「そういえば、るーみあ。
そんななか、神楽がシュークリームを頬張りながらふと思い出したようにそう言ってくる。
「あぁ、シュークリームや子ども達のことで忘れるところだった。」
「?何の話だ?ルーミア。」
『?』
「………」
神楽と私の会話の内容にリムルやシズさん達が首を傾げる。
「ルーミアさん!どうして
蒼銀髪の短髪に朱色の瞳、触角のような二本のアホ毛が特徴の朱菜によく似た少女がプンスカと怒りながら現れる。
『……誰!?』
「あぁ、ごめんごめん。『シンシヤ』。」
「!」
「?」
シズさんや紅丸達がそう困惑の声を上げるなか、私に『シンシヤ』と呼ばれたその少女はリムルの存在を確認する。
「わぁーい!パパだぁーーっ!!」
次の瞬間、シンシヤはそう言いながらリムルに抱きつく。
『パパ!?』
「はぁ!?ちょっと待て!何の話だ!?」
「リムル様……
「そんな……リムル様……っ!!」
「……隠し子を作っていたとは……」
「いや!何もしてねぇよ!!っていうかゴブタ、『遂に』ってなんだ!?『遂に』って!!」
「あぁ~、とりあえず落ち着いて?シンシヤ。皆にちゃんと説明したいから一旦こっちにおいで。神無と神楽も。」
「はぁーい。」
「ん。わかった。」
「まぁ、あたしらも関係のある話だもんね。」
何気に失言しているゴブタと涙目の朱菜、ゴミを見るような目をしたリーニエにリムルが必死に弁明しているなか、私はそうシンシヤと神無、神楽の三人を呼び寄せる。
「改めて説明するよ。皆。この子はシンシヤ。ある人のスキルで生まれた『リムルの娘』みたいな存在で昨日から私が面倒みることになった子だよ。」
「シンシヤです!よろしくお願いします!!」
「いやいや。ある人って誰だよ?」
『私よ。』
『!?』
そんななか、いつの間にか神無が抱えている大きな丸鏡からそう言う『声』が聞こえてくる。
『一応
次の瞬間、神無の鏡に映り込んだ、眼鏡を掛けた女性が不敵な笑みを浮かべながらそう挨拶をする。
……なんだか『鏡の中の夢幻城』みたい……
「お、おう……ルーミア。どういうことか、説明してくれるんだろうな?」
私がそう思っているなか、リムルがジト目でこっちを見ながらそう尋ねてくる。
「実は―――」
対する私はそう言いながら昨日、何があったかの説明を始めた。