転生先はエーテリアス   作:YEX

9 / 330
主人公が経営する『Random_Play』にタンザナイトがバイトするIF短編


ビデオ屋のアルバイト タンザナイト

『Random_Play』

 

新エリー都の六分街でレンタルビデオ店「Random Play」そこには二人の兄妹と()()()()()()()()()()とボンプ達が経営している……

 

「あれ?お兄ちゃん、あのアルバイトは?」

 

青髪のショートヘアーのパーカー服を着た女、『リン』が兄に質問していた。

それに対し、兄は……

 

「あぁ……アルバイトの彼ならいつもの『パトロール』に出掛けたよ」

 

ネズミ色のような髪の短髪のジャケットを着た男、『アキラ』が答える。

 

「『パトロール』かぁー……あの子、良くも悪くも最近目立ってきたからこっちに治安局やら調査協会やらの勧誘がいっぱい来てるよ?」

 

「ははは……そりゃ滅多にいない人材だからね……喉から出るほど欲しいんだろう」

 

っと苦笑いをするアキラだった。

 

「むー……あの子は私たちの従業員だしー……それに()()()()()()()()()でもあるんだよ?」

 

っとむすっと顔を膨らませるリンだった。

すると突然勢いよく扉を開ける者がいた………

 

「緊急事態よ!ビリーとアンビー、それからあたしの依頼のターゲットが全部ホロウに落ちた!プロキシの助けが必要なの.....一生のお願い!」

 

黒リボンで束ねた桃色のツーサイドアップの髪型にトップスは白のチューブトップの上に、オフショルダーの黒いベストを羽織っている女、『ニコ・デマラ』が現れ、アキラたちにお願いする。

 

「こんにちは、ニコ。次からはちゃんとノックしてから入ってきてくれると助かるな」

 

「月に三回は聞くよね、ニコの一生のお願い」

 

っとちょっと呆れながら言う。

 

「好きなだけからかってくれていいから、この危機を乗り越えるため力を貸して!......お願い、伝説のプロキシ___『パエトーン』!!」

 

それに対し、二人ははもりながら言う。

 

「「今度は何をやらかしたのニコ?」」

 

 

~~~~

 

あらかた事情を話したニコ。

 

「....それで、ビリーとアンバーがホロウに落ちたの....二人を助けて、依頼人から頼まれたモノも取り戻さないと!本当に緊急事態なの、あたしを助けてくれる人なんて、あんたたちしかいないのよ」

 

ホロウ調査協会に救援に申請したら?」

 

「あたし....今はまだ協会に目につけられるわけにはいかないの。ホロウレイダーをやっていたってバレたら、大変なことになる.....それにあの強欲な連中を満足させるには、全財産の大半を投げ打っても足りないわ!うちの従業員を放っておくわけにはいかないでしょ?」

 

っと拒否するニコであった。

 

「従業員を放っておく.....か。ニコならやりかねない気もするけど」

 

「ふざけないでよ!あたしは収益の中から『社員事故救援予算』として大金を使ってるんだから!」

 

「と!に!か!く!あたしの依頼は簡単よ!うちの人間と、あたしの依頼人のモノをホロウから無事に出してくれればいいの!典型的な『プロキシ』の仕事よ、引き受けてくれるでしょ?『パエトーン』?」

 

「えー?……ここ最近ツケが溜まってるよね?……早く返さないと、アルバイトの寝起きドッキリ仕掛けるよ?」*1

 

それだけはやめて!?……分かってるわよ!依頼料の半分の分け前をあんたたちに返済するから、それでいいでしょ!」

 

「うん、それがいいね」

 

「なら善は急げよ、早く出発しましょ!あたしは先にホロウの中にまってるから「その必要なないぜニコの親分!!」っえ!?」

 

声がする方に顔を向けると、全身機械の赤ジャケットを着た機械のノイズが混じった男の声、『ビリー・キッド』と銀髪のショートボブの右のもみ上げを三つ編み、トップスはショート丈の白インナーにオフショルダーの黒パーカーを羽織っており、胸部と両腕は黄緑色のプロテクターで覆われている女、『アンビー・デマラ』が来たのである。

 

「ビリー!アンビー!あんたたち、無事だったのね!!」

 

「うん、何とか脱出出来た」

 

「どうやってホロウからここに?」

 

「いやーあん時はもうダメかと思ったけど……()()()()()()()()()()()()()奴に助けられてな!」

 

「『パトロール』?………それって……」

 

『ただいま。アキラさん、リン先輩……今戻ってきたぞ』コツコツ

 

そこに現れたのは、ワームホールの顔に灰色のごつごつした体に所々()()蛍光灯のようなひかりを発してる、右に剣のようなものに左には鉱物でできた盾のようなものが装着された『エーテリアス』がいた。

 

「お帰り、『タンザナイト』……まさか君がビリー達を助けていたなんてね」

 

『あぁ、丁度ホロウと一緒に居て良かったよ』

 

「むー……あともう少しで仕事がもらえると思ったのに」

 

「ちょっと!まだ終わってないわよ!確かにあたしの従業員は連れてきたけど、肝心の依頼人の物を取ってきてないでしょ!?」

 

「依頼人の物って?」

 

「金庫よ……ボンプ位の大きさをした金庫よ……」

 

『あぁ………それなら』ゴソゴソ

 

そう言うとタンザナイトは懐を漁った………するとニコが言っていた金庫を取り出す。

 

『丁度俺のとこにこういうもんが落ちてきてたんで回収しておいたぞ』バァァァァン!!

 

「もう終わってた!?」

 

「キャホォォォォ!!流石パエトーンのアルバイト!!百点満点の手捌きね!」

 

「流石タンザナイト!!俺たちにできないことを平然とやってのける……そこに痺れる憧れるぅ!!」

 

『従業員を助ける』、『依頼人の物回収する』……両方やらなくっちゃあいけないのがプロキシのアルバイトの辛いところだ』*2

 

「………ははは、やっぱり彼はここに必要な人材だな……」

 

っと苦笑いをするアキラだった。

後にニコから依頼料の半分が振り込まれた。

*1
それでニコは一回失神した

*2
リン「無いよ!?そんなアルバイト!?」




タンザナイト
転生したエーテリアス(デュラハン)
ホロウ内部で生活していたところうっかり穴に落ちて、アキラ達が経営している店の天井からシュートっ!!超っエキサイティング!!した。
今は修理代としてビデオ屋のアルバイトやプロキシ業を手伝っている。

アキラ
ビデオ屋の兄
天井からエーテリアスが降ってきたことでワンアウト、エーテリアスが喋ったことでツーアウト、そのエーテリアスがめっちゃ社交的でスリーアウトチェンジで腰を抜かした。
プロキシ業の作業がめっちゃスムーズで楽。

リン
ビデオ屋の妹
エーテリアスが降ってきたことで気を失った人。
今ではタンザナイトから『先輩』呼びで調子がいい。

ニコ
ツケの人
パエトーンに依頼しようとしたとき目の前にエーテリアスがレジにいたことで発狂した。
ツケが払えてなかったので一回『タンザナイトの寝起きドッキリ』を仕掛けたら失神した。

後に出てきそうな話は………
・親方!空からエーテリアスが!?
・タンザナイト、初めてのアルバイト体験
・タンザナイトは渡さないからっ!!
・ニコ失神!タンザナイトの寝起きドッキリ
・タンザナイト、初めてのプロキシ業の手伝い
等々……

この話はどれが聞きたい?

  • 浅羽悠真は認めない
  • 月城柳の観察日記
  • 蒼角と食事
  • 星見雅、タンザナイトとラーメン話
  • その他の話
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。