじゃない?』
「.....そうか」ズズ
そう答えた後、隊長はミルクティーをすする。
その顔は吹っ切れたように感じる。
~~~~
「....俺達はあの日、
「.....それは、素晴らしいことね」
「どうも」
『今では有名店に成長して....お父さん感動したよ』
「父さんではないだろ....」
『ハハハっ』
「ふっ....どうりであの時、敵であった私を助けるわけだ......」
っと軽い冗談を混じりつつ、店長がお菓子をタンザナイト達に提供してきた。
「あと.......これ、新しく考えた商品なんだが....試食してみてくれないか?」
『おぉ、ケーキか?』
「おしゃれな見た目ね」
それは、四角型のケーキで、下にスポンジ、その上にムース、クリーム、スポンジの順に乗せられ、その上にカラメルらしきソースがかけられている。
『いただきまーす『パクッ』.....んんっ!美味しい!』
「これは....ソースのほろ苦さとケーキの甘さが合わさっていいわね」
「それはうれしいな」
美味しいと、絶賛する声に元隊長、現店長はニヤケながら呟いた。
ツール・ド・インフェルノのボス候補は決まってるけど迷ってるんだよな....どうしよ
-
ポンペイ「もどき」
-
「ぺらっぺらの正義のなぁ!!」
-
「許可なく見上げるな小僧」
-
「チャオ~」
-
「アークライズ.....」