翌日、案の定と云わんばかりにカバル達三人は『幻妖花』という幻覚作用を持つ花の影響で道に迷ってしまい、見かねたリムルはそれとなくフォローを入れながら乙事主とゲルド達現場作業員達用に建設した宿舎に一晩泊まったという報告が乙事主から届く。
「翌朝にはリムルが『
「フフ……相変わらずだね。皆……」
「まぁ、シズさんの言う通り、リムルもいれば大丈夫そうだね。」
「ですが、私はそこまで付き合いがないのですが……エレン殿辺りがリムル様にこれからも一緒に冒険しようと言い出しそうですね……」
「あぁ、確かにエレンなら言いそうね……」
「だね。」
乙事主からの報告を受けた後、私とシズさん、藍の三人はそう言いながら笑い合う。
「さてと、私達も『精霊の棲家』について、情報を集めないとね。」
「藍は武者修行の一環で色々な所に行ったんだよね?」
「何か知らないの?」
「申し訳ございません。シズ殿。ルーミア様……私も『精霊の棲家』についてはあまり……」
「そっか……」
「となると、やっぱり町に移住してきた住民達一人一人に聞いていくのと、掲示板でも立てて情報が来るのを待つしかない……かな……」
「蒼影殿や鬼鮫殿達にも『精霊の棲家』についての情報収集をお願いしていたのでしたっけ?」
「一応ね。でも、あの子達には各国の動きの方を注意して探って貰ってるから……」
首を傾げながらそう尋ねる藍に対し、私はそう答える。
優秀なあの二人なら上手く仕事を割り振って事に当たってくれてるんだろうけど……限界はあるよなぁ……
「……ルーミアちゃん。」
「?シズさん?」
「改めて、私や子ども達のために色々と動いてくれてありがとうね。」
そんななか、シズさんがそう言いながら頭を下げてくる。
「……前にも言ったけど、私もリムルも何の罪のない子ども達が死ぬのは嫌だから助けたい。って思ったの……シズさんの時のように……」
「ルーミアちゃん……」
「シズさん……絶対に子ども達を助けよう。」
「……うん……」
「それはそうとルーミア様。シズ殿……話が変わりますが一つ、よろしいでしょうか?」
「?どうしたの?藍。」
「?」
「……
「……確かにね……」
「エフィメラによる強化があったとはいえ、かなりの再生力と耐久力だったよね。」
藍からの指摘に私とシズさんも真剣な表情でそう言って同意する。
無意識とはいえ私がカウンターで使った『その程度ですか?』すらも耐えきったもんなぁ……
「長期戦になれば、最悪あの再生力と耐久力でごり押されていた可能性があります。」
「確かに……
「今後のことを考えるなら、戦力増強並びに治療の確立は必要になると進言致します。」
「なるほど……」
そうなると優先すべきは治療の確立かな……
「『
『あ。それなら暴風大妖渦戦後に手に入れたスキルをちょっと弄って作ってみたスキルがあるんだけど……』
私がそう呟くなか、『
っていうか『