転生先はエーテリアス   作:YEX

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映画イベントをタンザナイトでやってみたサブイベです

監督「次の映画作成のインスピレーションを思い付いたぞ!」
タンザナイト『へー』
監督「今回はなんとヒーロー系アクションがメインだぞ!」
タンザナイト『へー』
監督「んで今回はアストラさんが主役でだぞ!」
タンザナイト『へー.....え?
監督「タンザナイトはホロウからでて来た未確認生命体だ!」
タンザナイト『え?』
監督「そして主人公に寄生して怪物と戦う
タンザナイト『.....え?』


映画『ザ・ブラック』

「ん?」

 

リンがグラビティシアターで映画を観ようとした時、見知った顔がポスターを眺めていた。

 

『.....』

 

「あれ?タンザナイトじゃん」

 

『っ!....ああ、リンか』

 

リンの返答に気付いたタンザナイトは振り返った。

 

「何を見ていたの?」

 

『ん?...あー、その....新作の映画を観に...な?』

 

「新作?――あっ!

 

と、リンはタンザナイトが見ていたポスターを確認すると、おもわず声が漏れる。

 

「これって...新作の『ザ・ブラック』じゃん!確か、主人公がホロウから来た謎のエーテリアスに寄生されて怪物と戦うダークヒーローな映画だよね!」

 

『あぁ...そうだな』

 

「....あれこのポスターに出てるエーテリアスってもしかして....」

 

『.....察しの通り俺だ』

 

「やっぱり!――ってこの主人公、もしかしてアストラさんなの!」

 

『正解』

 

と、リンはキラキラした目でポスターを見ていた。

 

「って、タンザナイト。もしかしてこの映画を観に?」

 

『まぁそうだな。折角完成したし、感傷に浸りながら見ようと』

 

「なら、私と一緒に見ない?」

 

『ん?いいのか?...ならお言葉に甘えよっかな.....』

 

そう言い、タンザナイトはリンと一緒に『ザ・ブラック』の映画を観ることとなった.....

 

 

~~~~

 

(映画が待っているタンザナイトは、すこし緊張しながらも、ワクワクしていた。)

 

『....やっぱり、自分がメインの映画を自分でみると、なんだかむずむずするな....』

 

「それほどこの映画にタンザナイトの演技が詰まってるってことだね」

 

『....まぁ、確かに俺もできるなりに演技はしたが....今回の映画は前と比べて頑張ったと思うぞ』

 

「期待してるよ」

 

『ははは....なら楽しみにしてろよ?』

 

―――

 

前半はちょっとしたホラーシーンがありつつも、ド派手なアクションや主人公とエーテリアスとの会話でのクスっと笑えるシーンを見て、タンザナイトも笑みを浮かべる。

 

『このシーン実は、咄嗟に出たアドリブなんだよね~』

 

「そうなの?」

 

『ああ、偶然アクシデントで起こったけど監督がそれを使おうと思い付いて、それを拾って入れたんだよな.....これをみると、確かに結構な味のある場面がでたな....』

 

『あっ、そうそう...次の戦闘シーン、結構見どころがあるから見てほしいんだよね

 

「そう?なら楽しみにしてるね!」

 

『ああ、なんたってカメラマンと付きっきりで撮った奴だからな....瞬きは損だぞ!』

 

タンザナイトは自分の戦闘シーンの演技に満足しているみたい....このまま続きを観ていこう。

 

―――

 

『動くな!!そこで腹ばいになれ!!』ガチャガチャ....

 

『....ねぇちょっと待たない?話し合いましょう?』

 

『全員、マスク!』

 

『了解!!』

 

『....そう、なら好きにしていいわ....マスク!!

 

『了解』ズズズッ!!

 

『うわぁぁぁっ!?』

 

映画が後半に突入すると、主人公とエーテリアスのやり取りや戦闘シーンがよりクライマックスに近づく感じがひしひしと伝わり、観客達が息を呑み込む。

 

『この戦闘....けっこう大変だったな....』

 

「どんな感じで?」

 

『ああ?...あーこの戦闘、めっちゃ派手だろ?人が吹っ飛んだり、物が落ちて来たり....いやーあまりに派手だから怪我人がでるぐらいだったぞ...』

 

「けど、それでこの映画がよりハラハラできるよ!」

 

『お、おう...そう言われると....こっちも何か照れるな....』

 

タンザナイトが恥ずかしそうに鼻?をこすった。映画もそろそろ終わりに近づいている。

 

―――

 

タンザナイトと一緒に『ザ・ブラック』を観終わった....

 

『ふぅ...終わったな....自分で言うのもなんだが、こうしてみると結構な出来だったな』

 

『やっぱり撮影とそれを見るとじゃあ色々視点が変わるんだなぁ....改めて、アストラは凄いと感じる。もちろん、これを考えた監督もだ』

 

「私はアストラさんとの掛け合いが結構好きだよ」

 

『あれか?....実はあれな、ほぼアドリブの会話なんだぜ?』

 

「そうなの!?」

 

『あのやり取りが自然に出たせいで、監督からは『熟年夫婦かよ』と言われたな....』

 

「...意外とお似合いかも?」

 

『ははは、それは誉め言葉として受け取っておくぜ....』

 

こうして、タンザナイトと穏やかな雰囲気のままエンドロールが流れ切った。

 

そして私たちは最後までずっと寄り添うように座っていた。

 

タンザナイトのコメントは.....

 

『二回目というだけあって、よりセリフをどう読み取るか分かって来たからな....戦闘だけじゃなく、二人の会話にも目を引かせられる感じだったな!』

 

「映画記録ノート」に記録しました。

 

―――

 

『ふー...もうこんな時間か...』

 

「じゃあ今日は解散?」

 

『だな....次の労力を養うために帰って寝るとしようか』

 

そう言い残し、二人はグラビティシアターを出て、解散したのだった。




「映画記録ノート」 ☆☆☆☆☆
戦闘シーンもすごかったが、主人公と怪物との掛け合いもいい。怪物のギャップや主人公の覚悟も心に惹かれる。

ツール・ド・インフェルノのボス候補は決まってるけど迷ってるんだよな....どうしよ

  • ポンペイ「もどき」
  • 「ぺらっぺらの正義のなぁ!!」
  • 「許可なく見上げるな小僧」
  • 「チャオ~」
  • 「アークライズ.....」
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